JP2526665B2 - 割込み制御方式 - Google Patents
割込み制御方式Info
- Publication number
- JP2526665B2 JP2526665B2 JP1134552A JP13455289A JP2526665B2 JP 2526665 B2 JP2526665 B2 JP 2526665B2 JP 1134552 A JP1134552 A JP 1134552A JP 13455289 A JP13455289 A JP 13455289A JP 2526665 B2 JP2526665 B2 JP 2526665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interrupt
- interrupt processing
- processing
- control
- program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はコンピュータシステムにおける割込み制御方
式に関し，特に,1つの割込み要因に対する割込み処理プ
ログラムが複数存在し，実行時に排他的に切換えて使用
する場合の制御方式に関する。
式に関し，特に,1つの割込み要因に対する割込み処理プ
ログラムが複数存在し，実行時に排他的に切換えて使用
する場合の制御方式に関する。
［従来の技術］ 従来の割込み制御方式は，分岐テーブルの１つのエン
トリに対して１つのプログラムを登録し，解除する手段
のみを提供している。そして,1つの割込み要因に対する
複数個存在する割込み処理プログラムを排他的に選択し
て切換えて使用する場合，以下のような第1,第２の方式
がある。
トリに対して１つのプログラムを登録し，解除する手段
のみを提供している。そして,1つの割込み要因に対する
複数個存在する割込み処理プログラムを排他的に選択し
て切換えて使用する場合，以下のような第1,第２の方式
がある。
第１の方式は，各割込み処理プログラムを管理する入
出力制御等のプログラムの間で処理権を決定するための
排他制御手段を使用し，処理権を占有した管理プログラ
ムが上述の分岐テーブルに対する登録手段により割込み
処理プログラムを登録し，占有を解除するとき，同様に
分岐テーブルから割込み処理プログラムの登録を解除す
る。
出力制御等のプログラムの間で処理権を決定するための
排他制御手段を使用し，処理権を占有した管理プログラ
ムが上述の分岐テーブルに対する登録手段により割込み
処理プログラムを登録し，占有を解除するとき，同様に
分岐テーブルから割込み処理プログラムの登録を解除す
る。
第２の方式では，第１の方式と同様の排他制御手段に
加えて，各割込み処理プログラムを記憶し，分岐できる
手段を持つプログラムを，割込み処理分岐テーブルに登
録しておき，外部割込み要因が発生した時点で，このプ
ログラムへ常に先に実行制御が渡り，その時点での排他
制御手段の選択結果を参照し，対応する本来の割込み処
理プログラムへ分岐する。
加えて，各割込み処理プログラムを記憶し，分岐できる
手段を持つプログラムを，割込み処理分岐テーブルに登
録しておき，外部割込み要因が発生した時点で，このプ
ログラムへ常に先に実行制御が渡り，その時点での排他
制御手段の選択結果を参照し，対応する本来の割込み処
理プログラムへ分岐する。
［発明が解決しようとする課題］ 第１の方式では，制御権が切換わる時点で，必ず１度
分岐テーブルの割込み処理プログラムの登録が解除され
るため，その間に生じた割込みを取り損い，入出力制御
が乱れるという欠点がある。
分岐テーブルの割込み処理プログラムの登録が解除され
るため，その間に生じた割込みを取り損い，入出力制御
が乱れるという欠点がある。
第２の方式では，割込み発生毎に制御権の参照と，対
応した割込み処理プログラムへの分岐という本来の入出
力制御からは余分な処理を行うため，実時間性を損うと
いう欠点がある。
応した割込み処理プログラムへの分岐という本来の入出
力制御からは余分な処理を行うため，実時間性を損うと
いう欠点がある。
本発明は，以上のような欠点に鑑みてなされたもの
で，割込み処理プログラムの切換えにおいて入出力制御
を乱さず，かつ実時間性を損わない割込み制御方式を提
供することを課題とする。
で，割込み処理プログラムの切換えにおいて入出力制御
を乱さず，かつ実時間性を損わない割込み制御方式を提
供することを課題とする。
［課題を解決するための手段］ 本発明は，外部からの割込み要因が生じたとき，シス
テムが有する割込み処理分岐テーブルに登録された要因
別割込み処理プログラムに分岐するコンピュータシステ
ムであって１つの割込み要因に対して処理可能な排他的
な割込み処理プログラムが複数存在するシステムにおい
て，操作者の指示があるとその時に制御権を得ている割
込み処理プログラムによる処理結果に基づいて複数の割
込み処理プログラムの中から処理権を占有するものを決
定する排他制御手段と，その決定の結果を受け取り，処
理権を占有する割込み処理プログラムが切換った場合，
上記割込み処理分岐テーブルを決定結果通りに書換える
分岐テーブル管理手段とを有する割込み制御方式であ
る。
テムが有する割込み処理分岐テーブルに登録された要因
別割込み処理プログラムに分岐するコンピュータシステ
ムであって１つの割込み要因に対して処理可能な排他的
な割込み処理プログラムが複数存在するシステムにおい
て，操作者の指示があるとその時に制御権を得ている割
込み処理プログラムによる処理結果に基づいて複数の割
込み処理プログラムの中から処理権を占有するものを決
定する排他制御手段と，その決定の結果を受け取り，処
理権を占有する割込み処理プログラムが切換った場合，
上記割込み処理分岐テーブルを決定結果通りに書換える
分岐テーブル管理手段とを有する割込み制御方式であ
る。
［作用］ 以上の構成により、ある割込み要因に対して，その時
点で受付けることができる複数の割込み処理プログラム
が予め登録される。そして、その中の１つに対してシス
テムで定める方式により処理権が与えられ，割込み処理
プログラムを管理する機能からの処理権占有解除また
は，割込み処理プログラムとしての登録解除が発生した
時点で，排他制御手段は割込み処理プログラムの決定を
行い，分岐テーブル管理手段は、この排他制御手段の結
果を即時に受け取り，処理権が切換った場合，同時に受
け取る新たな処理権占有割込み処理プログラムに分岐す
るよう割込み処理分岐テーブルを書き換える。
点で受付けることができる複数の割込み処理プログラム
が予め登録される。そして、その中の１つに対してシス
テムで定める方式により処理権が与えられ，割込み処理
プログラムを管理する機能からの処理権占有解除また
は，割込み処理プログラムとしての登録解除が発生した
時点で，排他制御手段は割込み処理プログラムの決定を
行い，分岐テーブル管理手段は、この排他制御手段の結
果を即時に受け取り，処理権が切換った場合，同時に受
け取る新たな処理権占有割込み処理プログラムに分岐す
るよう割込み処理分岐テーブルを書き換える。
［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の構成を模式的に示した図
である。
である。
本実施例では，複数の異なったキーボード（以下KBと
略記する）制御プログラムを実行中に切替えて使用でき
るシステムについて説明する。
略記する）制御プログラムを実行中に切替えて使用でき
るシステムについて説明する。
主記憶装置２における複数のKB制御プログラム24,25,
26はそれぞれ，独自の割込み処理プログラムPa,Pb,Pcを
有し，これらは予め排他制御手段23に登録されている。
各割込み処理プログラムPa,Pb,Pcは，操作者の指示を処
理するための処理プログラムを有している。KBの制御権
は，ここでは操作者の指示があった時に制御権を得てい
る処理プログラムの処理結果に基づいて，排他制御手段
23において決定される。第１図は,KB制御プログラム24
が制御権を得ている状態を表わしており，システムの割
込み処理分岐テーブル21の当該エントリには，分岐テー
ブル管理手段22によりKB制御プログラム24の割込み処理
プログラムPaへの分岐情報（ａ）が設定されている。こ
の時，キーが打たれると,KBは割込みを発生し，中央処
理装置１は分岐テーブル21の対応エントリを参照し，割
込み処理プログラムPaに分岐する。
26はそれぞれ，独自の割込み処理プログラムPa,Pb,Pcを
有し，これらは予め排他制御手段23に登録されている。
各割込み処理プログラムPa,Pb,Pcは，操作者の指示を処
理するための処理プログラムを有している。KBの制御権
は，ここでは操作者の指示があった時に制御権を得てい
る処理プログラムの処理結果に基づいて，排他制御手段
23において決定される。第１図は,KB制御プログラム24
が制御権を得ている状態を表わしており，システムの割
込み処理分岐テーブル21の当該エントリには，分岐テー
ブル管理手段22によりKB制御プログラム24の割込み処理
プログラムPaへの分岐情報（ａ）が設定されている。こ
の時，キーが打たれると,KBは割込みを発生し，中央処
理装置１は分岐テーブル21の対応エントリを参照し，割
込み処理プログラムPaに分岐する。
ここで，操作者の指示によりKB制御プログラムの切換
え要求され，割込み処理プログラムPa内の処理プログラ
ムが実行されて排他制御手段23により処理権がKB制御プ
ログラム25に移ったとする。この場合，分岐テーブル管
理手段22はこの移行情報を排他制御手段23から受け取
り，分岐テーブルのKB割込みエントリを，排他制御手段
23から同時に受け取ったKB制御プログラム25の割込み処
理プログラム情報（ｂ）に書き換え，以後，次の制御権
移行までにKB割込みが発生すれば，全て割込み処理プロ
グラムPbに分岐する。
え要求され，割込み処理プログラムPa内の処理プログラ
ムが実行されて排他制御手段23により処理権がKB制御プ
ログラム25に移ったとする。この場合，分岐テーブル管
理手段22はこの移行情報を排他制御手段23から受け取
り，分岐テーブルのKB割込みエントリを，排他制御手段
23から同時に受け取ったKB制御プログラム25の割込み処
理プログラム情報（ｂ）に書き換え，以後，次の制御権
移行までにKB割込みが発生すれば，全て割込み処理プロ
グラムPbに分岐する。
［発明の効果］ 以上説明したように，本発明は複数の割込み処理プロ
グラムと排他的制御手段及び分岐テーブル管理手段を備
えることで、制御権移行時にシステムの割込み処理分岐
テーブルを直接書き換えることにより，割込み処理プロ
グラムの解除が不要となり，入出力制御が乱されること
が無い。しかも，割込み要因の発生に対して直接割込み
処理プログラムに分岐するため，実時間性を損わないで
割込み処理プログラムの切換えができる効果がある。
グラムと排他的制御手段及び分岐テーブル管理手段を備
えることで、制御権移行時にシステムの割込み処理分岐
テーブルを直接書き換えることにより，割込み処理プロ
グラムの解除が不要となり，入出力制御が乱されること
が無い。しかも，割込み要因の発生に対して直接割込み
処理プログラムに分岐するため，実時間性を損わないで
割込み処理プログラムの切換えができる効果がある。
第１図は本発明の一実施例の構成を模式的に示した図で
ある。 図面において,1は中央処理装置,2は主記憶装置,21は割
込み処理分岐テーブル,22は分岐テーブル管理手段,23は
排他制御手段。
ある。 図面において,1は中央処理装置,2は主記憶装置,21は割
込み処理分岐テーブル,22は分岐テーブル管理手段,23は
排他制御手段。
Claims (1)
- 【請求項１】外部からの割込み要因が生じたとき，シス
テムが有する割込み処理分岐テーブルに登録された要因
別割込み処理プログラムに分岐するコンピュータシステ
ムであって１つの割込み要因に対して処理可能な排他的
な割込み処理プログラムが複数存在するシステムにおい
て，操作者の指示があるとその時に制御権を得ている割
込み処理プログラムによる処理結果に基づいて複数の割
込み処理プログラムの中から処理権を占有するものを決
定する排他制御手段と，その決定の結果を受け取り，処
理権を占有する割込み処理プログラムが切換った場合，
上記割込み処理分岐テーブルを決定結果通りに書換える
分岐テーブル管理手段とを有する割込み制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1134552A JP2526665B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 割込み制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1134552A JP2526665B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 割込み制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH031241A JPH031241A (ja) | 1991-01-07 |
| JP2526665B2 true JP2526665B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=15130988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1134552A Expired - Fee Related JP2526665B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 割込み制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526665B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1134552A patent/JP2526665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH031241A (ja) | 1991-01-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05282260A (ja) | コンピユータネツトワーク及びその操作方法 | |
| JPH0635732A (ja) | 記憶装置の領域割り当て方法 | |
| JP2526665B2 (ja) | 割込み制御方式 | |
| JPS6378231A (ja) | 部分的プログラム結合方式 | |
| JPS601655B2 (ja) | デ−タプリフェツチ方式 | |
| JPS63111535A (ja) | デ−タ処理装置 | |
| JPH0528431B2 (ja) | ||
| JP2814683B2 (ja) | 命令処理装置 | |
| JPH08272757A (ja) | マルチプロセッサシステム及びプログラム起動方法 | |
| JPS6318222B2 (ja) | ||
| JPS60246439A (ja) | 情報処理装置 | |
| US5822775A (en) | Efficient data processing method for coefficient data in a digital dignal, processor | |
| JPH05334249A (ja) | 対話処理システムにおけるカタログのネスティング管理方式 | |
| JPS6116334A (ja) | デ−タ処理装置 | |
| JPS60178539A (ja) | 情報処理装置におけるバイパス制御方式 | |
| JPS59180744A (ja) | リエントラントプログラムの作業領域管理方式 | |
| JPS58214930A (ja) | デ−タ処理装置 | |
| JPS60105050A (ja) | パイプライン制御方式 | |
| JPS58225469A (ja) | マルチプロセツサ制御方式 | |
| JP2982129B2 (ja) | マイクロプログラム制御装置 | |
| JPH01185733A (ja) | 入出力エミュレーション方式 | |
| JPH0378035A (ja) | タクス実行制御装置 | |
| JPS5896346A (ja) | 階層型演算方式 | |
| JPH025151A (ja) | 対話処理プログラムにおけるファイルの疑似的な同時アクセス方式 | |
| JPS61213928A (ja) | プログラム変更方式 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |