JP2534410Y2 - シリアル型イメージスキャナプリンタ - Google Patents

シリアル型イメージスキャナプリンタ

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JP2534410Y2
JP2534410Y2 JP1352990U JP1352990U JP2534410Y2 JP 2534410 Y2 JP2534410 Y2 JP 2534410Y2 JP 1352990 U JP1352990 U JP 1352990U JP 1352990 U JP1352990 U JP 1352990U JP 2534410 Y2 JP2534410 Y2 JP 2534410Y2
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克也 村西
幹夫 半田
武夫 田村
博朗 富樫
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鈴鹿富士ゼロックス株式会社
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 1)産業上の利用分野 本考案はシリアル型イメージスキャナプリンタに関す
る。
2)従来の技術 従来、副走査方向に紙送りされる原稿に対向して配置
されるとともに主走査方向に沿って往復駆動されるキャ
リッジにイメージスキャナの光センサ部材(原稿を照明
する光源、受光素子列および前記原稿からの反射光を前
記受光素子に結像させる撮像光学系等から構成された部
材、以下「イメージセンサ」という)および印字ヘッド
を支持したシリアル型イメージスキャナプリンタが知ら
れている。
次に、従来のシリアル型イメージスキャナプリンタの
概略を第10,11図により説明する。
第10図において、シリアル型イメージスキャナプリン
タ01は、その前面に操作パネルPaが設けられ、その上面
中央部にローラカバー02を挟んで左右に延びる用紙吸入
口03および用紙排出口04が設けられている。前記用紙吸
入口03の後側にはシートガイド05が装着され、前記用紙
排出口04の前側には着脱自在なキャノピー06が設けられ
ている。
前記ローラカバー02およびキャノピー06の下側には第
11図に示すように、無端状のキャリッジ駆動ベルト07に
下面が固着されるとともに主走査方向Xに延設されたガ
イドバー08に沿って案内されるキャリッジBが配設され
ている。そして、熱転写紙等の印字用紙または原稿等の
用紙(前記印字用紙および原稿を含めて、以下単に「用
紙」ということにする)Aは紙送りローラ09および図示
しない案内部材等によってプラテンPの表面に搬送さ
れ、さらに副走査方向Yに紙送りされる。前記ガイドバ
ー08に沿って主走査方向Xに往復駆動されるキャリッジ
Bは、印字ヘッド支持部材B1およびイメージセンサ支持
部材B2から構成されている。前記印字ヘッド支持部材B1
は、印字ヘッドHを支持するとともに、インクリボンカ
セット010が着脱自在に装着されるように構成されてい
る。
前記イメージセンサ支持部材B2には、図示しない原稿
照明用光源、撮像光学系および受光素子列等のイメージ
スキャナ用の光センサ部材すなわちイメージセンサImが
支持されている。
そして、前述のような構成を備えた従来のシリアル型
イメージスキャナプリンタは、その後面下部に図示しな
いセントロニクス接続端子およびRS232−C接続端子等
が配設されており、図示しない印字制御用のセントロニ
クス接続ケーブルおよび画像読取制御用のRS232−C接
続ケーブル等を介してパソコン本体と接続されて使用さ
れる。
従来、前述のようなシリアル型イメージスキャナプリ
ンタ01またはイメージスキャナを持たない普通のシリア
ル型プリンタ等を用いて所定のフォーマットに印刷され
た用紙の所定の記入欄に印字をする場合、たとえば、第
12図に示すような用紙Aの記入欄(すなわち、印字範
囲)A1およびA2に適当な文字または数字等を印字する場
合、前記印字ヘッドHが印字する印字範囲は、用紙Aの
セット時に自動的に定まる基準点P0(x0,y0)を基準と
して定められている。但し、前記x0,y0は、それぞれ用
紙Aの左上端点を原点(0,0)として左方(主走査方向
X)にx軸を、下方(副走査方向Y)にy軸をとった場
合の座標を示す。そして前記x0,y0は、たとえばA4用紙
の場合x0=2mm、y0=15mm程度に設定されている。
すなわち、前記第12図に示す用紙Aの点P1(x1,y1)
および点P2(x2,y2)を対角線の両端とする長方形の範
囲すなわち部分的な印字範囲A1に印字を行う際、前記用
紙Aの左上のコーナの点P0の座標を(0,0)とし、基準
点P0′の座標を(x0,y0)とした場合、従来は手作業に
より前記点P0(0,0)から前記印字範囲A1の左上の点
(以下、「印字開始点」という)P1(x1,y1)までの寸
法x1,y1を実測して主スキップ長データ(x1−x0)およ
び副スキップ長データ(y1−y0)の値を計算する。さら
に、前記印字開始点P1(x1,y1)と、前記印字範囲A1の
右下の点(以下、「印字終了点」という)P2(x2,y2)
とによって定まる印字範囲A1の寸法すなわち、フィール
ド幅(x2−x1)およびフィールド高(y2−y1)を実測す
る。
前記副スキップ長データ(y1−y0)、主スキップ長デ
ータ(x1−x0)、フィールド高(y2−y1)およびはフィ
ールド幅(x2−x1)の値は、用紙Aの前記印字範囲A1に
印字を行うために必要な印字範囲データであるので、キ
ーボード等の適当な入力装置によりホストコンピュータ
の記憶装置に記憶させる。
次に、ホストコンピュータの内部メモリまたは外部メ
モリに記憶された画像情報等の印字データをシリアル型
イメージスキャナプリンタ01で印字する際、まず、用紙
Aをシリアル型イメージスキャナプリンタ01にセットす
る。そして、ホストコンピュータは、前記メモリに記憶
された印字データを読出してシリアル型イメージスキャ
ナプリンタ01に出力するとともに、印字範囲を指定する
印字範囲データをも同時にシリアル型イメージスキャナ
プリンタ01に出力していた。そして、シリアル型イメー
ジスキャナプリンタ01は入力された印字データを入力さ
れた印字範囲データによって指定される印字範囲A1,A2
等に印字していた。
3)考案が解決しようとする課題 前述のように従来のシリアル型イメージスキャナプリ
ンタ01を用いて用紙の所定の印字範囲に印字を行う場
合、従来は作業者が手作業で用紙上の印字範囲を測定
し、測定された印字範囲のデータをキーボード等の入力
装置を用いてホストコンピュータの内部または外部の記
憶装置に記憶させる作業が必要であった。この作業は時
間がかかり、面倒であった。
ところで、シリアル型イメージスキャナプリンタは、
画像を読み取るイメージセンサが併設されているので、
印字用紙の表面に印字範囲を示す画像が描かれておれ
ば、前記イメージセンサを用いて印字用紙表面の印字範
囲を読み取ることが可能である。
なお、前記従来のシリアル型イメージスキャナプリン
タにおいて、前記用紙の紙送り量や、印字ヘッドおよび
イメージセンサが支持されたキャリッジの移動量等は常
時検出されているので、前記イメージセンサに用紙の上
端が対向している位置から用紙の印字範囲が対向する位
置までの用紙の副走査方向の紙送り量が容易に検出する
ことができる。また、イメージセンサが前記用紙の左端
に対向する位置から用紙の印字範囲に対向する位置に移
動するまでの主走査方向の移動距離も容易に検出するこ
とができる。すなわち、従来のシリアル型イメージスキ
ャナプリンタにおいては、用紙の上端および左端からの
用紙の印字範囲までの主および副走査方向の距離は容易
に検出することができる。
本考案は前述の事情に鑑み、作業者が用紙上の印字範
囲を測定したり、測定した印字範囲のデータをキーボー
ド等の入力装置を用いてホストコンピュータの内部また
は外部の記憶装置に記憶させたりする作業を行わなくて
も用紙の所定の印字範囲データを容易に検出し、記憶さ
せることのできるシリアル型イメージスキャナプリンタ
を提供することを課題とする。
B.考案の構成 1)課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本考案のシリアル型イメ
ージスキャナプリンタは、第1図のクレーム対応図に示
した構成を備えている。すなわち、本考案のシリアル型
イメージスキャナプリンタは、主走査方向Xに延設され
たプラテンPの表面に沿って配置された用紙Aを読取走
査するイメージセンサImおよび前記用紙Aに印字する印
字ヘッドHを支持するキャリッジBと、このキャリッジ
Bを主走査方向Xに沿って往復駆動するキャリッジ駆動
装置D1と、前記キャリッジBの位置信号x1,x2,…を出力
するキャリッジ位置検出手段T1と、前記用紙Aを副走査
方向Yに所定ピッチで紙送りする用紙駆動装置D2と、用
紙Aの位置信号y1,y2,…を出力する用紙位置検出手段T2
と、入力される印字データおよび印字範囲データに応じ
て前記印字ヘッドH駆動用の印字信号を出力する印字信
号出力手段Qと、前記イメージセンサImの出力信号に応
じて前記用紙Aの画像データを出力する画像データ出力
手段Rと、を備えたシリアル型イメージスキャナプリン
タにおいて、 前記画像データ出力手段Rの出力信号および画像デー
タ読取位置情報を用いて用紙Aの印字範囲データを出力
する印字範囲検出手段S1と、前記印字範囲データを記憶
するとともに記憶した印字範囲データを前記印字信号出
力手段Qに出力する印字範囲記憶手段S2とを設け、この
印字範囲記憶手段を、メモリ装着用コネクタPalとこの
メモリ装着用コネクタに着脱可能なメモリMeとから構成
したことを特徴とする。
前記前記画像データ読取位置情報としては、たとえば
前記キャリッジ位置検出手段T1または用紙位置検出手段
T2からの出力信号を直接または間接に用いることが可能
である。
2)作用 前述の構成を備えた本考案のシリアル型イメージスキ
ャナプリンタの印字範囲検出手段S1は、前記画像データ
出力手段Rの出力信号および画像データ読取位置情報を
用いて用紙Aの印字範囲を検出し、印字範囲データを出
力する。印字範囲データは、メモリ装着用コネクタPa1
に装着されたメモリMeに記憶される。そして、印字用紙
の所定の印字範囲に印字を行う際、前記印字信号出力手
段Qに入力される印字範囲データは前記メモリ装着用コ
ネクタPa1に装着されたメモリMeから読み出される。
3)実施例 以下、図面にもとずいて本考案によるシリアル型イメ
ージスキャナプリンタの一実施例について説明する。
第2〜4図は前記第1図に示した本考案のシリアル型
イメージスキャナプリンタの一実施例の構成の説明図
で、この実施例ではマイコンを使用して本考案のシリア
ル型イメージスキャナプリンタを実現している。
第2〜3図に示したシリアル型イメージスキャナプリ
ンタ1の外観図は、前述の第10図および第11図に示した
従来のシリアル型イメージスキャナプリンタ01と同一で
あるので、前述の従来例で説明したのと同一の構成要素
に対応する本実施例の構成要素には、従来例の構成要素
の符号の上位桁の0(ゼロ)を省略した符号を使用し
て、それらの重複する詳細な説明は省略する。
シリアル型イメージスキャナプリンタ1の前面には走
査パネルPa(第2,3図参照)が設けられており、この操
作パネルPaの下部左側にはリセットスイッチSWRが配設
され、同下部の右側には印字範囲データを記憶するラム
カード等のカード型メモリMeおよび図示しないフォント
ロムカード等が着脱自在に装着されるメモリ装着用コネ
クタPa1が配設されている。
また、前記操作パネルPaには、押す度にコンピュータ
等外部からのデータを受信できる状態(セレクト状態)
と受信できない状態(ディセレクト状態)とを繰り返す
SELスイッチ(Select Switch)SW0、ディセレクト状態
で用紙をセットするときに自動頭出しをするとともに用
紙がセットされた状態で1回押す毎に1行づつ(1/6イ
ンチ)紙送りするL.Fスイッチ(Line Feed Switch)SW
1、用紙が挿入されていてディセレクト状態のとき次のT
OF位置(ページの第1印字行)まで紙送りするT.O.Fス
イッチ(Top of Form Switch)SW2、スピード選択スイ
ッチSW3、フォントカードのフォントまたは内蔵フォン
トのいずれを使用するかを選択するフォント切換スイッ
チSW4、線密度切換スイッチSW5、および階調モード選択
スイッチSW6等が設けられている。
前記セレクトスイッチSW0には外部からの信号を受付
ける状態で点灯する緑色の表示用発光ダイオード(すな
わち、「セレクトランプ」)LED0が併設され、L.Fスイ
ッチSW1には、用紙のスキュー量が一定値以上のときに
点灯するスキュー告知用発光ダイオードLED1が併設さ
れ、スピード選択スイッチSW3には中速印字モードで点
灯し高速印字モードで消灯する緑色の表示用発光ダイオ
ード(すなわち「印字モード表示ランプ」)LED2が併設
され、フォント切り換えスイッチSW4にはフォントカー
ドのフォントを用いて印字するモードが選択されている
ときに点灯する緑色の表示用発光ダイオード(すなわち
「フォント表示ランプ」)LED3が併設されている。ま
た、前記線密度切換スイッチSW5には選択されているイ
メージセンサの綿密度読取モード180dpi、160dpiまたは
90dpiに応じて点灯する緑色の表示用発光ダイオード
(すなわち「読取モード表示ランプ」)LED4、LED5また
はLED6が併設されている。さらに、前記階調モード選択
スイッチSW6には選択されているイメージセンサの階調
読取モード(2階調モード、ディザモード、または多階
調モード)に応じて点灯する緑色の表示用発光ダイオー
ド(すなわち「階調モード表示ランプ」)LED7、LED8ま
たはLED9が併設されている。
そして、前記操作パネルPaの上部右側には、電源投入
時に点灯する赤色の表示用発光ダイオード(すなわち
「電源ランプ」)LED10、印字用紙または原稿等の用紙
Aがセットされていないときに点灯する赤色の表示用発
光ダイオード(すなわち「用紙検出表示ランプ」)LED1
1および印字リボンが無くなったときに点灯する赤色の
表示用発光ダイオード(すなわち「リボンエンプティ表
示ランプ」)LED12が配設されている。前記電源ランプL
ED10は、前記シリアル型イメージスキャナプリンタ1の
第2図中、左側壁下部に配設された電源スイッチ(図示
せず)がオンになって電源が投入されたときに点灯する
ようになっている。
第4図において、シリアル型イメージスキャナプリン
タ1のキャリッジ駆動装置D1は、キャリッジ駆動用ステ
ップモータM1およびこのキャリッジ駆動用ステップモー
タM1によって往復駆動される無端状のキャリッジ駆動ベ
ルト7等から構成されている。このキャリッジ駆動ベル
ト7に下面が固着されるとともに主走査方向Xに延設さ
れたガイドバー8に沿って案内される合成樹脂製のキャ
リッジBは、印字ヘッド支持部材B1とイメージセンサ支
持部材B2とを備えている。前記キャリッジBは、主走査
方向Xに延設されたプラテンPの表面に沿って主走査方
向Xに沿って往復駆動される。なお、前記プラテンPの
表面は黒色に着色されている。
前記プラテンPの左端側にはシェーディング補正用の
補正板Fが固定されており、この補正板Fはその表面を
一様な白色に着色され、且つその表面と原稿Aの読取走
査される面とが略同一平面に在るように配設されてい
る。
熱転写紙等の記録紙または原稿等の用紙Aは紙送り用
ステップモータM2、これによって回転駆動される紙送り
ローラ9および図示しない案内部材等から構成された用
紙駆動装置D2によって主走査方向Xに延設されたプラテ
ンPの表面に沿って副走査方向Yに搬送される。そし
て、前記用紙A等は前記キャリッジBが用紙Aの一走査
ラインに沿って移動される度に用紙駆動装置D2によって
副走査方向Yに所定のピッチで紙送りされる。
前記キャリッジBの印字ヘッド支持部材B1には熱転写
式の印字ヘッドHが支持されており、また、前記印字ヘ
ッド支持部材B1の上面はインクリボンカセット10が着脱
自在に装着されるように構成されている。
前記キャリッジBのイメージセンサ支持部材B2には、
図示しない原稿照明用の光源と、ミラー、ロッドレンズ
アレー等を有する撮像光学系と、複数の受光素子列を有
する反射光量検出手段等から構成されたイメージセンサ
Imが支持されており、反射光量検出手段は前記光源によ
って照明された前記原稿Aまたは補正板Fからの反射光
を、前記撮像光学系を介して受光するように配設されて
いる。また、イメージセンサ支持部材B2には左右方向読
取位置(原稿Aからの反射光が入射する位置)指示用目
印12および上下方向読取開始位置(前記受光素子列の一
番上に配置された受光素子の位置)指示用目印13が設け
られている。
そして、前記印字ヘッドHは適当な接続ケーブルを介
して接続された制御ユニットUの印字ヘッド駆動回路20
によって駆動されるようになっている。また、前記反射
光量検出手段によって検出された検出信号は適当な接続
用ケーブルを介して制御ユニットUのシェーディング補
正回路21に入力されている。
前記制御ユニットUは、印字ヘッド駆動回路20、シェ
ーディング補正回路21およびマイコン22等から構成され
ており、前記マイコン22は、中央処理装置CPU、ランダ
ムアクセスメモリRAM、リードオンリーメモリROM、およ
び入出力インターフェイスI/O等から構成されている。
また、第4図に示すように、前記制御ユニットUに
は、前記キャリッジBがホームポジションに在ることを
検出するホームポジションセンサSHの出力信号Ih、前
記用紙Aの有無を検出する用紙検出センサSPの出力信
号Ip、および、第2,3図に示した操作パネルPaの各種ス
イッチSWi(i=0〜6)からの入力信号が入力されて
いる。
そして、制御ユニットUは、前記キャリッジ駆動用ス
テップモータM1の駆動信号Om1、紙送り用ステップモー
タM2の駆動信号Om2、および前記キャリッジB上の反射
光量検出手段駆動用信号Oim等を出力している。
さらに、前記制御ユニットUは、印字部制御用のセン
トロニクス接続ケーブル23およびイメージスキャナ部制
御用のRS232−C接続ケーブル24を介してパソコン25と
接続されている。
次に、前述の構成を備えたシリアル型イメージスキャ
ナプリンタの実施例の作用を説明する。その作用はマイ
コン22のROMに記憶されたプログラムによって行われ
る。
第5A図に示した用紙Aは、図示しない所定の文字また
は線図等が所定のフォーマットで印刷された伝票または
確認申請書等であり、文字または数字を印字すべき印字
範囲A1と、A2とが設けられている。
先ず、前記用紙Aの印字範囲を定める印字範囲データ
を読み取り記憶する作用について説明する。
第6A〜6D図は、印字範囲データ読み取りのフローの説
明図である。このフローを行う際には、前記印字範囲A
1,A2を真っ黒にベタ塗りした用紙Aを用いる。
この印字範囲読み取りフローは前記線密度切替スイッ
チSW5を押した状態で電源スイッチをオンにすることに
よりスタートする。
この印字範囲読み取りフローにおいては、まず、第6
A,6B図のスキューチェックフローにより用紙Aのスキュ
ーがチェックされる。
ステップ31においてL.FスイッチSW2が押されたかどう
かが判断される。ノー(N O)の場合はステップ31が
繰り返し実行される。イエス(YES)の場合はステップ3
2に移る。
ステップ32において用紙を初期セット位置(第7A図参
照)にローディングする。これは前記紙送り用ステップ
モータM2を回転させて用紙をセット位置まで吸入するこ
とにより行われる。この用紙がセット位置にある状態で
は、用紙の上端は前記プラテンPを通り越しており、前
記印字ヘッドHやイメージセンサImよりも上方に配置さ
れている。そして、紙送り方向(副走査方向Y)に沿っ
て列設された印字ヘッドHの複数の印字ドットおよびイ
メージセンサImの複数の受光素子の一番上に配置された
ものは、前記用紙Aが正確に配置されていれば用紙A上
端から所定距離だけ下方の位置で用紙に対向している
(第7A図実線のIm参照)。
次にステップ33において、前記キャリッジBを主走査
方向の所定位置(たとえば、前記ホームポジションセン
サSHからのキャリッジBの主走査方向Xの移動距離に
よって定まる位置)x01まで移動させる(第7A図二点鎖
線位置、第7B図実線位置参照)。
次にステップ34において、前記セットされた用紙Aを
紙送り方向Yと逆方向へ1ステップ(1ドット分)移動
させる。
次にステップ35において、イメージセンサImの受光素
子列の一番上に配置された受光素子が用紙A上端を検出
したかどうかが判断される。この判断は、前記受光素子
列の一番上に配置された受光素子がプラテンP表面の黒
色を検出したかどうかによって判断される。このステッ
プ35においてノー(NO)の場合には前記ステップ34に戻
り、イエス(YES)の場合(第7B図二点鎖線位置、第7C
図実線位置参照)にはステップ36に移る。
ステップ36において、用紙Aの第1上端位置y01の値
およびこのときのキャリッジBの位置x01がマイコン22
のランダムアクセスメモリRAMまたはCPUのレジスタ等に
記憶される。前記y01の値は、(前記ステップ34の1ス
テップ当りの紙送り量)×(ステップ34の実行回数)と
して算出される。
次にステップ37において、用紙を紙送り方向へ2mm移
動させる。たとえば、前記イメージセンサImが24個の受
光素子を有し、その配列密度が8ドット/mmであるなら
ば、前記2mmは16ドット分の移動に相当する。
次にステップ38において、前記位置x01にあるキャリ
ッジBを左方(第7D図実線位置→二点鎖線位置の方向参
照)へ1ステップ(1ドット分)移動させる。
次にステップ39において、イメージセンサImの受光素
子列の一番上の受光素子が用紙左端を検出したかどうか
が判断される。この判断は、前記受光素子列の一番上に
配置された受光素子がプラテンP表面の黒色を検出した
かどうかによって判断される。このステップ39において
ノー(NO)の場合には前記ステップ38に戻り、ステップ
38および39を繰り返し実行する。ステップ39でイエス
(YES)の場合(第7D図二点鎖線位置、第7E図実線位置
のIm参照)、そのときのキャリッジBの位置x02′が用
紙の左端位置である。このx02′の値は、前記ホームポ
ジションセンサSHで検出されるキャリッジBの位置を
基準位置として、その基準位置からの用紙左端までのmm
単位の距離として検出する。この場合その距離は、前記
x01の値から、(前記ステップ38の1ステップ当りの移
動距離)×(ステップ38の実行回数)の値を減算するこ
とにより検出される。ステップ39でイエスになると、次
にステップ40で用紙左端位置を記憶してからステップ41
に移る。
次にステップ41において、キャリッジBを右方へ2mm
(16ドット分)移動させる(第7E図のImの実線位置→二
点鎖線位置の方向への移動参照)と、その位置x02は、x
02=x02′+2(mm)となる。
次に第6B図のステップ42において、前記セットされた
用紙を紙送り方向と逆方向へ1ステップ(1ドット分)
移動させる。
次にステップ43において、イメージセンサImの受光素
子列の一番上の受光素子が用紙上端を検出したかどうか
が判断される。この判断は、前記受光素子列の一番上に
配置された受光素子がプラテンP表面の黒色を検出した
かどうかによって判断される。このステップ43において
ノーの場合には前記ステップ42に戻り、イエス(YES)
の場合(第7F図二点鎖線位置の用紙A参照)にはステッ
プ44に移る。
ステップ44において、用紙の第2上端位置y02の値お
よびキャリッジBの位置x02の値を記憶する。このy02の
値は、前記吸入した用紙のセット位置を基準として、そ
の基準位置からの用紙上端までのmm単位の距離であり、
(y01−2)mmに(前記ステップ42の1ステップ当りの
紙送り量)x(ステップ42の実行回数)の値y02′を加
算して、y02=y01−2+y02′として算出される。
次にステップ45において、スキュー値Qを次式により
算出する。
Q=(y01−y02)/(x01−x02) =(y01−y02)/x0 但し、x0=(x01−x02) 次にステップ46においてスキュー値Qが許容値Qaを越
えているかどうかが判断される。ステップ46においてイ
エスの場合はステップ47に移り、ノーの場合はステップ
48に移る。
ステップ47において、エラーランプ(スキュー告知用
発光ダイオード)LED1が点灯される。
次にステップ49においてエラーが解除されたかどうか
が判断される。この判断は用紙が除去されたかどうかに
よって判断される。ノーの場合はステップ49を繰り返し
実行する。イエスの場合はステップ50に移る。
ステップ50において、エラーランプLED1を消灯する。
そして、前記ステップ31に戻る。
前記ステップ46においてノーの場合は前記ステップ48
に移り、用紙Aを前記初期セット位置に移送する。これ
は、用紙送り方向(副走査方向)Yと逆方向に用紙をた
とえば15mmだけ紙送りすることにより行う。このとき、
イメージセンサImは第5B図に示すように、この受光素子
列の一番上の受光素子が用紙A左端から2mm、上端から1
5mmの位置に在り、また、前記印字ヘッドHはイメージ
センサImから主走査方向Xに所定距離xaだけ離れて配置
されている。
次に第6C図のステップ51において、1行分(イメージ
センサImの受光素子列の受光素子の数が24であるならば
24ライン分)データを読み込む。この1行分のデータの
読み込みは、キャリッジBを一旦前記ホームセンサSH
の位置まで左方に移動してから右方に移動しながら行
う。この場合読み取られるデータは、最初はプラテンP
を検出している黒のデータ(以下、黒のデータのことを
「黒ビット」という)であり、用紙Aの左端より右方へ
移動すると用紙Aの白のデータとなる。そして、用紙A
に黒のベタ塗り部分があると、その部分で読み取られる
データは黒ビットとなる。そして、1行分のデータを読
み取ってからステップ52に移る。
ステップ52において、N=1と置く。
次にステップ53において、前記1行分(第5B図参照)
に含まれる24ラインの中の上から第Nラインの用紙A上
のデータに黒ビットが在るかどうか探索する。
黒ビットが在る場合にはステップ54において黒ビット
開始位置を記憶する。この記憶する黒ビット開始位置
(すなわち、第5B図に示す用紙A左上端点P0(0,0)を
基準点とするX−Y座標)を前記マイコン22のラムRAM
に記憶する。
次にステップ55において前記黒ビット長を前記ラムRA
Mに記憶する。
次にステップ56においてN=N+1と置く。
次にステップ57においてN=25かどうか判断する。ノ
ー(N)の場合にはステップ53に戻り、イエス(YES)
の場合にはステップ58に移る。
ステップ58において前記1行(24ライン)分の中の黒
ビット開始位置および黒ビット長が略一致するブロック
(ここで、ブロックとは連続する黒ビットの固まりを意
味するものとする)を抽出する。
次にステップ59において前記抽出したブロックの黒ビ
ット開始位置の座標(たとえば第5B図の第1行目の読み
取りの場合には、黒ビット開始位置P1の座標は(x1,y
1)である)を記憶する。ただし黒ビット開始位置P1の
X座標x1は、各ラインの黒ビットの開始位置の平均値と
する。
次にステップ60において前記抽出したブロックの黒ビ
ット終端位置の座標(たとえば第5B図の第3行目の読み
取りの場合には、黒ビット終端位置Q11の座標は(x10,y
1+Δy11)である)を記憶する。ただし黒ビットの終端
位置Q11のX座標x10は、黒ビット長の平均値を前記黒ビ
ットの開始位置P1の座標x1に加算した値とする。
次にステップ61において黒ビット開始位置および黒ビ
ット長が略一致するブロックが他に有るかどうかを判断
する。イエスの場合には前記ステップ58に戻り、ノーの
場合にはステップ62に移る。
ステップ62において1行分紙送りする。
次にステップ63において用紙終端(下端)かどうかを
判断する。ノーの場合には前記ステップ51に戻り、イエ
スの場合には第6D図のステップ64に移る。
ステップ64において各行毎の前記黒ビットのブロック
を合成する。たとえば、第5B図に示す第3、4、5行目
のブロックA11,A12,A13を合成する。
次にステップ65において合成されたブロックの左上端
の座標データ(たとえば、第5B図の印字範囲A1の場合に
は座標x1,y1)を記憶する。
次にステップ66において合成されたブロックの縦、横
の長さ(たとえば、第5B図の印字範囲A1の場合にはv1,h
1)を記憶する。
次にステップ67において前記ステップ65,66で得られ
たデータ(印字範囲データ)を前記コネクタPa1に装着
されたカード型メモリMeに書き込んで記憶させる。この
カード型メモリMeに記憶された印字範囲データは第5C図
で示される。
次にステップ68において他に合成するブロックが有る
かどうか判断する。イエスの場合には前記ステップ64に
戻り、ノーの場合には印字範囲データ読み取りのフロー
を終了する。
前記印字範囲データを記憶したカード型メモリMeが装
着されたシリアル型イメージスキャナプリンタ1を用い
て、ホストコンピュータの内部メモリまたは外部メモリ
に記憶された画像情報等の印字データを印字する際、ホ
ストコンピュータは、前記コンピュータ側のメモリに記
憶された印字データ(第5D図参照)のを読出してシリア
ル型イメージスキャナプリンタ1に出力するとともに、
前記カード型メモリMeから前記印字範囲データを読み出
すための信号を出力する。このカード型メモリMeから読
み出される印字範囲データは用紙Aの左上端の位置を基
準とする座標データである。ところが印字を行う場合は
前記ホームセンサSHを基準位置として印字を行うの
で、前記カード型メモリMeから読み出された印字範囲デ
ータのX座標データ(x1)は、前記ホームセンサSHを
基準位置とする座標データに変換する必要が有る。
印字すべき用紙が理想的に(所定のセット位置に正確
に)セットされたものと仮定すれば、前記ホームセンサ
SHからの用紙A左端までの距離xa(第5B図参照)は所
定の値である。そして、その所定の値xaに前記X座標デ
ータ(x1)をプラスした座標が、前記ホームセンサSH
を基準位置として印字を行う際の印字範囲データのX座
標となる。そして、前記ホームセンサSHからの移動量
を検出することにより、前記X座標の位置に印字ヘッド
を正確に移動させることは容易である。なお、用紙A上
の印字ヘッドHの副走査方向の位置は、イメージセンサ
Imが用紙上端位置を検出してからの紙送り量により検出
されている。したがって、実際に印字を行う際、用紙A
上の印字ヘッドHの位置は、カード型メモリMeから読み
出された印字範囲のY座標データ(y1)の位置まで常に
正確に移動させることができる。
したがって、印字する用紙が正確にセットされた場合
には、シリアル型イメージスキャナプリンタ1はカード
型メモリから読み出される印字範囲データによって指定
される印字範囲A1,A2等にホストコンピュータ25から入
力された印字データを正確に印字することができる。
以上、本考案によるシリアル型イメージスキャナプリ
ンタの実施例を詳述したが、本考案は、前述の実施例に
限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記
載された本考案を逸脱することなく、種々の設計変更を
行うことが可能である。
たとえば、印字範囲データを記憶するメモリは、メモ
リ装着用コネクタに着脱自在な形状であればカード型に
限らず他の形状(たとえば、リードピン付ブロック形
状)とすることも可能である。
また、印字する用紙の主走査方向の実際のセット位置
を検出して印字用紙の正確なセット位置からの位置ずれ
量を検出する手段を設けることにより、用紙の実際のセ
ット位置がずれている場合でも、用紙の所定の印字範囲
に正確に印字を行うことが可能となる。そして、前記印
字する用紙の実際のセット位置は前記イメージセンサIm
を用いて容易に検出することが可能である。
さらに、前記ステップ33または37の処理において、1
スキャン時の印字ライン数および読み取りライン数が24
ラインの場合(すなわち、使用されている印字ドット数
および受光素子数が24個の場合)、前記1ステップの移
動量を24ライン分とすることも可能である。この場合、
前記ステップ33を一回実行する度に用紙は24ドット分移
動しているので、前記ステップ33をn回実行したとき、
前記24個の受光素子の下からm個の白(用紙検出)で、
m+1個以上が黒(プラテン検出)になった場合には、
前記基準位置から用紙上端の位置までのドット数は、24
×(n−1)+mとして算出される。なお、8ドット/m
のドット密度の場合には前記24×(n−1)+mを8で
割ることにより、y1の値をmm単位で算出することも可能
である。
さらにまた、前記スキューの検出方法として、たとえ
ば、第8A,8B図に示すような方法を採用することも可能
である。すなわち、キャリッジBが主走査方向Xの所定
位置にあるとき(イメージセンサImが第8A図実線位置に
あるとき)に、24個の受光素子列の下側12個が用紙を検
出し、上側12個がプラテンPを検出する位置まで用紙A
を紙送りする。その状態で、キャリッジBを所定距離x0
だけ主走査方向Xに移動し、その移動位置(第8A図二点
鎖線、第8B図実線で示すイメージセンサImの位置)で前
記受光素子列の下側何個が用紙の白色を検出し、上側何
個がプラテンPの黒色を検出しているか調べることによ
り前記スキュー量を検出することができる。たとえば、
前記移動位置において第8B図に示すように、受光素子列
の下側r個が用紙を検出しており、上側24−r個がプラ
テンPを検出している場合、そのスキュー量Qは、Q=
(r−12)/x0で算出することができる。この場合予
め、前記x0の値を設定しておくことにより、キャリッジ
Bの位置検出信号を用いずにスキュー量Qを算出するこ
とが可能である。
そして、第9図に示すような方法でスキューQを検出
することも可能である。すなわち、キャリッジBが主走
査方向Xの所定位置x01にあるとき(イメージセンサIm
が第9図実線位置にあるとき)に、24個の受光素子列の
下側12個が用紙の白色を検出し、上側12個がプラテンP
の黒色を検出する位置まで用紙Aを紙送りする。その状
態でキャリッジBを主走査方向Xに移動し、用紙の白色
を検出する受光素子の数が一個増減するまでの移動距離
(たとえば24個の受光素子列の下側13が白色を検出する
まで、または上側13個が黒色を検出するまでのキャリッ
ジBの移動距離)xを検出する。この移動距離xの大き
さによってスキュー量を検出することができる。
そしてまた、第1図に示した本考案の各種手段を実現
するための制御ユニットUは、マイコン22を用いて構成
する代わりに、ワイヤードロジックを用いて構成するこ
とも可能である。
C.考案の効果 前述の本考案のシリアル型イメージスキャナは、画像
データ出力手段の出力信号および画像データ読取位置情
報を用いて用紙の印字範囲データを出力する印字範囲検
出手段と、前記印字範囲データを記憶するとともに記憶
した印字範囲データを前記印字信号出力手段に出力する
印字範囲記憶手段とを設け、この印字範囲記憶手段を、
メモリ装着用コネクタとこのメモリ装着用コネクタに着
脱可能なメモリとから構成したので、シリアル型イメー
ジスキャナプリンタを用いて用紙の所定の印字範囲に印
字を行いたい場合、作業者が用紙上の印字範囲の位置や
大きさを測定したり、測定された印字範囲のデータをキ
ーボード等の入力装置を用いてホストコンピュータの内
部または外部の記憶装置に記憶させたりする面倒な作業
を行う必要が無くなる。また、印字範囲データが着脱自
在なメモリに記憶されるので、印字する用紙の種類に応
じてメモリを差し替えることにより多数の用紙に対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシリアル型イメージスキャナの構
成を示すクレーム対応図、第2図は同シリアル型イメー
ジスキャナの一実施例とこれに接続されたホストコンピ
ュータの外観図、第3図は第2図の矢視III部分の拡大
図、第4図は同実施例の構成説明図、第5A,5B図は同実
施例の作用の説明図で第5A図は用紙Aの印字範囲A1,A2
を示す図、第5B図はその印字範囲データを読み取り走査
する場合の説明図、第5C図はメモリに記憶された前記印
字範囲A1,A2のデータを示す図、第5D図はホストコンピ
ュータからシリアル型イメージスキャナプリンタに伝送
される印字データの説明図、第6A〜6D図は同実施例のフ
ローチャート、第7A〜7F図は同実施例のスキュー検出フ
ローの説明図、第8A,8B図は同実施例のスキュー検出フ
ローの第1変形例の説明図、第9図は同実施例のスキュ
ー検出フローの第2変形例の説明図、第10,11図は従来
のシリアル型イメージスキャナプリンタの概略説明図、
第12図は所定のフォーマット用紙の所定の印字範囲に印
字を行う場合の作業説明図、である。 A…原稿、B…キャリッジ、H…印字ヘッド、Im…イメ
ージセンサ、D1…キャリッジ駆動装置、D2…用紙駆動装
置、Me…メモリ(カード型メモリ)、P…プラテン、Pa
l…メモリ装着用コネクタ、Q…印字信号出力手段、R
…画像データ出力手段、S1…印字範囲検出手段、S2…印
字範囲記憶手段、T1…キャリッジ位置検出手段、T2…用
紙位置検出手段、X…主走査方向、Y…副走査方向、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田村 武夫 大阪府大阪市淀川区宮原3丁目5番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式 会社内 (72)考案者 富樫 博朗 大阪府大阪市淀川区宮原3丁目5番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭62−177536(JP,A) 特開 昭61−54761(JP,A) 実開 平2−57666(JP,U) 実開 昭63−49862(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向(X)に延設されたプラテン
    (P)の表面に沿って配置された用紙(A)を読取走査
    するイメージセンサ(Im)および前記用紙(A)に印字
    する印字ヘッド(H)を支持するキャリッジ(B)と、
    このキャリッジ(B)を主走査方向(X)に沿って往復
    駆動するキャリッジ駆動装置(D1)と、前記キャリッジ
    (B)の位置信号(x1,x2,…)を出力するキャリッジ位
    置検出手段(T1)と、前記用紙(A)を副走査方向
    (Y)に所定ピッチで紙送りする用紙駆動装置(D2)
    と、用紙(A)の位置信号(y1,y2,…)を出力する用紙
    位置検出手段(T2)と、入力される印字データおよび印
    字範囲データに応じて前記印字ヘッド(H)駆動用の印
    字信号を出力する印字信号出力手段(Q)と、前記イメ
    ージセンサ(Im)の出力信号に応じて前記用紙(A)の
    画像データを出力する画像データ出力手段(R)と、を
    備えたシリアル型イメージスキャナプリンタにおいて、 前記画像データ出力手段(R)の出力信号および画像デ
    ータ読取位置情報を用いて用紙(A)の印字範囲データ
    を出力する印字範囲検出手段(S1)と、前記印字範囲デ
    ータを記憶するとともに記憶した印字範囲データを前記
    印字信号出力手段(Q)に出力する印字範囲記憶手段
    (S2)とを設け、この印字範囲記憶手段を、メモリ装着
    用コネクタ(Pal)とこのメモリ装着用コネクタに着脱
    可能なメモリ(Me)とから構成したシリアル型イメージ
    スキャナプリンタ。
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