JP2530261B2 - 窓用開閉金具 - Google Patents

窓用開閉金具

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JP2530261B2
JP2530261B2 JP3141346A JP14134691A JP2530261B2 JP 2530261 B2 JP2530261 B2 JP 2530261B2 JP 3141346 A JP3141346 A JP 3141346A JP 14134691 A JP14134691 A JP 14134691A JP 2530261 B2 JP2530261 B2 JP 2530261B2
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稔弘 昌子
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HAITATSUCHI FUTABA KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】イ.発明の目的 (1)産業上の利用分野 この発明は、建具特には窓用の開閉の建具金物としてい
わゆるホイトコに関し、更に詳しくは、多段式に開閉で
きるホイトコの改良に関する。
【0002】(2)従来の技術 従来のホイトコは一般に、枠取付け部材、建具取付
け部材、該両部材に介装されるステーからなり、そ
れぞれがヒンジで結合され、特に枠取付け部材と建具
取付け部材とを結合するヒンジは枠取付け部材に穿設さ
れた案内孔を摺動する構造となっている。
【0003】しかし、この構造であると、建具すなわち
窓を閉じたとき及び開放しきったときのみ安定となり、
途中での固定は不可能であるばかりでなく、閉鎖状態に
おいても鎖錠装置(例えばキャッチ錠)を枠部材と建具
部材とに取り付ける必要があり、そのための取付け手間
を要する、等の種々の機能上の欠点並びに経済上の問題
点が存在する。
【0004】(3)発明が解決しようとする課題 本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、建具の
開閉を段階的になし、かつ、ぐらつきのない新規なホイ
トコを得ることをその目的(技術的課題)とする。
【0005】ロ.発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明の建具用開閉金具は上記目的を達成するため、次
の構成(技術的手段)を採る。すなわち、枠に取り付け
られ中空構造をなす枠側取付け部材1、建具に取り付け
られる建具側取付け部材10、及び該枠側取付け部材1
と建具側取付け部材10とに介在するステー15からな
り、それぞれが回転自在のヒンジで結合されてなる建具
用開閉金具において、前記枠側取付け部材1の上部には
縦長の案内孔2が穿設され、前記案内孔2に臨んで相対
する突部3,4が1又は複数組前記枠側取付け部材1の
表面に突設され、前記枠側取付け部材1と前記建具側取
付け部材10とを結合するヒンジ(摺動ヒンジ)20
は、ピン21と該ピン21の軸部21bに装着されるワ
ッシャー22とばね部材23とからなり、前記ピン21
はその鍔部21aが前記枠側取付け部材1の中空部に装
入されるとともに、その軸部21bが前記案内孔2内を
摺動自在に装着され、前記ワッシャー22は前記枠側取
付け部材1の表面側において、前記突部3,4によって
係合固定され、前記ばね部材23の付勢に抗して前記突
部3,4を乗り越えることが可能であるように前記ばね
部材23により前記枠側取付け部材1の表面側に付勢さ
れてなる、ことを特徴とする。
【0006】(2)作用 建具を閉止状態から開放してゆくと、摺動ヒンジ20は
案内孔2を下降するが、摺動ヒンジ20の弾圧作用によ
り突部3,4を乗り越え次の突部3,4によって係止さ
れて止まる。建具の開放につれ、摺動ヒンジは順次突部
3,4を乗り越え、かつ該突部によって係止され、多段
的に開くことができる。
【0007】(3)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】図1〜図4は本発明のホイトコHの一実施
例を示す。ここに、1は枠側取付け部材(以下「枠側部
材」という。)であって、断面が溝型の鋼材よりなり、
表側部材1a、裏側部材1b、両側部材1cにより中空
構造1dになっている。
【0009】該枠側部材1の表側部材1aの上方部には
縦長の案内孔2が穿設され、該案内孔2は打抜きにより
成形される。
【0010】案内孔2に臨んで枠側部材1の表側に上部
突部3及び下部突部4が突設され、該突部3,4はプレ
スにより形成される。しかして、該案内孔2を後記する
摺動ヒンジが該突部3,4に係合しつつ摺動する。本実
施例では突部は2組設けられてあるが1組のみ(この場
合開閉動作は1段階となる)あるいは3組以上(開閉動
作は3段階以上となる)設けられてよいことは勿論であ
る。
【0011】5は枠側部材1に穿設された枠取付け用の
ビス孔である。6は後記する固定ヒンジ用のピン孔であ
る。
【0012】10は建具側取付け部材(以下「建具側部
材」という。)であって、鋼材よりなり、その上方には
折れ曲げ部10aが形成される。該建具側部材10の上
方部には摺動ヒンジ用のピン孔11が穿設されるととも
に、下方部には固定ヒンジ用のピン孔12が穿設され
る。13は建具側部材10に穿設された建具取付け用の
ビス孔である。該ビス孔13は折れ曲げ部10aにも形
成されることはいうまでもない。
【0013】15はステーである。該ステー15の両端
部には固定ヒンジ用のピン孔16,17がそれぞれ穿設
されている。
【0014】そして、枠側部材1、建具側部材10及び
ステー15はそれぞれヒンジ機構によって回転可能に連
結されている。すなわち、20は枠側部材1と建具側部
材10とを連結する摺動ヒンジ、30は建具側部材10
とステー15とを連結する固定ヒンジ、40は枠側部材
1とステー15とを連結する固定ヒンジである。
【0015】摺動ヒンジ20はピン21、ワッシャー2
2及びばね部材23からなる(図4参照)。これらの部
材は通常金属製であるが、特にワッシャー22は硬質の
耐摩耗性のある合成樹脂によることが好ましい。
【0016】該摺動ヒンジ20は次のようにして装着さ
れる。すなわち、ピン21を枠側部材1の背面から案内
孔2に向けて挿入し、鍔21aを表側部材1aの後面に
押し当て、次いで、ワッシャー22、1枚もしくは複数
枚の皿ばね23をピン21の軸部いわゆる根太部21b
に順次嵌め込む。ピン21のかしめ部21cを建具側部
材10のピン孔11に挿し込み、該かしめ部21cをか
しめてピン孔11から抜け出ないようにする。
【0017】なお、ばね部材23は皿ばねに替え、ウェ
ーブワッシャー、スプリングワッシャー、コイルばね等
のばね効果のあるものを適宜選択して用いることができ
ることは当然である。また、ピン21の抜止めをかしめ
に替え、他の適宜手段(例えばリング止め)によること
ができる。
【0018】固定ヒンジ30,40は部材間の回転のみ
を許容する通常のヒンジが使用される。
【0020】次に、本実施例の使用態様について述べ
る。 (1)建具の閉鎖時(図2参照) 建具を閉鎖すると、枠側部材1、建具側部材10及びス
テー15は一直線上に重なってならぶ。このとき、摺動
ヒンジ20は案内孔2の最上位に位置する。
【0021】(2)開放途中 建具の把手を把持して押す(又は引く)と、摺動ヒンジ
20は下方へ下り始める。更に建具を押すと摺動ヒンジ
20は案内孔2の1段目の突部3に至るが、摺動ヒンジ
20にはばね部材23が介装されているので強い力によ
れば、ワッシャー22は該突部3を乗り越えることにな
る。しかして、摺動ヒンジ20は突部3を乗り越え、突
部3と突部4との間に至り、ワッシャー22が両突部
3,4に挟着されることにより建具側部材10ひいては
建具は固定されることになる。
【0022】(3)建具の全開(図1参照) 叙上のようにして建具を押す(又は引く)ことにより摺
動ヒンジ20のワッシャー22は案内孔2の突部間に次
々と係合し、多段的に建具を所定の開放角度に開けてお
くことができる。摺動ヒンジ20が案内孔2の最下端に
至ると建具のそれ以上の開放は停止される。
【0023】ハ.発明の効果 本発明の建具開閉金具は上記構成によりなり、作用を有
するものであるので、以下の特有の効果を有する。 案内孔の突部を適宜段数に設けることにより建具を
段階的に所定の角度に開放してゆくことができる。 本金具は蝶番機能を有するので、蝶番の使用は不要
であり、経済上その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓用開閉金具・ホイトコの一実施例の
開放(全開)状態の正面図。
【図2】その閉鎖状態の側面図。
【図3(a)】枠側取付け部材の要部拡大平面図(表
面)。
【図3(b)】枠側取付け部材の要部拡大平面図(裏
面)。
【図3(c)】図3(a)のX−X線断面図。
【図4】摺動ヒンジの分解図である。
【符号の説明】
1…枠側取付け部材、2…案内孔、3,4…突部、10
…建具取付け部材、15…ステー、20…摺動ヒンジ、
21…ピン、22…ワッシャー、23…ばね部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠に取り付けられ中空構造をなす枠側取
    付け部材、建具に取り付けられる建具側取付け部材、及
    び該枠側取付け部材と建具側取付け部材とに介在するス
    テーからなり、それぞれが回転自在のヒンジで結合され
    てなる建具用開閉金具において、 前記枠側取付け部材の上部には縦長の案内孔が穿設さ
    れ、前記案内孔に臨んで 相対する突部が1又は複数組前記枠
    側取付け部材の表面に突設され、 前記枠側取付け部材と前記建具側取付け部材とを結合す
    るヒンジは、ピンと該ピンの軸部に装着されるワッシャ
    ーとばね部材とからなり、 前記ピンはその鍔部が前記枠側取付け部材の中空部に装
    入されるとともに、その軸部が前記案内孔内を摺動自在
    に装着され、 前記ワッシャーは前記枠側取付け部材の表面側におい
    て、前記突部によって係合固定され、前記ばね部材の付
    勢に抗して前記突部を乗り越えることが可能であるよう
    に前記ばね部材により前記枠側取付け部材の表面側に付
    勢されてなる、 ことを特徴とする建具用開閉金具。
JP3141346A 1991-05-17 1991-05-17 窓用開閉金具 Expired - Lifetime JP2530261B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890955U (ja) * 1981-12-15 1983-06-20 立山アルミニウム工業株式会社 開き窓の障子煽止め装置
JPS58111770U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 日本化学産業株式会社 窓の開閉金具

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