JP2524000Y2 - バンド付時計ケース - Google Patents
バンド付時計ケースInfo
- Publication number
- JP2524000Y2 JP2524000Y2 JP5119890U JP5119890U JP2524000Y2 JP 2524000 Y2 JP2524000 Y2 JP 2524000Y2 JP 5119890 U JP5119890 U JP 5119890U JP 5119890 U JP5119890 U JP 5119890U JP 2524000 Y2 JP2524000 Y2 JP 2524000Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- band
- piece
- watch
- foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バンド付時計ケースに関する。
従来の技術 従来、丸ケース22の足に多列の時計バンドを取り付
けた時計ケースは、第5図に示すように、バンド23の取
付端において外駒28の先端と中駒29の先端とが同じ位置
になっており、バンド23の中心駒の先端とケース22の胴
の外周で取り付け位置が決まると、ケース23と外駒28の
先端との間に大きな間隔があいてしまい、また、この間
隙を埋めるために、外駒28の先端を長く突出するとバン
ド23が回転したときに外駒28の先端がケース22の上方に
飛び出てしまい、非常に体裁の悪いものであった。
けた時計ケースは、第5図に示すように、バンド23の取
付端において外駒28の先端と中駒29の先端とが同じ位置
になっており、バンド23の中心駒の先端とケース22の胴
の外周で取り付け位置が決まると、ケース23と外駒28の
先端との間に大きな間隔があいてしまい、また、この間
隙を埋めるために、外駒28の先端を長く突出するとバン
ド23が回転したときに外駒28の先端がケース22の上方に
飛び出てしまい、非常に体裁の悪いものであった。
さらに、ケース22とバンド23とがこれらを貫通する一
本のピン21で軸着されているので、ピン21を挿入するた
めにバンド23の中駒29に深孔を開けなければならず、加
工が面倒で生産性が低いものであった。
本のピン21で軸着されているので、ピン21を挿入するた
めにバンド23の中駒29に深孔を開けなければならず、加
工が面倒で生産性が低いものであった。
考案が解決すべき課題 本考案の目的は、外方に凸に湾曲して対向する両側面
を有するケースと時計バンドとの間に大きい間隙ができ
ずに体裁が良く、製造が簡単で生産性の高いバンド付時
計ケースを提供することにある。
を有するケースと時計バンドとの間に大きい間隙ができ
ずに体裁が良く、製造が簡単で生産性の高いバンド付時
計ケースを提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を達成するために、ケースの外方
に凸に湾曲して対向する両側面にそれぞれ一対の足を
間隔を開けて突設し、中駒列と外駒列とより成る時計バ
ンドを前記足に結合したバンド付時計ケースにおい
て、1個の足の外側面に1個のピンで取り付けた各外
駒の先端を前記足の内側に位置させた中駒の先端より
ケース側に突出させ、前記外駒と中駒とを固着したこと
を特徴とする構成を有する。
に凸に湾曲して対向する両側面にそれぞれ一対の足を
間隔を開けて突設し、中駒列と外駒列とより成る時計バ
ンドを前記足に結合したバンド付時計ケースにおい
て、1個の足の外側面に1個のピンで取り付けた各外
駒の先端を前記足の内側に位置させた中駒の先端より
ケース側に突出させ、前記外駒と中駒とを固着したこと
を特徴とする構成を有する。
作用 外駒の先端を中駒の先端よりケース側に突出させてケ
ースと時計バンドとの間の間隙をなくし、中駒を直接
足に軸着せず外駒に固着して中駒を貫通する孔を不要と
する。
ースと時計バンドとの間の間隙をなくし、中駒を直接
足に軸着せず外駒に固着して中駒を貫通する孔を不要と
する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図において、バンド付時計ケース1は丸ケース2
と時計バンド3とを備える。
と時計バンド3とを備える。
丸ケース2の外方に凸に湾曲して対向する両側面には
それぞれ一対の足4が間隔を開けて設けられており、
足4の外側面にはそれぞれ有底の差し込み穴5が形成
されている。(第3図) 時計バンド3は外駒列6と中駒列7とより成り、各外
駒8と中駒9とは間隔をおいて平行に設けられたピンで
連結固着されており、隣接するものどうしが交互にブリ
ッジ駒10をピンに巻付けることによって回動自在に取付
けられている。
それぞれ一対の足4が間隔を開けて設けられており、
足4の外側面にはそれぞれ有底の差し込み穴5が形成
されている。(第3図) 時計バンド3は外駒列6と中駒列7とより成り、各外
駒8と中駒9とは間隔をおいて平行に設けられたピンで
連結固着されており、隣接するものどうしが交互にブリ
ッジ駒10をピンに巻付けることによって回動自在に取付
けられている。
丸ケース2に対して、最も取付端寄りの外駒8′はそ
の突出端が最も取付端寄りの中駒9′の突出端よりもケ
ース側に突出されており、後述するように時計バンド3
を足4に取り付けたとき、外駒8′の先端が足4の
基部近くまで延びるようになっている。また、第3図に
示すように取付端寄りの外駒8′の先端部には幅方向に
ピン挿入孔11が穿設され、外駒8′と中駒9′とは第2
図に示すように、足4の裏側を通る接続材13を介して
一体に固着されれている。
の突出端が最も取付端寄りの中駒9′の突出端よりもケ
ース側に突出されており、後述するように時計バンド3
を足4に取り付けたとき、外駒8′の先端が足4の
基部近くまで延びるようになっている。また、第3図に
示すように取付端寄りの外駒8′の先端部には幅方向に
ピン挿入孔11が穿設され、外駒8′と中駒9′とは第2
図に示すように、足4の裏側を通る接続材13を介して
一体に固着されれている。
各外駒8′は1個の足4の外側面にそれぞれ1個の
飾りピン14で取付けられており、飾りピン14は外駒8′
のピン挿入孔11を貫通して足4の差し込み穴5に嵌入
されている。
飾りピン14で取付けられており、飾りピン14は外駒8′
のピン挿入孔11を貫通して足4の差し込み穴5に嵌入
されている。
なお、複数の中駒列7を有する多列の時計バンド3の
場合には、通常の時計バンドと同様に、側方に隣接する
中駒8同志が時計バンド3の内面方向に回動できるよう
に軸着されている。
場合には、通常の時計バンドと同様に、側方に隣接する
中駒8同志が時計バンド3の内面方向に回動できるよう
に軸着されている。
時計バンド3を丸ケース2に取り付けるには、接続材
13を裏側に置くようにして丸ケース2の足4を時計バ
ンド3の取付け端寄りの外駒8′と中駒9′との間に嵌
め込み、第3図に示すように外駒8′のピン挿入孔11に
その外側から飾りピン14を圧入し、その先端を足4の
差し込み穴5に嵌入する。
13を裏側に置くようにして丸ケース2の足4を時計バ
ンド3の取付け端寄りの外駒8′と中駒9′との間に嵌
め込み、第3図に示すように外駒8′のピン挿入孔11に
その外側から飾りピン14を圧入し、その先端を足4の
差し込み穴5に嵌入する。
また、第4図の実施例のように、差し込み穴5の内部
に割りパイプ15を装着しておき、割りパイプ15内に飾り
ピン14を圧入してもよい。
に割りパイプ15を装着しておき、割りパイプ15内に飾り
ピン14を圧入してもよい。
なお、第3図及び第4図に示すように、飾りピン14の
先端のケース側の側面の延長線12が丸ケース2の外周面
よりも丸ケース2の中心に近くなるようにするとさらに
体裁のよいものとなる。
先端のケース側の側面の延長線12が丸ケース2の外周面
よりも丸ケース2の中心に近くなるようにするとさらに
体裁のよいものとなる。
考案の効果 以上に述べたように、本考案のバンド付時計ケース
は、1個の足の外側面に、1個のピンで各外駒を取り
付けると共に、該外駒の先端を足の内側に位置させた
中駒の先端よりもケース側に突出させ、しかも最も取付
端寄りの中駒を直接足に取り付けず、取付端寄りの外
駒に固着したので、時計バンドの取付端部とケースの外
方に凸に湾曲した側面との間に大きな間隙が形成され
ず、体裁が良く、時計バンドの中駒の全幅に亘ってピン
挿通用の深孔を形成する必要がないため、加工が簡単
で、生産性を高めることが出来る。また、取付端寄りの
外駒は先端部において足に取り付けことができるの
で、時計バンドを回動した時に該外駒がケースの上方に
飛び出ることがない。
は、1個の足の外側面に、1個のピンで各外駒を取り
付けると共に、該外駒の先端を足の内側に位置させた
中駒の先端よりもケース側に突出させ、しかも最も取付
端寄りの中駒を直接足に取り付けず、取付端寄りの外
駒に固着したので、時計バンドの取付端部とケースの外
方に凸に湾曲した側面との間に大きな間隙が形成され
ず、体裁が良く、時計バンドの中駒の全幅に亘ってピン
挿通用の深孔を形成する必要がないため、加工が簡単
で、生産性を高めることが出来る。また、取付端寄りの
外駒は先端部において足に取り付けことができるの
で、時計バンドを回動した時に該外駒がケースの上方に
飛び出ることがない。
第1図は、本考案の実施例を示すバンド付時計ケースの
要部表面図、 第2図は、同上のバンド付時計ケースの要部裏面図、 第3図は、時計バンドとケースとの取り付け部の横断面
図、 第4図は、他の実施例に係る時計ハンドとケースとの取
り付け部の横断面図、 第5図は、従来のバンド付時計ケースの要部表面図であ
る。 1……バンド付時計ケース、2……丸ケース、3……時
計バンド、4……足、5……差し込み穴、6……中駒
列、7……外駒列、8……外駒、8′……取付端寄りの
外駒、9……中駒、9′……取付端寄りの中駒、10……
ブリッジ駒、11……ピン挿入孔、13……接続材、14……
飾りピン、15……割りパイプ。
要部表面図、 第2図は、同上のバンド付時計ケースの要部裏面図、 第3図は、時計バンドとケースとの取り付け部の横断面
図、 第4図は、他の実施例に係る時計ハンドとケースとの取
り付け部の横断面図、 第5図は、従来のバンド付時計ケースの要部表面図であ
る。 1……バンド付時計ケース、2……丸ケース、3……時
計バンド、4……足、5……差し込み穴、6……中駒
列、7……外駒列、8……外駒、8′……取付端寄りの
外駒、9……中駒、9′……取付端寄りの中駒、10……
ブリッジ駒、11……ピン挿入孔、13……接続材、14……
飾りピン、15……割りパイプ。
Claims (1)
- 【請求項1】ケースの外方に凸に湾曲して対向する両側
面にそれぞれ一対の足を間隔を開けて突設し、中駒列
と外駒列とより成る時計バンドを前記足に結合したバ
ンド付時計ケースにおいて、1個の足の外側面に1個
のピンで取り付けた各外駒の先端を前記足の内側に位
置させた中駒の先端よりケース側に突出させ、前記外駒
と中駒とを固着したことを特徴とするバンド付時計ケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119890U JP2524000Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | バンド付時計ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5119890U JP2524000Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | バンド付時計ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410714U JPH0410714U (ja) | 1992-01-29 |
JP2524000Y2 true JP2524000Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31570417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5119890U Expired - Fee Related JP2524000Y2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | バンド付時計ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524000Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50104712U (ja) * | 1974-02-06 | 1975-08-28 | ||
JPS5198621U (ja) * | 1975-02-05 | 1976-08-07 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP5119890U patent/JP2524000Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0410714U (ja) | 1992-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2524000Y2 (ja) | バンド付時計ケース | |
JPH08315A (ja) | 腕時計用添板の固定構造 | |
JPS6129292Y2 (ja) | ||
JPH0343773U (ja) | ||
JPS598577Y2 (ja) | 金属製腕時計バンド止金具 | |
JPH026815Y2 (ja) | ||
JPH0414019Y2 (ja) | ||
JPH0711622Y2 (ja) | メダル取付具 | |
JPS63129092U (ja) | ||
JPS634436Y2 (ja) | ||
JPH06969Y2 (ja) | 耳飾り | |
JP3067200U (ja) | 時計バンド | |
JPS63131623U (ja) | ||
JPS63149920U (ja) | ||
JPS6263011U (ja) | ||
JPS6175715U (ja) | ||
JPH0363889U (ja) | ||
JPS62136856U (ja) | ||
JPH0294611U (ja) | ||
JPH02143015U (ja) | ||
JPH03128623U (ja) | ||
JPH0360515U (ja) | ||
JPH01136131U (ja) | ||
JPS62149421U (ja) | ||
JPS6175716U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |