JP2527837B2 - 射出成形法による合成樹脂材料の射出成形装置 - Google Patents

射出成形法による合成樹脂材料の射出成形装置

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JP2527837B2 JP2218289A JP21828990A JP2527837B2 JP 2527837 B2 JP2527837 B2 JP 2527837B2 JP 2218289 A JP2218289 A JP 2218289A JP 21828990 A JP21828990 A JP 21828990A JP 2527837 B2 JP2527837 B2 JP 2527837B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1734Nozzles therefor
    • B29C45/1735Nozzles for introducing the fluid through the mould gate, e.g. incorporated in the injection nozzle

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形法による合成樹脂材料の射出成形
装置にして、選択的に型中空室への合成樹脂メルトのみ
の射出、合成樹脂メルト及びガス状媒体や液状媒体の同
時の射出並びに媒体のみの射出を可能にする、射出成形
装置の射出成形型に接続可能なノズルを備え、その際合
成樹脂材料メルトは押出機のスクリューシリンダからノ
ズルプラグのまわりをノズル口に供給可能でありかつ前
記媒体はノズル口から距離においてノズルに導入可能で
ある装置に関する。
(従来の技術) この種の装置の公知のもの(特開平1−154718号公
報)では、ノズルによって例えば専らガスが、場合によ
っては前もって合成樹脂材料によってのみ又は合成樹脂
材料とガスから成る混合物を付勢される射出成形装置の
向かい合って配置されている少なくとも2つの型部分か
ら形成された射出成形型中に射出される場合に、付設の
閉鎖部の外部からの制御によってノズルへの合成樹脂材
料のメルト流が中断されなければならない。
メルト流のための閉鎖部の外部からの制御によって制
約され、公知の装置では比較的構造的に高いコストが必
要である、そのわけは閉鎖部の他に射出成形装置に制御
部を備えた液圧シリンダも設けられなければならないか
らである。しかし公知の構成では装置に長いノズルを装
着する必要がある場合困難性が生じる。
(発明の課題) 本発明の課題は射出成形法による合成樹脂材料の射出
成形装置を、僅かなコストによって作られるだけではな
く、なんら外部からの制御なしに完全自動的に運転され
ることができるように構成することである。
(課題の解決のための手段) 本発明の課題はノズルプラグの上流端とスクリューシ
リンダのための接続部材との間のノズルのメルト供給部
にスクリューシリンダ側にある閉鎖位置にもたらされる
ことができる逆止弁が設けられることによって解決され
る。
(発明の効果) そのような材料圧力によってのみ制御される弁は、全
ての完全な運転条件を問題なく考慮し、その際ノズルを
通って媒体のみが射出成形型の型中空室に射出されるべ
き場合、媒体がノズルの後方に位置するメルト空間やス
クリューシリンダに達することは安全に阻止されるとい
う効果が得られる。
本発明によれば、逆止弁がボール逆止弁から成り、そ
のボール形閉鎖体が一方ではノズルプラグの上流端によ
って、他方では円錐状弁座によって、ボール形閉鎖体よ
りも大きい直径を有する空間中に閉じ込められる場合に
所期の効果が達成される。合成樹脂材料のみが又は媒体
と共にノズルを通って射出成形型の型中空室中に射出さ
れる場合にボルト逆止弁が自動的に開く。その際そのボ
ール形閉鎖体が合成樹脂メルトによってノズルプラグの
方向に変移し、その際圧力媒体に対する緊急閉塞の問題
を回避するために、ボール逆止弁を設け、合成樹脂材料
メルトがノズルの後方に位置するメルト室又はスクリュ
ーシリンダ中への媒体が逆流することを阻止する。
逆止弁の最適の機能は、ボール逆止弁のボール形閉鎖
体が変移するための空間の長さが少なくとも、その直径
に相応する程の大きさである場合に生じる。ボール形閉
鎖体のための短い開閉変移では、この方法で合成樹脂メ
ルトのための最適の流過横断面が生じる。
本発明による装置の特別に有利な構成は、逆止弁がメ
ルト供給部、ノズルプラグ及びノズル口に通じる同軸線
上に配列されている場合に達成される、そのわけはこの
場合ガス状媒体や液状媒体が側方から導管を通ってノズ
ルプラグに導入可能であり、並びにノズル口と同軸線上
の中心ダクトを通ってノズルプラグから導出可能である
からである。
装置の簡単な構成並びに容易な保守の可能性のために
本発明によれば、ノズル口部材及びノズルプラグは取り
外し可能にノズル受けに装着可能であり、その際ノズル
受けはボール逆止弁の収容のための空間を有することが
重要である。その際ノズルプラグはノズル口に面した、
小さいボールとボール逆止弁に面した大きいボールを有
することができる。
装置の本発明による構成は第1に、ガス状媒体や液状
媒体によって制御された自動運転を可能にするようにさ
れている。しかし緊急閉塞の問題を回避するために、逆
止弁をメルト供給部に付設されたノズル閉鎖部の下流に
配設し、材料圧力によって制御されたノズルを既に存在
する閉鎖ノズル内に組込むことは本発明の範囲内にあ
る。
本発明によればガス状媒体や液状媒体のための側方の
供給導管とノズル口と同軸線上の中心ダクトとの間にボ
ール逆止弁が設けられかつ前記媒体供給の中断の際の自
動閉鎖が行われるように構成されていることが有利であ
る。しかし本発明による他の構成によれば、射出成形法
による合成樹脂材料の射出成形装置と関連して、ノズル
プラグの中心ダクトに針状心金が交換可能に又は取り外
し可能に配設されておりかつ針状心金を介してノズル円
錐空間における中心ダクトの開口の貫通横断面が可変で
ある場合にも所期の効果が生じる。
最も簡単な場合本発明によれば針状心金がノズルプラ
グの中心ダクト中で軸線方向に制限されて調整可能に設
けられることができ、その際針状心金は−本発明による
他の構成において−中心ダクトの口開口と共に隙間弁を
形成する。本発明によれば各隙間弁の隙間が0.2mm、特
に0.1mm以下である場合に有利にかつ効果的である、そ
のわけは媒体圧力の低下の際隙間が隙間弁によって液状
合成樹脂材料メルトの導入を防ぎ、ノズルプラグの中心
ダクトに簡単な方法で好適に組み込まれうるからであ
る。
もっとも簡単な場合、本発明によれば針状心金は、例
えば針状心金が中心ダクトの口端の前に位置する、その
最大直径が少なくとも中心ダクトの口端におけるノズル
プラグの外形に殆ど一致する太い頭部又は皿状体を有す
ることによって、中心ダクトの口端との間でラジアル方
向に向いた隙間弁を形成することができる。この場合針
状心金の頭部又は皿状体と中心ダクトの口端との間のリ
ング隙間で隙間弁が形成される。本発明の範囲内におい
て、ヘッド又は皿状体の自由端は尖塔部又は円形部を備
えることができる。
隙間弁、特にリング隙間の隙間弁に対する媒体供給は
本発明によれば、針状心金がその自由端、例えば頭部又
は皿状体に続きかつノズルプラグにおける側ダクトに向
かう拡大部の範囲にまで達する長さ部分に、少なくとも
縦溝又は直径スリットを備えることによって確保される
ことができる。
他方では本発明の範囲内で、針状心金がその自由端に
続きかつノズルプラグにおける側ダクトに向かう拡大部
の範囲にまで達する長さ部分に亘って少なくとも1つ
の、特に複数の隙間弁に相当する周囲平取り部を備えて
いる。
結局本発明によれば針状心金がねじ部材を介してノズ
ルプラグ中に調整可能又は固定可能に保持されていると
いうことも提案される。
(実施例) ガスや液体射出成形法による合成樹脂材料の射出成形
装置1はノズル受け3を有するノズル2を備えている。
このノズル受け3の雌ねじに雄ねじ5によってノズル
口部材6がねじ込まれており、ノズル口部材6はその自
由端で図示しない射出成形型に接続され得る。
ノズル口部材6はノズル口7とこれに続くノズル円錐
空間8を有し、ノズル円錐空間8はノズル口部材6のノ
ズル口7とは反対側の端に向かって拡大している。ノズ
ル口部材6とノズル受け3との間の凹部9にノズルプラ
グ10が格納され、ノズルプラグ10はノズル口7に面しか
つノズル円錐空間8に進入している円錐角の小さい円錐
部分11並びにこれとは反対側の円錐角の大きい円錐部分
12を有する。一方円錐角の小さい円錐部分11はノズル口
7及びノズル円錐空間8に対して同軸線的になってお
り、円錐角の大きい円錐部分12は同様にノズル受け3の
空間13に同軸線的に進入しかつノズル受け3は凹部9に
装着され並びにメルト供給部14に連通している。
ノズル受け3の空間13には逆止弁15が格納され、逆止
弁15は特にボール逆止弁として形成されている。この逆
止弁15がノズル受け3の位置固定の弁座16、特に円錐状
弁座とボール形閉鎖体17とによって形成されている。
逆止弁15はメルトシリンダの側で閉鎖位置にもたらさ
れることができその際メルト供給部14の端縁に付設され
たボール形閉鎖体17は第1図からわかるように円錐状弁
座16によって支持されている。他方では逆止弁15はノズ
ルプラグ10の側で開き、その際ボール形閉鎖体17はメル
ト流によって円錐角の大きい円錐部分12の自由端まで変
移させられる。ボール形閉鎖体17が閉じ込められている
空間13はボール逆止弁17よりも予め設定された寸法だけ
大きい直径を有する。こうして逆止弁15の開放の際ボー
ル形閉鎖体17と空間13の周囲壁との間にリング状隙間が
残る。
弁座16と円錐角の大きい円錐部分12の自由端との間の
空間13の長さが少なくともこの空間の直径に相当する長
さを有する場合、最適の流過隙間の形成がなされうる。
逆止弁15の僅かな開閉変移で逆止弁の範囲に、ノズルプ
ラグ10に沿ってノズル口部材6のノズル円錐空間8に流
入することができる合成樹脂メルトのための最適の流過
隙間が生じる。
射出成形法の実施に必要な媒体、例えば窒素は導管18
によって側方からノズルプラグ10に導入されかつそこで
ダクト19に達し、ダクトはノズル口7及びノズル円錐空
間8と同軸線上に位置しかつノズルプラグ10における円
錐角の小さい円錐部分11の自由端を通ってノズル円錐空
間8に通じている。その際中心ダクト19の口端はノズル
口7からかなりの距離を有しその結果ここに流入する媒
体は、媒体がノズル円錐空間8及びノズル口7を通って
射出成形型の型中空室中に射出される前に合成樹脂メル
ト流の中心に進入する。
勿論ノズルプラグ10へのガスや液体の供給を中断させ
ることができ、その結果射出成形型の型中心室へ合成樹
脂材料メルト流のみが射出される。
しかし他方では、例えばガスのみがノズル口部材6を
通って射出成形型の型中空室中に射出され、この間押出
機のスクリューシリンダからメルト供給部14を通る合成
樹脂材料メルト流の供給を中断させることもできる。こ
の場合流出するガスの材料圧力によって逆止弁15のボー
ル形閉鎖体17は弁座16に圧着されかつメルト供給部14へ
のガスの逆流を自動的に阻止する。
導管18からダクト19への移行範囲におけるノズルプラ
グ10の内方にもボール逆止弁20が設けられることは有利
である。ボール逆止弁20は特にガス供給の中断の際完全
に自動的に導管18中への流動を阻止し、その結果この導
管18中に合成樹脂メルトが達することはできないのでガ
ス圧力を緊急閉塞するという問題は解決される。
ガス射出法による合成樹脂材料の射出成形のための装
置の逆止弁15を備えたノズル2が、たとい既に第1図及
び第2図から明らかな構成によって機能が完全であると
としても、当該ノズル2をノズル閉鎖部と作用連結し、
第3図に示すように、例えばピン形(又はコッタ形)閉
鎖体21と作用連結して使用することが有利なことであ
る。
そのようなピン形閉鎖体は押出機のスクリューシリン
ダの出口端に着座しかつ同軸線上のメルト供給部23を備
えた接続管22を有する。このメルト供給部23に対して直
径上に接続管22に孔24があり、孔24には圧入状態で横ピ
ン25がそのアキキシャル方向に移動可能に案内されてい
る。この横ピン25はラジアル方向の貫通孔26を有する。
この貫通孔26は横ピン25のアキシャル移動によって選択
的にメルト供給部23と同心位置にされたり、メルト供給
部23に対して横にずらされたりすることができる。第1
の場合メルト供給部23はその逆止弁15を介してノズル2
に対して開く。第2の場合メルト供給部23はノズル2に
対して閉鎖される。横ピン25の運動は一方では接続管22
に旋回可能に支承されていて他方では操作ロッド28に連
結されているアングルレバ27を経て行われる。
装置1のノズル2の内方の逆止弁15の存在によって通
常の方法で構造的に簡単なピン形閉鎖体21に内在するシ
ールの問題は解消される。
第3図から装置1内に組み込まれたノズル2が構造的
にかつ機能的に第1図によるノズル2と完全に一致する
ことが明らかである。
第4図によるノズル32は原理的に第1図〜第3図によ
るノズル2と同様な構成を有する。従ってそこでは同一
の構成及び機能は同一の符号で表示されているが、第1
図〜第3図による符号に30が加算される。その結果第4
図にはノズルは符号2の代わりに32を備える。
第4図によるノズル32と第1図〜第3図によるノズル
2との間の本質的な相違は、前者ではノズルプラグ40中
に設けられている中心ダクト49の後端にボール逆止弁20
が付設されていないで、その代わりに隙間開口から成る
隙間弁50が設けられており、その機能要素は中心ダクト
の全長に渡って延在しかつその口端まで、即ちノズル円
錐空間38まで達していることにある。
第4図によればノズルプラグ40の中心ダクト49に針状
心金52が交換可能又は取り外し可能及び又は調整可能に
配設されており、その際針状心金52は中心ダクト49中に
滑合している。針状心金52はその前端に太くされた頭部
又は皿状体53、例えば円形端を備えた円錐部分を有しか
つ後方に向かって拡大部54を通って側ダクト48に案内さ
れる。針状心金52の後端はねじ部55を有し、ねじ部55と
調整ナット56及びナット57とが協働する。中心ダクト49
の口端51の前にリング隙間として形成された隙間開口か
ら成る隙間弁50の大きさを微調整するために、調整ナッ
ト56とナット57並びにノズルプラグ40の肩部59に当接し
ている支持ディスク58とによって中心ダクト49における
針状心金52のアキシャル移動が行われる。この隙間弁50
の隙間は0.2mm以下、特に1mm以下になるようにされる。
針状心金52がノズルプラグ40の中心ダクト49を実際に
遊隙なしに貫通している場合、頭部又は皿状体53から側
ダクト48に向かって拡大部54の範囲にまで延在する直径
上のスリット状媒体や液状媒体のための拡大部54から隙
間弁50までの比較的狭い通過口が保持される。
又は縦溝60が延びており、窒素のようなガス中心ダク
ト49の口端51の前にあるラジアル隙間弁50の隙間は、ど
んな場合でも調整ナット56とナット57によってノズルプ
ラグ40に対してこの隙間弁50を通る媒体供給が行われな
いか中断される場合にも、合成樹脂材料メルトの不所望
の進入を阻止するように調整されることができる。隙間
弁50はナット57と円錐角の大きい円錐部分42との間に配
設されている図示しない圧縮ばねによって開放状態に保
持される。第5図によるノズル32はその構成において第
4図によるノズル32と一致する。ノズルプラグ40の中心
ダクト49中に配設されている針状心金52の構成について
のみ相違している。そこで針状心金52が太い端部分61に
よって肩部59に支持され並びにねじ付栓62によって固定
され、ねじ付栓62は該当する個所で第1図〜第3図によ
るノズル2の場合の円錐角の大きい円錐部分12と同様な
課題を担う。
針状心金52の太い端部分61と反対側の端は第5図によ
る実施形態では中心ダクト49の口端51の前に位置する頭
部又は皿状体53を有さず、口端51によって緊密に閉鎖さ
れる。
第5図によるノズル32でも針状心金52は実際上遊隙な
しに中心ダクト49に収容されるので、中心ダクト49の口
端51の隙間弁50に相当するものは、針状心金52が側ダク
ト48に向かう拡大部54の範囲にまで延びかつそれによっ
て中心ダクト49の全長に渡って円形のセグメント状の隙
間間隙64を保持する周囲平取り部63を有することによっ
て形成される。
針状心金52は比較的容易にノズルプラグ40において交
換可能に保持されるので、隙間弁50の大きさは問題なし
に種々の要求に適合され、この間相応して種々の針状心
金52が使用される。
種々針状心金52が実施されることができるのは、第6
図〜第9図を比較して見れば明らかである。
第6図において例えば針状心金52が示され、針状心金
52は周囲に4つの等分されて配設されている平取り部63
を有する。針状心金52は中心ダクト49によって制限され
て4つの等しい隙間間隔64を有し、それによって中心ダ
クト49の口端に相応した大きさの4つの隙間弁50が生じ
る。
第7図及び第8図から針状心金52が周囲の3つの平取
り部63によって把握されその結果これらは中心ダクトと
共に3つのセグメント状の隙間間隔64従って3つの隙間
弁50に相当するものを形成する。
第9図による針状心金52は周囲に8個の平取り部63を
有するので、中心ダクト49によって8個の隙間間隔64従
って8個の隙間弁50に相当するものが生じる。
この場合第4図及び第5図によるノズル32では媒体供
給のための中心ダクト49に付設された隙間弁50及びそれ
に相当するものは、隙間弁50に相当するものが圧力の下
にある窒素のようなガス状媒体や液状媒体の常時の寒流
を保証し、隙間弁50に相当するものが合成樹脂材料メル
トの進入従って不所望の中心ダクト49の閉鎖が中断され
るような大きさにされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は射出成形法による合成樹脂材料の射出成形装置
の逆止弁を備えたノズルの縦断面図、第2図はノズルの
第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は押出機のスク
リューシリンダの出口側に着座しているメルト案内のた
めの横ピン閉鎖体の接続された第1図及び第2図に示し
た構造のノズル、第4図はノズルの変形された構成の第
1図に相応する拡大縦断面図、第5図は第4図によるノ
ズルの他の変形、そして第6図〜第9図は針状芯金の種
々の変形についてのそれぞれ第5図の矢視VIを示す図で
ある。 図中符号 2……ノズル 10……ノズルプラグ 13……ノズルの空間 14……メルト供給部 15……逆止弁 17……ボール形閉鎖体 19……中心ダクト 52……針状芯金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒヤエル・レンゲル ドイツ連邦共和国、マイネルツハーゲ ン、ホーヘン ヘングステンベルク、7 (56)参考文献 特開 昭51−25555(JP,A) 特公 昭52−49817(JP,B2) 特公 昭56−25374(JP,B2) 特公 昭56−46976(JP,B2)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形法による合成樹脂材料の射出成形
    装置にして、選択的に型中空室への合成樹脂メルトのみ
    の射出、合成樹脂メルト及びガス状媒体や液状媒体の同
    時の射出並びに媒体のみの射出を可能にする、射出成形
    型に接続可能なノズルを備え、その際合成樹脂材料メル
    トは押出機のスクリューシリンダからノズルプラグのま
    わりをノズル口まで供給可能であり並びに前記媒体はノ
    ズル口から距離をおいてノズルに導入可能である前記装
    置において、 ノズルプラグ(10)の上流端とスクリューシリンダのた
    めの接続部材との間のノズル(2)へのメルト供給部
    (14)に逆止弁(15)があり、この逆止弁はガス状媒体
    や液状媒体の媒体圧力によってスクリューシリンダ側に
    ある閉鎖位置に変移可能な閉鎖体(17)を有し、そして
    ガス状媒体や液状媒体は導管を通ってノズルプラグ(1
    0)中に導入可能でありかつノズルプラグ(10)から中
    心ダクト(19)を通ってノズル口(7)と同軸線上のノ
    ズル円錐空間(8)中及び逆止弁(15)を保持する空間
    (13)中に導出可能であることを特徴とする前記装置。
  2. 【請求項2】逆止弁(15)がボール逆止弁から成り、そ
    のボール形閉鎖体(17)が一方ではノズルプラグ(10)
    の上流端によって、他方では位置固定の円錐状弁座(1
    6)によって、ボール形閉鎖体(17)よりも大きな直径
    を有する空間(13)中に閉じ込められている、請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】ノズルの空間(13)の長さが少なくともそ
    の直径に等しい、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】逆止弁(15)がメルト供給部(14)、ノズ
    ルプラグ(10)及びノズル口(7)に対して同軸線上に
    配列されている、請求項1から3までのうちのいずれか
    一記載の装置。
  5. 【請求項5】窒素のようなガス状媒体や液状媒体が側方
    から導管(18又は48)を通ってノズルプラグ(10又は4
    0)に導入可能でありかつノズルプラグからノズル口
    (7又は37)と同軸線上の中心ダクト(19又は49)を通
    って導出可能である、請求項1から4までのうちのいず
    れか一記載の装置。
  6. 【請求項6】ノズル口部材(6)とノズルプラグ(10)
    がノズル受け(3)に取り外し可能に装着可能であり、
    ノズル受け(3)は逆止弁(15)の収容のための空間
    (13)を有する請求項1から5までのうちのいずれか一
    記載の装置。
  7. 【請求項7】ノズルプラグ(10)が、ノズル口(7)に
    面した円錐角の小さい円錐部分(11)及び逆止弁(15)
    に面した円錐角の大きい円錐部分(12)を有する、請求
    項1から6までのうちのいずれか一記載の装置。
  8. 【請求項8】逆止弁(15)がメルト供給部(14又は23)
    に付設されたノズル閉鎖部(21)の下流に配設されてい
    る、請求項1から7までのうちのいずれか一記載の装
    置。
  9. 【請求項9】ノズルプラグ(10)の中心ダクト(19)へ
    の導管(18)の移行範囲にボール逆止弁(20)が設けら
    れておりかつ媒体供給の中断の際にその弁開口を自動的
    に閉鎖するようにされている、請求項1から5までのう
    ちのいずれか一記載の装置。
  10. 【請求項10】ノズルプラグ(40)の中心ダクト(49)
    に針状心金(52)が交換可能又は取り外し可能及び又は
    調整可能に配設されそして針状心金を介してノズル円錐
    空間(38)に対する中心ダクト(49)の隙間開口から成
    る隙間弁(50)の流過断面が変えられることができる請
    求項1から5までのうちのいずれか一記載の装置。
  11. 【請求項11】針状心金(52)がノズルプラグ(40)の
    中心ダクト(49)内で制限されて軸線方向に調整可能に
    配設されている、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】針状心金(52)が中心ダクト(49)の口
    端(51)と共に少なくとも1つの隙間弁(50)を形成す
    る、請求項10又は11記載の装置。
  13. 【請求項13】各隙間弁(50)のノズル隙間が0.2mm以
    下、特に0.1mm以下である請求項10から12までのうちの
    いずれか一記載の装置。
  14. 【請求項14】針状心金(52)が中心ダクト(49)の口
    端(51)と共に、半径方向の隙間弁を形成する請求項10
    から13までのうちのいずれか一記載の装置。
  15. 【請求項15】針状心金(52)が中心ダクト(49)の口
    端(51)の前に位置する太い頭部又は皿状体(53)を有
    しその外径は少なくとも殆どノズルプラグ(40)の口端
    (51)の外径に相応しかつ口端(51)と共にリング状隙
    間の隙間弁(50)を形成する請求項10から14までのうち
    のいずれか一記載の装置。
  16. 【請求項16】頭部又は皿状体(53)の自由端が尖塔部
    及び又は円形部を備えている、請求項10から15までのう
    ちのいずれか一記載の装置。
  17. 【請求項17】針状心金(52)がその自由端、例えば頭
    部又は皿状体(53)に続きかつノズルプラグ(40)にお
    ける側ダクト(48)へ向かう拡大部(54)の範囲にまで
    続く長さ部分に亘って少なくとも1つの縦溝又は直径上
    のスリット(60)を備えている、請求項10から16までの
    うちのいずれか一記載の装置。
  18. 【請求項18】針状心金(52)がその自由端に続きかつ
    ノズルプラグ(40)における側ダクト(48)に向かう拡
    大部(54)の範囲にまで続く長さ部分に亘ってその周囲
    に少なくとも1つ、好ましくは複数の平取り部(63)を
    備えており、かつ中心ダクト(49)の口端(51)に相応
    した数の隙間弁(50)に相当するものを備えている、請
    求項10から13までのうちのいずれか一記載の装置。
  19. 【請求項19】針状心金(52)がねじ部材(55〜57)を
    介してノズルプラグ(40)に調整可能及び又は固定可能
    に保持されている請求項10から18までのうちのいずれか
    一記載の装置。
  20. 【請求項20】ボール形閉鎖体(17)を閉じ込める空間
    (13)が円錐状弁座(16)によって仕切られている、請
    求項2記載の装置。
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