JP2532602B2 - 原稿又は記録材押え装置 - Google Patents

原稿又は記録材押え装置

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JP2532602B2
JP2532602B2 JP63210329A JP21032988A JP2532602B2 JP 2532602 B2 JP2532602 B2 JP 2532602B2 JP 63210329 A JP63210329 A JP 63210329A JP 21032988 A JP21032988 A JP 21032988A JP 2532602 B2 JP2532602 B2 JP 2532602B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新聞ファックスや自動組版システムの画像
入出力装置において、光走査によって画像読取を行う為
に原稿を平面状に板ガラスで押える形式の原稿台、或い
は光走査によって画像記録を行う為に記録材を平面状に
板ガラスで押える形式の記録台等のように、原稿又は記
録材を平面状に板ガラスで押さえて固定するための装置
(以下、原稿又は記録材押え装置という)に関する。
従来の技術 従来この種の装置は、第7図、第8図に示すように、
原稿又は記録材を支持するための平坦な支持面1aを有す
る支持台1と、この支持台1上に原稿又は記録材を押付
け固定するための押えカバー2とを備えており、押えカ
バー2は、大きい開口3aを形成されたカバー本体3と、
そのカバー本体3に取付けられた板ガラス4とを備えて
いる。この板ガラス4をカバー本体3に取付けるには、
カバー本体3の下面に支柱5を立てておき、この支柱5
を、板ガラス4にあけられた穴4aに通し、支柱5の下端
に板ガラス4が落下するのを防止する板ガラス止めのワ
ッシャ6をビス7で固定している。更に、板ガラス4に
形成した穴4aの位置精度を補うために、穴4aには板ガラ
ス押えリング8を挿入しており、この板ガラス押えリン
グ8を介して板ガラス4が支柱5に対して移動可能とな
っている。また、この板ガラス押えリング8とカバー本
体3との間にコイル状の板ガラス押えスプリング9を挿
入している。この構成により、押えカバー2を開いた状
態では板ガラス4がワッシャ6で保持され、押えカバー
2を閉じた状態では、板ガラス4が板ガラス押えスプリ
ング9によって支持台1に押付けられ、支持台1上の原
稿又は記録材(図示せず)を押えることができ、板ガラ
スを通してその下の原稿又は記録材に対する読取、記録
等の光走査を可能としている。なお、支持台1上面の、
ワッシャ6、ビス7に対応する部分には、ワッシャ6、
ビス7がぶつからないように、凹所が形成されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、板ガラスが高価にな
り、組立に工数がかかり、また、板ガラスが破損するこ
とがあるという問題があった。
上述問題は以下の理由で生ずる。すなわち、第1に、
板ガラスに支柱を通すための穴をあけねばならないが、
板ガラスに穴あけ加工を行うと、ガラス粉が発生し、こ
のガラス粉が加工中に板ガラス表面に傷を発生させるこ
とがあり、歩溜りが悪くなる。また、板ガラスの穴あけ
位置精度が出にくく、この穴のピッチと、カバー本体に
取付けた支柱のピッチとの間に誤差が生じやすく、これ
もまた歩溜りを悪くする。このため、板ガラスが高価に
なっていた。
第2に、板ガラスをカバー本体に取付けるには、板ガ
ラスを支えるための支柱に、まず板ガラス押え用のスプ
リングを入れ、次いでその支柱に板ガラスを差し込み、
その後ワッシャをビスによって支柱に取付けるという複
雑な作業を必要とし、作業性が悪く、工数がかかってい
た。
第3に、板ガラスに穴をあけ、その穴に支柱を通すた
め、支持台上に部分的に高さ(厚み)が異なる原稿或い
は記録材を載せた場合、それを押えつける板ガラスが斜
めになり、板ガラスを支える支柱と板ガラスが、すり合
い、板ガラスが破損することがあった。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、板
ガラスに穴をあけることなく、カバー本体に取付けるこ
とが可能であり、安価で、組立てやすく、且つ板ガラス
の破損が生じにくい押えカバーを備えた原稿又は記録材
押え装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、板ガラスに穴
をあけることは廃止し、その代わりに、カバー本体の裏
面に、板ガラスの側縁を案内するガイド部とその板ガラ
スの下面を支持する支持部とを有する板ガラス受けを設
け、この板ガラス受けで板ガラスを保持すると共に、前
記板ガラスを板ガラス受けの支持部に押付ける板ばね、
円筒形弾性体を設けるという構成としたものである。
作用 本発明は上述の構成によって、カバー本体に取付けた
板ガラス受けが板ガラスを横ずれしないように規制しな
がら移動可能に保持しており、このカバー本体を、原稿
又は記録材を載せた支持台上に下降させることにより、
弾性体で押された板ガラスでその原稿又は記録材を押え
ることができ、従来のように支柱及びその支柱を通す板
ガラスの穴が不要となり、大幅なコストダウンが可能に
なり、取付作業もはるかに簡素化され、組立工数が削減
される。また、板ガラスが斜めにもスライドできるため
に、板ガラスの破損が減少する。
実施例 第1図は本発明の一実施例による原稿又は記録材押え
装置の概略構成を示す斜視図、第2図、第3図はそれぞ
れの装置を第1図のII−II方向、III−III方向に見た断
面図である。同図において、11は原稿又は記録材を載せ
る平坦面11aを有する支持台、12はシートを支持台11に
押付けて固定する押えカバーである。押えカバー12は、
大きい開口13aを有するカバー本体13と、その開口13aの
下に配置される板ガラス14と、板ガラス14を保持する板
ガラス受け15と、板ガラス受け15をカバー本体13の裏面
に固定するビス16と、板ガラス14を下方に押す板ばねで
構成された弾性体17等を有する。板ガラス受け15は、板
ガラス14の側縁を案内するガイド部15aとその板ガラス1
4の下面を支持する支持部15bとを有しており、板ガラス
14が横ずれすることなく上下に移動可能に規制すると共
に板ガラス14の落下を防止している。この板ガラス受け
15を使用することにより、板ガラス14には、従来と異な
り、取付用の穴を形成する必要はない。なお、板ガラス
14の板ガラス受け15に接する側縁には、板ガラス受け15
に対する摩擦抵抗を小さくするためのスライドガイド18
を設けている。また、支持台11の上面の、板ガラス受け
15に対応する部分には、板ガラス受け15と干渉しないよ
うに凹所が形成されている。
以上のように構成された原稿又は記録材押え装置につ
いて、以下その動作を説明する。
支持台11上に読取原稿又は記録材を載せ、押えカバー
12をその上に押付ける。これにより、板ガラス14が原稿
又は記録材を支持台11上に押付け、固定する。この時、
板ガラス14が支持台11に接触し下降できなくなった後も
カバー本体12及び板ガラス受け15は更に下降するが、板
ガラス14は板ガラス受け15に対してスライドガイド18を
介して自由自在にスライドするので、何等支障はない。
その後、板ガラス14は弾性体17によって支持台11に所定
の押圧力で押付けられ、原稿又は記録材を固定する。
なお、上記実施例では板ガラス14を下方に押すために
板ばねで構成された弾性体17を用いたが、ここで使用す
る弾性体は板ばねに限らず、他のばね材を用いることも
可能である。第4図、第5図、第6図は板ばねとは異な
る弾性体を使用した実施例を示すものであり、カバー本
体13下面と板ガラス14の上面との間に、ゴム、軟質樹
脂、コイルばね等で形成された中空の円筒形弾性体20が
配置されている。この円筒形弾性体20は板ガラス14とほ
ぼ等しい長さを有している。また、カバー本体13の下面
側には円筒形弾性体20の移動を阻止する突起13bが形成
されている。その他の構成は、第1図〜第3図に示す実
施例と同様であるので説明は省略する。
この実施例においても、板ガラス14は板ガラス受け15
に対して自由にスライドすることができ、かつ、円筒形
弾性体20で下方に押されている。そして、支持台11上に
原稿或いは記録材を載せ、押えカバー12を降下させるこ
とにより、板ガラス14がその原稿或いは記録材を円筒形
弾性体20によって決まる所定の押圧力で支持台11に押付
け、固定することができる。ここで、押えカバー12を閉
位置とした時円筒形弾性体20がほぼ偏平につぶれる状態
となるように押えカバー12の移動ストロークを定めてお
くと、原稿或いは記録材を押える時の押圧力が大きくな
り好ましい。本実施例では板ガラス14のほぼ全長を円筒
形弾性体20で押すので、板ガラス14に加える押圧力が均
一であり、また、円筒形弾性体20は単に、カバー本体13
と板ガラス14との間に置くのみでよいので取付け作業が
容易である等の利点がある。なお、弾性体20として中実
のもの、矩形断面のもの等を用いることも可能である
が、実施例のように中空構造のものを用いると、中実の
ものに比べて変形量を大きくとることができ、また、円
筒形のものを用いると、矩形のものに比べて変形が安定
して生じる等の利点があり、好ましい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、カバー本
体の裏面に、板ガラスの側縁を案内するガイド部とその
板ガラスの下面を支持する支持部とを有する板ガラス受
けを設け、この板ガラス受けで板ガラスを保持すると共
に、前記板ガラスを板ガラス受けの支持部に押付ける弾
性体を設けるという構成としたので、板ガラスを板ガラ
ス受けによって横ずれしないように規制しながら移動可
能に保持することができ、また、板ガラスを弾性体によ
って支持台上面に押付け支持台上の原稿又は記録材を固
定することができ、従来のように支柱及びその支柱を通
す板ガラスの穴が不要となり、大幅なコストダウンが可
能になり、取付作業もはるかに簡素化され、組立工数を
削減することができ、また、板ガラスが斜めにもスライ
ドできるために、板ガラスの破損を減少させることがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による原稿又は記録材押え装
置の概略構成を示す斜視図、第2図、第3図はそれぞれ
の装置を第1図のII−II方向、III−III方向に見た断面
図、第4図は本発明の他の実施例による原稿又は記録材
押え装置の概略構成を示す斜視図、第5図、第6図はそ
れぞれその装置を第1図のV−V方向、VI−VI方向に見
た断面図、第7図は従来の原稿又は記録材押え装置の概
略構成を示す斜視図、第8図はその装置の断面図であ
る。 11……支持台、12……押えカバー、13……カバー本体、
13a……開口、14……板ガラス、15……板ガラス受け、1
5a……ガイド部、15b……支持部、16……ビス、17……
弾性体、18……スライドガイド、20……円筒形弾性体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平坦な支持面を有する支持台と、この支持
    台上に原稿又は記録材を押付け固定するための押えカバ
    ーとを具備し、この押えカバーが、大きい開口を有する
    カバー本体と、この開口の下に配置される板ガラスと、
    前記カバー本体の裏面に取付けられ、前記板ガラスの側
    縁を案内するガイド部とその板ガラスの下面を支持する
    支持部とを有する板ガラス受けと、前記板ガラスを板ガ
    ラス受けの支持部に押付ける弾性体とを有することを特
    徴とする原稿又は記録材押え装置。
JP63210329A 1988-04-25 1988-08-24 原稿又は記録材押え装置 Expired - Fee Related JP2532602B2 (ja)

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