JP2529707Y2 - ロボット用接触検出装置 - Google Patents

ロボット用接触検出装置

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JP2529707Y2
JP2529707Y2 JP3017391U JP3017391U JP2529707Y2 JP 2529707 Y2 JP2529707 Y2 JP 2529707Y2 JP 3017391 U JP3017391 U JP 3017391U JP 3017391 U JP3017391 U JP 3017391U JP 2529707 Y2 JP2529707 Y2 JP 2529707Y2
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伸雄 田中
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Mitsubishi Chemical Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はロボットの腕部に相対向
するくの字形指先の基部を開閉可能に枢支し、このくの
字形指先の間に物体を教示するロボットに係り、特にく
の字形指先の外側面に物体が近接したことを検出し、腕
部を安全に停止させることができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来装置の1例の構成を示す正面
図である。図5において1はロボットの腕部で、この腕
部1に相対向するくの字形指先2A,2Bの基部が開閉
可能に枢支されている。
【0003】腕部が横に回動したとき、他の物体に衝当
して装置を破壊するおそれがある。他の物体との衝当に
よる破壊を防止するため、例えば、各くの字形指先2
A,2Bの基部側指先部分2A1 ,2B1 と先部側指先
部分2A2 ,2B2 に圧電体センサ4を設けた場合、基
部側指先部分2A1 ,2B1 に物体が接触すると、基部
側圧電体センサ3により接触圧による電気信号として検
出され、又、先部側指先部分2A2 ,2B2 に物体が接
触すると、先部側圧電体センサ4により接触圧による電
気信号として検出されることになる。
【0004】しかし、物体に接触したことを検知した後
ロボットの腕部を停止するまでの間に若干の時間を要す
るため、腕部が停止するまでの間に装置を壊すおそれが
あった。
【0005】また、図6に示すように各くの字形指先2
A,2Bの基部側指先部分2A1 ,2B1 に光,短波等
の電磁波を放射する電磁波送受信装置5と、電磁波を反
射する反射板6を相対向して設けた場合、基部側指先部
分2A1 (2B1 についても同じ)の電磁波路に物体D
が侵入すると、物体Dが電磁波送受信装置5の放射部よ
り放射された電磁波を透過或いは反射する材料である場
合は、物体Dが100%透過する物体でない限り、電磁
波の変化が必ず生じるので、その過渡応答を電磁波送受
信装置5のエッジ検出回路等により物体を検出すること
が可能である。
【0006】この場合は、ロボットの指先が物体に衝当
する前に検出できるから、物体を検出してから停止する
までに若干の時間を要しても装置を破壊しないことにな
る。
【0007】又、変調周波数を50Hz,60Hz以外
の周波数に選んで電磁波を変調し、検出器側にバンドパ
スフィルタを設けることにより電源周波数に起因するノ
イズを除去し、又は検出器側で変調周波数に同期したゲ
ートを設けることによりランダムノイズの影響を除去す
ることができる。
【0008】更に反射板6を物体の接触により変形する
材料にすることにより反射板自体への接触も検出でき
る。
【0009】かくして基部側指先部分2A1 ,2B1
それぞれ電磁波送受信装置5と反射板6とを相対向して
取付けることにより、ノイズに影響されることなく、物
体Dが基部側指先部分2A1 ,2B1 に接近したことを
検出することができる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例にあっては、電磁波送受信装置5と反射板6との間の
基部側指先部分2A1 ,2B1 への物体の接触以外の先
部側指先部分2A2 ,2B2 への接触を検出できないと
いう課題がある。
【0011】この課題を解決するためには、先部側指先
部分2A2 ,2B2 についても基部側指先部分2A1
2B1 側と同じ構成とすればよいが、これでは構成が複
雑になり高価になるという課題がある。
【0012】そこで、本考案の目的はくの字形指先2
A,2Bの全面への物体の接近を検出できる、構成が簡
単で安価なロボット用接触検出装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案装置は上記課題を
解決し、上記目的を達成するため、図1に示すようにロ
ボットの腕部1に相対向するくの字形指先2A,2Bの
基部を開閉可能に枢支し、各基部側指先部分2A1 ,2
1 にそれぞれ電磁波を放射する電磁波送受信装置5
と、電磁波を反射する反射板6を相対向して取付け、先
部側指先部分2A2 ,2B2 に、それぞれ検出板7A,
7Bを変位可能に並設し、これらの検出板7A,7Bに
それぞれ反射板6を取付けてなることを特徴とするロボ
ット用接触検出装置を提供するものである。
【0014】
【作用】このような構成とすることにより各くの字形指
先2A,2Bの基部側指先部分2A1 ,2B1 に物体が
接近すると、基部側物体検出手段3により電磁波の変化
として検出されることになる。
【0015】又、先部側指先部分2A2 ,2B2 に物体
が接触すると、先部側物体検出手段4により電磁波の変
化として検出されることになる。
【0016】
【実施例】図1は本考案装置の第1実施例の構成を示す
正面図である。1はロボットの腕部で、この腕部1に相
対向するくの字形指先2A,2Bの基部が開閉可能に枢
支されている。
【0017】図2はその斜視図で、図3は一方のくの字
形指先側の動作前の状態を示す説明図、図4は同じく動
作時の説明図である。基部側指先部分2A1 ,2B1
それぞれ電磁波を放射する電磁波送受信装置5と、電磁
波を反射する反射板6が相対向して取付けられており、
先部側指先部分2A2 ,2B2 にそれぞれ検出板7A,
7Bが変位可能に並設されている。
【0018】これらの検出板7A,7Bにはそれぞれ反
射板6が取付けられており、各検出板7A,7Bの反射
板側端部に枢支され、かつ各検出板7A,7Bと先部側
指先部分2A2 ,2B2 との間はバネ8A,8Bで連結
されている。
【0019】基部側指先部分2A1 ,2B1 に物体Dが
近接すると、上記従来装置と同様に近接を検出すること
ができる。又、図4に示すように物体A,B,Cがそれ
ぞれ先部側指先部分2A2 ,2B2 のどの部位に接触し
ても検出板7A,7Bがバネ8A,8Bに抗して変位す
るため、該検出板7A,7Bに取付けられた反射板6が
変位し、電磁波送受信装置5より放射する電磁波が検出
器側に受信される電磁波が変化することにより物体の接
触を検出することができることになる。
【0020】この第2実施例では、電磁波送受信装置
5,反射板6,検出板7A,7B及びバネ8A,8Bと
で構成したので、各くの字形指先2A,2Bの全面への
物体の接触を検出することができ、上記従来例に比して
構成が簡単になり安価に実施できる。
【0021】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、相対向す
るくの字形指先2A,2Bの基部側指先部分2A1 ,2
1 及び先部側指先部分2A2 ,2B2 に、それぞれ基
部側物体検出手段3及び先部側物体検出手段4を設けて
なるので、くの字形指先2A,2Bの全面への物体の接
触を検出できる、構成が簡単で安価なロボット用接触検
出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図2】図1の装置の斜視図である。
【図3】一方のくの字形指先側の動作前の状態を示す説
明図である。
【図4】同じく動作時の説明図である。
【図5】従来装置の1例の構成を示す正面図である。
【図6】従来装置の他例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 腕部 2A,2B くの字形指先 2A1 ,2B1 基部側指先部分 2A2 ,2B2 先部側指先部分 3 基部側物体検出手段 4 先部側物体検出手段 5 電磁波送受信装置 6 反射板 7A,7B 検出板 8A,8B 弾性体(バネ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−41891(JP,A) 特開 昭61−230894(JP,A) 特開 昭64−34695(JP,A) 実開 昭62−50081(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの腕部(1)に相対向するくの
    字形指先(2A,2B)の基部を開閉可能に枢支し、基
    部側指先部分(2A1 ,2B1 )にそれぞれ電磁波を放
    射する電磁波送受信装置(5)と、電磁波を反射する反
    射板(6)を相対向して取付け、先部側指先部分(2A
    2 ,2B2 )に、それぞれ検出板(7A,7B)を変位
    可能に並設し、これらの検出板(7A,7B)にそれぞ
    れ反射板(6)を取付けてなることを特徴とするロボッ
    ト用接触検出装置。
  2. 【請求項2】 検出板(7A,7B)の反射板側端部を
    枢支し、かつ各検出板(7A,7B)と先部側指先部分
    (2A2 ,2B2 )との間を弾性体(8A,8B)で連
    結してなる請求項1のロボット用接触検出装置。
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