JP2533082B2 - 規準テ−プ - Google Patents

規準テ−プ

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JP2533082B2
JP2533082B2 JP60065879A JP6587985A JP2533082B2 JP 2533082 B2 JP2533082 B2 JP 2533082B2 JP 60065879 A JP60065879 A JP 60065879A JP 6587985 A JP6587985 A JP 6587985A JP 2533082 B2 JP2533082 B2 JP 2533082B2
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JP
Japan
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tape
standard
recording
signal
recorded
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光浩 島田
嘉男 近藤
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はいわゆる8ミリビデオなどに適用して好適
な規準テープに関する。
〔発明の概要〕
この発明はいわゆる8ミリビデオなどに使用される記
録トラック補正などに供する規準テープに関し、特に記
録時におけるテープ上のトラック間の距離測定用として
使用するマーク信号(以下マーカという)をビデオトラ
ック上に規準信号と共に重畳記録して規準テープを構成
したものであり、このマーカを検出することによって、
記録装置により形成されるテープ上のトラック間の距離
を正確に測定できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
記録媒体としての磁気テープをVTR相互間で互換性よ
く使用できるようにするためには、磁気テープ上に記録
されるビデオトラックの磁気テープに対する傾斜角やビ
デオトラックの直線性が規準値の範囲内に入るように、
工場出荷段階で調整する必要がある。このような調整作
業時には、調整のための規準テープを必要とする。
すなわち、この規準テープを使用してその再生出力レ
ベルから、ヘッドが正しく規準テープ上のビデオトラッ
クを走査していることを判断し、ミストラッキングであ
るときには、テープガイド等のテープパス上に位置する
部材が調整されるものである。
このような目的のために使用される規準テープとして
従来では、第4図に示すようなものが用いられている。
同図において、1は磁気テープで、その所定位置には
ヘリカル状のビデオトラック2が記録され、またテープ
の長手方向と平行にコントロール信号CTLが記録されて
いる。ビデオトラック2の記録傾斜角θは規準値の範囲
内にあるようになされると共に、コントロール信号CTL
の記録間隔も規準のテープスピードのときにおける間隔
となっている。このような規準テープ1を使用して上述
したようなテープパス調整のためのデータが測定され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第4図に示す規準テープ1は、テープにコ
ントロール信号をビデオ信号と共に記録して、再生時こ
のコントロール信号CTLを再生することにより、テープ
スピードの測定を行うようなVTR用の規準テープである
ことから、上述した8ミリビデオ等のような装置の規準
テープとしては適用することができない。
それは、このような8ミリビデオではコントロール信
号を記録してこれを再生時のテープスピードコントロー
ル、従って再生時におけるトラッキングコントロールに
使用するようなフォーマットではなく、ビデオトラック
上にビデオ信号と共に周波数の異なるパイロット信号を
記録し、これを再生することにより、再生時のトラッキ
ング調整(Automatic Track Follwing、すなわちATF調
整)を行うようにしているからである。
ところで、このような規準テープ1に記録されたビデ
オトラックの傾斜角やビデオトラックの直線性が夫々規
準値内にあるかどうかは、信号を記録したのちのテープ
1を現像処理して、このテープ1に記録されたコントロ
ール信号CTLの記録間隔を測定して得たデータから、規
準値に対するずれを計算し、そのずれが規格内にあるか
どうかを判断している。もし、規格値内にないような場
合にはそのテープは規準テープとしては使用されない。
一方、規準テープ1は調整すべきVTRと同一規格のVTR
で構成された規準テープ作成装置を使用して作成される
から、8ミリビデオ用の規準テープ作成装置で作成され
た規準テープにはコントロール信号CTLに対応するよう
なテープスピード測定に供する情報信号が記録されてい
ない。そのため、規準テープ作成装置で作成された規準
テープが規準値を満足するような値をもって作成されて
いるかどうかの確認をする術がない。
そこで、この発明ではこのような従来の問題点を解決
したものであって、8ミリビデオなどのよをな装置にお
ける規準テープにも、規準テープ作成時に必要なテープ
スピード情報を装置の機械的な構成を変更することなく
挿入できるようにした規準テープを提案するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するため、この発明では第1図及
び第3図に示すように、特定周波数からなる規準信号
を、記録時の回転ドラムの回転に同期したマーク信号に
より所定区間ゲートして記録することにより記録トラッ
クを形成し、この記録トラックを目視可能に現像処理し
たものである。
この例では、マーカSmによって規準信号Srをゲート
し、ゲートされたこの規準信号Srをテープ1上に記録す
る。
〔作用〕
このようにしてマーカSmを規準信号Srに重畳して記録
すれば、その記録パターンは第3図に示すものとなるか
ら、このマーカSmの挿入位置のテープ長手方向における
距離を実測することによって、規準テープ(1)の良否
を判断することができ、これからテープに対するビデオ
トラックの傾斜角θ等を容易に算出することができ、規
準テープ1の良否を簡単かつ確実に判別できる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る規準テープ用信号の形成回路
10の一例を示す系統図であって、11は第2図Cに示す規
準信号Srの発振器で、この例ではその周波数は1.5MHzに
選定されている。この周波数の値は一例であり、後述す
るヘッド19で記録できる周波数であればよい。一方、12
は再生時におけるトラッキングをとるためのパイロット
信号Sp(図示せず)の発振器であって、パイロット信号
Spとしては周波数の異なる4種類のパイロット信号が使
用され、周知のように4本のビデオトラックを単位とし
て夫々異なるパイロット信号が順次交互に記録される。
夫々の周波数は規格化された周波数が使用される。規準
信号Srとパイロット信号Spは合成器13で合成されたの
ち、ゲート回路17に供給される。
15はパルス発生器を示し、これは周知のように回転ド
ラム(図示せず)に関連して設けられ、回転ドラムの回
転に同期して得られる安定したパルス(垂直同期周波数
fv)が波形整形器16にて波形整形され(第2図B)、こ
のマーカ(そのパルス幅は数m秒)Smがゲート回路17に
ゲートパルスとして供給される。これによって、マーカ
Smが得られる期間Tだけパイロット信号Spの重畳された
規準信号Srが遮断されるため、このゲート回路17からは
第2図Dに示すような断続した規準信号(以下記録信号
という)Soとなる。この記録信号Soは記録アンプ18を介
してヘッド19に供給される。これによって、テープパタ
ーンは第3図に示すものとなる。なお、図示のパターン
はSPモードのときである。従って、規準テープ1には少
なくとも、上述した規準信号Sr,パイロット信号Sp及び
マーカSmが記録されたことになる。マーカSmはゲートパ
ルスとして作用するから、実際にはこのマーカSmは記録
されない。
このようにして形成された規準テープ1の良否を判別
するには、この規準テープ1を現像処理して記録パター
ンが目視できるようにし、そののち例えば規準信号Srの
不連続となる点X1、X2、・・・におけるテープ長手方向
の距離iを実測し、その値を次式に代入することによっ
て、信号記録時におけるテープスピードVが算出され
る。
V=(Xn−Xn-1)fv (mm/sec) テープスピードが算出されれば、これよりテープ上に
記録されたビデオトラック2の傾斜角θが求まり、これ
によってその傾斜角θが規格値内にあるかどうかを判別
できる。規格値内にないときにはそのテープは規準テー
プとしては使用されない。
また、記録されたビデオトラック2の直線性は周知の
CTL横断直線性測定法(例えば、特開昭59−14102号)を
応用すればよく、この場合テープ幅方向におけるビデオ
トラック2のエッジの点(Y方向のデータ)を求め、そ
の値が規格値内に入るかどうかを求めることによって、
直線性の良否を判別できる。傾斜角やビデオトラックの
直線性の良否判断はいずれも、コンピュータによる演算
処理である。
なお、従来のようにコントロール信号CTLを使用して
テープスピードを測定する場合と、このようにマーカSm
を使用してテープスピードを測定する場合との測定誤差
は、本出願人の実験によれば、0.01%程度にしかならな
いので、マーカSmを使用してもこれを規準テープとして
使用できることは明らかである。
上述では、各ビデオトラック2に連続して記録信号So
を記録することによって規準テープ1を作成するように
した場合の一例を説明したが、連続して数本のビデオト
ラックを記録し、これを所定の間隔を置いて間欠的に記
録したものを規準テープとして使用してもよい。
さらに、上述ではテープスピード情報の検出を実測し
たのちコンピュータ処理で、ビデオトラック2の傾斜角
やその直線性を求めたが、これらの処理を全て自動的に
処理するようなプログラムを組めば、その処理及び規準
テープの良否判別を全自動化することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明では8ミリビデオ等の
パイロット信号が記録される記録装置のテープパス調整
等に使用される規準テープ1として、第3図に示すよう
に記録時の回転ドラムの回転に同期したマーカSmの重畳
された規準信号Srを記録したものを使用するようにした
から、このマーカSmの記録間隔を検出することによって
記録装置で形成されるトラック間の距離が正確に判る。
そのため、このトラック間の距離情報からテープに記録
されたビデオトラック2の傾斜角やビデオトラック2の
直線性を確実に判別することができることになり、規準
テープ良否の判別が的確となる。
勿論、コントロール信号CTLを使用する場合とのテー
プスピード情報の誤差は僅少で実用上無視し得るから、
従来と何等遜色がない。
また、この発明では8ミリビデオと同一の規格をもつ
規準テープ作成装置に構成的に何等変更を加えないでも
(8ミリビデオではキュートラックにコントロール信号
CTL等を記録できる記録ヘッドを実装してもよいが、こ
れはオプションとして認められているに過ぎず、通常は
この記録ヘッドは設けられていない)、適切な規準テー
プ作成装置を構成できるので、実用に供し頗る便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る規準テープに記録される信号の
形成回路、第2図はその動作説明に供する波形図、第3
図はこの発明に係る規準テープの一例を示すトラックパ
ターンの図、第4図は従来の規準テープの一例を示す図
である。 11は規準信号Srの発振器、12はパイロット信号Spの発振
器、15はパルス発生器、17はゲート回路、19は記録、再
生ヘッド、Smはマーカとして機能するゲートパルスであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定周波数からなる規準信号を、記録時の
    回転ドラムの回転に同期したマーク信号により所定区間
    ゲートして記録することにより記録トラックを形成し、
    該記録トラックを目視可能に現像処理した規準テープ。
JP60065879A 1985-03-29 1985-03-29 規準テ−プ Expired - Lifetime JP2533082B2 (ja)

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JPS61224169A JPS61224169A (ja) 1986-10-04
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JPS5235285B2 (ja) * 1971-11-22 1977-09-08
JPS55117761A (en) * 1979-02-28 1980-09-10 Sony Corp Measuring instrument for linearity of recording track
JPS57200929A (en) * 1981-06-03 1982-12-09 Hitachi Ltd Magnetic recording and reproducting device

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JPS61224169A (ja) 1986-10-04

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