JP2526878Y2 - 室内の外気取り入れ装置 - Google Patents
室内の外気取り入れ装置Info
- Publication number
- JP2526878Y2 JP2526878Y2 JP6440690U JP6440690U JP2526878Y2 JP 2526878 Y2 JP2526878 Y2 JP 2526878Y2 JP 6440690 U JP6440690 U JP 6440690U JP 6440690 U JP6440690 U JP 6440690U JP 2526878 Y2 JP2526878 Y2 JP 2526878Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- air
- room
- outside air
- inlet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Central Air Conditioning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両に装着されたキャビン等の室内に外部
のゴミ等が侵入しないように外気を室内に取り入れて室
内の圧力を外部より高くする際に、その外気を室内に取
り入れる装置に関する。
のゴミ等が侵入しないように外気を室内に取り入れて室
内の圧力を外部より高くする際に、その外気を室内に取
り入れる装置に関する。
第2図に示すように、室1を構成する筐体2にブロワ
3を設け、そのブロワ3の吸い込み側に有害ガスを吸収
する第1フィルタ4とゴミ等を吸収する第2フィルタ5
を設け、汚染された外気を清浄として室1内に取り入れ
て室1内の圧力を外部より高くすることで外部のゴミ等
が室1内に侵入しないようにしている。
3を設け、そのブロワ3の吸い込み側に有害ガスを吸収
する第1フィルタ4とゴミ等を吸収する第2フィルタ5
を設け、汚染された外気を清浄として室1内に取り入れ
て室1内の圧力を外部より高くすることで外部のゴミ等
が室1内に侵入しないようにしている。
なお、室1内の圧力があまり高くならないように筐体
2のスキマ6より空気を外部に流出している。
2のスキマ6より空気を外部に流出している。
かかる装置であると外気は必ず第1・第2フィルタ4,
5を通過して室1内に取り入れられるので、外気中に有
害ガスが含まれていない場合などには外気が第1フィル
タ4を通過させることが無駄となって第1・第2フィル
タ4,5の寿命が短い。
5を通過して室1内に取り入れられるので、外気中に有
害ガスが含まれていない場合などには外気が第1フィル
タ4を通過させることが無駄となって第1・第2フィル
タ4,5の寿命が短い。
また、室内の空調とは何ら関係なく外気が高温の場合
には室内の温度が高くなって居住性が悪くなると共に、
外気の湿度が高い時には湿った外気がフィルタを通過す
るためにフィルタの劣化が早くなる。
には室内の温度が高くなって居住性が悪くなると共に、
外気の湿度が高い時には湿った外気がフィルタを通過す
るためにフィルタの劣化が早くなる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした
室内の外気取り入れ装置を提供することを目的とする。
室内の外気取り入れ装置を提供することを目的とする。
室を構成する筐体に流入口と吸込口を形成し、その流
入口をガスフィルタ、ブロワを経て第3ダクトに接続
し、吸込口に接続した第4ダクトと第3ダクトと外気に
開口した第5ダクトを内外気切替えバルブで連通・遮断
可能とし、前記ガスフィルタの入口側と出口側をバイパ
スダクトで連通すると共に、そのガスフィルタの入口、
出口を開閉する切替バルブを設けて、ガスフィルタを経
て空気を室内に流入したり、ガスフィルタを流通せずに
空気を室内に流入できると共に、室内の空気を循環でき
るようにしたものである。
入口をガスフィルタ、ブロワを経て第3ダクトに接続
し、吸込口に接続した第4ダクトと第3ダクトと外気に
開口した第5ダクトを内外気切替えバルブで連通・遮断
可能とし、前記ガスフィルタの入口側と出口側をバイパ
スダクトで連通すると共に、そのガスフィルタの入口、
出口を開閉する切替バルブを設けて、ガスフィルタを経
て空気を室内に流入したり、ガスフィルタを流通せずに
空気を室内に流入できると共に、室内の空気を循環でき
るようにしたものである。
第1図に示すように、室10を構成する筐体11には流入
口12と吸込口13が形成され、その流入口12は第1ダクト
14、ガスフィルタ15、第2ダクト16、エバポレータ17、
ブロワ18、パーティフルフィルタ19を経て第3ダクト20
に接続し、前記吸込口13は第4ダクト21に接続し、前記
第3ダクト20と第4ダクト21とプレフィルタ22を備えた
第5ダクト23は内外気切替バルブ24で連通・遮断され、
前記エバポレータ17はコンプレッサ25の吸込側に接続
し、そのコンプレッサ25の吐出側はコンデンサ26、レシ
ーバ27、エキスパンションバルブ28を経てエバポレータ
17に接続して空調機器を構成している。29は感熱筒、30
はクーリングファンである。
口12と吸込口13が形成され、その流入口12は第1ダクト
14、ガスフィルタ15、第2ダクト16、エバポレータ17、
ブロワ18、パーティフルフィルタ19を経て第3ダクト20
に接続し、前記吸込口13は第4ダクト21に接続し、前記
第3ダクト20と第4ダクト21とプレフィルタ22を備えた
第5ダクト23は内外気切替バルブ24で連通・遮断され、
前記エバポレータ17はコンプレッサ25の吸込側に接続
し、そのコンプレッサ25の吐出側はコンデンサ26、レシ
ーバ27、エキスパンションバルブ28を経てエバポレータ
17に接続して空調機器を構成している。29は感熱筒、30
はクーリングファンである。
前記第1ダクト14と第2ダクト16はバイパスダクト30
で短絡していると共に、ガスフィルタ15の入口、出口に
は切替えバルブ31が設けられている。
で短絡していると共に、ガスフィルタ15の入口、出口に
は切替えバルブ31が設けられている。
前記内外気切替バルブ24はバルブ本体32内に弁33を設
け、この弁33をスプリング34で第3ダクト20と第5ダク
ト23を連通し、かつ第3ダクト20と第4ダクト21を遮断
する第1位置に保持され、ハンドル35及び受圧室36内の
圧力で第3ダクト20を第4ダクト21に連通し、かつ第3
ダクト20と第5ダクト23を遮断する第2位置に移動でき
るようにしてある。
け、この弁33をスプリング34で第3ダクト20と第5ダク
ト23を連通し、かつ第3ダクト20と第4ダクト21を遮断
する第1位置に保持され、ハンドル35及び受圧室36内の
圧力で第3ダクト20を第4ダクト21に連通し、かつ第3
ダクト20と第5ダクト23を遮断する第2位置に移動でき
るようにしてある。
つまり、前記弁33は受圧室36内の圧力でスプリング34
に抗して押し上げられて第2位置となり、スプリング34
の設定力FはF=A×ΔPとなっている。但し、Aは弁
33の受圧面積、ΔPは室内の設定圧力である。
に抗して押し上げられて第2位置となり、スプリング34
の設定力FはF=A×ΔPとなっている。但し、Aは弁
33の受圧面積、ΔPは室内の設定圧力である。
このようであるから、室内の圧力が設定圧力ΔP以上
であると弁33が第2位置となって室内の空気が循環し、
室内の圧力が設定圧力ΔP以下となると弁33が第1位置
となって外気が室内に取り入れられるが、通常は筐体11
にスキマがあって室内の空気が外気に洩れて圧力低下す
るので弁33は第3ダクト20と第5ダクト23を若干の開口
面積で連通して外気を絞って導入するようにしてある。
であると弁33が第2位置となって室内の空気が循環し、
室内の圧力が設定圧力ΔP以下となると弁33が第1位置
となって外気が室内に取り入れられるが、通常は筐体11
にスキマがあって室内の空気が外気に洩れて圧力低下す
るので弁33は第3ダクト20と第5ダクト23を若干の開口
面積で連通して外気を絞って導入するようにしてある。
前記切替バルブ31は通常時には第1図実線で示すよう
にガスフィルタ15の入口、出口を遮断してバイパスダク
ト30を連通する位置となり、外気に有害ガスが含まれて
いる時には切替えバルブ31を第1図仮想線で示すように
ガスフィルタ15の入口、出口を開放し、かつバイパスダ
クト30を閉じる位置とする。
にガスフィルタ15の入口、出口を遮断してバイパスダク
ト30を連通する位置となり、外気に有害ガスが含まれて
いる時には切替えバルブ31を第1図仮想線で示すように
ガスフィルタ15の入口、出口を開放し、かつバイパスダ
クト30を閉じる位置とする。
これによって、外気に有害ガスが含まれていない場合
にはガスフィルタ15を空気が流通しないから寿命を向上
できる。
にはガスフィルタ15を空気が流通しないから寿命を向上
できる。
ガスフィルタ15の入口、出口を切替バルブ31で閉じる
ことで空気がバイパスダクト30を通って室内に流入し、
前記切替えバルブ31を開くことで空気がガスフィルタ15
を流通するので、外気に有害ガスが含まれている時にの
みガスフィルタ15を流通して室内に空気を取り入れでき
るから、ガスフィルタ15の寿命を向上できる。
ことで空気がバイパスダクト30を通って室内に流入し、
前記切替えバルブ31を開くことで空気がガスフィルタ15
を流通するので、外気に有害ガスが含まれている時にの
みガスフィルタ15を流通して室内に空気を取り入れでき
るから、ガスフィルタ15の寿命を向上できる。
また、ブロワ18によって吸い込まれた空気は空調機器
を経て室内に入るので、室内を空調して居住性を向上で
きる。
を経て室内に入るので、室内を空調して居住性を向上で
きる。
また、内外気切替バルブ24で第3ダクト20と第4ダク
ト21を連通し、かつ第3ダクト20と第5ダクト23を遮断
することで室10内の空気を循環できるので、外気が有害
ガスで汚染されている状況下でも室10内の空気を空調機
器を経て流通して室内の湿度、温度を調整できる。
ト21を連通し、かつ第3ダクト20と第5ダクト23を遮断
することで室10内の空気を循環できるので、外気が有害
ガスで汚染されている状況下でも室10内の空気を空調機
器を経て流通して室内の湿度、温度を調整できる。
第1図は本考案の実施例を示す構成説明図、第2図は従
来例の説明図である。 10は室、11は筐体、12は流入口、13は吸込口、15はガス
フィルタ、18はブロワ、20は第3ダクト、21は第4ダク
ト、22はプレフィルタ、23は第5ダクト、24は内外気切
替バルブ、30はバイパスダクト、31は切替バルブ。
来例の説明図である。 10は室、11は筐体、12は流入口、13は吸込口、15はガス
フィルタ、18はブロワ、20は第3ダクト、21は第4ダク
ト、22はプレフィルタ、23は第5ダクト、24は内外気切
替バルブ、30はバイパスダクト、31は切替バルブ。
Claims (1)
- 【請求項1】室10を構成する筐体11に流入口12と吸込口
13を形成し、その流入口12をガスフィルタ15、空調機
器、ブロワ18を経て第3ダクト20に接続し、前記吸込口
13に第4ダクト21を接続し、この第4ダクト21と前記第
3ダクト20とプレフィルタ22を備えた第5ダクト23を内
外気切替バルブ24で連通・遮断可能とし、前記ガスフィ
ルタ15の入口側と出口側をバイパスダクト30で連通する
と共にガスフィルタ15の入口、出口を開閉する切替バル
ブ31を設けたことを特徴とする室内の外気取り入れ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6440690U JP2526878Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 室内の外気取り入れ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6440690U JP2526878Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 室内の外気取り入れ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423927U JPH0423927U (ja) | 1992-02-26 |
JP2526878Y2 true JP2526878Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31595327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6440690U Expired - Lifetime JP2526878Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 室内の外気取り入れ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526878Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP6440690U patent/JP2526878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0423927U (ja) | 1992-02-26 |
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