JP2526013Y2 - 接続用連動バルブ - Google Patents
接続用連動バルブInfo
- Publication number
- JP2526013Y2 JP2526013Y2 JP8242090U JP8242090U JP2526013Y2 JP 2526013 Y2 JP2526013 Y2 JP 2526013Y2 JP 8242090 U JP8242090 U JP 8242090U JP 8242090 U JP8242090 U JP 8242090U JP 2526013 Y2 JP2526013 Y2 JP 2526013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- connection
- check valve
- housing
- contact surface
- Prior art date
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、潤滑油配管同士を人手を要せず連通させる
ことができる接続用連動バルブに関する。
ことができる接続用連動バルブに関する。
(従来の技術) 従来、例えば、圧延ロール等の軸受箱に接続された潤
滑油の配管は、ワークの変更時等には軸受箱ごとロール
を取替えなければならないため、所定のロールと取替え
る度に人手によって接続替えを行っていた。
滑油の配管は、ワークの変更時等には軸受箱ごとロール
を取替えなければならないため、所定のロールと取替え
る度に人手によって接続替えを行っていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の方法では、圧延ロールの軸
受箱周辺が手狭なため、配管の接続替えに大変手間がか
かるという問題があった。
受箱周辺が手狭なため、配管の接続替えに大変手間がか
かるという問題があった。
また、ロール径の違いにより軸受箱の配管接続口の位
置も変わるため、従来のカプラー構造では配管の接続も
自動化できないという問題点があった。
置も変わるため、従来のカプラー構造では配管の接続も
自動化できないという問題点があった。
本考案は前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、潤滑油配管の接
続位置が変わるものでも自動的に連通させることができ
る接続用連動バルブを提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、潤滑油配管の接
続位置が変わるものでも自動的に連通させることができ
る接続用連動バルブを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記問題点を解決するための手段として本考案の接続
用連動バルブでは、潤滑油配管の間に設けられ、対向さ
せた一対のチェックバルブ同士を接続して油路を連通さ
せる接続用連動バルブであって、 一方のチェックバルブが、もう一方のチェックバルブ
の接続用シールを密着させる密着面を先端に有する筒状
のハウジングと、前記密着面の裏面に設けられた弁座部
をスプリングの付勢力で密閉する弁体に密着面から摺動
自在に突出する突当てロッドを穿設した弁部と、を備
え、 もう一方のチェックバルブが、弁座部を内部中間に有
する筒状のハウジングと、先端部が前記一方のチェック
バルブの密着面より小さく形成され先端に設けた開口部
をシールする接続用シールが開口部周縁に設けられて該
もう一方のチェックバルブのハウジングの先端部に摺動
自在に嵌着されると共にスプリングで先端方向に付勢さ
れハウジング先端から所定量突出された密閉筒と、該も
う一方のチェックバルブの弁座部をスプリングの付勢力
で密閉する弁体と、該弁体から弁座部に挿通した軸部を
介して前記密閉筒の先端より内方に配置され、かつ前記
突当てロッドの前端部より幅広く形成された受圧面を有
した弁部と、を備え、 前記チェックバルブ同士を対向させて密閉筒が後退し
ない状態に接続用シールを密着面に接触させたとき、両
弁体共その後方側に前記密閉筒の突出長さより短い移動
範囲が設けられ、かつ突当てロッドと受圧面との間に隙
間が設けられている構成とした。
用連動バルブでは、潤滑油配管の間に設けられ、対向さ
せた一対のチェックバルブ同士を接続して油路を連通さ
せる接続用連動バルブであって、 一方のチェックバルブが、もう一方のチェックバルブ
の接続用シールを密着させる密着面を先端に有する筒状
のハウジングと、前記密着面の裏面に設けられた弁座部
をスプリングの付勢力で密閉する弁体に密着面から摺動
自在に突出する突当てロッドを穿設した弁部と、を備
え、 もう一方のチェックバルブが、弁座部を内部中間に有
する筒状のハウジングと、先端部が前記一方のチェック
バルブの密着面より小さく形成され先端に設けた開口部
をシールする接続用シールが開口部周縁に設けられて該
もう一方のチェックバルブのハウジングの先端部に摺動
自在に嵌着されると共にスプリングで先端方向に付勢さ
れハウジング先端から所定量突出された密閉筒と、該も
う一方のチェックバルブの弁座部をスプリングの付勢力
で密閉する弁体と、該弁体から弁座部に挿通した軸部を
介して前記密閉筒の先端より内方に配置され、かつ前記
突当てロッドの前端部より幅広く形成された受圧面を有
した弁部と、を備え、 前記チェックバルブ同士を対向させて密閉筒が後退し
ない状態に接続用シールを密着面に接触させたとき、両
弁体共その後方側に前記密閉筒の突出長さより短い移動
範囲が設けられ、かつ突当てロッドと受圧面との間に隙
間が設けられている構成とした。
(作用) 本考案の接続用連動バルブにあっては、前記構成とし
たため、両チェックバルブの先端同士を対向させ離した
状態で配置し、いずれか一方のハウジングの後端を軸受
箱と接続し、もう一方のハウジングの後端を外部のタン
クと接続する。この状態ではチェックバルブはいずれも
スプリングの付勢力を受けた弁体で弁座部が密閉され油
洩れを防止している。そして、いずれか一方のチェック
バルブを前進させると、まず密閉筒が密着面と面合し接
続用シールで接続部分がシールされる。このとき、密着
面は密閉筒より大きいためチェックバルブ同士が心ずれ
した状態でも密閉筒の先端開口部周縁をシールすること
ができる。そして、引続き一方のチェックバルブを前進
させると、密閉筒がスプリングの付勢力に抗してハウジ
ングの後方に後退し突当てロッドが受圧面を押圧して相
互に押し合うため、両方の弁体が弁座部から離れ両チェ
ックバルブ間に連通した流路が形成され軸受箱から潤滑
油配管へ、またその逆方向へ潤滑油を送ることができ
る。このとき、受圧面は突当てロッドより幅広いため両
チェックバルブが心ずれしていても突当てロッドは受圧
面を押圧することができる。尚、配管の接続を外す場合
は、前記接続時の逆の順序で行われ両チェック弁が切り
離され両流路が遮断される。
たため、両チェックバルブの先端同士を対向させ離した
状態で配置し、いずれか一方のハウジングの後端を軸受
箱と接続し、もう一方のハウジングの後端を外部のタン
クと接続する。この状態ではチェックバルブはいずれも
スプリングの付勢力を受けた弁体で弁座部が密閉され油
洩れを防止している。そして、いずれか一方のチェック
バルブを前進させると、まず密閉筒が密着面と面合し接
続用シールで接続部分がシールされる。このとき、密着
面は密閉筒より大きいためチェックバルブ同士が心ずれ
した状態でも密閉筒の先端開口部周縁をシールすること
ができる。そして、引続き一方のチェックバルブを前進
させると、密閉筒がスプリングの付勢力に抗してハウジ
ングの後方に後退し突当てロッドが受圧面を押圧して相
互に押し合うため、両方の弁体が弁座部から離れ両チェ
ックバルブ間に連通した流路が形成され軸受箱から潤滑
油配管へ、またその逆方向へ潤滑油を送ることができ
る。このとき、受圧面は突当てロッドより幅広いため両
チェックバルブが心ずれしていても突当てロッドは受圧
面を押圧することができる。尚、配管の接続を外す場合
は、前記接続時の逆の順序で行われ両チェック弁が切り
離され両流路が遮断される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
まず実施例の構成を説明する。
この実施例の接続用連動バルブAは、第1図〜第3図
に示すように、一方のチェックバルブBと、該チェック
バルブBのハウジング1と、同密着面2と、同弁部3
と、もう一方のチェックバルブCと、該チェックバルブ
Cのハウジング4と、同密閉筒5と、同弁部6と、を主
要な構成としている。
に示すように、一方のチェックバルブBと、該チェック
バルブBのハウジング1と、同密着面2と、同弁部3
と、もう一方のチェックバルブCと、該チェックバルブ
Cのハウジング4と、同密閉筒5と、同弁部6と、を主
要な構成としている。
前記チェックバルブBは、接続用連動バルブAにおい
て軸受箱Gへの取付側をなすものである。
て軸受箱Gへの取付側をなすものである。
前記ハウジング1は、前記チェックバルブBの弁箱部
となるものであって、円筒状に形成され先端に該ハウジ
ング1より幅広の円形の隔壁10が設けられ、該隔壁10の
ハウジング1内面側を弁座部11とし、該弁座部11には軸
心まわりに油路となる貫通穴12が複数設けられている。
尚、該ハウジング1の後端側が圧延ロール7の軸受箱G
に設けられた排油管70に固定されている。そして、この
軸受箱Gが前記排油管70の軸心方向に進退可能に形成さ
れている。図中13は弁棒32の軸受板、14は軸受である。
となるものであって、円筒状に形成され先端に該ハウジ
ング1より幅広の円形の隔壁10が設けられ、該隔壁10の
ハウジング1内面側を弁座部11とし、該弁座部11には軸
心まわりに油路となる貫通穴12が複数設けられている。
尚、該ハウジング1の後端側が圧延ロール7の軸受箱G
に設けられた排油管70に固定されている。そして、この
軸受箱Gが前記排油管70の軸心方向に進退可能に形成さ
れている。図中13は弁棒32の軸受板、14は軸受である。
前記密着面2は、もう一方のチェックバルブCとの面
合部となるものであって、前記隔壁10の前面側を平面状
に形成したものである。
合部となるものであって、前記隔壁10の前面側を平面状
に形成したものである。
前記弁部3は、前記貫通穴12をハウジング1の後端側
から開閉するものであって、前記貫通穴12を全て覆う円
形状の弁体30の周縁部にシール材31が取付けられてい
る。また、弁体30の後方には弁棒32が突設され、前記軸
受板13の軸受14に挿通されている。図中33は、弁体30の
ストローク調整用カラーで、軸受板13との間に装着され
たスプリング36の付勢力により弁体30が弁座部11に密着
した状態で前記軸受板13との間に後方への移動範囲を形
成する隙間aを有している。この隙間aは、後述する密
閉筒5の突出部分5aの長さの略2分の1に設定されてい
る。また、図中34は軸受板13に設けた油路としての貫通
穴である。また、前記弁体30の先端側には弁棒32と一体
に形成され、弁体30が弁座部11に密着した状態で密着面
2から所定長さ突出する突当てロッド35が設けられてい
る。
から開閉するものであって、前記貫通穴12を全て覆う円
形状の弁体30の周縁部にシール材31が取付けられてい
る。また、弁体30の後方には弁棒32が突設され、前記軸
受板13の軸受14に挿通されている。図中33は、弁体30の
ストローク調整用カラーで、軸受板13との間に装着され
たスプリング36の付勢力により弁体30が弁座部11に密着
した状態で前記軸受板13との間に後方への移動範囲を形
成する隙間aを有している。この隙間aは、後述する密
閉筒5の突出部分5aの長さの略2分の1に設定されてい
る。また、図中34は軸受板13に設けた油路としての貫通
穴である。また、前記弁体30の先端側には弁棒32と一体
に形成され、弁体30が弁座部11に密着した状態で密着面
2から所定長さ突出する突当てロッド35が設けられてい
る。
前記チェックバルブCは、前記チェックバルブBと対
向状態にして配置され、接続用連動バルブAにおいて配
管Pへの取付側をなすものである。
向状態にして配置され、接続用連動バルブAにおいて配
管Pへの取付側をなすものである。
前記ハウジング4は、前記チェックバルブCの弁箱部
となるものであって、前記ハウジング1より小径の円筒
状に形成され、かつ内部には弁座部40が設けられ、該弁
座部40には軸心まわりに油路となる貫通穴41が複数設け
られている。また、このハウジング4は、排油管70に固
定され動きが不自由なハウジング1に対し密着度を良く
し、また、設定量以上に押された場合の逃げを形成する
ために複数のスプリング42で床面に固定されたブラケッ
ト43に浮動可能に取付けられている。図中44は弁棒62の
軸受板である。尚、配管Pはフレキシブルなパイプが使
用されている。
となるものであって、前記ハウジング1より小径の円筒
状に形成され、かつ内部には弁座部40が設けられ、該弁
座部40には軸心まわりに油路となる貫通穴41が複数設け
られている。また、このハウジング4は、排油管70に固
定され動きが不自由なハウジング1に対し密着度を良く
し、また、設定量以上に押された場合の逃げを形成する
ために複数のスプリング42で床面に固定されたブラケッ
ト43に浮動可能に取付けられている。図中44は弁棒62の
軸受板である。尚、配管Pはフレキシブルなパイプが使
用されている。
前記密閉筒5は、チェックバルブB,C同士の接続部を
密封状態にして接続するものであって、先端部の外径が
前記チェックバルブBの密着面2の外径より、チェック
バルブB,C同士の心ずれm(第2図(イ)参照)の略2
倍の量だけ小さい径で形成されて前記ハウジング4の先
端部外周面に摺動自在に嵌着されている。また、先端開
口部55の周縁には接続用シール50が取付けられている。
そして、該密閉筒5はハウジング4の外周面に固定した
スプリング51で先端側に付勢され前記突当てロッド35の
突出量より多少長目にハウジング4の先端より突出され
ている。図中52は密閉筒5の後端に設けたフランジ、53
は前記フランジ52を係止して密閉筒5の突出量を規制す
るストッパーである。また、54はハウジング4の支持用
スプリングであって設けなくてもよい。
密封状態にして接続するものであって、先端部の外径が
前記チェックバルブBの密着面2の外径より、チェック
バルブB,C同士の心ずれm(第2図(イ)参照)の略2
倍の量だけ小さい径で形成されて前記ハウジング4の先
端部外周面に摺動自在に嵌着されている。また、先端開
口部55の周縁には接続用シール50が取付けられている。
そして、該密閉筒5はハウジング4の外周面に固定した
スプリング51で先端側に付勢され前記突当てロッド35の
突出量より多少長目にハウジング4の先端より突出され
ている。図中52は密閉筒5の後端に設けたフランジ、53
は前記フランジ52を係止して密閉筒5の突出量を規制す
るストッパーである。また、54はハウジング4の支持用
スプリングであって設けなくてもよい。
前記弁部6は、前記貫通穴41をハウジング4の後端側
から開閉するものであって、前記貫通穴41を全て覆う円
形状の弁体60の周縁部にシール材61が取付けられてい
る。また、弁体60の後方には弁棒62が突設され、前記軸
受板44の軸受15に挿通されると共にスプリング63で先端
方向に付勢されている。また、前記突当てロッド35の先
端より幅広く形成された受圧面64が前記弁体60から弁座
部40に挿通した軸部62aを介して前記密閉筒5の突出部
分5aの内方に配置されている。尚、前記受圧面64と弁座
部40の軸受15との間は、前記弁体30のストローク調整用
カラー33と軸受板13との間に形成した隙間aと同一の隙
間aを形成している。また、前記チェックバルブB,C同
士を対向させて密閉筒5が後退しない状態に接続用シー
ル50を密着面2に接触させたとき、突当てロッド35と受
圧面64との間に隙間n(第2図(ロ)参照)が設けられ
ている。
から開閉するものであって、前記貫通穴41を全て覆う円
形状の弁体60の周縁部にシール材61が取付けられてい
る。また、弁体60の後方には弁棒62が突設され、前記軸
受板44の軸受15に挿通されると共にスプリング63で先端
方向に付勢されている。また、前記突当てロッド35の先
端より幅広く形成された受圧面64が前記弁体60から弁座
部40に挿通した軸部62aを介して前記密閉筒5の突出部
分5aの内方に配置されている。尚、前記受圧面64と弁座
部40の軸受15との間は、前記弁体30のストローク調整用
カラー33と軸受板13との間に形成した隙間aと同一の隙
間aを形成している。また、前記チェックバルブB,C同
士を対向させて密閉筒5が後退しない状態に接続用シー
ル50を密着面2に接触させたとき、突当てロッド35と受
圧面64との間に隙間n(第2図(ロ)参照)が設けられ
ている。
次に実施例の作用を説明する。
第2図(イ)に示すように、軸受箱Gに取付けた一方
のチェックバルブBの突当てロッド35に向けてもう一方
のチェックバルブCの受圧面64を対向させ、チェックバ
ルブCを取付けたブラケット43を両チェックバルブBと
Cを離した位置で固定する。この状態ではチェックバル
ブB,Cはいずれもスプリング36,63の付勢力によって弁座
部11,40が閉鎖されている。そして、第2図(ロ)に示
すように、チェックバルブBをチェックバルブCに接近
させると、まずチェックバルブCの密閉筒5がチェック
バルブBの密着面2と面合し接続用シール50により接続
部分がシールされる。このとき、チェックバルブBとC
とのセンター位置がずれていても密着面2は密閉筒5よ
り広いため心ずれした状態のままシールすることができ
る。そして引続き軸受箱Gを前進させると、第2図
(ハ)に示すように、密閉筒5がスプリング51の付勢力
に抗してハウジング4の後方に後退し、突当てロッド35
が受圧面64を押圧して相互に押し合うため、両方の弁体
30,60が弁座部11,40から離れ両チェックバルブB,C間に
連通した流路が形成され、軸受箱Gから配管Pへ潤滑油
65が排出される。このとき、チェックバルブCの受圧面
64は、チェックバルブBの突当てロッド35の先端より幅
広いため、両チェックバルブB,Cが心ずれしていても前
記突当てロッド35は受圧面64を押すことができる。ま
た、配管Pの接続を外す場合は、前記接続時の逆の順序
によって行うことができる。
のチェックバルブBの突当てロッド35に向けてもう一方
のチェックバルブCの受圧面64を対向させ、チェックバ
ルブCを取付けたブラケット43を両チェックバルブBと
Cを離した位置で固定する。この状態ではチェックバル
ブB,Cはいずれもスプリング36,63の付勢力によって弁座
部11,40が閉鎖されている。そして、第2図(ロ)に示
すように、チェックバルブBをチェックバルブCに接近
させると、まずチェックバルブCの密閉筒5がチェック
バルブBの密着面2と面合し接続用シール50により接続
部分がシールされる。このとき、チェックバルブBとC
とのセンター位置がずれていても密着面2は密閉筒5よ
り広いため心ずれした状態のままシールすることができ
る。そして引続き軸受箱Gを前進させると、第2図
(ハ)に示すように、密閉筒5がスプリング51の付勢力
に抗してハウジング4の後方に後退し、突当てロッド35
が受圧面64を押圧して相互に押し合うため、両方の弁体
30,60が弁座部11,40から離れ両チェックバルブB,C間に
連通した流路が形成され、軸受箱Gから配管Pへ潤滑油
65が排出される。このとき、チェックバルブCの受圧面
64は、チェックバルブBの突当てロッド35の先端より幅
広いため、両チェックバルブB,Cが心ずれしていても前
記突当てロッド35は受圧面64を押すことができる。ま
た、配管Pの接続を外す場合は、前記接続時の逆の順序
によって行うことができる。
以上説明してきたように、本実施例の接続用連動バル
ブAにあっては、ロール7の軸受箱Gと配管Pとを入手
を要さず接続することができる。また、該接続用連動バ
ルブAを形成する両チェックバルブB,C同士が心ずれし
ていても簡単に接続することができる。
ブAにあっては、ロール7の軸受箱Gと配管Pとを入手
を要さず接続することができる。また、該接続用連動バ
ルブAを形成する両チェックバルブB,C同士が心ずれし
ていても簡単に接続することができる。
以上本考案の実施例を説明してきたが、本考案の具体
的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があって本考案に
含まれる。
的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があって本考案に
含まれる。
例えば、実施例では、チェックバルブBに突当てロッ
ド35を設けて該チェックバルブB側を前進させるとした
が、これに限らず、突当てロッド35や受圧面64の配置、
前進側との組合わせ等は任意に設定することができる。
ド35を設けて該チェックバルブB側を前進させるとした
が、これに限らず、突当てロッド35や受圧面64の配置、
前進側との組合わせ等は任意に設定することができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の接続用連動バルブ
にあっては、前記構成としたため、潤滑油配管等を入手
を要さず自動的に軸受箱等に接続し、また取外すことが
できる。また、両チェックバルブが心ずれしていても簡
単に接続させることができる等の効果が得られる。
にあっては、前記構成としたため、潤滑油配管等を入手
を要さず自動的に軸受箱等に接続し、また取外すことが
できる。また、両チェックバルブが心ずれしていても簡
単に接続させることができる等の効果が得られる。
第1図は本考案実施例の接続用連動バルブの断面図、第
2図(イ)〜(ハ)は接続時の状態を示す説明図、第3
図は取付状態を示す説明図である。 A:接続用連動バルブ B:一方のチェックバルブ C:もう一方のチェックバルブ G:軸受箱 P:配管 a:隙間 n:隙間 1,4:ハウジング 2:密着面 3,6:弁部 5:密閉筒 5a:密閉筒の突出部分 11,40:弁座部 30,60:弁体 35:突当てロッド 36,63:スプリング 50:接続用シール 51:スプリング 55:先端開口部 64:受圧面
2図(イ)〜(ハ)は接続時の状態を示す説明図、第3
図は取付状態を示す説明図である。 A:接続用連動バルブ B:一方のチェックバルブ C:もう一方のチェックバルブ G:軸受箱 P:配管 a:隙間 n:隙間 1,4:ハウジング 2:密着面 3,6:弁部 5:密閉筒 5a:密閉筒の突出部分 11,40:弁座部 30,60:弁体 35:突当てロッド 36,63:スプリング 50:接続用シール 51:スプリング 55:先端開口部 64:受圧面
Claims (1)
- 【請求項1】潤滑油配管の間に設けられ、対向させた一
対のチェックバルブ同士を接続して油路を連通させる接
続用連動バルブであって、 一方のチェックバルブが、もう一方のチェックバルブの
接続用シールを密着させる密着面を先端に有する筒状の
ハウジングと、前記密着面の裏面に設けられた弁座部を
スプリングの付勢力で密閉する弁体に密着面から摺動自
在に突出する突当てロッドを突設した弁部と、を備え、 もう一方のチェックバルブが、弁座部を内部中間に有す
る筒状のハウジングと、先端部が前記一方のチェックバ
ルブの密着面より小さく形成され先端に設けた開口部を
シールする接続用シールが開口部周縁に設けられて該も
う一方のチェックバルブのハウジングの先端部に摺動自
在に嵌着されると共にスプリングで先端方向に付勢され
ハウジング先端から所定量突出された密閉筒と、該もう
一方のチェックバルブの弁座部をスプリングの付勢力で
密閉する弁体と、該弁体から弁座部に挿通した軸部を介
して前記密閉筒の先端より内方に配置され、かつ前記突
当てロッドの前端部より幅広く形成された受圧面を有し
た弁部と、を備え、 前記チェックバルブ同士を対向させて密閉筒が後退しな
い状態に接続用シールを密着面に接触させたとき、両弁
体共その後方側に前記密閉筒の突出長さより短い移動範
囲が設けられ、かつ突当てロッドと受圧面との間に隙間
が設けられていることを特徴とする接続用連動バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8242090U JP2526013Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 接続用連動バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8242090U JP2526013Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 接続用連動バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439493U JPH0439493U (ja) | 1992-04-03 |
JP2526013Y2 true JP2526013Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31629216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8242090U Expired - Lifetime JP2526013Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 接続用連動バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526013Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP8242090U patent/JP2526013Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439493U (ja) | 1992-04-03 |
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