JP2525692B2 - リ―ル台移動装置 - Google Patents
リ―ル台移動装置Info
- Publication number
- JP2525692B2 JP2525692B2 JP3031496A JP3149691A JP2525692B2 JP 2525692 B2 JP2525692 B2 JP 2525692B2 JP 3031496 A JP3031496 A JP 3031496A JP 3149691 A JP3149691 A JP 3149691A JP 2525692 B2 JP2525692 B2 JP 2525692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- cassette
- moving
- reel stand
- pins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サイズが異なる３種類
以上のテープカセットを使用する例えばデジタルＶＴＲ
等の磁気記録再生装置におけるリール台移動装置に関
し、特にリール台の移動・位置決め手段に関するもので
ある。
以上のテープカセットを使用する例えばデジタルＶＴＲ
等の磁気記録再生装置におけるリール台移動装置に関
し、特にリール台の移動・位置決め手段に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】この種のリール台移動装置としては、特
開昭６０−９５７５１号公報や、雑誌「放送技術１９８
９年８月号」の１３６頁乃至１４２頁の「ディジタルＶ
ＴＲＤＶＲ−２／ＤＶＲ−１８」（特に１４１頁の
「１．２ リール台シフト機構」の内容及び「図７」参
照）で公知のように、リール台の移動機構とは独立し
て、リール台の位置決め機構を別に設けているのが従来
一般的であった。
開昭６０−９５７５１号公報や、雑誌「放送技術１９８
９年８月号」の１３６頁乃至１４２頁の「ディジタルＶ
ＴＲＤＶＲ−２／ＤＶＲ−１８」（特に１４１頁の
「１．２ リール台シフト機構」の内容及び「図７」参
照）で公知のように、リール台の移動機構とは独立し
て、リール台の位置決め機構を別に設けているのが従来
一般的であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、リ
ール台の移動と特に中間サイズのカセットに対する位置
決めとを別々の機構で構成しているため、複雑な機構と
なり、メカニズムの信頼性が低くなり、またソレノイド
等も必要なことから、コストも高くなるといった問題を
有していた。
ール台の移動と特に中間サイズのカセットに対する位置
決めとを別々の機構で構成しているため、複雑な機構と
なり、メカニズムの信頼性が低くなり、またソレノイド
等も必要なことから、コストも高くなるといった問題を
有していた。
【０００４】そこで本発明の目的は、リール台の移動と
位置決めを同一の機構で行なって、部品点数の削減、機
構のシンプル化、信頼性向上、コストダウンを達成でき
るリール台移動装置を提供することにある。
位置決めを同一の機構で行なって、部品点数の削減、機
構のシンプル化、信頼性向上、コストダウンを達成でき
るリール台移動装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、リール間距離が異なる３種類以上のテープカ
セットに対応して、一対のリール台をガイドに沿って移
動自在な一対の移動台に夫々設けて成るリール台移動装
置において、正逆回転可能なモータにより同期して回転
駆動される一対の回転板を設け、この回転板の夫々に複
数のピンを設けるとともに、前記移動台の夫々には、前
記ピンと夫々係合可能な複数のカム溝を設けたことを特
徴とする。
本発明は、リール間距離が異なる３種類以上のテープカ
セットに対応して、一対のリール台をガイドに沿って移
動自在な一対の移動台に夫々設けて成るリール台移動装
置において、正逆回転可能なモータにより同期して回転
駆動される一対の回転板を設け、この回転板の夫々に複
数のピンを設けるとともに、前記移動台の夫々には、前
記ピンと夫々係合可能な複数のカム溝を設けたことを特
徴とする。
【０００６】
【作用】同期して正逆回転を行なう回転板に設けたピン
が移動台に設けたカム溝に係合して、リール台を有する
移動台がガイドに沿って移動し、中間サイズのカセット
の場合には、回転板の複数のピンが移動台の複数のカム
溝に同時に係合して、リール台が位置決めされる。
が移動台に設けたカム溝に係合して、リール台を有する
移動台がガイドに沿って移動し、中間サイズのカセット
の場合には、回転板の複数のピンが移動台の複数のカム
溝に同時に係合して、リール台が位置決めされる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。先ずカセットサイズを示す図７において、１は小
カセット、３は中カセット、５は大カセットである。こ
のように３種類のカセット１，３，５は、サイズが異な
るものの、ローディング用開口部７は共通形状であり、
夫々一対のリール２，２，４，４，６，６の位置は、カ
セット中心線に対し、ほぼ４５゜傾斜した直線上に対称
的に配置されている。
する。先ずカセットサイズを示す図７において、１は小
カセット、３は中カセット、５は大カセットである。こ
のように３種類のカセット１，３，５は、サイズが異な
るものの、ローディング用開口部７は共通形状であり、
夫々一対のリール２，２，４，４，６，６の位置は、カ
セット中心線に対し、ほぼ４５゜傾斜した直線上に対称
的に配置されている。
【０００８】次に本発明に係るリール台移動装置を示す
図１において、１０はリール台、２０は移動台、３０は
主ガイド軸、４０はリール台移動用モータである。対を
なすリール台１０を夫々設けて成る一対の移動台２０，
２０は、中心線に対し、ほぼ４５゜傾斜した直線上を移
動するよう、夫々対をなす主ガイド軸３０及び副ガイド
軸３９に沿って摺動自在に組み付けられている。移動台
２０には、中心線側に配設される主ガイド軸３０側に突
出する係合部２３が設けられるとともに、主ガイド軸３
０の両端部に設けた小カセット用キャッチャ３１及び大
カセット用キャッチャ３５に夫々当接可能な、小カセッ
ト用ストッパ２１と大カセット用ストッパ２５とが設け
られている。
図１において、１０はリール台、２０は移動台、３０は
主ガイド軸、４０はリール台移動用モータである。対を
なすリール台１０を夫々設けて成る一対の移動台２０，
２０は、中心線に対し、ほぼ４５゜傾斜した直線上を移
動するよう、夫々対をなす主ガイド軸３０及び副ガイド
軸３９に沿って摺動自在に組み付けられている。移動台
２０には、中心線側に配設される主ガイド軸３０側に突
出する係合部２３が設けられるとともに、主ガイド軸３
０の両端部に設けた小カセット用キャッチャ３１及び大
カセット用キャッチャ３５に夫々当接可能な、小カセッ
ト用ストッパ２１と大カセット用ストッパ２５とが設け
られている。
【０００９】そして両主ガイド軸３０，３０間には、軸
線を中心線に一致させて、正逆回転可能なリール台移動
用モータ４０及びその上のウォームギヤ４３が配設され
ており、モータ４０とウォームギヤ４３は、ベルトプー
リ機構４１により連動連結されている。ウオームギヤ４
３には、その両側方から一対の回転板であるウォームホ
イール４５，４５が噛合し、このウォームホイール４５
は、主ガイド軸３０の下方に配設されている。このウォ
ームホイール４５の一半部上面には、その中心から同一
半径をもって２本のピン４７，４９が円周方向に離間し
て一体に起設されている。
線を中心線に一致させて、正逆回転可能なリール台移動
用モータ４０及びその上のウォームギヤ４３が配設され
ており、モータ４０とウォームギヤ４３は、ベルトプー
リ機構４１により連動連結されている。ウオームギヤ４
３には、その両側方から一対の回転板であるウォームホ
イール４５，４５が噛合し、このウォームホイール４５
は、主ガイド軸３０の下方に配設されている。このウォ
ームホイール４５の一半部上面には、その中心から同一
半径をもって２本のピン４７，４９が円周方向に離間し
て一体に起設されている。
【００１０】更に夫々の移動台２０の係合部２３下面に
は、ピン４７，４９と夫々係合可能なカム溝２７，２９
が形成されている。このカム溝２７，２９は、ウォーム
ホイール４５上のピン４７，４９の回転半径と一致する
曲率半径による円弧部を係合部２３端面に夫々開放する
とともに、その円弧部から奥方に連続して主ガイド軸３
０と直交方向に延びる直線部を有している。尚、図１に
おいては、中カセット用のリール台１０の位置を実線
（１３参照）で示し、小カセット用及び大カセット用の
リール台１０の位置を点線（１１，１５参照）で示して
いる。
は、ピン４７，４９と夫々係合可能なカム溝２７，２９
が形成されている。このカム溝２７，２９は、ウォーム
ホイール４５上のピン４７，４９の回転半径と一致する
曲率半径による円弧部を係合部２３端面に夫々開放する
とともに、その円弧部から奥方に連続して主ガイド軸３
０と直交方向に延びる直線部を有している。尚、図１に
おいては、中カセット用のリール台１０の位置を実線
（１３参照）で示し、小カセット用及び大カセット用の
リール台１０の位置を点線（１１，１５参照）で示して
いる。
【００１１】以上の構成による本発明のリール台移動装
置の作動は次に述べる通りである。先ずモータ４０の正
逆回転駆動によりベルトプーリ機構４１を介してウオー
ムギヤ４３が回転し、その両側方に噛合する一対の回転
板であるウォームホイール４５，４５が同期して互いに
反対方向に回転して、夫々のピン４７，４９の一方また
は両方がカム溝２７，２９に係合することで、一対の移
動台２０，２０が夫々のガイド軸３０，３９に沿って移
動し、即ち両リール台１０，１０のカセットサイズに合
わせた移動と位置決めが行なわれる。両リール台１０，
１０の移動は同期して行なわれるため、以下の図２乃至
図６に従う説明では片側のリール台１０の移動について
述べる。
置の作動は次に述べる通りである。先ずモータ４０の正
逆回転駆動によりベルトプーリ機構４１を介してウオー
ムギヤ４３が回転し、その両側方に噛合する一対の回転
板であるウォームホイール４５，４５が同期して互いに
反対方向に回転して、夫々のピン４７，４９の一方また
は両方がカム溝２７，２９に係合することで、一対の移
動台２０，２０が夫々のガイド軸３０，３９に沿って移
動し、即ち両リール台１０，１０のカセットサイズに合
わせた移動と位置決めが行なわれる。両リール台１０，
１０の移動は同期して行なわれるため、以下の図２乃至
図６に従う説明では片側のリール台１０の移動について
述べる。
【００１２】前記小カセット１に対する移動と位置決め
においては、図２に示す通り、ウォームホイール４５上
の一方のピン４９のみが、移動台２０の係合部２３の一
方のカム溝２９に係合して、その奥方の直線部をリール
台１０の移動方向に押すことによって、移動台２０を移
動させ、主ガイド軸３０端部の小カセット用キャッチャ
３１に、移動台２０の係合部２３の小カセット用ストッ
パ２１が当たり、位置決めが行なわれる。尚、図３は小
カセット１と中カセット３の中間位置での移動状態を示
したものである。
においては、図２に示す通り、ウォームホイール４５上
の一方のピン４９のみが、移動台２０の係合部２３の一
方のカム溝２９に係合して、その奥方の直線部をリール
台１０の移動方向に押すことによって、移動台２０を移
動させ、主ガイド軸３０端部の小カセット用キャッチャ
３１に、移動台２０の係合部２３の小カセット用ストッ
パ２１が当たり、位置決めが行なわれる。尚、図３は小
カセット１と中カセット３の中間位置での移動状態を示
したものである。
【００１３】前記中カセット３に対する移動と位置決め
においては、図４に示す通り、ウォームホイール４５上
の両方のピン４７，４９が、移動台２０の係合部２３の
両方のカム溝２７，２９に同時に係合して、夫々のカム
溝２７，２９の円弧部で停止することによって、位置決
めが行なわれる。この時、カム溝２７，２９の円弧部の
曲率半径とピン４７，４９の回転半径とは一致してお
り、その両円弧部にピン４７，４９が係合している間
は、リール台１０は中カセット位置で停止している。従
ってカム溝２７，２９の円弧部の長さを変えることで、
停止時間の長さを変えることが可能である。これによっ
て中カセット位置での位置決め精度に余裕を持たせるこ
とができる。即ちウォームホイール４５の回転・停止が
高精度に行なえる場合には、カム溝２７，２９の円弧部
の長さを短くし、瞬時に停止をかけ、リール台１０の移
動・位置決めの高速化が図れる。一方、コストダウン化
等で低精度のウォームホイール４５の回転・停止しかで
きない場合には、カム溝２７，２９の円弧部の長さを大
きくとり、ウォームホイール４５の制御に余裕を与える
ことができる。即ち位置決め精度はカム溝精度とピン位
置によって決まり、センサによるウォームホイール４５
の回転位相検出精度はリール台１０の位置決め精度に影
響を与えない利点がある。尚、図５は中カセット３と大
カセット５の中間位置での移動状態を示したものであ
る。
においては、図４に示す通り、ウォームホイール４５上
の両方のピン４７，４９が、移動台２０の係合部２３の
両方のカム溝２７，２９に同時に係合して、夫々のカム
溝２７，２９の円弧部で停止することによって、位置決
めが行なわれる。この時、カム溝２７，２９の円弧部の
曲率半径とピン４７，４９の回転半径とは一致してお
り、その両円弧部にピン４７，４９が係合している間
は、リール台１０は中カセット位置で停止している。従
ってカム溝２７，２９の円弧部の長さを変えることで、
停止時間の長さを変えることが可能である。これによっ
て中カセット位置での位置決め精度に余裕を持たせるこ
とができる。即ちウォームホイール４５の回転・停止が
高精度に行なえる場合には、カム溝２７，２９の円弧部
の長さを短くし、瞬時に停止をかけ、リール台１０の移
動・位置決めの高速化が図れる。一方、コストダウン化
等で低精度のウォームホイール４５の回転・停止しかで
きない場合には、カム溝２７，２９の円弧部の長さを大
きくとり、ウォームホイール４５の制御に余裕を与える
ことができる。即ち位置決め精度はカム溝精度とピン位
置によって決まり、センサによるウォームホイール４５
の回転位相検出精度はリール台１０の位置決め精度に影
響を与えない利点がある。尚、図５は中カセット３と大
カセット５の中間位置での移動状態を示したものであ
る。
【００１４】前記大カセット５に対する移動と位置決め
においては、図６に示す通り、前記小カセット１に対す
る場合と逆に、ウォームホイール４５上の他方のピン４
７のみが、移動台２０の係合部２３の他方のカム溝２７
に係合して、その奥方の直線部をリール台１０の移動方
向に押すことによって、移動台２０を移動させ、主ガイ
ド軸３０端部の大カセット用キャッチャ３５に、移動台
２０の係合部２３の大カセット用ストッパ２５が当た
り、位置決めが行なわれる。
においては、図６に示す通り、前記小カセット１に対す
る場合と逆に、ウォームホイール４５上の他方のピン４
７のみが、移動台２０の係合部２３の他方のカム溝２７
に係合して、その奥方の直線部をリール台１０の移動方
向に押すことによって、移動台２０を移動させ、主ガイ
ド軸３０端部の大カセット用キャッチャ３５に、移動台
２０の係合部２３の大カセット用ストッパ２５が当た
り、位置決めが行なわれる。
【００１５】このようにカセットサイズに応じた一対の
リール台１０，１０の移動と、特に中カセット位置への
リール台１０，１０の位置決めとを、ウォームホイール
４５に設けた２本のピン４７，４９及び移動台２０に設
けた２本のカム溝２７，２９による同一の機構で行なえ
るため、リール台の移動と特に中間サイズのカセットに
対する位置決めとを別々の機構で構成していた従来例に
比べ、部品点数を削減でき、機構のシンプル化も図れ、
移動と位置決めの信頼性も向上できる。またリール台移
動及び位置決めのアクチュエータは１つのモータ４０で
あり、従来例の如く位置決め用のソレノイドを使わなく
て良いので、大幅なコストダウンが図れる。そしてセン
サによるウォームホイール４５の回転位相検出精度が悪
くても、前述の如くリール台１０の位置決め精度に影響
を与えないといった利点もある。
リール台１０，１０の移動と、特に中カセット位置への
リール台１０，１０の位置決めとを、ウォームホイール
４５に設けた２本のピン４７，４９及び移動台２０に設
けた２本のカム溝２７，２９による同一の機構で行なえ
るため、リール台の移動と特に中間サイズのカセットに
対する位置決めとを別々の機構で構成していた従来例に
比べ、部品点数を削減でき、機構のシンプル化も図れ、
移動と位置決めの信頼性も向上できる。またリール台移
動及び位置決めのアクチュエータは１つのモータ４０で
あり、従来例の如く位置決め用のソレノイドを使わなく
て良いので、大幅なコストダウンが図れる。そしてセン
サによるウォームホイール４５の回転位相検出精度が悪
くても、前述の如くリール台１０の位置決め精度に影響
を与えないといった利点もある。
【００１６】ところで、前記実施例において、カム溝２
７，２９の直線部だった部分を曲線部にすることによ
り、リール台１０の移動スピードをコントロールするこ
とが可能となる。これによって停止位置が近づくにつ
れ、スピードを落とすことができる。また前記実施例に
おいては、ピン４７，４９の回転半径及びカム溝２７，
２９の円弧部の曲率半径を等しくしているが、中カセッ
ト及び小カセット間の移動と中カセット及び大カセット
間の移動で極端にストロークが違う場合には、ピン４
７，４９の回転半径及びカム溝２７，２９の円弧部の曲
率半径をともにストロークに応じて変えても良い。更に
実施例では３種類のカセットサイズに対応するリール台
移動装置としたが、ピン及びカム溝に変更を施して４種
類以上のカセットサイズに対応させるよう構成すること
も可能である。
７，２９の直線部だった部分を曲線部にすることによ
り、リール台１０の移動スピードをコントロールするこ
とが可能となる。これによって停止位置が近づくにつ
れ、スピードを落とすことができる。また前記実施例に
おいては、ピン４７，４９の回転半径及びカム溝２７，
２９の円弧部の曲率半径を等しくしているが、中カセッ
ト及び小カセット間の移動と中カセット及び大カセット
間の移動で極端にストロークが違う場合には、ピン４
７，４９の回転半径及びカム溝２７，２９の円弧部の曲
率半径をともにストロークに応じて変えても良い。更に
実施例では３種類のカセットサイズに対応するリール台
移動装置としたが、ピン及びカム溝に変更を施して４種
類以上のカセットサイズに対応させるよう構成すること
も可能である。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、正逆回転
可能なモータにより同期して回転駆動される一対の回転
板の夫々に複数のピンを設けて、リール台を有する一対
の移動台の夫々に複数のカム溝を設けたため、回転板の
回転に伴うピンとカム溝の係合により移動台をガイドに
沿って移動できるとともに、中間サイズのカセットの場
合には、回転板の複数のピンが移動台の複数のカム溝に
同時に係合して、リール台を位置決めでき、このように
リール台の移動と位置決めを同一の機構で行なうことが
できる。従って部品点数を削減して、機構のシンプル化
が図れるとともに、移動と位置決めの信頼性も向上で
き、また従来例の如く位置決め用のソレノイド等も不要
なことから、大幅なコストダウンを図ることができる。
可能なモータにより同期して回転駆動される一対の回転
板の夫々に複数のピンを設けて、リール台を有する一対
の移動台の夫々に複数のカム溝を設けたため、回転板の
回転に伴うピンとカム溝の係合により移動台をガイドに
沿って移動できるとともに、中間サイズのカセットの場
合には、回転板の複数のピンが移動台の複数のカム溝に
同時に係合して、リール台を位置決めでき、このように
リール台の移動と位置決めを同一の機構で行なうことが
できる。従って部品点数を削減して、機構のシンプル化
が図れるとともに、移動と位置決めの信頼性も向上で
き、また従来例の如く位置決め用のソレノイド等も不要
なことから、大幅なコストダウンを図ることができる。
【図１】本発明に係るリール台移動装置の構成を示す概
略平面図
略平面図
【図２】本発明による小カセット位置への移動状態を示
す要部拡大平面図
す要部拡大平面図
【図３】本発明による小カセットと中カセットの中間位
置での移動状態を示す要部拡大平面図
置での移動状態を示す要部拡大平面図
【図４】本発明による中カセット位置への移動状態を示
す要部拡大平面図
す要部拡大平面図
【図５】本発明による中カセットと大カセットの中間位
置での移動状態を示す要部拡大平面図
置での移動状態を示す要部拡大平面図
【図６】本発明による大カセット位置への移動状態を示
す要部拡大平面図
す要部拡大平面図
【図７】３種類のカセットサイズを説明する平面図
１０…リール台、２０…移動台、２７，２９…カム溝、
３０，３９…ガイド、４０…モータ、４５…回転板、４
７，４９…ピン。
３０，３９…ガイド、４０…モータ、４５…回転板、４
７，４９…ピン。
Claims (1)
- 【請求項１】 リール間距離が異なる３種類以上のテー
プカセットに対応して、一対のリール台をガイドに沿っ
て移動自在な一対の移動台に夫々設けて成るリール台移
動装置において、正逆回転可能なモータにより同期して
回転駆動される一対の回転板を設け、この回転板の夫々
に複数のピンを設けるとともに、前記移動台の夫々に
は、前記ピンと夫々係合可能な複数のカム溝を設けたこ
とを特徴とするリール台移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3031496A JP2525692B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | リ―ル台移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3031496A JP2525692B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | リ―ル台移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04245050A JPH04245050A (ja) | 1992-09-01 |
| JP2525692B2 true JP2525692B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=12332858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3031496A Expired - Lifetime JP2525692B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | リ―ル台移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525692B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3031496A patent/JP2525692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04245050A (ja) | 1992-09-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4984109A (en) | Reel support positioning device for a cassette tape recording and/or reproducing apparatus accommodating cassettes of different sizes | |
| KR910005104B1 (ko) | 테이프 플레이어 | |
| KR970011132B1 (ko) | 리버스식 기록 재생장치의 모드전환기구 | |
| JP2525692B2 (ja) | リ―ル台移動装置 | |
| US5381283A (en) | Tape loading apparatus | |
| US5005094A (en) | Mode changeover mechanism with flat cam surface for a tape player | |
| US5638231A (en) | Magnetic recording and reproducing device having no moveable slanting posts | |
| US5883752A (en) | Compact magnetic recording/reproducing apparatus having accurate tape running performance | |
| EP0756277B1 (en) | Tape guide drive mechanism of magnetic recording-reproduction device | |
| US5568339A (en) | Recording and/or reproducing device operable with a plurality of different size cassettes | |
| US6122136A (en) | Recording and/or reproducing apparatus having a tape loading mechanism | |
| JP2546443B2 (ja) | リール台移動装置 | |
| JP2993800B2 (ja) | ディスクプレーヤにおけるピックアップの移送装置 | |
| JPS6139960A (ja) | 記録再生装置のモ−ド切換え装置 | |
| CN1129127C (zh) | 磁性记录和重放装置 | |
| EP0345739A2 (en) | Magnetic tape recording and playback apparatus | |
| KR940007629B1 (ko) | 자기기록재생기의 테이크업 장치 | |
| JP2726362B2 (ja) | テーププレーヤの早送り巻戻し装置 | |
| KR920000296Y1 (ko) | 오토리버스식 테이프 레코더의 회전전달 경로 절환기구 | |
| JPS62298049A (ja) | テ−プレコ−ダ | |
| EP1744307A1 (en) | Optical disk device | |
| JPH0715734B2 (ja) | テ−プレコ−ダの磁気ヘツド装置 | |
| JPS63164059A (ja) | テ−プシフタ−駆動機構 | |
| JPH0263247B2 (ja) | ||
| JPH05325348A (ja) | 磁気記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071227 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121227 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131227 |