JP2531086B2 - 中間中継装置 - Google Patents
中間中継装置Info
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- JP2531086B2 JP2531086B2 JP5120108A JP12010893A JP2531086B2 JP 2531086 B2 JP2531086 B2 JP 2531086B2 JP 5120108 A JP5120108 A JP 5120108A JP 12010893 A JP12010893 A JP 12010893A JP 2531086 B2 JP2531086 B2 JP 2531086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- optical signal
- intermediate repeater
- timing
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- Expired - Lifetime
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信の中間
中継装置に利用する。本発明は主信号に重畳される副情
報信号のＳ／Ｎ改善に関する。本発明は、再生中継機能
（３Ｒ機能、Ｒｅｓｈａｐｉｎｇ（等化増幅），Ｒｅｔ
ｉｍｉｎｇ（タイミング），Ｒｅｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ
（識別再生））を有する中間中継装置に利用するに適す
る。
中継装置に利用する。本発明は主信号に重畳される副情
報信号のＳ／Ｎ改善に関する。本発明は、再生中継機能
（３Ｒ機能、Ｒｅｓｈａｐｉｎｇ（等化増幅），Ｒｅｔ
ｉｍｉｎｇ（タイミング），Ｒｅｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ
（識別再生））を有する中間中継装置に利用するに適す
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来例の中間中継装置の主信号お
よび副情報信号の信号スペクトラムを示す図である。
よび副情報信号の信号スペクトラムを示す図である。
【０００３】従来、光ファイバ通信システムの中間中継
装置は、打合せ用電話、監視信号および制御信号などの
副情報を伝送するのに、主信号に重畳して伝送する場合
がある（特開昭５６−３１２４９号公報、特開昭６０−
２３５５６２号公報）。主信号に重畳する方法の一つと
して、あらかじめ周波数変調（ＦＭ、frequency modula
tion）または周波数シフトキーイング（ＦＳＫ、freque
ncy shift keying）された副情報信号を主信号に重畳す
る方法がある。
装置は、打合せ用電話、監視信号および制御信号などの
副情報を伝送するのに、主信号に重畳して伝送する場合
がある（特開昭５６−３１２４９号公報、特開昭６０−
２３５５６２号公報）。主信号に重畳する方法の一つと
して、あらかじめ周波数変調（ＦＭ、frequency modula
tion）または周波数シフトキーイング（ＦＳＫ、freque
ncy shift keying）された副情報信号を主信号に重畳す
る方法がある。
【０００４】一般に伝送路に送出される光信号は、５Ｂ
６Ｂ符号などでＢＳＩ（bit sequence independance ）
化することにより「１」連続または「０」連続を抑制し
タイミング成分を確保している。このため５Ｂ６Ｂ符号
などでＢＳＩ化された信号ｆ0 の信号スぺクトラムは図
４（ａ）に示す斜線部分のようになり低周波数領域に信
号スペクトラムは存在しない。ここに着目し、ＦＭ変調
またはＦＳＫ変調された副情報信号のキャリア周波数ｆ
SVを図４（ａ）に示す領域に設定し、主信号に重畳すれ
ば副情報信号をＳ／Ｎを良好にして伝送することができ
る。
６Ｂ符号などでＢＳＩ（bit sequence independance ）
化することにより「１」連続または「０」連続を抑制し
タイミング成分を確保している。このため５Ｂ６Ｂ符号
などでＢＳＩ化された信号ｆ0 の信号スぺクトラムは図
４（ａ）に示す斜線部分のようになり低周波数領域に信
号スペクトラムは存在しない。ここに着目し、ＦＭ変調
またはＦＳＫ変調された副情報信号のキャリア周波数ｆ
SVを図４（ａ）に示す領域に設定し、主信号に重畳すれ
ば副情報信号をＳ／Ｎを良好にして伝送することができ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の中間中継装置では、伝送路の損失などにより主信
号の符号誤り率が増大すると主信号は５Ｂ６Ｂ符号則か
ら次第に外れ、ランダムパタンに近づいてくる。このた
めに、主信号ｆ0 の信号スペクトラムは図４（ｂ）に示
す斜線部分のようになり副情報信号のキャリア周波数ｆ
SVが存在する低周波数領域にもスペクトラムが延び、副
情報信号のキャリア周波数ｆSVのＳ／Ｎが劣化する欠点
があつた。
来例の中間中継装置では、伝送路の損失などにより主信
号の符号誤り率が増大すると主信号は５Ｂ６Ｂ符号則か
ら次第に外れ、ランダムパタンに近づいてくる。このた
めに、主信号ｆ0 の信号スペクトラムは図４（ｂ）に示
す斜線部分のようになり副情報信号のキャリア周波数ｆ
SVが存在する低周波数領域にもスペクトラムが延び、副
情報信号のキャリア周波数ｆSVのＳ／Ｎが劣化する欠点
があつた。
【０００６】本発明は前記の欠点を解決するもので、主
信号の品質が劣化している環境においても副情報信号を
誤りなく伝送することができる副情報信号重畳方式を提
供することを目的とする。
信号の品質が劣化している環境においても副情報信号を
誤りなく伝送することができる副情報信号重畳方式を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、主信号により
変調された光信号を入力し電気信号に変換する光信号電
気信号変換器およびこの光信号電気信号変換器の出力を
光信号に変換する電気信号光信号変換器を含む中間中継
器と、周波数変調された副情報信号を前記主信号に重畳
する手段を備えた中間中継装置において、前記光信号電
気信号変換器の出力の単位時間当たりの符号則誤りを検
出する検出器と、この検出器の検出出力を基準値と比較
し検出出力が基準値を上回ったときに一定の電圧を出力
する比較器と、この比較器の出力により前記副情報信号
の振幅変調の変調度を大きくする振幅変調器とを備えた
ことを特徴とする。なお、前記振幅変調器は前記比較器
の出力に応じて二値振幅変調を施す手段を含むことがで
きる。
変調された光信号を入力し電気信号に変換する光信号電
気信号変換器およびこの光信号電気信号変換器の出力を
光信号に変換する電気信号光信号変換器を含む中間中継
器と、周波数変調された副情報信号を前記主信号に重畳
する手段を備えた中間中継装置において、前記光信号電
気信号変換器の出力の単位時間当たりの符号則誤りを検
出する検出器と、この検出器の検出出力を基準値と比較
し検出出力が基準値を上回ったときに一定の電圧を出力
する比較器と、この比較器の出力により前記副情報信号
の振幅変調の変調度を大きくする振幅変調器とを備えた
ことを特徴とする。なお、前記振幅変調器は前記比較器
の出力に応じて二値振幅変調を施す手段を含むことがで
きる。
【０００８】さらに、本発明は、前記中間中継器は、伝
送路の特性により歪んだ受信波形を識別に適した波形に
整形増幅する等化増幅手段と、この等化増幅手段の出力
からタイミング・パルスを抽出するタイミング手段と、
このタイミング・パルスにより受信パルス符号系列の識
別を行う識別再生手段とを含むことができる。
送路の特性により歪んだ受信波形を識別に適した波形に
整形増幅する等化増幅手段と、この等化増幅手段の出力
からタイミング・パルスを抽出するタイミング手段と、
このタイミング・パルスにより受信パルス符号系列の識
別を行う識別再生手段とを含むことができる。
【０００９】
【作用】光信号電気信号変換器の出力の単位時間当たり
の符号則誤りを検出し、この検出出力と基準値とを比較
する。この比較結果に応じて副情報信号に振幅変調を施
す。これにより伝送路の損失などで主信号の符号誤り率
が増大したときには副情報信号の変調度を大きくしてＳ
／Ｎの劣化を防ぐので、主信号の品質が劣化している環
境においても副情報信号を誤りなく伝送することができ
る。
の符号則誤りを検出し、この検出出力と基準値とを比較
する。この比較結果に応じて副情報信号に振幅変調を施
す。これにより伝送路の損失などで主信号の符号誤り率
が増大したときには副情報信号の変調度を大きくしてＳ
／Ｎの劣化を防ぐので、主信号の品質が劣化している環
境においても副情報信号を誤りなく伝送することができ
る。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【００１１】図１は本発明一実施例中間中継装置のブロ
ック構成図である。図１において、中間中継装置は、主
信号により変調された光信号を入力し電気信号に変換す
る光信号電気信号変換器１１および光信号電気信号変換
器１１の出力を光信号に変換する電気信号光信号変換器
１２を含む中間中継器１０と、ＦＭ変調またはＦＳＫ変
調された副情報信号を前記主信号に重畳する手段を備え
る。
ック構成図である。図１において、中間中継装置は、主
信号により変調された光信号を入力し電気信号に変換す
る光信号電気信号変換器１１および光信号電気信号変換
器１１の出力を光信号に変換する電気信号光信号変換器
１２を含む中間中継器１０と、ＦＭ変調またはＦＳＫ変
調された副情報信号を前記主信号に重畳する手段を備え
る。
【００１２】ここで本発明の特徴とするところは、光信
号電気信号変換器１１の出力の単位時間当たりの符号則
誤りを検出する検出器として符号則誤り検出器１と、符
号則誤り検出器１の出力に応じて前記副情報信号に振幅
変調を施す振幅変調器３とを備えたことにある。
号電気信号変換器１１の出力の単位時間当たりの符号則
誤りを検出する検出器として符号則誤り検出器１と、符
号則誤り検出器１の出力に応じて前記副情報信号に振幅
変調を施す振幅変調器３とを備えたことにある。
【００１３】また、符号則誤り検出器１の検出出力を基
準値として基準電圧と比較する比較器２を備え、振幅変
調器３は比較器２の出力に応じて二値振幅変調を施す手
段を含む。
準値として基準電圧と比較する比較器２を備え、振幅変
調器３は比較器２の出力に応じて二値振幅変調を施す手
段を含む。
【００１４】このような構成の中間中継装置の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１５】図２は本発明の中間中継装置の主信号およ
び副情報信号の信号スペクトラムを示す図である。本実
施例はあらかじめＦＭ変調またはＦＳＫ変調された打合
せ用電話、監視信号および制御信号などの副情報信号ｆ
svを主信号ｆ0 の振幅変調により重畳して伝送する方法
において、伝送路の損失の増大などにより主信号ｆ0の
符号誤り率が増大した場合でも副情報信号ｆsvの信号対
雑音比を良好に確保する方法である。
び副情報信号の信号スペクトラムを示す図である。本実
施例はあらかじめＦＭ変調またはＦＳＫ変調された打合
せ用電話、監視信号および制御信号などの副情報信号ｆ
svを主信号ｆ0 の振幅変調により重畳して伝送する方法
において、伝送路の損失の増大などにより主信号ｆ0の
符号誤り率が増大した場合でも副情報信号ｆsvの信号対
雑音比を良好に確保する方法である。
【００１６】図１および図２において、光信号電気信号
変換器１１と電気信号光信号変換器１２とから構成され
た中間中継器１０の光信号電気信号変換器１１により電
気信号に変換された主信号ｆ0 を符号則誤り検出器１に
入力する。
変換器１１と電気信号光信号変換器１２とから構成され
た中間中継器１０の光信号電気信号変換器１１により電
気信号に変換された主信号ｆ0 を符号則誤り検出器１に
入力する。
【００１７】符号則誤り検出器１は主信号ｆ0 の符号則
誤りを計測し、単位時間当たりの符号則誤りの数に比例
した電圧を出力する。比較器２は、符号則誤り検出器１
の出力電圧と基準電圧とを比較し符号則誤り検出器１の
出力電圧が基準電圧より大きくなると、すなわち単位時
間あたりの符号則誤りの数が一定値を超えると、一定の
電圧を出力する。振幅変調器３は、あらかじめＦＭ変調
またはＦＳＫ変調された打合せ用電話、監視信号および
制御信号などの副情報信号ｆsvを主信号ｆ0 に重畳し副
情報信号を伝送する。このとき、光信号電気信号変換器
１１により電気信号に変換された主信号ｆ0 の単位時間
当たりの符号則誤りの数が一定値を超えているならば、
比較器２の出力を受けて副情報信号ｆsvの振幅を大きく
し、すなわち、主信号ｆ0 に重畳する際の変調度を大き
くすることにより、図２に示すように副情報信号ｆsvの
Ｓ／Ｎの劣化を防ぐことができる。
誤りを計測し、単位時間当たりの符号則誤りの数に比例
した電圧を出力する。比較器２は、符号則誤り検出器１
の出力電圧と基準電圧とを比較し符号則誤り検出器１の
出力電圧が基準電圧より大きくなると、すなわち単位時
間あたりの符号則誤りの数が一定値を超えると、一定の
電圧を出力する。振幅変調器３は、あらかじめＦＭ変調
またはＦＳＫ変調された打合せ用電話、監視信号および
制御信号などの副情報信号ｆsvを主信号ｆ0 に重畳し副
情報信号を伝送する。このとき、光信号電気信号変換器
１１により電気信号に変換された主信号ｆ0 の単位時間
当たりの符号則誤りの数が一定値を超えているならば、
比較器２の出力を受けて副情報信号ｆsvの振幅を大きく
し、すなわち、主信号ｆ0 に重畳する際の変調度を大き
くすることにより、図２に示すように副情報信号ｆsvの
Ｓ／Ｎの劣化を防ぐことができる。
【００１８】したがって、主信号の品質が劣化している
環境においても副情報信号ｆsvをエラーフリーで伝送す
ることができる。
環境においても副情報信号ｆsvをエラーフリーで伝送す
ることができる。
【００１９】このことは中間中継器１０の上流側の伝送
路でなんらかの障害がおきても、少なくとも副情報信号
ｆsvは下流側に伝送することができることを意味し、シ
ステムの運用上非常に有効である。
路でなんらかの障害がおきても、少なくとも副情報信号
ｆsvは下流側に伝送することができることを意味し、シ
ステムの運用上非常に有効である。
【００２０】図３は本発明他の実施例中間中継装置のブ
ロック構成である。図３において、この中間中継器は再
生中継回路を有し、２０は等化増幅手段、２１は等化増
幅部、２２はＡＧＣ部 、３０はタイミング手段、３１
はタイミング抽出部、３２はタイミング波発生部、４０
は識別再生手段、４１は識別部および４２は再生増幅部
を示す。この実施例では識別再生手段４０から出力され
た電気信号に変換され再生された主信号ｆ0 を符号則誤
り検出器に入力する。以下の動作は図１に示す場合と同
様である。
ロック構成である。図３において、この中間中継器は再
生中継回路を有し、２０は等化増幅手段、２１は等化増
幅部、２２はＡＧＣ部 、３０はタイミング手段、３１
はタイミング抽出部、３２はタイミング波発生部、４０
は識別再生手段、４１は識別部および４２は再生増幅部
を示す。この実施例では識別再生手段４０から出力され
た電気信号に変換され再生された主信号ｆ0 を符号則誤
り検出器に入力する。以下の動作は図１に示す場合と同
様である。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、副情報
信号の信号対雑音比の劣化を防止することができ、主信
号の品質が劣化している環境においても副情報信号を誤
りなく伝送することができる優れた効果がある。
信号の信号対雑音比の劣化を防止することができ、主信
号の品質が劣化している環境においても副情報信号を誤
りなく伝送することができる優れた効果がある。
【図１】本発明一実施例中間中継装置のブロック構成
図。
図。
【図２】本発明の中間中継装置の主信号および副情報信
号の信号スペクトラムを示す図。
号の信号スペクトラムを示す図。
【図３】本発明他の実施例中間中継装置のブロック構成
図。
図。
【図４】従来例の中間中継装置の主信号および副情報信
号の信号スペクトラムを示す図。
号の信号スペクトラムを示す図。
１ 符号誤り検出器 ２ 比較器 ３ 振幅変調器 １０、１０Ａ 中間中継器 １１ 光信号電気信号変換器 １２ 電気信号光信号変換器 ２０ 等化増幅手段 ２１ 等化増幅部 ２２ ＡＧＣ部 ３０ タイミング手段 ３１ タイミング抽出部 ３２ タイミング波発生部 ４０ 識別再生手段 ４１ 識別部 ４２ 再生増幅部 ｆ0 主信号 ｆSV 副情報信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｌ 7/027
Claims (3)
- 【請求項１】 主信号により変調された光信号を入力し
電気信号に変換する光信号電気信号変換器およびこの光
信号電気信号変換器の出力を光信号に変換する電気信号
光信号変換器を含む中間中継器と、周波数変調された副
情報信号を前記主信号に重畳する手段を備えた中間中継
装置において、 前記光信号電気信号変換器の出力の単位時間当たりの符
号則誤りを検出する検出器と、 この検出器の検出出力を基準値と比較し検出出力が基準
値を上回ったときに一定の電圧を出力する比較器と、 この比較器の出力により前記副情報信号の振幅変調の変
調度を大きくする 振幅変調器とを備えたことを特徴とす
る中間中継装置。 - 【請求項２】 前記振幅変調器は前記比較器の出力に応
じて二値振幅変調を施す手段を含む請求項１記載の中間
中継装置。 - 【請求項３】 前記中間中継器は、伝送路の特性により
歪んだ受信波形を識別に適した波形に整形増幅する等化
増幅手段と、この等化増幅手段の出力からタイミング・
パルスを抽出するタイミング手段と、このタイミング・
パルスにより受信パルス符号系列の識別を行う識別再生
手段とを含む請求項１記載の中間中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120108A JP2531086B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 中間中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120108A JP2531086B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 中間中継装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334612A JPH06334612A (ja) | 1994-12-02 |
| JP2531086B2 true JP2531086B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14778137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5120108A Expired - Lifetime JP2531086B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 中間中継装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531086B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02262743A (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-25 | Nec Corp | 光中継器 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP5120108A patent/JP2531086B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06334612A (ja) | 1994-12-02 |
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