JP2527023B2 - 2芯遠隔制御装置 - Google Patents

2芯遠隔制御装置

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JP2527023B2
JP2527023B2 JP1023586A JP2358689A JP2527023B2 JP 2527023 B2 JP2527023 B2 JP 2527023B2 JP 1023586 A JP1023586 A JP 1023586A JP 2358689 A JP2358689 A JP 2358689A JP 2527023 B2 JP2527023 B2 JP 2527023B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2芯遠隔制御装置に関し、特には、遠隔操
作器(以下、リモコンという)のマイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)を省略したものにおいて、リ
モコンと本体制御回路との接続に際して2芯の極性を無
視できるようにした2芯遠隔制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、給湯器等の2芯遠隔制御装置では、リモコン
から運転指令、温調信号等のデータを本体制御回路に伝
送し、本体制御回路からリモコンに運転ランプ点灯指
令、燃焼ランプ点灯指令等のデータを伝送する必要があ
る。このように多種類の信号を短時間で2芯コードを介
して伝送するためには、信号の送受信の方向を時分割
し、リモコンから本体制御回路への送信と本体制御回路
からリモコンへの送信とを交互に実行するように構成さ
れる。そして、このような送受信制御を実行するため
の、本体制御回路にマイコンを設けるとともにリモコン
にもマイコンが設けられる。しかしながら、このように
本体制御回路とリモコンとの両方にマイコンを内蔵させ
ることはコストダウンを図る上で不利になる。
そこで、例えば特開昭57−120027号公報に開示されて
いるように、本体制御回路とリモコンとの間で信号の内
容によって送信レベルを異ならせることによって複数種
類の信号を同時に送信あるいは受信するように構成し、
リモコン側ではツェナーダイオードを利用して信号を弁
別し、弁別された信号に対応する処理、即ち、運転ラン
プ、燃焼ランプ等の点灯あるいは消灯がなされるように
構成されている。
更に、この第一の従来例を改良したものとして特開昭
64−24597号公報に記載された発明がある。この発明
は、リモコンと本体制御回路との接続に際して2芯の極
性が定められており、この極性を誤って配線すると正常
な動作が得られないのみならず、逆電圧が印加された部
品の破壊が生じるおそれが生じるため、配線作業に際し
ては各芯の極性を確かめる必要があり、リモコンと本体
制御回路との接続作業の作業性を高める上で不利になっ
ているのを防止するものである。
具体的には、この発明ではリモコン側において、本体
側と接続される2芯の信号線の接続端子のところにブリ
ッジ型の整流回路を設けるようにして、2芯の信号線の
極性がどちらであっても、リモコンには適正な極性の電
圧が提供できるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来このような装置が存在するものの、
従来のものでは、リモコン側の2芯の信号線の接続端子
のところに直接ブリッジ型整流回路を通してリモコンに
直流電圧を提供するようにしていたため、整流回路によ
る電圧降下(例えば1.4V)が生じてしまう。従って、そ
の下流側に設けたスイッチや可変抵抗等のボリュームに
よる入力操作の検出精度が著しく低下してしまうという
問題点が生じていた。特に、ボリューム調整による入力
の検出の場合には検出精度が要求されるため大きな問題
となる。
そこで、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもの
であって、本体制御回路とそれを遠隔操作する遠隔操作
器とを2本の信号線で接続し、かつ、遠隔操作器側に整
流回路を設けて信号線の極性をどちらに接続しても適正
な直流電圧が供給されるようにしたものにおいても、遠
隔操作器上のスイッチ、ボリュームの操作入力を精度よ
く検出できるようにした2芯遠隔制御装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
燃焼機器を制御するためのマイクロコンピュータを有す
る本体制御回路と、マイクロコンピュータを有しない遠
隔操作器とを2本の信号線で接続し、遠隔操作器の操作
に基づいて本体制御回路側を遠隔操作する2芯遠隔制御
装置において、前記遠隔操作器側には、前記本体制御回
路側から前記2本の信号線により供給される電源電圧を
整流して前記遠隔操作器に電源電圧を供給するブリッジ
型整流回路と、前記ブリッジ型整流回路よりも本体制御
回路側であって前記2本の信号線のライン上あるいは前
記2本の信号線の間に設けられた前記燃焼機器の燃焼量
に関する情報を指示する温調ボリュームと、前記ブリッ
ジ型整流回路よりも下流側に設けられ温調ボリュームの
指示による燃焼状態を表示する燃焼ランプ表示手段と、
前記ブリッジ型整流回路から前記燃焼ランプ表示手段に
対して所定電圧であるしきい値以上の電圧がかかったと
きに前記燃焼ランプ表示手段を表示するしきい値回路と
を備え、前記本体制御回路側には、前記2本の信号線に
より前記遠隔操作器へ供給する電圧を前記燃焼ランプ表
示手段への表示出力時と前記温調ボリュームの操作入力
検出時とで切り替える切替手段と、前記2本の信号線の
ライン上に流れる電流に関する情報を検出することによ
り前記燃焼スイッチの指示入力を検出する入力検出手段
とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、給湯器を制御するためのマイ
クロコンピュータを有する本体制御回路と、マイクロコ
ンピュータを有しない給湯器用の遠隔操作器とを2本の
信号線で接続し、遠隔操作器の操作に基づいて本体制御
回路側を遠隔操作する2芯遠隔制御装置において、前記
遠隔操作器側には、前記本体制御回路側から前記2本の
信号線により供給される電源電圧を整流して前記遠隔操
作器に電源電圧を供給するブリッジ型整流回路と、前記
ブリッジ型整流回路よりも本体制御回路側であって前記
2本の信号線のライン上あるいは前記2本の信号線の間
に設けられた前記給湯器の運転のオン・オフを指示する
運転スイッチ及び給湯温度に関する情報を指示する可変
抵抗器からなる温調ボリュームと、前記ブリッジ型整流
回路よりも下流側に設けられ運転スイッチによるオン状
態を表示する運転ランプ表示手段及び温調ボリュームの
指示に基づく燃焼状態を表示する燃焼ランプ表示手段
と、前記ブリッジ型整流回路を通して前記運転ランプ表
示手段に対して所定電圧である第1のしきい値以上の電
圧がかかったときに前記運転ランプ表示手段を表示する
運転ランプ用しきい値回路と、前記ブリッジ型整流回路
を通して前記燃焼ランプ表示手段に対して前記第1のし
きい値とは異なる第2のしきい値以上の電圧がかかった
ときに前記燃焼ランプ表示手段を表示する燃焼ランプ用
しきい値回路とを備え、前記本体制御回路側には、前記
2本の信号線により前記遠隔操作器へ供給する電圧を前
記運転ランプ表示手段への表示出力時、前記燃焼ランプ
表示手段への表示出力時、または前記運転スイッチある
いは前記温調ボリュームの操作入力検出時とで切り替え
る切替手段と、前記2本の信号線のライン上に設けられ
た検出用抵抗の電圧を検出することにより前記遠隔操作
器の前記運転スイッチあるいは温調ボリュームの操作指
示内容を検出する入力検出手段とを備えたことを特徴と
する。
請求項3記載の発明は、マイクロコンピュータを有す
る本体制御回路と、マイクロコンピュータを有しない遠
隔操作器とを2本の信号線で接続し、遠隔操作器の操作
に基づいて本体制御回路側を遠隔操作する2芯遠隔制御
装置において、前記遠隔操作器側には、前記本体制御回
路側から前記2本の信号線により供給される電源電圧を
整流して前記遠隔操作器に電源電圧を供給するブリッジ
型整流回路と、前記ブリッジ型整流回路よりも本体制御
回路側であって前記2本の信号線のライン上あるいは前
記2本の信号線の間に設けられた少なくとも可変抵抗器
からなるボリュームと、前記ブリッジ型整流回路よりも
下流側に設けられ操作内容に関する情報を表示する一又
は複数設けられたランプ表示手段と、前記ブリッジ型整
流回路を通して前記ランプ表示手段に対して所定電圧で
あるしきい値電圧以上の電圧がかかったときに前記ラン
プ表示手段を表示する各ランプ表示手段ごとに対して設
けられた一又は複数のしきい値回路とを備え、かつ、前
記ブリッジ型整流回路よりも下流側には前記ランプ表示
手段及び前記しきい値回路のみを有し、前記本体制御回
路側には、前記2本の信号線により前記遠隔操作器へ供
給する電圧を前記ランプ表示手段への表示出力時と前記
ボリュームの操作入力検出時とで切り替える切替手段
と、前記2本の信号線のライン上に流れる電流に関する
情報を検出することにより前記ボリュームの操作入力内
容を検出する入力検出手段を備え、かつ、前記切替手段
により前記ボリュームの操作入力検出時の前記遠隔操作
器への出力電圧は、前記しきい値回路にしきい値以下の
電圧がかかる電圧であることを特徴とする。
(作用) 本発明では、遠隔操作器側にブリッジ型整流回路を設
けて、本体制御回路側から2芯の信号線を通して供給さ
れる電源を整流して供給するようにした場合には、遠隔
操作器において操作するスイッチ、ボリューム等の操作
手段をブリッジ型整流回路よりも本体制御回路側に配置
するようにしている。従って、本体制御回路において操
作手段による操作入力の内容を検出する際には、ブリッ
ジ型整流回路の電圧降下の影響を受けないで精度よく検
出できる。
又、遠隔操作器のブリッジ型整流回路の下流側には、
操作状態を示す一又は複数のランプ表示手段及びそれに
各々対応した一又は複数のしきい値回路のみで構成して
おき、操作入力検出時には遠隔操作器へ供給する出力電
圧はしきい値回路がオンしないしきい値以下の電圧とす
る。従って、操作入力検出時には、整流回路よりも下流
側は電流が流れず下流側の負荷回路を無視して操作内容
を検出しうる。
(実施例) 以下、本発明を図例に基づき具体的に説明する。
1は本体制御回路、2はリモコンであり、2本の信号
線4a、4bで接続されている。本体制御回路1はマイコン
11を有し、11aは運転ランプ・燃焼ランプ同時点灯信号
用の出力ポート、11bは運転ランプ点灯信号用の出力ポ
ート、11cは運転スイッチ・温調信号用の入力ポート、1
1dはVref入力ポートである。12はツェナーダイオード
で、アノードが出力ポート11bに接続され、カソードは
出力ポート11aに接続されると共にダイオード13、抵抗1
4を介して信号線4bに接続されている。そして、この出
力ポート11a、11b、ツェナーダイオードが切替手段に相
当し、遠隔操作器2の運転ランプ28、燃焼ランプ29の点
灯のタイミング、操作入力の検出のタイミングをとって
いる。15はインピーダンス変換用のオペアンプで、正側
入力端子は信号線4bに接続された直列抵抗15a・15bの分
圧点に接続され、出力端子は負側入力端子とマイコン11
の入力ポート11cに接続されている。15cはマイコン入力
保護用のツェナーダイオードである。そして、この抵抗
15a・15b、オペアンプ15、入力ポート11cが入力検出手
段に相当し、2本の信号線に流れる電流に関する情報を
検出する。16は基準電圧VL入力用のオペアンプで、正側
入力端子は電源Vhに接続された直列抵抗16a・16bの分圧
点に接続され、出力端子は負側入力端子とマイコン11の
入力ポート11dに接続されると共に、信号線4aに接続さ
れている。17はPNPトランジスタで、エミッタは電源Vh
に、コレクタは信号線4aにベースはダイオード18を介し
てツェナーダイオード12のカソードに接続されている。
リモコン2の内部回路は、極性が問題となる回路部分2a
と、極性が問題とならない回路部分2bと、ブリッジ型整
流回路3とから構成され、極性が問題となる回路部分2a
と極性が問題とならない回路部分2bとの間にブリッジ型
整流回路3を設け、極性が問題とならない回路部分2bを
介して本体制御回路1に接続してある。極性が問題とな
らない回路部分とは、その回路部分に逆の極性(+、
−)の電圧がかかっても正常に動作する部分であり、極
性が問題となる回路部分とはその回路部分に逆極性の電
圧がかかった場合には正常に動作しなくなる回路部分の
ことである。極性が問題とならない回路部分2bは、抵抗
21a・21b・21cの直列回路と、抵抗21b・21cと並列に設
けた運転スイッチ22と、抵抗21cと並列に設けた温調ボ
リューム23とからなる。そして、この運転スイッチ22、
可変抵抗からなる温調ボリューム23とが操作手段に相当
する。極性が問題となる回路部分2aは、ベースに定電圧
素子としてツェナーダイオードZ1・Z2を接続したPNPト
ランジスタTr1・Tr2と、トランジスタTr1・Tr2のコレク
タに接続された表示素子としての発光ダイオード(以下
ランプという)28・29とからなる。ツェナーダイオード
Z1・Z2のツェナー電圧は、Vz1<Vz2となるように設定し
てある。5・6・7はランプ28・29の電流調整用の抵抗
であり、抵抗5・運転ランプ28の直列回路と抵抗6・燃
焼ランプ29の直列回路を並列に制御し、その並列回路に
抵抗7を直列に接続している。
そして、トランジスタTr1及びツェナーダイオードZ1
が運転ランプ用のしきい値回路であり、トランジスタTr
2及びダイオードZ2が燃焼用のしきい値回路である。
上記構成において、マイコン11の信号入出力は例え
ば、運転スイッチ入力、ランプ出力、温調入力という順
にタイミング制御される。ここで、運転スイッチ22をオ
ンすると、抵抗21b,21c及び温調ボリューム23が短絡さ
れるためオペアンプ15の入力電圧が上がり、マイコン11
が運転スイッチ入力を検知する。次にマイコン11は出力
ポート11bをローレベルにし、トランジスタ17をオンさ
せてリモコン2の電源電圧をVhにする。すると、回路2a
の電源電圧V1は、ツェナーダイオード12やブリッジ型整
流回路3等の電圧低下により、Vz1<V1<Vz2となる。従
って、トランジスタTr1のみがオンし、運転ランプ28の
回路のみに電流i1が流れ、運転ランプ28が点灯する。次
にマイコン11は温調入力のタイミングに入る。マイコン
11は出力ポート11a・11bをハイレベルにし、トランジス
タ17をオフしてリモコン2の電源電圧をVLにする。そし
て、温調ボリューム23に対応した電圧を入力ポート11c
から読み込む。この後、運転スイッチ入力、ランプ出
力、温調入力の順に動作を繰り返し、運転スイッチ入力
の時には出力ポート11a及び出力ポート11bをハイレベル
にし、入力ポート11cのアナログ値を読み込む。この時
には、前記アナログ値が温調入力時の電圧レベルよりも
明らかにハイレベルになるので、スイッチ入力が分か
る。スイッチ入力が再度入れば運転を停止し、出力ポー
ト11a・11bをハイレベルのままとして各ランプを消す。
スイッチ入力がなければ動作を継続する。ランプ出力の
ときには、マイコン11が図示しない負荷を制御して燃焼
が開始されている場合は出力ポート11aがローレベルと
なる。すると再び、トランジスタ17がオンし、リモコン
2の電源電圧はVhとなる。ところで回路2aの電源電圧V2
はツェナーダイオード12の電圧低下分がなくなるためV1
より高くなり、Vz1<Vz2<V2となる。従って両トランジ
スタTr1・Tr2がオンとなり、運転ランプ28及び燃焼ラン
プ29共に電流が流れて点灯する。運転ランプ28は、抵抗
7を介さずに直接電源に接続していてもよいものである
が、その場合には、運転ランプ単独点灯時の電圧V1と、
両ランプ点灯時の電圧V2とが異なるために運転ランプ28
が明るくなり、両ランプの明るさが変わってしまうこと
になる。本実施例の如く、運転ランプ28と燃焼ランプ29
とを並列に接続し、抵抗7に直列接続しておけば、両ラ
ンプ点灯時には各ランプ回路が並列であるために明るさ
はほとんど変わらなくなる。
この入出力のうち、ランプ出力の時には運転ランプ28
や燃焼ランプ29に印加される電圧の極性が問題となる
が、信号線4a、4bと回路部分2aとの間にブリッジ型整流
回路3が介在しているので、該整流回路3の入力側とな
る信号線4a、4bの極性は問題とならなくなる。従って、
本体制御回路1とリモコン2とを接続するときに信号線
4a、4bの極性を無視することができ、配線接続作業の作
業性を高めることができる。また、運転ランプ28や燃焼
ランプ29に逆電流が印加されてこれらが破壊されるおそ
れもなくなる。
また、第2図に示す実施例では、トランジスタTrlに
換えてフォトカプラPCを使っており、トランジスタTr2
を省いてツェナーダイオードZ2を燃焼ランプ29と直列に
接続している。その他の回路は第1図のものと同様に構
成されている。この例では、スイッチ入力や温調入力の
タイミング時には、フォトカプラPCによってランプ28・
29への漏れ電流を抑えることができ、温調入力の狂いを
少なくすることができる。
最後に、第3図に示す実施例では、運転ランプ28と燃
焼ランプ29とがツェナーダイオードZ1を介して直列に接
続され、燃焼ランプ29の両端にFETがドレンーソース接
続されている。ツェナーダイオードZ2は、上記ランプ回
路と並列に接続されると共に、FETのゲートに接続され
ている。その他の回路は第1図のものと同様に構成され
ている。この回路において、マイコン11の運転出力ポー
ト11bがローレベルになると、ツェナーダイオードZ1の
作用でFETがオンとなり、運転ランプ28は点灯するが燃
焼ランプ29は点灯しない。また、燃焼出力ポート11aが
ローレベルになると、ツェナーダイオードZ2の作用でFE
Tがオフとなり、燃焼ランプ29にも電流が流れて、両方
のランプが点灯する。この例ではランプを直列に接続し
ているため、並列接続に比べて両ランプ点灯時のリモコ
ン2への供給電流が少なくてすむ。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば遠隔操作器側に
ブリッジ型整流回路を設けて、本体制御回路側から2芯
の信号線を通して供給される電源を整流して供給するよ
うにすると共に、遠隔操作器側の操作入力内容を2芯の
信号線を通して本体制御回路側へ伝送するようにしたも
のにおいて、遠隔操作器では操作するスイッチ、ボリュ
ーム等の操作手段をブリッジ型整流回路よりも本体制御
回路側に設けるようにしている。
スイッチ、ボリューム等の操作手段は、無極性である
ので、整流回路よりも本体側に設けても2芯の信号線の
接続の際に極性を強いることはなく、又、スイッチ、ボ
リューム等の操作手段の操作内容を本体制御回路側へ伝
送するときには整流回路を通さないので整流回路による
電圧降下がなく、精度よく操作内容が検出できる効果が
ある。
運転スイッチの場合は、スイッチ押下のときの検出電
圧とスイッチオフのときの検出電圧との差を大きくとる
ことができるため確実にスイッチの入力を検出判別する
ことができる効果がある。
特に、ボリュームによる操作の場合には、検出精度が
要求されているのが実情であり、本発明では整流回路の
電圧降下がなく、ボリュームの電圧変化幅を十分大きく
とれるので、ボリュームによる細かな操作設定及びその
精度良い伝送検出が可能となる効果がある。
更に、本発明によれば、遠隔操作器のブリッジ型整流
回路の下流側には、操作状態を示す一又は複数のランプ
表示手段及びそれに各々対応した一又は複数のしきい値
回路のみで構成するようにし、しかも、本体制御回路側
の切替手段がボリュームの操作入力検出時に遠隔操作器
へ供給する出力電圧はしきい値回路がオンしないしきい
値以下の電圧とするようにしている。
従って、ボリュームの操作入力検出時には、遠隔操作
器の整流回路よりも下流側では、電流が流れないため、
整流回路よりも下流側の負荷回路を無視することがで
き、整流回路に流れる電流を無視して、ボリュームの操
作設定を検出することができるため、非常に精度の良い
操作及びその検出が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図である。第2図、第
3図は極性が問題となる回路部分の回路図である。 1……本体制御回路 2……遠隔操作器(リモコン) 2a……極性が問題となる回路部分 2b……極性が問題とならない回路部分 3……ブリッジ型整流回路 4a・4b……信号線 5・6・7……抵抗 11……マイクロコンピュータ(マイコン) 23……ボリューム 28・29……表示素子(発光ダイオード) Z1・Z2……定電圧素子(ツェナーダイオード) PC……フォトカプラ FET……スイッチング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−24597(JP,A) 特開 昭61−208434(JP,A) 特開 昭63−181624(JP,A) 特開 昭63−169898(JP,A) 実開 昭60−176482(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼機器を制御するためのマイクロコンピ
    ュータを有する本体制御回路と、マイクロコンピュータ
    を有しない遠隔操作器とを2本の信号線で接続し、遠隔
    操作器の操作に基づいて本体制御回路側を遠隔操作する
    2芯遠隔制御装置において、 前記遠隔操作器側には、前記本体制御回路側から前記2
    本の信号線により供給される電源電圧を整流して前記遠
    隔操作器に電源電圧を供給するブリッジ型整流回路と、
    前記ブリッジ型整流回路と並列にしかも本体制御回路側
    に設けられた前記燃焼機器の燃焼量に関する情報を指示
    する温調ボリュームと、前記ブリッジ型整流回路を介し
    て設けられ燃焼状態を表示する燃焼ランプ表示手段と、
    前記ブリッジ型整流回路から前記燃焼ランプ表示手段に
    対して所定電圧であるしきい値以上の電圧がかかったと
    きに前記燃焼ランプ表示手段を表示するしきい値回路と
    を備え、 前記本体制御回路側には、前記2本の信号線により前記
    遠隔操作器へ供給する電圧を前記燃焼ランプ表示手段へ
    の表示出力時と前記温調ボリュームの操作入力検出時と
    で切り替える切替手段と、前記2本の信号線のライン上
    に流れる電流に関する情報を検出することにより前記温
    調ボリュームの操作入力内容を検出する入力検出手段
    と、 を備えたことを特徴とする2芯遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】給湯器を制御するためのマイクロコンピュ
    ータを有する本体制御回路と、マイクロコンピュータを
    有しない給湯器用の遠隔操作器とを2本の信号線で接続
    し、遠隔操作器の操作に基づいて本体制御回路側を遠隔
    操作する2芯遠隔制御装置において、 前記遠隔操作器側には、前記本体制御回路側から前記2
    本の信号線により供給される電源電圧を整流して前記遠
    隔操作器に電源電圧を供給するブリッジ型整流回路と、
    前記ブリッジ型整流回路と並列にしかも本体制御回路側
    に設けられた給湯器の運転のオン・オフを指示する運転
    スイッチ及び給湯温度に関する情報を指示する可変抵抗
    器からなる温調ボリュームと、前記ブリッジ型整流回路
    を介して設けられ運転スイッチによるオン状態を表示す
    る運転ランプ表示手段及び燃焼状態を表示する燃焼ラン
    プ表示手段と、前記ブリッジ型整流回路を通して前記運
    転ランプ表示手段に対して所定電圧である第1のしきい
    値以上の電圧がかかったときに前記運転ランプ表示手段
    を表示する運転ランプ用しきい値回路と、前記ブリッジ
    型整流回路を通して前記燃焼ランプ表示手段に対して前
    記第1のしきい値とは異なる第2のしきい値以上の電圧
    がかかったときに前記燃焼ランプ表示手段を表示する燃
    焼ランプ用しきい値回路とを備え、 前記本体制御回路側には、前記2本の信号線により前記
    遠隔操作器へ供給する電圧を前記運転ランプ表示手段へ
    の表示出力時、前記燃焼ランプ表示手段への出力時、ま
    たは前記運転スイッチあるいは前記温調ボリュームの操
    作入力検出時とで切り替える切替手段と、前記2本の信
    号線のライン上に設けられた検出用抵抗の電圧を検出す
    ることにより前記遠隔操作器の前記運転スイッチあるい
    は温調ボリュームの操作指示内容を検出する入力検出手
    段と、 を備えたことを特徴とする2芯遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】マイクロコンピュータを有する本体制御回
    路とマイクロコンピュータを有しない遠隔操作器とを2
    本の信号線で接続し、遠隔操作器の操作に基づいて本体
    制御回路側を遠隔操作する2芯遠隔制御装置において、 前記遠隔操作器側には、前記本体制御回路側から前記2
    本の信号線により供給される電源電圧を整流して前記遠
    隔操作器に電源電圧を供給するブリッジ型整流回路と、
    前記ブリッジ型整流回路と並列にしかも本体制御回路側
    に設けられた少なくとも可変抵抗器からなるボリューム
    と、前記ブリッジ型整流回路を介して設けられ操作内容
    に関する情報を表示する一又は複数設けられたランプ表
    示手段と、前記ブリッジ型整流回路を通して前記ランプ
    表示手段に対して所定電圧であるしきい値以上の電圧が
    かかったときに前記ランプ表示手段を表示するランプ表
    示手段ごとに対して設けられた一又は複数のしきい値回
    路とを備え、かつ、前記ブリッジ型整流回路を介して前
    記ランプ表示手段及び前記しきい値回路のみを有し、前
    記本体制御回路側には、前記2本の信号線により前記遠
    隔操作器へ供給する電圧を前記ランプ表示手段への表示
    出力時と前記ボリュームの操作入力検出時とで切り替え
    る切替手段と、前記2本の信号線のライン上に流れる電
    流に関する情報を検出することにより前記ボリュームの
    操作入力内容を検出する入力検出手段を備え、かつ、前
    記切替手段により前記ボリュームの操作入力検出時の前
    記遠隔操作器への出力電圧は、前記しきい値回路にしき
    い値以下の電圧がかかる電圧であることを特徴とする2
    芯遠隔制御装置。
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