JP2533995Y2 - 抽出具 - Google Patents

抽出具

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JP2533995Y2
JP2533995Y2 JP7458691U JP7458691U JP2533995Y2 JP 2533995 Y2 JP2533995 Y2 JP 2533995Y2 JP 7458691 U JP7458691 U JP 7458691U JP 7458691 U JP7458691 U JP 7458691U JP 2533995 Y2 JP2533995 Y2 JP 2533995Y2
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利幸 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レギュラーコーヒーな
どにおける抽出に使用する用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の用具においては、実公昭
27−9577号、実公昭28−587号、実公昭50
−34203号に示されているように、上部枠体と下部
枠体との間に濾過体の周縁を挟み込んでこの濾過体を支
持する構造を有していた。
【0003】そして昨今にあっては、レギュラーコーヒ
ーを用いて手軽にコーヒーが抽出できるようにと、実開
昭63−39330号に示されているような抽出具が案
出されている。これは、上部枠体と下部枠体とが、一方
に設けられた嵌合溝と他方に設けられ濾過体(ペーパー
フィルタ)の周縁を引き込んで前記嵌合溝に嵌合する突
条とからなる連結部を介して着脱可能に連結され、連結
部での引き込みによって前記濾過体を張設する構造を有
していて、この抽出具をカップなどの上に置きながら抽
出を行い、この抽出のごとに濾過体を交換できるように
していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た濾過体の交換が容易に行えるように上下枠体が着脱可
能に連結され、濾過体を連結部に挟み込んで張設したカ
ップ据え置き型の構造のものにあっては、濾過体が連結
部から外部に露出しているために抽出時に液体がこの濾
過体から滲み出ることがあり、カップ外に滴下する可能
性があった。
【0005】また、濾過体が張設されてその裏面が平面
となっていることから、抽出終了後においてもこの裏面
に液が滴状となって滞留しやすく、抽出具をカップなど
から取り外す際にカップ外に滴下してしまい、手近な抽
出具でありながらその取り扱いを慎重に行わなければな
らないという問題があった。
【0006】そこで本考案は上記した事情に鑑みて、上
下枠体の着脱による濾過体の易交換性を損なうことな
く、濾過体からの滲み出しを無くすとともに、濾過体裏
面での液の滞留を無くすことを課題とし、抽出具の取り
扱いを簡便にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した課題
を考慮してなされたもので、上部枠体と下部枠体との間
に濾過体の周縁を挟み込んでこの濾過体を張設してな
り、上部枠体と下部枠体とが、この上下枠体のいずれか
一方に設けられた嵌合溝と他方に設けられ前記濾過体の
周縁を引き込んで前記嵌合溝に嵌合する突条とからなる
連結部を介して着脱可能に連結される注出具であって、
前記嵌合溝にアンダーカット部を設けるとともに、前記
突条は前記アンダーカット部に係止する凸部を有し、前
記濾過体は周縁が前記アンダーカット部と凸部との係止
箇所にかからない径とした大きさに設けられ、前記下部
枠体は、張設した濾過体裏面に上縁が接するリブを備え
ていることを特徴とする注出具を提供して、上記課題を
解消するものである。
【0008】
【作用】本考案においては、濾過体の周縁が連結部内に
引き込まれて連結部の外方にははみ出ないようになる。
そしてリブにより濾過体裏面から液体が容易に伝わり落
ちるようになり、濾過体裏面に液体が滞留しないように
なる。
【0009】
【実施例】つぎに本考案を図1から図11に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。図1から図6は第1の実施
例を示すものである。注出具1は、ホーン状に拡開した
無底の上部枠体2と、四方に載置用脚30を張り出し底
部中央が開口するとともにこの開口に向けて底面31が
傾斜した下部枠体3と、紙製フィルターなどからなる円
盤状の濾過体4とからなるものである。
【0010】そして上部枠体2の下縁には、図3に示す
ように外周面に亘って凸部20を有する突状21が設け
られている一方、上記下部枠体3には、図4と図5に示
すように前記突状21に対応する環状の嵌合溝32を上
縁に設けられている。この嵌合溝32の外周内面に亘っ
てアンダーカット部33があり、嵌合溝32に突状21
を嵌め込んで前記アンダーカット部33に前記凸部20
を係止させることによって連結部5が形成され、この突
状21と嵌合溝32とからなる連結部5を介して上部枠
体2と下部枠体3とが着脱可能に連結される。濾過体4
は、図6に示すように、連結部5内にその周縁が引き込
まれるようにして張設される。またこの濾過体4は周縁
が上記アンダーカット部33に達しない径であって、周
縁が連結部5内に引き込まれても連結部5から外方には
み出ないようになる。
【0011】図4と図5とに示すように下部枠体3に
は、上縁が濾過体4の裏面に接触するリブ6が底面31
上において四方に立設されており、この抽出具1を利用
して抽出を行うと、その抽出後の濾過体裏面に抽出液
(例えばコーヒー)が滞留せずにこのリブ6を伝って滴
下し、濾過体の液切れが良くなる。
【0012】上記の第1の実施例では連結部5が上部枠
体2側に設けられた突条21と下部枠体3側に設けられ
た嵌合溝32とからなるものであったが、本考案はこれ
に限定されるものではなく、図7から図11において表
した第2の実施例に示すように、上部枠体2の下縁に嵌
合溝22を設けるとともに、下部枠体3の上縁側に突条
34を設けて、この嵌合溝22と突条34とから連結部
5を構成しても良い。この第2の実施例では図10に示
すように、リブ6が十字状の配置パターンに設けられて
いる。そして図11に示すように、上記嵌合溝22と突
条34とからなり第1の実施例と同様にアンダーカット
部33と凸部20とが係止するこの連結部5に濾過体4
の周縁が引き込まれて張設される。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
抽出具は、上部枠体と下部枠体との間に濾過体の周縁を
挟み込んでこの濾過体を張設してなり、上部枠体と下部
枠体とが、この上下枠体のいずれか一方に設けられた嵌
合溝と他方に設けられ前記濾過体の周縁を引き込んで前
記嵌合溝に嵌合する突条とからなる連結部を介して着脱
可能に連結されるものであって、前記嵌合溝にアンダー
カット部を設けるとともに、前記突条は前記アンダーカ
ット部に係止する凸部を有し、前記濾過体は周縁が前記
アンダーカット部と凸部との係止箇所にかからない径と
した大きさに設けられ、前記下部枠体は、張設した濾過
体裏面に上縁が接するリブを備えているので、濾過体周
縁のはみ出しが無く連結部からの液体の滲み出しを防止
することができ、そして抽出後の濾過体裏面に液体が滞
留することがなく液切れが向上し、使い勝手の良い抽出
具が提供できるなど、実用性に優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る抽出具の第1の実施例を示す説明
図である。
【図2】第1の実施例における上部枠体の上面を示す説
明図である。
【図3】第1の実施例における上部枠体の側面を一部切
り欠いた状態で示す説明図である。
【図4】第1の実施例における下部枠体の上面を示す説
明図である。
【図5】第1の実施例における下部枠体の側面を一部切
り欠いた状態で示す説明図である。
【図6】第1の実施例における連結部を断面で示す説明
図である。
【図7】第2の実施例における上部枠体の側面を一部切
り欠いた状態で示す説明図である。
【図8】第2の実施例における上部枠体の下面を示す説
明図である。
【図9】第2の実施例における下部枠体の側面を一部切
り欠いた状態で示す説明図である。
【図10】第2の実施例における下部枠体の下面を示す
説明図である。
【図11】第2の実施例における連結部を断面で示す説
明図である。
【符号の説明】
1…抽出具 2…上部枠体 20…凸部 21…突条 22…嵌合溝 3…下部枠体 32…嵌合溝 33…アンダーカット部 34…突条 4…濾過体 5…連結部 6…リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部枠体と下部枠体との間に濾過体の周縁
    を挟み込んでこの濾過体を張設してなり、 上部枠体と下部枠体とが、この上下枠体のいずれか一方
    に設けられた嵌合溝と他方に設けられ前記濾過体の周縁
    を引き込んで前記嵌合溝に嵌合する突条とからなる連結
    部を介して着脱可能に連結される注出具であって、 前記嵌合溝にアンダーカット部を設けるとともに、前記
    突条は前記アンダーカット部に係止する凸部を有し、 前記濾過体は周縁が前記アンダーカット部と凸部との係
    止箇所にかからない径とした大きさに設けられ、 前記下部枠体は、張設した濾過体裏面に上縁が接するリ
    ブを備えていることを特徴とする注出具。
JP7458691U 1991-08-26 1991-08-26 抽出具 Expired - Fee Related JP2533995Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030362A1 (ja) * 2003-09-25 2005-04-07 Tsukamoto, Mieko 濾過器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005030362A1 (ja) * 2003-09-25 2005-04-07 Tsukamoto, Mieko 濾過器

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