JP2523820B2 - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JP2523820B2 JP63241039A JP24103988A JP2523820B2 JP 2523820 B2 JP2523820 B2 JP 2523820B2 JP 63241039 A JP63241039 A JP 63241039A JP 24103988 A JP24103988 A JP 24103988A JP 2523820 B2 JP2523820 B2 JP 2523820B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル信号伝送における受信ディジタ
ル信号より誤受信ディジタル信号に同期する同期信号を
抽出する同期信号抽出回路に係り、特にジッタが多く、
波形デューティが悪いディジタル信号からの同期信号の
抽出に好適な位相同期回路に関する。
〔従来の技術〕
多値で位相進み/遅れを判定する同期信号抽出回路
で、入力信号の変化点で同期信号との位相差を、同期信
号の全範囲で符号付2進数として検出しているものの例
としては特開昭62−269531号がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術の問題点について第2図にて説明する。
従来技術は同期信号A4と、ほぼ同周期の入力信号A1の
変化点の進み/遅れにより、符号付2進数A3として検出
し、この加算結果によって同期信号を制御して、位相差
0゜つまり符号付2進数の加算結果±0の点で安定し、
タイミング信号A5によって入力信号A1のビット中央位置
で信号検出をしている。
入力信号A1は、回路入力時に“High"と“Low"のパル
ス幅の比が悪化し、信号A2となる場合がある。この場合
信号A2の変化点での同期信号との位相差検出回数は、同
期信号1周期中に2回発生する。A2の入力タイミングに
よっては、A2との相対位置関係が正常に同期しているA3
以外にA3′で安定することがある。これは、同期信号A
4′の立上りから入力信号A2の変化点までの位相差をA
3′の符号付2進数として計測すると、−6と+6が同
数検出され、その加算累積結果は、±0となり、A3′を
分周して得られる同期信号A4′でもロック状態になるた
めである。
同期信号の立上りで決まるサンプリング信号A5′で入
力信号を判定すると、1回の“High"の2回判定した
り、“Low"を判定しなかったりするので、入力信号を正
確に受信することができなくなる、という場合が発生す
る。つまり従来の符号付2進数による多値判定による同
期信号抽出回路は、A2のようにデューティの悪化した信
号入力に対する誤同期保護について配慮していない。従
ってデューティが悪い信号が連続して入力する場合、同
期信号がロックする点がA4とA4′のように2ケ所発生
し、どちらでロックするか確定できないという問題があ
る。
本発明の目的は、このようにデューティの悪い信号に
対しても、正しい位置でデータをサンプルリングできる
ディジタル論理回路厚生の位相同期回路を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ディジタル入力信号に変化点を検出し、
基準クロックパルスを分周した同期信号との位相差を基
準クロックパルス1周期を単位時間とした符号付2進数
として検出した結果で、同期信号を制御し、デューティ
が悪化した入力信号に同期できるように、同期信号の位
相180゜附近では (1)位相差に関係なく一定値の符号付2進数を出力す
る。又は (2)同期信号の位相0゜附近の一定範囲まで一定符号
の符号付2進数を出力する。
検出位相差の変換回路を設け、この結果を加算・累積し
て同期信号を制御することにより達成される。
〔作用〕
変化点検出回路で入力信号が変化した時にパルス発生
時の分周回路のカウント値が位相差として2進数で検出
される。この2進数を入力信号の許容デューティx(1
周期中の一定レベル“High"又は“Low"の割合)によ
り、この2進数を第3図(a)又は第3図(b)に示す
−符号付2進数に変換し、同期信号の位相0゜附近の一
定値で位相に対応した2進数を計測する。
この位相差検出範囲は以下のように決まる。
正常に入力される入力信号の1周期をbをすると、
“High"又は“Low"のパルス幅は同期信号の1周期と等
しく、b/2で表わせる。この入力信号のデューティが悪
くなった時、パルス幅のせまい方ををb0とすると、デュ
ーティは、 x=b0/b −(1) 回路の基準クロックの1周期のa、位相差検出範囲
を、同期信号に対応した符号付2進数の±cの間とする
と、同期信号の1周期,b/2の中で位相差が検出できる範
囲は、位相査“0"の値を含めて、(2c+1)aとなる。
また位相差が正確に検出されない範囲、つまり同期信号
1周期の残り範囲は、b/2−(2c+1)aとなる。
せまい方のパルス幅b0でも位相差の検出ができるため
には、b0が位相差が検出されない範囲より広いパルス幅
でなくてはならないので b/2−(2c+1)a<b0 −(2) また、誤同期しないためには、−c〜+cの間に、せ
まい方のb0が2回変化し、位相検出することがないよう
にすればよいので、 (2c+1)a<b0 −(3) ここで式(1),(2),(3)より、位相差検出範
囲cは入力信号周期b,許容デューティx,基準クロックa
によって (b−2bx−2a)/4a<c<(bx−a)/2a −(4) と決められる。
こうして変換した符号付2進数を加算累積回路が加算
し、その和を保持して、これが、正/負の一定値以上に
なった時、分周回路を制御して、その出力である同期信
号の位相を調整することにより同期信号を入力信号に同
期させる。
これにより、入力信号のデューティが悪化しても、誤
同期せず、信号抽出を正確に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図,第3図(a)を参
照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る位相同期回路の構
成図である。本実施例では検出位相差変換回路を論理ゲ
ート9で構成してある。
信号入力端子6から入力信号B2が入力され、その変化
点がEORゲート10から出力され、これがレジスタ3のロ
ード入力に供給される。
クロック入力端子7への基準クロック(入力信号B2の
約16倍の周波数)は、フリップフロップ9,12、分周期
5、レジスタ3のクロックとなる。
分周器5は、制御回路4の出力制御信号がA,B,C,Dに
入力することで基準クロックを1/15,1/16,/1/17分周す
る。すなわち分周器5が“15"のときC0端子にキャリー
パルスが出る。これらフリップフロップ12で1クロック
遅らせ、分周器5のLに入力する。したがって分周器5
が“0"となった次のクロックで、A,B,C,D端子の入力値
が初期設定される。このA,B,C,Dを“0"としてロードす
ると1/17,“1"としてロードすると1/16。“2"としてロ
ードすると1/15の分周回路となる。
変換回路13は、分周器5のカウント値を第3図(a)
のB5のように5〜B(−5)を出力する間だけORゲート
により出力が15(−1)になるようにし、位相差は0〜
±4の間だけ検出できるようにする。
変換回路13の出力を加算器2は、入力信号変化点でレ
ジスタ3に入力されていた結果と加算し、レジスタ3に
新しく書き込む。この累積結果は制御回路4に伝えられ
る。
制御回路4は通常は“1"を出力し、分周期5は1/16分
周となってる。しかし累積値が正の一定値を越えた場合
は“0"を出力し、1/17分周となる。一方負の一定値を下
回った場合は“2"を出力し、1/15分周とする。制御回路
が“1"以外を出力した場合、分周比を変えた後、レジス
タ3をクリアし、再び加算累積を行なう。
分周器5の出力QDから出力される信号は、出力端子8
に同期信号B4として出力される。
入力信号B2の変化点が、位相差を正しく検出しない範
囲(−1を常に出力する範囲)にある時、その加算累積
結果は負の一定値を下回るようになり、カウンタが1/15
分周となる。そのため同期信号が遅れる。これがくり返
され、ついに入力信号B2の変化点は、位相差を正しく検
出する範囲(−4〜0〜+4を出力する範囲)に入る。
個々では、+3と−3を相互に検出できる点で、加算累
積結果が、常に“0"となりカウンタは1/16分周となり、
入力信号の周波数と等しくなる。
そのため入力信号B2と、同期信号B4は一定の位相関係
となる安定する。また位相差を正しく検出する範囲は式
(4)によって決められるので、これ以外の点でB2とB4
の位相関係が安定することはない。
次に第4図、第3図(b)を参照して、第2の実施例
を説明する。
加算器2,レジスタ3,制御回路4,分周器5,Dフリップフ
ロップ9,12,EORゲート10は、前記実施例と同じ動作をす
る。
検出位相差変換回路14は、分周器5のカウント値を第
3図(B)のとうりC〜Fを出力する場合、アンドゲー
トにより−4〜−1に変換する。
入力信号B2の変化点が、位相差を正しく検出しない範
囲(+5から+Bの範囲)にある時、その加算結果は正
の一定値を越えるようになり、カウンタが1/17分周とな
る。そのため同期信号が進む。これがくり返され、つい
に入力信号B2の変化点は−4〜+4を出力する範囲に入
る。ここでは検出2進数の加算結果が“0"となりカウン
タは1/16分周となって入力信号の周が数と等しくなり、
この状態でB2とB4の位相関係が安定することになる。こ
の場合も前記実施例と同様に式(4)によって位相差検
出範囲が決められるのでこれ以外の点でB2とB2の位相関
係が安定することはない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ジッタの多い信号に加えて、入力信
号のデューティの悪い信号に対しても、正しい位置でデ
ータをサンプリングできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明する位相同期回路の構
成図、第2図は従来回路のタイムチャート、第3図
(a)は、第1図に示す回路の動作タイムチャート、第
3図(b)は、第4図に示す回路の動作タイムチャー
ト、第4図は第2の実施例を説明する位相同期回路の構
成図である。 2……加算器, 3……レジスタ, 4……制御回路, 5……分周器, 6……信号入力端子, 7……基準クロック入力端子, 8……同期信号出力端子, 9,12……フリップフロップ 13,14……検出位相差変換回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルデータとして入力されるディジタ
    ル信号からその変化点を検出し、一方、回路の内部基準
    クロックを分周して作成した同期信号の位相を基準クロ
    ックの1周期を単位時間として分割し、該同期信号の1
    周期の基準となる変化点を“0"に対応させた符号付2進
    数で表示し、入力信号の変化点との位相差を該符号付2
    進数で計測し、各周期の計測値を加算累積した結果によ
    り同期信号を制御する位相同期回路において、 上記符号付2進数を、同期信号の位相0゜の前後の一定
    範囲では、同期信号の位相に対応した符号付2進数を、
    同期信号の位相180゜附近の一定範囲では、任意一定2
    進数を出力する検出位相差の変換回路を設けたことを特
    徴とする位相同期回路。
  2. 【請求項2】シリアルデータとして入力されるディジタ
    ル信号からその変化点を検出し、一方、回路の内部基準
    クロックを分周して作成した同期信号の位相を基準クロ
    ックの1周期を単位時間として分割し、該同期信号の1
    周期の基準となる変化点を“0"に対応させた符号2進数
    で表示し、入力信号の変化点との位相差を該符号付2進
    数で計測し、各周期の計測値を加算累積した結果により
    同期信号を制御する位相同期回路において、 同期信号の位相に対応し、かつ位相に負の最大値と,位
    相の正の最大値の絶対値に差のある該符号付2進数を出
    力する検出位相差の変換回路を設けたことを特徴とする
    位相同期回路。
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