JP2534137Y2 - 衛星間距離計測装置 - Google Patents
衛星間距離計測装置Info
- Publication number
- JP2534137Y2 JP2534137Y2 JP1988115375U JP11537588U JP2534137Y2 JP 2534137 Y2 JP2534137 Y2 JP 2534137Y2 JP 1988115375 U JP1988115375 U JP 1988115375U JP 11537588 U JP11537588 U JP 11537588U JP 2534137 Y2 JP2534137 Y2 JP 2534137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- satellite
- distance measurement
- distance
- geostationary satellite
- unit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は地上局から静止衛星を経由して静止衛星と目
的の衛星との間の距離を計測する衛星間距離計測装置に
関する。
的の衛星との間の距離を計測する衛星間距離計測装置に
関する。
〔従来の技術〕 これまで考えられている衛星間の距離計測において
は、静止衛星の距離予報値を用いる方法、また静止衛星
の距離計測と静止衛星を経由した他の衛星の距離計測を
時分割に行う方法が挙げられる。
は、静止衛星の距離予報値を用いる方法、また静止衛星
の距離計測と静止衛星を経由した他の衛星の距離計測を
時分割に行う方法が挙げられる。
しかしながら、距離予報値を用いる方法では、予報値
と実測値との差により、計測精度の低下を招く。また、
時分割で計測を行う方法では、計測をしていない時刻の
データを補間する必要があるが、真の計測値ではないた
めに、誤差の増大を免れない。 本考案の目的は、静止
衛星と目的の衛星との間の距離をリアルタイムに計測す
ることができる衛星間距離計測装置を提供することにあ
る。
と実測値との差により、計測精度の低下を招く。また、
時分割で計測を行う方法では、計測をしていない時刻の
データを補間する必要があるが、真の計測値ではないた
めに、誤差の増大を免れない。 本考案の目的は、静止
衛星と目的の衛星との間の距離をリアルタイムに計測す
ることができる衛星間距離計測装置を提供することにあ
る。
本考案は地上局から静止衛星を経由して前記静止衛星
と目的の衛星との間の距離を計測する衛星間距離計測装
置において、第1の距離計測用信号を発生する発生部
と、この第1の距離計測用信号を前記静止衛星に送信す
るための送信部と、前記静止衛星に向けて前記第1の距
離計測用信号を送信するアンテナ部と、このアンテナ部
を経由して前記地上局から前記静止衛星に送信された前
記第1の距離計測用信号が第2の距離計測用信号として
前記静止衛星から前記地上局に返送されたときかつ前記
静止衛星を経由して前記目的の衛星に送信された前記第
1の距離計測用信号が第3の距離計測用信号として前記
目的の衛星から返送され再び前記静止衛星を経由して前
記地上局に返送されたとき前記アンテナ部を経由して前
記第2および第3の距離計測用信号をそれぞれ受信する
受信部と、受信された前記第2および第3の距離計測用
信号をそれぞれ復調する復調部と、前記発生部からの前
記第1の距離計測用信号と復調された前記第2および第
3の距離計測用信号との位相差に基づき前記静止衛星お
よび前記目的の衛星までの距離を求め前記目的の衛星ま
での距離から前記静止衛星までの距離を減算し前記静止
衛星と前記目的の衛星との間の距離値をリアルタイムに
計測する距離計測部とを備える。
と目的の衛星との間の距離を計測する衛星間距離計測装
置において、第1の距離計測用信号を発生する発生部
と、この第1の距離計測用信号を前記静止衛星に送信す
るための送信部と、前記静止衛星に向けて前記第1の距
離計測用信号を送信するアンテナ部と、このアンテナ部
を経由して前記地上局から前記静止衛星に送信された前
記第1の距離計測用信号が第2の距離計測用信号として
前記静止衛星から前記地上局に返送されたときかつ前記
静止衛星を経由して前記目的の衛星に送信された前記第
1の距離計測用信号が第3の距離計測用信号として前記
目的の衛星から返送され再び前記静止衛星を経由して前
記地上局に返送されたとき前記アンテナ部を経由して前
記第2および第3の距離計測用信号をそれぞれ受信する
受信部と、受信された前記第2および第3の距離計測用
信号をそれぞれ復調する復調部と、前記発生部からの前
記第1の距離計測用信号と復調された前記第2および第
3の距離計測用信号との位相差に基づき前記静止衛星お
よび前記目的の衛星までの距離を求め前記目的の衛星ま
での距離から前記静止衛星までの距離を減算し前記静止
衛星と前記目的の衛星との間の距離値をリアルタイムに
計測する距離計測部とを備える。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
本考案の一実施例を示す第1図を参照すると、距離計
測用信号発生部1より出力された信号は送信部2及びア
ンテナ部3を経由して静止衛星4へ送出される。静止衛
星4からはアンテナ部3へ信号を送り返すとともに、目
的衛星5へ信号を送出する。目的衛星5では信号を折り
返し、折り返された信号は再び静止衛星4を経由してア
ンテナ部3へ入力される。アンテナ部3へ入力された2
系統の信号は受信部6にて2分配され、距離計測用信号
復調部7及び8にてそれぞれ静止衛星経由の距離計測用
信号及び目的衛星経由の距離計測用信号に独立に復調さ
れる。これらの復調信号は距離計測用信号発生部1で発
生した信号と共に距離計測部9に入力され、それぞれ送
信と受信の信号の位相差(往復電波伝播時間)が計測さ
れ、これら位相差と距離計測用信号発生部1で発生した
信号の電波伝播速度とに基づき距離計測が同時に行われ
る。静止衛星4までの距離値を目的衛星5までの距離値
に対し校正することにより、すなわち両距離値を減算す
ることにより、静止衛星4と目的衛星5との間の距離が
求められる。なお、距離計測用信号は静止衛星4や目的
衛星5の内部のトランスポンダまたは変復調器を経由し
て増幅後に送出される。
測用信号発生部1より出力された信号は送信部2及びア
ンテナ部3を経由して静止衛星4へ送出される。静止衛
星4からはアンテナ部3へ信号を送り返すとともに、目
的衛星5へ信号を送出する。目的衛星5では信号を折り
返し、折り返された信号は再び静止衛星4を経由してア
ンテナ部3へ入力される。アンテナ部3へ入力された2
系統の信号は受信部6にて2分配され、距離計測用信号
復調部7及び8にてそれぞれ静止衛星経由の距離計測用
信号及び目的衛星経由の距離計測用信号に独立に復調さ
れる。これらの復調信号は距離計測用信号発生部1で発
生した信号と共に距離計測部9に入力され、それぞれ送
信と受信の信号の位相差(往復電波伝播時間)が計測さ
れ、これら位相差と距離計測用信号発生部1で発生した
信号の電波伝播速度とに基づき距離計測が同時に行われ
る。静止衛星4までの距離値を目的衛星5までの距離値
に対し校正することにより、すなわち両距離値を減算す
ることにより、静止衛星4と目的衛星5との間の距離が
求められる。なお、距離計測用信号は静止衛星4や目的
衛星5の内部のトランスポンダまたは変復調器を経由し
て増幅後に送出される。
以上説明したように本考案によれば、静止衛星と目的
衛星との距離値を同時に取得することが可能となるた
め、誤差の少い静止衛星と目的衛星間の距離値を計測す
ることができる。
衛星との距離値を同時に取得することが可能となるた
め、誤差の少い静止衛星と目的衛星間の距離値を計測す
ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。 1……距離計測用信号発生部、2……送信部、3……ア
ンテナ部、4……静止衛星、5……目的衛星、6……受
信部、7……距離計測用信号復調部、8……距離計測用
信号復調部、9……距離計測部。
ンテナ部、4……静止衛星、5……目的衛星、6……受
信部、7……距離計測用信号復調部、8……距離計測用
信号復調部、9……距離計測部。
Claims (1)
- 【請求項1】地上局から静止衛星を経由して前記静止衛
星と目的の衛星との間の距離を計測する衛星間距離計測
装置において、第1の距離計測用信号を発生する発生部
と、この第1の距離計測用信号を前記静止衛星に送信す
るための送信部と、前記静止衛星に向けて前記第1の距
離計測用信号を送信するアンテナ部と、このアンテナ部
を経由して前記地上局から前記静止衛星に送信された前
記第1の距離計測用信号が第2の距離計測用信号として
前記静止衛星から前記地上局に返送されたときかつ前記
静止衛星を経由して前記目的の衛星に送信された前記第
1の距離計測用信号が第3の距離計測用信号として前記
目的の衛星から返送され再び前記静止衛星を経由して前
記地上局に返送されたとき前記アンテナ部を経由して前
記第2および第3の距離計測用信号をそれぞれ受信する
受信部と、受信された前記第2および第3の距離計測用
信号をそれぞれ復調する復調部と、前記発生部からの前
記第1の距離計測用信号と復調された前記第2および第
3の距離計測用信号との位相差に基づき前記静止衛星お
よび前記目的の衛星までの距離を求め前記目的の衛星ま
での距離から前記静止衛星までの距離を減算し前記静止
衛星と前記目的の衛星との間の距離値をリアルタイムに
計測する距離計測部とを備えることを特徴とする衛星間
距離計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988115375U JP2534137Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 衛星間距離計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988115375U JP2534137Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 衛星間距離計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237391U JPH0237391U (ja) | 1990-03-12 |
JP2534137Y2 true JP2534137Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31356976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988115375U Expired - Lifetime JP2534137Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 衛星間距離計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534137Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130073624A (ko) * | 2011-12-23 | 2013-07-03 | 한국전자통신연구원 | 위성 간 충돌 회피 방법 및 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722122U (ja) * | 1980-07-12 | 1982-02-04 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988115375U patent/JP2534137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130073624A (ko) * | 2011-12-23 | 2013-07-03 | 한국전자통신연구원 | 위성 간 충돌 회피 방법 및 장치 |
KR102015109B1 (ko) * | 2011-12-23 | 2019-08-28 | 한국전자통신연구원 | 위성 간 충돌 회피 방법 및 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237391U (ja) | 1990-03-12 |
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