JP2525289Y2 - 孔版印刷の補助用具 - Google Patents
孔版印刷の補助用具Info
- Publication number
- JP2525289Y2 JP2525289Y2 JP12373490U JP12373490U JP2525289Y2 JP 2525289 Y2 JP2525289 Y2 JP 2525289Y2 JP 12373490 U JP12373490 U JP 12373490U JP 12373490 U JP12373490 U JP 12373490U JP 2525289 Y2 JP2525289 Y2 JP 2525289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- stencil
- printing
- sheet body
- ink
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、孔版印刷の補助用具に関し、特に、ワード
プロセッサーによる感熱原紙を用いて印刷する場合のイ
ンキのはみ出しを防止するための新規な改良に関する。
プロセッサーによる感熱原紙を用いて印刷する場合のイ
ンキのはみ出しを防止するための新規な改良に関する。
b.従来の技術 従来、用いられていたこの種の孔版印刷においては、
孔版印刷専用の用紙を用いて製版機で製版されていた
が、近時、ワードプロセッサーによる感熱原紙の製版が
用いられるようになり、ワードプロセッサーによる整っ
た文字や表示等の印刷が始められている。
孔版印刷専用の用紙を用いて製版機で製版されていた
が、近時、ワードプロセッサーによる感熱原紙の製版が
用いられるようになり、ワードプロセッサーによる整っ
た文字や表示等の印刷が始められている。
c.考案が解決しようとする課題 一般に、ワードプロセッサーに用いられる用紙の大き
さは、殆どがJIS規格のサイズであり、例えば、印刷機
に装着する原紙に最も近いサイズとして、感熱原紙を用
いる場合も、B4サイズが用いられている。
さは、殆どがJIS規格のサイズであり、例えば、印刷機
に装着する原紙に最も近いサイズとして、感熱原紙を用
いる場合も、B4サイズが用いられている。
しかしながら、孔版印刷においては、そのインキの性
質上、横方向へのインキのはみ出しを避けることができ
ないので、従来の製版に用いられる原紙幅は、B4サイズ
より約20〜30ミリ広く形成され、各片側に約10〜15ミリ
の余裕が持たせてある。
質上、横方向へのインキのはみ出しを避けることができ
ないので、従来の製版に用いられる原紙幅は、B4サイズ
より約20〜30ミリ広く形成され、各片側に約10〜15ミリ
の余裕が持たせてある。
従って、孔版印刷機械の方は、全てそのサイズに合わ
せて製作されている。
せて製作されている。
一方、前述のワードプロセッサーで製版される原紙で
従来の印刷機を用いて印刷する時は、インキの横方向へ
のはみ出しを避けることができず、印刷紙の仕上がりが
良好ではなかった。
従来の印刷機を用いて印刷する時は、インキの横方向へ
のはみ出しを避けることができず、印刷紙の仕上がりが
良好ではなかった。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、ワードプロセッサーによる感熱原紙を
用いて印刷する場合のインキのはみ出しを防止するため
の孔版印刷の補助用具を提供することを目的とする。
たもので、特に、ワードプロセッサーによる感熱原紙を
用いて印刷する場合のインキのはみ出しを防止するため
の孔版印刷の補助用具を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案による孔版印刷の補助用具は、インキ不透過性
材料よりなるシート本体と、前記シート本体に形成され
た開口部と、前記シート本体の上端に形成された係合部
と、前記シート本体の裏面に形成された接着部とを備
え、前記開口部は製版用原紙の形状よりも小であり、前
記シート本体は前記製版用原紙よりも大である構成であ
る。
材料よりなるシート本体と、前記シート本体に形成され
た開口部と、前記シート本体の上端に形成された係合部
と、前記シート本体の裏面に形成された接着部とを備
え、前記開口部は製版用原紙の形状よりも小であり、前
記シート本体は前記製版用原紙よりも大である構成であ
る。
e.作用 本考案による孔版印刷の補助用具においては、シート
本体は製版用原紙よりも大で、且つ、シート本体の開口
部は前記製版用原紙よりも小であるため、このシート本
体を製版用原紙に貼着した場合、この開口部内に印刷す
る対象文字および表示等が位置し、このシート本体は、
従来の孔版印刷機械の原紙幅と同一であるため、印刷時
におけるインキは、このシート本体によって不透過とな
り、インキのはみ出し及びにじみ等のない明瞭な印刷を
行うことができる。
本体は製版用原紙よりも大で、且つ、シート本体の開口
部は前記製版用原紙よりも小であるため、このシート本
体を製版用原紙に貼着した場合、この開口部内に印刷す
る対象文字および表示等が位置し、このシート本体は、
従来の孔版印刷機械の原紙幅と同一であるため、印刷時
におけるインキは、このシート本体によって不透過とな
り、インキのはみ出し及びにじみ等のない明瞭な印刷を
行うことができる。
f.実施例 以下、図面と共に本考案による孔版印刷の補助用具の
好適な実施例について詳細に説明する。
好適な実施例について詳細に説明する。
第1図から第4図迄は、本考案による孔版印刷の補助
用具を示すもので、第1図は製版用原紙と補助用具であ
るシート本体を重合させた状態を示す平面図、第2図は
製版用原紙を示す平面図、第3図及び第4図はシート本
体の他の実施例を示す平面図である。
用具を示すもので、第1図は製版用原紙と補助用具であ
るシート本体を重合させた状態を示す平面図、第2図は
製版用原紙を示す平面図、第3図及び第4図はシート本
体の他の実施例を示す平面図である。
図において符号1で示されるものは、全体形状が長手
形をなし、インキ不透過性材料で構成されたシート本体
であり、このシート本体1のほぼ中央部位には、長方形
の開口部2が形成されている。
形をなし、インキ不透過性材料で構成されたシート本体
であり、このシート本体1のほぼ中央部位には、長方形
の開口部2が形成されている。
前記シート本体1の上端1aには、係合部としての小孔
3が形成されており、その下端1bの裏面1bAには両面テ
ープ又は接着剤等の接着部4が形成されている。
3が形成されており、その下端1bの裏面1bAには両面テ
ープ又は接着剤等の接着部4が形成されている。
前記シート本体1の下面には、第2図で示すワードプ
ロセッサー用のB4サイズの感熱用紙からなる製版用原紙
5が貼着されており、このシート本体1は前記製版用原
紙5よりも大であると共に、この製版用原紙5は前記開
口部2よりも大であるように構成されている。
ロセッサー用のB4サイズの感熱用紙からなる製版用原紙
5が貼着されており、このシート本体1は前記製版用原
紙5よりも大であると共に、この製版用原紙5は前記開
口部2よりも大であるように構成されている。
従って、前記製版用原紙5とシート本体1を重合して
一体とし、第1図のように構成した場合には、シート本
体1の形状が従来の孔版印刷機に装着できるサイズであ
るため、機械への装着が確実にできる。
一体とし、第1図のように構成した場合には、シート本
体1の形状が従来の孔版印刷機に装着できるサイズであ
るため、機械への装着が確実にできる。
また、前記製版用原紙5の上端5aには、前記小孔3と
同一形状且つ同一ピッチの係合部としての案内孔5bが形
成されており、第1図の重合状態では、前記小孔3と案
内孔5bとは同一位置で貫通して形成されている。
同一形状且つ同一ピッチの係合部としての案内孔5bが形
成されており、第1図の重合状態では、前記小孔3と案
内孔5bとは同一位置で貫通して形成されている。
前述の構成において実際に印刷を行う場合には、前記
製版用原紙5(ワードプロセッサーに用いられるB4サイ
ズの感熱用紙)の前記開口部2に対応する位置に、感熱
印字を行い、この製版用原紙5をシート本体1に貼着す
る。
製版用原紙5(ワードプロセッサーに用いられるB4サイ
ズの感熱用紙)の前記開口部2に対応する位置に、感熱
印字を行い、この製版用原紙5をシート本体1に貼着す
る。
その後、この貼着状態のシート本体1を従来の孔版印
刷機(図示せず)に装着して印刷を行うと、開口部2以
外の部分はインキ不透過性であるため、インキのはみ出
し等は発生せず、この開口部2に対応した印刷を行うこ
とができる。
刷機(図示せず)に装着して印刷を行うと、開口部2以
外の部分はインキ不透過性であるため、インキのはみ出
し等は発生せず、この開口部2に対応した印刷を行うこ
とができる。
尚、前記小孔3及び案内孔5bを介して前記印刷機への
シート本体1及び製版用原紙5の位置決め及び係合を行
っている。
シート本体1及び製版用原紙5の位置決め及び係合を行
っている。
また、第3図及び第4図は、シート本体1の他の実施
例を示すもので、第3図では前述の係合部を切欠3aで構
成しており、第4図では、各小孔3に隣接して他の係合
部としての小孔3bを追加し、接着部4の形状を変更して
いる。
例を示すもので、第3図では前述の係合部を切欠3aで構
成しており、第4図では、各小孔3に隣接して他の係合
部としての小孔3bを追加し、接着部4の形状を変更して
いる。
また、前述のシート本体1の材質としては、樹脂又は
合成樹脂のコーティッド紙、合成樹脂フィルム、アルミ
箔とのラミネート紙があり、合成樹脂としては、ポリエ
チレン、塩化ビニール、塩化ビニリデン、ポリエステ
ル、ナイロン等が好適である。
合成樹脂のコーティッド紙、合成樹脂フィルム、アルミ
箔とのラミネート紙があり、合成樹脂としては、ポリエ
チレン、塩化ビニール、塩化ビニリデン、ポリエステ
ル、ナイロン等が好適である。
g.考案の効果 本考案による孔版印刷の補助用具は、以上のように構
成されているため、次のような効果を得ることができ
る。
成されているため、次のような効果を得ることができ
る。
すなわち、ワードプロセッサーによって感熱印字して
作成したJISサイズの用紙に、印刷機の製版サイズと同
一のインキ不透過性のシート本体を貼着しているため、
製版用原紙がJISサイズの感熱用紙であるにも拘わら
ず、従来の印刷機に装着することが可能であり、且つ、
インキのはみ出し及びにじみ等を防止することができ
る。
作成したJISサイズの用紙に、印刷機の製版サイズと同
一のインキ不透過性のシート本体を貼着しているため、
製版用原紙がJISサイズの感熱用紙であるにも拘わら
ず、従来の印刷機に装着することが可能であり、且つ、
インキのはみ出し及びにじみ等を防止することができ
る。
第1図から第4図迄は、本考案による孔版印刷の補助用
具を示すもので、第1図は製版用原紙と補助用具である
シート本体を重合させた状態を示す平面図、第2図は製
版用原紙を示す平面図、第3図及び第4図はシート本体
の他の実施例を示す平面図である。 1はシート本体、1aは上端、1bは下端、1bAは裏面、2
は開口部、3,3bは小孔(係合部)、3aは案内孔(係合
部)、4は接着部、5は製版用原紙である。
具を示すもので、第1図は製版用原紙と補助用具である
シート本体を重合させた状態を示す平面図、第2図は製
版用原紙を示す平面図、第3図及び第4図はシート本体
の他の実施例を示す平面図である。 1はシート本体、1aは上端、1bは下端、1bAは裏面、2
は開口部、3,3bは小孔(係合部)、3aは案内孔(係合
部)、4は接着部、5は製版用原紙である。
Claims (1)
- 【請求項1】インキ不透過性材料よりなるシート本体
(1)と、前記シート本体(1)に形成された開口部
(2)と、前記シート本体(1)の上端(1a)に形成さ
れた係合部(3,3a,3b)と、前記シート本体(1)の裏
面(1bA)に形成された接着部(4)とを備え、前記開
口部(2)は製版用原紙(5)の形状よりも小であると
共に、前記シート本体(1)は前記製版用原紙(5)よ
りも大であることを特徴とする孔版印刷の補助用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12373490U JP2525289Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 孔版印刷の補助用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12373490U JP2525289Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 孔版印刷の補助用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0481761U JPH0481761U (ja) | 1992-07-16 |
JP2525289Y2 true JP2525289Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31871425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12373490U Expired - Lifetime JP2525289Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 孔版印刷の補助用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525289Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5203547B2 (ja) * | 2001-02-19 | 2013-06-05 | 東北リコー株式会社 | マスタシール部材およびこれを用いた印刷方法 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12373490U patent/JP2525289Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481761U (ja) | 1992-07-16 |
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