JP2527387B2 - 細径パイプヒ―タ― - Google Patents
細径パイプヒ―タ―Info
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- JP2527387B2 JP2527387B2 JP3162337A JP16233791A JP2527387B2 JP 2527387 B2 JP2527387 B2 JP 2527387B2 JP 3162337 A JP3162337 A JP 3162337A JP 16233791 A JP16233791 A JP 16233791A JP 2527387 B2 JP2527387 B2 JP 2527387B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe heater
- diameter pipe
- small
- heat
- resistance wire
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は細径パイプヒーター、特
に直径が6mm以下の細径パイプヒーターに関するもの
である。
に直径が6mm以下の細径パイプヒーターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば多点取りのプラスチッ
ク射出成型用ノズルヒーターや、多点の温度制御を要す
る加熱装置としては多数の細径パイプヒーターが使用さ
れている。
ク射出成型用ノズルヒーターや、多点の温度制御を要す
る加熱装置としては多数の細径パイプヒーターが使用さ
れている。
【0003】このような従来の細径パイプヒーターでは
電源リード線の発熱を防ぐため図9に示すように、細径
パイプヒーター1の抵抗発熱線2の端部と、充分な断面
積を有する耐熱金属線3の一端とを、例えばTIG溶接
や、銀ロー付け等の溶接4によって接続し、この接続部
外周を筒状のアダプター5によって囲み、このアダプタ
ー5の一端を細径パイプヒーター1の外被にロー付け等
により固定し、上記アダプター5内に耐熱絶縁材7を充
填せしめると共に、上記耐熱金属線3の他端を上記アダ
プター5外に引き出し接続端子8を介して規定の太さの
電源リード線9に接続し、この電源リード線9に熱が伝
わらないようにしている。なお10は細径パイプヒータ
ー1内に充填した耐熱絶縁材である。
電源リード線の発熱を防ぐため図9に示すように、細径
パイプヒーター1の抵抗発熱線2の端部と、充分な断面
積を有する耐熱金属線3の一端とを、例えばTIG溶接
や、銀ロー付け等の溶接4によって接続し、この接続部
外周を筒状のアダプター5によって囲み、このアダプタ
ー5の一端を細径パイプヒーター1の外被にロー付け等
により固定し、上記アダプター5内に耐熱絶縁材7を充
填せしめると共に、上記耐熱金属線3の他端を上記アダ
プター5外に引き出し接続端子8を介して規定の太さの
電源リード線9に接続し、この電源リード線9に熱が伝
わらないようにしている。なお10は細径パイプヒータ
ー1内に充填した耐熱絶縁材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記アダプ
ター5はその構造上細径パイプヒーターに比べて大径と
なり、このアダプター5の大きさによってパイプヒータ
ーの使用が制限される欠点があった。
ター5はその構造上細径パイプヒーターに比べて大径と
なり、このアダプター5の大きさによってパイプヒータ
ーの使用が制限される欠点があった。
【0005】又、真空シール部分のように、熱膨張、収
縮による気体リークがあってはならない個所などは、細
径パイプヒーターからの伝導熱の影響を極力避ける為、
アダプターの長さを長くしたり、真空シール部を水冷す
るなどの対策を講じる必要があった。
縮による気体リークがあってはならない個所などは、細
径パイプヒーターからの伝導熱の影響を極力避ける為、
アダプターの長さを長くしたり、真空シール部を水冷す
るなどの対策を講じる必要があった。
【0006】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の細径パイプヒー
ターは管状抵抗体と、この管状抵抗体の一部に挿入した
低抵抗線とより成る心線と、この心線を耐熱絶縁材を介
して取り囲んだパイプ状の外被とより成ることを特徴と
する。
ターは管状抵抗体と、この管状抵抗体の一部に挿入した
低抵抗線とより成る心線と、この心線を耐熱絶縁材を介
して取り囲んだパイプ状の外被とより成ることを特徴と
する。
【0008】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】本発明においては図1,図2に示すように
細径パイプヒーター1を所望長さの管状抵抗体2aと、
この管状抵抗体2aの一部に挿入した銅等の低抵抗線2
b,2bと、上記管状抵抗体2aを取り巻くマグネシア
やアルミナ等の耐熱絶縁管11と、これを取り巻くパイ
プ状のステンレススチール等の外被6とにより構成し、
このようにした細径パイプヒーター1を減径機(図示せ
ず)によって図3,図4に示すように圧縮減径して所望
の直径ならしめる。
細径パイプヒーター1を所望長さの管状抵抗体2aと、
この管状抵抗体2aの一部に挿入した銅等の低抵抗線2
b,2bと、上記管状抵抗体2aを取り巻くマグネシア
やアルミナ等の耐熱絶縁管11と、これを取り巻くパイ
プ状のステンレススチール等の外被6とにより構成し、
このようにした細径パイプヒーター1を減径機(図示せ
ず)によって図3,図4に示すように圧縮減径して所望
の直径ならしめる。
【0010】本発明の他の実施例においては、図5,図
6に示すように上記実施例における管状抵抗体2a内の
上記低抵抗線2bが挿入されていない部分に発熱用抵抗
線2cを挿入し、これを図5,図6のように圧縮減径せ
しめる。
6に示すように上記実施例における管状抵抗体2a内の
上記低抵抗線2bが挿入されていない部分に発熱用抵抗
線2cを挿入し、これを図5,図6のように圧縮減径せ
しめる。
【0011】
【発明の効果】本発明の細径パイプヒーターは上記のよ
うな構成であるから、減径の結果、内部の管状抵抗体2
aも減径し、その中に通した低抵抗線2bに圧接され、
一体化し、この部分は非発熱部となり、従ってこの低抵
抗線2bにアダプターを介することなく接続端子8を介
して直接電源リード線9を接続でき、又、発熱用抵抗線
が挿入されている部分はそのまま発熱部とすることがで
き、従って発熱を必要としない個所や発熱してはならな
い個所を含む部分の加熱用として使用でき、使用個所の
制限を受けず用途を大きく拡大できる等大きな利益があ
る。
うな構成であるから、減径の結果、内部の管状抵抗体2
aも減径し、その中に通した低抵抗線2bに圧接され、
一体化し、この部分は非発熱部となり、従ってこの低抵
抗線2bにアダプターを介することなく接続端子8を介
して直接電源リード線9を接続でき、又、発熱用抵抗線
が挿入されている部分はそのまま発熱部とすることがで
き、従って発熱を必要としない個所や発熱してはならな
い個所を含む部分の加熱用として使用でき、使用個所の
制限を受けず用途を大きく拡大できる等大きな利益があ
る。
【0012】なお、図1〜図4に示すように管状抵抗体
2aの中に低抵抗線2bのみを挿入した場合には、高温
時、低抵抗線2bが管状抵抗体2a内部の空気により酸
化されるので、減径後、管状抵抗体2aが完全に押しつ
ぶされて内部の空気が総て押し出されてしまう場合以外
は、予め管状抵抗体2a内部に非酸化性の気体を封入し
ておいて減径を実施する。この場合、管状抵抗体2a
と、低抵抗線2bとは、減径に伴う一体化の為この間の
気体のリークは無いが、念の為端末を銀ローや、TIG
熔接にて封止するのが好ましい。
2aの中に低抵抗線2bのみを挿入した場合には、高温
時、低抵抗線2bが管状抵抗体2a内部の空気により酸
化されるので、減径後、管状抵抗体2aが完全に押しつ
ぶされて内部の空気が総て押し出されてしまう場合以外
は、予め管状抵抗体2a内部に非酸化性の気体を封入し
ておいて減径を実施する。この場合、管状抵抗体2a
と、低抵抗線2bとは、減径に伴う一体化の為この間の
気体のリークは無いが、念の為端末を銀ローや、TIG
熔接にて封止するのが好ましい。
【図1】本発明の細径パイプヒーターの説明用縦断正面
図である。
図である。
【図2】本発明の細径パイプヒーターの説明用縦断側面
図である。
図である。
【図3】本発明の細径パイプヒーターの縦断正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の細径パイプヒーターの縦断側面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2の実施例の説明用縦断正面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2の実施例の説明用縦断側面図であ
る。
る。
【図7】本発明の第2の実施例の縦断正面図である。
【図8】本発明の第2の実施例の縦断側面図である。
【図9】従来の細径パイプヒーターの説明用縦断正面図
である。
である。
1 細径パイプヒーター 2 管状の抵抗発熱線 2a 管状抵抗体 2b 低抵抗線 2c 発熱用抵抗線 3 耐熱金属線 4 溶接 5 アダプター 6 外被 7 耐熱絶縁材 8 接続端子 9 電源リード線 10 耐熱絶縁材 11 耐熱絶縁管
Claims (2)
- 【請求項1】 管状抵抗体と、この管状抵抗体の一部に
挿入した低抵抗線とより成る心線と、この心線を耐熱絶
縁材を介して取り囲んだパイプ状の外被とより成ること
を特徴とする細径パイプヒーター。 - 【請求項2】 上記低抵抗線が挿入されていない上記管
状抵抗体部分に発熱用抵抗線が挿入されている請求項1
記載の細径パイプヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162337A JP2527387B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 細径パイプヒ―タ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162337A JP2527387B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 細径パイプヒ―タ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04363887A JPH04363887A (ja) | 1992-12-16 |
JP2527387B2 true JP2527387B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=15752637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3162337A Expired - Fee Related JP2527387B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 細径パイプヒ―タ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527387B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50120971A (ja) * | 1974-03-09 | 1975-09-22 | ||
JPS5215120A (en) * | 1975-07-25 | 1977-02-04 | Nat Jutaku Kenzai | Fitting method of stud |
JPS6017745B2 (ja) * | 1977-01-05 | 1985-05-07 | 株式会社東芝 | エレベ−タの荷重パタ−ン補正装置 |
JP2527388B2 (ja) * | 1991-06-07 | 1996-08-21 | 坂口電熱株式会社 | 細径パイプヒ―タ― |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3162337A patent/JP2527387B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04363887A (ja) | 1992-12-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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