JP2524833B2 - 硝子成形機回転機構部分にエア―供給機構を付加した中空ガラス製品成形機 - Google Patents

硝子成形機回転機構部分にエア―供給機構を付加した中空ガラス製品成形機

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JP2524833B2
JP2524833B2 JP1119564A JP11956489A JP2524833B2 JP 2524833 B2 JP2524833 B2 JP 2524833B2 JP 1119564 A JP1119564 A JP 1119564A JP 11956489 A JP11956489 A JP 11956489A JP 2524833 B2 JP2524833 B2 JP 2524833B2
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JP
Japan
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air
molding machine
mold
rotating mechanism
valve
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義明 中山
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Ishizuka Glass Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィーダーからガラス塊を粗型内に供給し
て、プレス成形でガラス塊を中間成形し製品(以下パリ
ソンと称する)を成形し、該パリソンをブロー成形で製
品成形を行う自動成形機であって、業界では28マシンと
称されている中空ガラス製品成形機に於いて、該28マシ
ンの成形品種拡大、成形スピードアップの為の成形機の
改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の28マシンでは、金型等が取り付けられている回
転機構部に標準装備されたプレスシリンダとブランクモ
ールドシリンダを作動させたり、製品成形用の高・低圧
ブローエアを供給したりするためのエアーは、非回転機
構部に設けられたエアー配管からディストリビュータバ
ルブを介して回転機構部のスライドバルブに供給され、
モーター駆動にて回転機構部が回転するのに対応し、非
回転機構部に設定されたカムにて回転機構部のスライド
バルブが開閉され、所定のタイミングで各機構が作動す
るようにエアーを供給していた。しかし、最近では、成
形品種の拡大、成形スピード向上等の要求が求められ、
そのために回転機構部分に新規機構の追加導入を実施す
るものの、該回転機構部分への従来のエアー量及び標準
装備のエアー配管でな、新規機構を作動させるのにはエ
ア不足であったり、エア供給の対応ができないという問
題があった。
たとえば、従来の28マシンで成形される中空のガラス
製品は底部がほぼフラットなシンプルな形状に限られて
おり、図3で示すように底部が極端に凹んだ形状や、底
面に深い凹凸のモールをデザインした製品の成形は不可
能に近かった。このため、28マシンの回転機構部に取り
付けられている従来の仕上げ型機構部分に底型の上下動
を独立して作動させる新規機構を組み込もうとしても前
述のように従来のエアー量及びエアー配管では、新規機
構を作動させるのにはエア不足であったり、従来のエア
配管ではエア供給の対応ができず新規機構を組み込めな
いという問題が発生している。
また、成形スピードを上昇させようとしてパリソンや
製品の冷却を強化しようとしても、従来のままではエア
が不足するために、成形スピード上昇ができないという
問題も同時に存在していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記の問題点を解決して、成形がほぼ不可能
であった底部が極端に凹んだ形状や底モール製品の成形
を可能にするために回転機構部に追加されり新規機構の
作動のためのエアを供給したり、又、成形スピードを向
上させるためのパリソンや製品の冷却強化をするエアを
供給するための回転機構部に追加される新規機構にエア
供給できるようにしたエア供給機構を付加した中空ガラ
ス製品成形機を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、フィ
ーダーからガラス塊を粗型内に供給して、プレス成形で
パリソンを成形し、該パリソンをブロー成形して製品成
形を行う複数の回転機構部を、非回転機構部の周囲を連
続回転するように周設された中空ガラス製品自動成形機
において、回転機構部の回転位置に対応して、非回転機
構部の周囲に突設配置された回転機構部の各機構部を各
機構を作動させるカムによりエアー供給弁が開閉される
ことによりエアが供給され、該成形機に標準装備された
プレスシリンダやブランクモールドシリンダ作動や高・
低圧ブローエアー供給をするよう標準装備されたエアー
配管とは別に、前記回転機構部に追加して装備される仕
上型部の底型を上下動させる装置の操作機構やパリソン
及び製品の冷却をするエアーを供給するための新規機構
にエアーの供給をするために、成形機のセンターカラム
に供給される圧縮エアーを該センターカラムに周設され
たディストリビュータバルブから前記標準装備されたエ
アー配管とは別に配管して回転機構部と追随して該回転
機構部の上方部に設けたバルブにエアーを供給し、該バ
ルブに設けた開閉装置を所定のタイミングで開閉させて
前記の新規機構にエアーの供給を可能としたことを特徴
とするものである。
(実施例) 本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は、本発明の概略を示す平面図である。本図に
於いて、A部は28マシンの回転部分を示し、B部(第1
中心部)は28マシンの非回転部分を示し、C部は28マシ
ンで出来た製品をコンベアーに移送するトランスファー
マシンを示し、D部はトランスファーマシンでトランス
ファーされた製品を搬送するコンベアーを示している。
本発明のエアー供給機構(実施例では、ロッカーバルブ
を使用)はにて示す。
第2図は、本願発明内容を示す側面図である。第2図
の略左半分が第1図のA部に当該し、同右半分が第1図
の略B部に該当する。28マシンにおいて従来から設けら
れているプレスシリンダ20の操作、ブランクモールドシ
リンダ21の操作やブローヘッド22に供給される高・低圧
ブローエアをエア供給用配管(破線で示す)は、図示し
ないコンプレッサから非回転機構部のセンターカラム12
にコンプレストエアが供給され、該センターカラム12の
周囲を摺接回転するデーイストリビュータバルブ11を経
て、個々に成形機構を備えた回転部分A部(実施例では
12個のセクションユニット19を有する)に供給される。
ディストリビュータバルブ11から供給されたコンプレス
タエアは減圧弁13で所定のエア圧に調整されてエアチャ
ンバ14とエアマニホールド18を経てスライドバルブ17に
供給され、非回転部のドラム15に設定されたカム16によ
りスライドバルブ17の開閉の操作が行われて、プレスシ
リンダ20の操作、ブランクモールドシリンダ21の操作や
ブローヘッド22へ高・低圧ブローエアが供給されている
ことは周知である。しかし、新規に設けらてた装置(実
施例では底型上下駆動用ビストン、パリソン冷却装置
)にエア供給するために従来のエア配管とは別にディ
ストリビュータバルブ11からロッカーバルブにエア配
管し新規の装置を作動させる本発明(エア配管を実線で
示す)は、まず、ロッカーバルブまでのエアー配管は、
本図バルブにて開閉されてロッカーバルブに入って
いる。本図ロッカーバルブが、開閉することによっ
て、エアーは中継ブロックを経由して、パリソン
冷却装置、或いは仕上型底型の上下駆動用ピストン装
置に供給される。ピストン装置を駆動させる配管中
には、バルブが設けられている為、使用しないとき
には、該バルブを止めておくことによって、作動しな
い。又、同様にして、パリソン冷却装置についても、
バルブを開閉することにより、作動させたり、させな
かったり出来る。実施例では、ピストン装置を作動さ
せて、第3図に断面図を示すコップを生産した。このピ
ストン装置の駆動は、エアー送風にてピストンが上昇
し、プレス成形出来、エアー送風を中止すると、内部に
設けたバネ(図示省略)にて下降(復帰)する構造にな
っている。ピストン装置を使用しない時、バルブを
閉にして、パリソン冷却装置にエアーを送りパリソン
を冷却した。この結果では、成形スピード向上に効果が
あった。この冷却装置は、パリソンの形状、肉厚によ
り選定しないと、製品肉厚の均一性等に影響する。
(発明の効果) 以上の実施例で説明した様に、本発明の硝子成形機回
転機構部にエアー供給機構を付加した中空ガラス製品成
形機は、標準装備エアー配管とは別の供給機構を付加し
たので、従来の冷却装置に加えて、更に冷却エアーを製
品の移動に追従して冷却してパリソン或いは製品の冷却
効果を著しく向上させることができるので、成形スピー
ド向上に有効である。又、従来の装置では、エアー配管
がない為に仕上型底型を上下動させる事は不可能であっ
たが、本発明のように、回転機構部分にエアー配管を付
加したので、底型をシリンダーで上下動させることがで
きるようになり、コップの底部に極端な凹み部や深い凹
凸模様を付けることが出来る等極めて有効な新規機構を
装備させて作動指せることが可能となった。
更に、本願記載以外の新規機構を回転機構部に装備し
たいときは、本願のエアー供給機構を追加装備すること
によって28マシン型中空ガラス成形機に新規の機能を付
加を期待出来る。
以上述べた様に、本願発明は、生産品種の拡大及び生
産性の向上の両面に効果のある極めて有益な発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明装置の概略平面図ある。 第2図は本願発明装置の概略側面図ある。 第3図は本願発明にて出来た製品の断面図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィーダーからガラス塊を粗型内に供給し
    て、プレス成形でパリソンを成形し、該パリソンをブロ
    ー成形して製品成形を行う複数の回転機構部を、非回転
    機構部の周囲を連続回転するよう周設された中空ガラス
    製品自動成形機において、回転機構部の回転位置に対応
    して、非回転機構部の周囲に突設配置された回転機構部
    の各機構を作動させるカムによりエアー供給弁が開閉さ
    れることによりエアが供給され、該成形機に標準装備さ
    れたプレスシリンダやブランクモールドシリンダ作動や
    高・低圧ブローエアー供給をするように標準装備された
    エアー配管とは別に、前記回転機構部に追加して装備さ
    れる仕上型部の底型を上下動させる装置の操作機構やパ
    リソ及び製品の冷却をするエアーを供給するための新規
    機構にエアーの供給をするために、成形機のセンターカ
    ラムに供給される圧縮エアーを該センターカラムに周設
    されたディストリビュータバルブから前記標準装備され
    たエアー配管とは別に配管して回転機構部と追随して該
    回転機構部の上方部に設けたバルブにエアーを供給し、
    該バルブに設けた開閉装置を所定のタイミングで開閉さ
    せて前記の新規機構にエアーの供給を可能としたことを
    特徴とする硝子成形機回転機構部分にエアー供給機構を
    付加した中空ガラス製品成形機。
JP1119564A 1989-05-12 1989-05-12 硝子成形機回転機構部分にエア―供給機構を付加した中空ガラス製品成形機 Expired - Lifetime JP2524833B2 (ja)

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JPH02296737A JPH02296737A (ja) 1990-12-07
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