JP2531678Y2 - 紙容器用ブランクス - Google Patents

紙容器用ブランクス

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JP2531678Y2
JP2531678Y2 JP1990100290U JP10029090U JP2531678Y2 JP 2531678 Y2 JP2531678 Y2 JP 2531678Y2 JP 1990100290 U JP1990100290 U JP 1990100290U JP 10029090 U JP10029090 U JP 10029090U JP 2531678 Y2 JP2531678 Y2 JP 2531678Y2
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linear
blanks
sack
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JP1990100290U
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JPH0456612U (ja
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浩一 橋本
清隆 表
日出夫 山下
雄一 小林
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、牛乳、清酒などの液体や食品などの内容物
やその他物品を収容する紙容器のブランクスに関するも
のである。
【従来の技術】
従来、例えば液体紙容器は、印刷(容器外表面を飾る
模様やロゴ、文字、記号など)を施したシート(紙を主
構成材料とする積層シート)から折り罫線の型押し形成
と打ち抜き形成によってブランクスを得て、このブラン
クスをサック貼りしてスリーブ(角筒状)を作製し、次
いでスリーブを内容物充填機に装填し、このスリーブの
底部形成(底部フラップを折り込みして貼着する)して
内容物を充填し、頂部をヒートシールなどの方法によっ
て閉鎖して作製されている。 上記の手順によって液体紙容器が作製されていたが、
充填機に装填する前にこのブランクスの作製状態やサッ
ク貼り機の動作状態などのチェックが行われている。例
えば、サック貼りが適正であるか否かをチェックする必
要があり、従来ではスリーブの貼り合わせ部分をこの貼
り合わせ部分の延長線上から斜めに見て、ズレの有無を
確認していた。また印刷された上記シートに対して適正
に抜き加工がなされているかをチェックする必要があ
り、目視により印刷と折り罫線などがズレていないかを
判断していた。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したサック貼りが適正であるか否
かの検査で、どちらにどれだけぐらいズレているかを量
的に判断することは熟練を要するどのであり、サック貼
り機の調整作業が煩雑なものになっていた。また印刷の
ブランクスに対するズレも上述したように目視検査によ
ることから、ズレの量的判断が行いにくいという問題が
あった。 そこで本考案は、サック貼りされたブランクスの貼り
合わせ状態やブランクスの抜き加工状態をトンボを用い
て量的に目視できるようにすることを課題とし、チェッ
ク作業や機器調整作業が容易に行なえるようにすること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、
紙容器用ブランクスにおいて、サック貼りされる糊代の
近接部に水平の直線状検知マークと、サック貼り時に前
記糊代に貼着される対応部に、サック貼り後の適正スリ
ーブ状態時に前記水平の直線状検知マークに対して近接
するように設定された位置に、水平の直線状対応検知マ
ークとが、印刷と同時に形成されたことを特徴とする紙
容器用ブランクスを提供して、上記課題を解消するもの
である。また、もう一つの考案は、紙容器用ブランクス
において、折り罫線の型押し設定位置を間にして近接配
置された少なくとも一対の垂直の直線状検知マークが、
印刷と同時に形成されたことを特徴とする紙容器用ブラ
ンクスであり、この紙容器用ブランクスを提供して、上
記課題を解消するものである。
【作用】
第1の考案においては、ブランクスがサック貼りされ
ると、糊代の近接部に位置した水平の直線状検知マーク
と、対応部に設けられている水平の直線状対応検知マー
クとが近接する。そして前記直線状検知マークに対し
て、直線状対応検知マークは、サック貼り後の適正スリ
ーブ状態時に前記直線状検知マークに対して近接するよ
うに設定された位置にあることから、すなわち前記直線
状検知マークと直線状対応検知マークとの位置関係は印
刷された時点で予め設定されていることから、サック貼
りが適正であると直線状検知マークと直線状対応検知マ
ークとが設定された位置関係で並ぶ。またサック貼りが
不良である場合には、この直線状検知マークと直線状対
応検知マークとの位置関係が崩れ、ズレが量的に目視さ
れる。 第2の考案においては、少なくとも一対の垂直の直線
状検知マークが、折り罫線の型押し設定位置を間にして
近接配置されていることから、適正に抜き加工(同時に
折り罫線の型押しが行われる)がなされた場合には、前
記直線状検知マーク間に折り罫線が位置する。また抜き
加工が不良でズレたときには、折り罫線がこの直線状検
知マーク間から外れ、そのズレおよびズレ量が目視でき
るようになる。
【実施例】
つぎに、本考案を第1図から第5図に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。 第1図から第3図は第1の実施例を示すもので、図中
1はゲーベルトップタイプの紙容器のブランクスで、該
ブランクス1は印刷が施されたシートを折り罫線のため
の型押しと打ち抜きとを行って作製され、前記折り罫線
2により上面部2a、側面部2b、底面部2cに分けられ、前
記上面部2aの側方から底面部2cの側方に亘り糊代3が設
けられている。 上記糊代3の近接部4、例えば容器形成時に底部とな
って目立たない上記底面部2cと糊代3との境界部分を近
接部4とし、シート印刷時にこの近接部4となる部分に
水平の直線状検知マーク5が印刷により設けられてい
る。またサック貼りして糊代3に貼り合わされる底面部
2cの対辺側が対応部6となり、この対応部6に水平の直
線状対応検知マーク7が前記直線状検知マーク5と同様
印刷時に印刷により設けられている。この直線状対応検
知マーク7は、サック貼りして適正スリーブ状態時に直
線状検知マーク5に対して近接するように設定された位
置で設けられいるものであって、例えば図示するよう
に、適正スリーブ状態となったときには直線状検知マー
ク5に対して線状に並ぶ位置に設けられている(第2図
参照)。第3図に示すように、仮にサック貼りで前記糊
代3との貼り合わせにズレが生じた場合にはこの直線状
検知マーク5と直線状対応検知マーク7とがズレること
になり、目視にて容易にサック貼り不良が確認でき、直
線状検知マーク5と直線状対応検知マーク7とのズレ間
隔でズレ量が把握され、サック貼り機の調節も容易に行
えるようになる。 なお、予め設定される直線状検知マーク5と直線状対
応検知マーク7の位置関係は上記実施例のように線状に
限定されるものではない。そして直線状検知マークおよ
び直線状対応検知マークの形状も限定されず、位置も底
面部に限定されず目立たないところであればよい。 第4図は第2の実施例を示すものである。ブランクス
1の底面部2cにおいては、内一本の折り罫線2を間にし
て近接する一対の垂直の直線状検知マーク8,8が設けら
れている。この直線状検知マーク8はシート印刷時に印
刷されるものであって、折り罫線の型押し設定位置aを
間にして近接するように配置される。こののちブランク
ス形成時の型押しにより前記一対の直線状検知マーク8,
8の間に折り罫線2が入れられる。このように直線状検
知マーク8,8の間に折り罫線2が位置すれば、抜き加工
が適正に行われたことになり(抜き刃と罫線刃とが同一
型上にあるため)、もし仮に折り罫線2が直線状検知マ
ーク8,8の間からズレている場合には、抜き加工が不良
であることが容易に判断できるようになる。 この図示の実施例っでは、直線状検知マークが目立た
ないように底面部に位置させたが、この位置は限定され
ず、直線状検知マーク8の形状、個数も限定されない。 そして検知マーク相互の位置関係も、折り罫線の型押
し設定位置aを間にして近接するものであればズレた状
態で配置されていてもよい。すなわち、第5図に示すよ
うに、検知マーク8,8を型押し設定位置aの長手方向に
沿って相互にズラした状態で配置することができ、さら
にこの第5図に図示されている如く、検知マーク8,8の
間を連続させて二つの検知マークの連なりが階段状とな
るようにしてもよい。 さらに本考案は上記した液体紙容器に対してのみなら
ず、他の一般の紙容器にも応用できる。
【考案の効果】
以上説明したように、印刷と、検知マークおよび対応
検知マークとが形成された状態で、型押し打ち抜き形成
される紙容器用ブランクスは、サック貼りされる糊代の
近接部に水平の直線状検知マークを有し、かつサック貼
り時に前記糊代に貼着される対応部に、サック貼り後の
適正スリーブ状態時に前記水平の直線状検知マークに対
して近接するように設定された位置で、水平の直線状対
応検知マークを有するので、サック貼り後に近接する水
平の直線状検知マークと水平の直線状対応検知マークの
位置関係を見るだけで容易にサック貼りの良否の判断が
でき、そのズレ具合からサック貼り機の調整も熟練を要
することなく容易に行えるようになる。 また、もう一つの考案であって、印刷と検知マークと
が形成された状態で、型押し打ち抜き形成される紙容器
用ブランクスは、折り罫線の型押し設定位置を間にして
近接配置された少なくとも一対の垂直の直線状検知マー
クを有するので、ブランクスのこの垂直の直線状検知マ
ークと折り罫線との位置関係を見るだけで、容易に抜き
加工の良否が判断でき、よって抜き加工機の調整方向、
調整量の設定など容易に判断できて調整作業が簡単にな
るなど、実用性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の紙容器用ブランクスの第1の実施例を
示す説明図、第2図は第1の実施例における適正スリー
ブ状態を示す説明図、第3図は第1の実施例における不
良スリーブ状態を示す説明図、第4図は第2の実施例を
示す説明図、第5図は第2の実施例における変形例を示
す説明図である。 1……ブランクス、2……折り罫線 3……糊代、4……近接部 5……水平の直線状検知マーク 6……対応部 7……水平の直線状対応検知マーク 8……垂直の直線状検知マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山下 日出夫 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)考案者 小林 雄一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−155636(JP,A) 特公 平1−33346(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙容器用ブランクスにおいて、サック貼り
    される糊代の近接部に水平の直線状検知マークと、サッ
    ク貼り時に前記糊代に貼着される対応部に、サック貼り
    後の適正スリーブ状態時に前記水平の直線状検知マーク
    に対して近接するように設定された位置に、水平の直線
    状対応検知マークとが、印刷と同時に形成されたことを
    特徴とする紙容器用ブランクス。
  2. 【請求項2】紙容器用ブランクスにおいて、折り罫線の
    型押し設定位置を間にして近接配置された少なくとも一
    対の垂直の直線状検知マークが、印刷と同時に形成され
    たことを特徴とする紙容器用ブランクス。
JP1990100290U 1990-09-26 1990-09-26 紙容器用ブランクス Expired - Lifetime JP2531678Y2 (ja)

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JPH0456612U JPH0456612U (ja) 1992-05-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6433346A (en) * 1987-07-30 1989-02-03 Sumitomo Const Method for anchoring polymer tension material
JPH02155636A (ja) * 1988-12-08 1990-06-14 Toppan Printing Co Ltd ブランクシートの製造方法

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