JP2523988Y2 - 防じんマスク - Google Patents
防じんマスクInfo
- Publication number
- JP2523988Y2 JP2523988Y2 JP1989081675U JP8167589U JP2523988Y2 JP 2523988 Y2 JP2523988 Y2 JP 2523988Y2 JP 1989081675 U JP1989081675 U JP 1989081675U JP 8167589 U JP8167589 U JP 8167589U JP 2523988 Y2 JP2523988 Y2 JP 2523988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake chamber
- main body
- mask
- front cover
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は半面型防じんマスクに関し、特に吸気室本体
を薄くした半面型防じんマスクに関する。
を薄くした半面型防じんマスクに関する。
[従来の技術] 防じんマスクにおいては、過材を内蔵したろ過器
は、吸気室本体のほぼ中央部に設けられており、外気は
ろ過器を通過し、吸気弁を介して吸気室本体に導入され
て吸気される。しかし、従来の防じんマスクの吸気弁は
吸気室本体のほぼ中央部正面又は左右両側の設けられて
いる為、吸気室本体も着用者の口及び鼻の近傍に設ける
必要上、突出した状態で取付けられている。その為、マ
スクを装着するとその視野が狭くなるという欠点があっ
た。
は、吸気室本体のほぼ中央部に設けられており、外気は
ろ過器を通過し、吸気弁を介して吸気室本体に導入され
て吸気される。しかし、従来の防じんマスクの吸気弁は
吸気室本体のほぼ中央部正面又は左右両側の設けられて
いる為、吸気室本体も着用者の口及び鼻の近傍に設ける
必要上、突出した状態で取付けられている。その為、マ
スクを装着するとその視野が狭くなるという欠点があっ
た。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、視野が広く、そして部分点数の少な
い従って組立工数の少ない防じんマスクマスクを提供す
ることにある。
い従って組立工数の少ない防じんマスクマスクを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の要旨は、マスク本体1の外面にその前面及び
左右両側を囲む形状の吸気室本体2が配置され、該吸気
室本体2がその左右両端部においてそれぞれ吸気弁座体
3、4によりマスク本体に結合され、吸気室本体の前面
にそれとほぼ同形の吸気室フロントカバー5が取外し自
在に取付けられ、吸気弁座体3、4に取付けられている
吸気弁を通してマスク内に吸入される外気をろ過するろ
過材シート8が吸気室本体と吸気室フロントカバーとの
間に配置され、そして該ろ過材シート8の周縁部が吸気
室本体の前面周縁部に設けたろ過材挟持面9と吸気室フ
ロントカバーの内面周縁部に設けたろ過材挟持部10とに
より気密に挟持され、また吸気室本体の前面及び吸気室
フロントカバーの内面にそれぞれ間隔を置いて設けた多
数の突条又は突起11により、ろ過材シート8が吸気室本
体の前面及び吸気室フロントカバーの内面に接触しない
ように支持されているところの防じんマスクである。
左右両側を囲む形状の吸気室本体2が配置され、該吸気
室本体2がその左右両端部においてそれぞれ吸気弁座体
3、4によりマスク本体に結合され、吸気室本体の前面
にそれとほぼ同形の吸気室フロントカバー5が取外し自
在に取付けられ、吸気弁座体3、4に取付けられている
吸気弁を通してマスク内に吸入される外気をろ過するろ
過材シート8が吸気室本体と吸気室フロントカバーとの
間に配置され、そして該ろ過材シート8の周縁部が吸気
室本体の前面周縁部に設けたろ過材挟持面9と吸気室フ
ロントカバーの内面周縁部に設けたろ過材挟持部10とに
より気密に挟持され、また吸気室本体の前面及び吸気室
フロントカバーの内面にそれぞれ間隔を置いて設けた多
数の突条又は突起11により、ろ過材シート8が吸気室本
体の前面及び吸気室フロントカバーの内面に接触しない
ように支持されているところの防じんマスクである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について説明する。
第1図は本考案に係るマスクの一例の側面図、第2図
は同要部拡大切断側面図、第3図は第1図のIII-III線
断面図、第4図は第1図に示すマスクの縮小正面図であ
る。図中(特に第2及び第3図参照)、1はマスク本体
である。マスク本体1の外側には、その前面及び左右両
側面を囲む形状の吸気室本体2が取付けられている。吸
気室本体2はその左右両端部において吸気弁座体3、4
によりマスク本体1に取付けられている。吸気室本体2
の前面には、吸気室本体とほぼ同形同大の吸気室フロン
トカバー5が、その左右両端部の各係合孔6を吸気室本
体の対応箇所に設けた係合突起7に係合させて取外し自
在に取付けられている。吸気室本体2と吸気室フロント
カバー5との間には両者とほぼ同形同大のろ過材シート
8が配置されている。ろ過材シート8の周縁部は、吸気
室本体2の周縁部に設けたろ過材挟持面9と吸気室フロ
ントカバー5の周縁部に設けたろ過材挟持突起10とによ
り挟持され、ろ過材シート8の内方部は、吸気室本体2
の前面及び吸気室フロントカバーの内面に間隔を置いて
突設した複数の突条又は突起11により該前面又は該内面
に付着しないように支持されている。マスク本体の壁及
び吸気室本体を貫通し両者を結合する吸気弁座体3,4の
吸気室フロントカバーに対向する終端部には周方向に間
隔をおいて突起が突設され該突起の先端がろ過材シート
の面に当接するようになっている。そして、吸気弁座体
3,4に取付けたゴム製膜式吸気弁14は、マスク本体の接
顔体13の内側に設けられている。吸気室フロントカバー
の前面下部に設けた吸気流入口12より導入された外気は
ろ過材を通過して両端部に設けた吸気弁座体3,4に取付
けたゴム製膜式吸気弁14を通って吸気室本体より着用者
の吸気を行い、呼気はゴム製傘形呼気弁15を介して外部
にはき出される。16は吸気室本体2と一体に形成した装
着ひも掛け環、17はマスク本体と一体に形成されその下
端部中央から延出するテープ片、18はマスク装着ひもで
ある。
は同要部拡大切断側面図、第3図は第1図のIII-III線
断面図、第4図は第1図に示すマスクの縮小正面図であ
る。図中(特に第2及び第3図参照)、1はマスク本体
である。マスク本体1の外側には、その前面及び左右両
側面を囲む形状の吸気室本体2が取付けられている。吸
気室本体2はその左右両端部において吸気弁座体3、4
によりマスク本体1に取付けられている。吸気室本体2
の前面には、吸気室本体とほぼ同形同大の吸気室フロン
トカバー5が、その左右両端部の各係合孔6を吸気室本
体の対応箇所に設けた係合突起7に係合させて取外し自
在に取付けられている。吸気室本体2と吸気室フロント
カバー5との間には両者とほぼ同形同大のろ過材シート
8が配置されている。ろ過材シート8の周縁部は、吸気
室本体2の周縁部に設けたろ過材挟持面9と吸気室フロ
ントカバー5の周縁部に設けたろ過材挟持突起10とによ
り挟持され、ろ過材シート8の内方部は、吸気室本体2
の前面及び吸気室フロントカバーの内面に間隔を置いて
突設した複数の突条又は突起11により該前面又は該内面
に付着しないように支持されている。マスク本体の壁及
び吸気室本体を貫通し両者を結合する吸気弁座体3,4の
吸気室フロントカバーに対向する終端部には周方向に間
隔をおいて突起が突設され該突起の先端がろ過材シート
の面に当接するようになっている。そして、吸気弁座体
3,4に取付けたゴム製膜式吸気弁14は、マスク本体の接
顔体13の内側に設けられている。吸気室フロントカバー
の前面下部に設けた吸気流入口12より導入された外気は
ろ過材を通過して両端部に設けた吸気弁座体3,4に取付
けたゴム製膜式吸気弁14を通って吸気室本体より着用者
の吸気を行い、呼気はゴム製傘形呼気弁15を介して外部
にはき出される。16は吸気室本体2と一体に形成した装
着ひも掛け環、17はマスク本体と一体に形成されその下
端部中央から延出するテープ片、18はマスク装着ひもで
ある。
図示実施例においては、吸気流入口12は、吸気室フロ
ントカバーの下端部中央に位置しているが、他の位置に
設けてもよいこと勿論である。
ントカバーの下端部中央に位置しているが、他の位置に
設けてもよいこと勿論である。
マスク本体は、通常、ゴム材の加硫成形又は合成樹脂
のブロー成形により、その接顔体と一体に形成される
が、接顔体を別個に作り、後でマスク本体に取付けるよ
うにしても良い。
のブロー成形により、その接顔体と一体に形成される
が、接顔体を別個に作り、後でマスク本体に取付けるよ
うにしても良い。
吸気室本体2、吸気室フロントカバー5、吸気弁座体
3,4、及び呼気弁座体は、通常、合成樹脂成形により作
られる。
3,4、及び呼気弁座体は、通常、合成樹脂成形により作
られる。
以上に説明した添附図面に示すマスクにおいては、そ
の使用中、外気は第3図に矢印で示すように流れる。
の使用中、外気は第3図に矢印で示すように流れる。
[考案の効果] 本考案によれば、視野、特に下方視野の広い呼吸保護
マスクを得ることができる。
マスクを得ることができる。
本考案によれば、その製造過程における組立て工数の
少ない呼吸保護マスクを得ることができる。
少ない呼吸保護マスクを得ることができる。
フロントカバーを取外して、ろ過材を交換する際に、
同時に排気弁の目視点検ができるので、多数のマスクの
集中管理が容易になる。
同時に排気弁の目視点検ができるので、多数のマスクの
集中管理が容易になる。
第1図は本考案に係るマスクの一例の側面図、第2図は
同要部切断拡大側面図、第3図は第1図のIII-III線断
面図、第4図は第1図に示すマスクの縮小正面図であ
る。
同要部切断拡大側面図、第3図は第1図のIII-III線断
面図、第4図は第1図に示すマスクの縮小正面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】マスク本体1の外面にその前面及び左右両
側を囲む形状の吸気室本体2が配置され、該吸気室本体
2がその左右両端部においてそれぞれ吸気弁座体3、4
によりマスク本体に結合され、吸気室本体の前面にそれ
とほぼ同形の吸気室フロントカバー5が取外し自在に取
付けられ、吸気弁座体3、4に設けられた吸気弁を通し
てマスク内に吸入される外気をろ過するろ過材シート8
が吸気室本体と吸気室フロントカバーとの間に配置さ
れ、そして該ろ過材シート8の周縁部が吸気室本体の前
面周縁部に設けたろ過材挟持面9と吸気室フロントカバ
ーの内面周縁部に設けたろ過材挟持部10とにより気密に
挟持され、また吸気室本体の前面及び吸気室フロントカ
バーの内面にそれぞれ間隔を置いて設けた多数の突条又
は突起11により、ろ過材シート8が吸気室本体の前面及
び吸気室フロントカバーの内面に接触しないように支持
されているところの防じんマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989081675U JP2523988Y2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 防じんマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989081675U JP2523988Y2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 防じんマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321349U JPH0321349U (ja) | 1991-03-04 |
JP2523988Y2 true JP2523988Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31627822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989081675U Expired - Lifetime JP2523988Y2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | 防じんマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523988Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180132088A (ko) * | 2016-03-28 | 2018-12-11 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 | 다중 챔버 호흡기 밀봉 장치 및 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102238433B1 (ko) * | 2020-06-19 | 2021-04-09 | 박병연 | 두건형 방역 마스크 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0542544Y2 (ja) * | 1985-06-28 | 1993-10-26 |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP1989081675U patent/JP2523988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180132088A (ko) * | 2016-03-28 | 2018-12-11 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 | 다중 챔버 호흡기 밀봉 장치 및 방법 |
KR102420496B1 (ko) | 2016-03-28 | 2022-07-13 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 캄파니 | 다중 챔버 호흡기 밀봉 장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321349U (ja) | 1991-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |