JP2523682Y2 - 共通グランド用圧接コネクタ - Google Patents
共通グランド用圧接コネクタInfo
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- JP2523682Y2 JP2523682Y2 JP1988138670U JP13867088U JP2523682Y2 JP 2523682 Y2 JP2523682 Y2 JP 2523682Y2 JP 1988138670 U JP1988138670 U JP 1988138670U JP 13867088 U JP13867088 U JP 13867088U JP 2523682 Y2 JP2523682 Y2 JP 2523682Y2
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- Japan
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- ground
- connector
- press
- common ground
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一本の信号用導体に一本以上のグランド線
を配する伝送用ケーブルの接続に用いられる共通グラン
ド用圧接コネクタに関する。
を配する伝送用ケーブルの接続に用いられる共通グラン
ド用圧接コネクタに関する。
従来技術においては、第８図に示すような金属製圧着
コネクタ20がケーブルの多数本のグランド線４を接続す
るのに用いられていた。使用の際、第8a図に示すよう
に、各グランド線の外被を除去し、多数本のグランド線
のグランド用導体4aの端部を圧着コネクタ20に挿入する
と共に、該圧着コネクタ20とプラグコネクタとを結ぶ別
個の複数本のグランド線のグランド用導体をも同時に圧
着コネクタ20に挿入し、これらグランド用導体と圧着コ
ネクタとを一緒にかしめることにより共通グランドを形
成していた。
コネクタ20がケーブルの多数本のグランド線４を接続す
るのに用いられていた。使用の際、第8a図に示すよう
に、各グランド線の外被を除去し、多数本のグランド線
のグランド用導体4aの端部を圧着コネクタ20に挿入する
と共に、該圧着コネクタ20とプラグコネクタとを結ぶ別
個の複数本のグランド線のグランド用導体をも同時に圧
着コネクタ20に挿入し、これらグランド用導体と圧着コ
ネクタとを一緒にかしめることにより共通グランドを形
成していた。
上記従来技術の圧着コネクタでは、各ケーブルの外被
を除去するという余分の作業を必要とするだけでなく、
圧着コネクタとプラグコネクタとを結ぶ別個の複数本の
グランド線を必要とし、更に複数のグランド用導体が圧
着コネクタに集められるためにグランド線が交錯してシ
ェル等の他の電気部品への組込みを難しくしている。
を除去するという余分の作業を必要とするだけでなく、
圧着コネクタとプラグコネクタとを結ぶ別個の複数本の
グランド線を必要とし、更に複数のグランド用導体が圧
着コネクタに集められるためにグランド線が交錯してシ
ェル等の他の電気部品への組込みを難しくしている。
本考案の目的は、前記従来技術の圧着コネクタにおけ
る問題点を解決することである。
る問題点を解決することである。
上記目的を達成するため、本考案によると、ケーブル
のグランド線と圧接するためのスリットを形成するとと
もに列状に配列された複数個の圧接片を有する金属製の
圧接コンタクトと、該圧接コンタクトを収容保持するコ
ネクタ本体と、該圧接コンタクトおよび前記コネクタ本
体に係合するようにされたカバーとを備え、前記圧接コ
ンタクトに圧入されたグランド線のうち、選択した所定
の数のグランド線を切断せずに、そのまま貫通させてい
ることを特徴とする共通グランド用圧接コネクタが提供
される。
のグランド線と圧接するためのスリットを形成するとと
もに列状に配列された複数個の圧接片を有する金属製の
圧接コンタクトと、該圧接コンタクトを収容保持するコ
ネクタ本体と、該圧接コンタクトおよび前記コネクタ本
体に係合するようにされたカバーとを備え、前記圧接コ
ンタクトに圧入されたグランド線のうち、選択した所定
の数のグランド線を切断せずに、そのまま貫通させてい
ることを特徴とする共通グランド用圧接コネクタが提供
される。
本考案によれば、コネクタ本体に保持された圧接コン
タクトの各々の圧接片は、そのスリットにケーブルのグ
ランド線の外被を食い込ませて芯線の導体と圧接し、コ
ネクタ本体およびカバーを互いに押圧係合し、任意に選
択した所定の数のグランド線を切断せずに共通グランド
用圧接コネクタを貫通させて残りのグランド線を切断す
ることができる。
タクトの各々の圧接片は、そのスリットにケーブルのグ
ランド線の外被を食い込ませて芯線の導体と圧接し、コ
ネクタ本体およびカバーを互いに押圧係合し、任意に選
択した所定の数のグランド線を切断せずに共通グランド
用圧接コネクタを貫通させて残りのグランド線を切断す
ることができる。
第１図を参照すると、本考案の一実施例による共通グ
ランド用圧接コネクタ10と適用すべきグランド線４とが
分解して示されている。共通グランド用圧接コネクタ10
は、金属製の圧接コンタクト１、コネクタ本体２および
カバー３を含む。圧接コンタクト１は、第2a図から第2c
図に示すように全体としてコの字形の断面形状を有し、
２列に整列した複数個の圧接片５を有する。各々の圧接
片５は、適用すべきケーブルのグランド線の外被に食い
込んで芯線の導体4a（第8a図参照）と圧接するべくスリ
ツト5aを形成されている。第3a図と第3b図に示すよう
に、コネクタ本体２は、プラスチツクを成形して作ら
れ、前記圧接コンタクト１を収容して保持する直方体形
状の凹み６、この凹みの一端部に形成されて前記圧接コ
ンタクト１を保持する突起6aおよび前記凹み６の両端の
端壁から上方へ延びた係合部７を有する。各々の係合部
７は、カバー３の対応の係合突起と係合する突起7aとカ
バーの対応の係合開口部への円滑な嵌合を可能にするよ
うに弾性を付与する２本の溝7bとを形成されている。第
4a図から第4c図に示すように、カバー３は、プラスチツ
クを成形して作られ、適用すべきグランド線を保持する
多数の溝８、２列に配列されて前記圧接コンタクト１の
圧接片５を受け入れる凹み９および係合開口部11を有す
る。係合開口部11は、コネクタ本体２の前記突起7aと係
合するようにされた係合突起11aを備えている。
ランド用圧接コネクタ10と適用すべきグランド線４とが
分解して示されている。共通グランド用圧接コネクタ10
は、金属製の圧接コンタクト１、コネクタ本体２および
カバー３を含む。圧接コンタクト１は、第2a図から第2c
図に示すように全体としてコの字形の断面形状を有し、
２列に整列した複数個の圧接片５を有する。各々の圧接
片５は、適用すべきケーブルのグランド線の外被に食い
込んで芯線の導体4a（第8a図参照）と圧接するべくスリ
ツト5aを形成されている。第3a図と第3b図に示すよう
に、コネクタ本体２は、プラスチツクを成形して作ら
れ、前記圧接コンタクト１を収容して保持する直方体形
状の凹み６、この凹みの一端部に形成されて前記圧接コ
ンタクト１を保持する突起6aおよび前記凹み６の両端の
端壁から上方へ延びた係合部７を有する。各々の係合部
７は、カバー３の対応の係合突起と係合する突起7aとカ
バーの対応の係合開口部への円滑な嵌合を可能にするよ
うに弾性を付与する２本の溝7bとを形成されている。第
4a図から第4c図に示すように、カバー３は、プラスチツ
クを成形して作られ、適用すべきグランド線を保持する
多数の溝８、２列に配列されて前記圧接コンタクト１の
圧接片５を受け入れる凹み９および係合開口部11を有す
る。係合開口部11は、コネクタ本体２の前記突起7aと係
合するようにされた係合突起11aを備えている。
以上のように構成された共通グランド用圧接コネクタ
10は、例えば、第５図に示すように１本の信号線13とこ
れに撚り合わされた２本のグランド線４を１ユニツトと
して14ユニツトを有するケーブル12を26芯のプラグコネ
クタ（本体は図示せず、そのカバーのみを14,15として
図示する）に接続する場合、14本の信号線と12本のグラ
ンド線に構成を変更するのに使用される。すなわち、ケ
ーブルにノイズ特性に応じた多数のグランド線を設けて
も共通グランド用圧接コネクタによりグランド線の構成
数を減ずることができるので、システムと接続する接続
プラグコネクタの信号伝送に用いる接続端子数を相対的
に高密度に使用することができる。先ず、ケーブル12の
端部の外被を剥ぎ、前記信号線13とグランド線４をばら
ばらにする。14本の信号線13をプラグコネクタの部品14
に接続し、28本のグランド線４を14本ずつ２組に分けて
14芯の２個の共通グランド用圧接コネクタ10にそれぞれ
圧接し（第６図参照）、任意に選択したそれぞれ６本の
グランド線４を切断せずに共通グランド用圧接コネクタ
10を貫通させプラグコネクタの部品14に接続する。選択
しなかつたそれぞれ８本のグランド線４は、共通グラン
ド用圧接コネクタ10において切断する。
10は、例えば、第５図に示すように１本の信号線13とこ
れに撚り合わされた２本のグランド線４を１ユニツトと
して14ユニツトを有するケーブル12を26芯のプラグコネ
クタ（本体は図示せず、そのカバーのみを14,15として
図示する）に接続する場合、14本の信号線と12本のグラ
ンド線に構成を変更するのに使用される。すなわち、ケ
ーブルにノイズ特性に応じた多数のグランド線を設けて
も共通グランド用圧接コネクタによりグランド線の構成
数を減ずることができるので、システムと接続する接続
プラグコネクタの信号伝送に用いる接続端子数を相対的
に高密度に使用することができる。先ず、ケーブル12の
端部の外被を剥ぎ、前記信号線13とグランド線４をばら
ばらにする。14本の信号線13をプラグコネクタの部品14
に接続し、28本のグランド線４を14本ずつ２組に分けて
14芯の２個の共通グランド用圧接コネクタ10にそれぞれ
圧接し（第６図参照）、任意に選択したそれぞれ６本の
グランド線４を切断せずに共通グランド用圧接コネクタ
10を貫通させプラグコネクタの部品14に接続する。選択
しなかつたそれぞれ８本のグランド線４は、共通グラン
ド用圧接コネクタ10において切断する。
このようにして、それぞれ14本ずつのグランド線が共
通グランド化され、その中の任意に選択した６本ずつの
グランド線が共通のグランド線としてプラグコネクタと
の接続に用いられる。第7a図と第7b図に示すように、金
属製のシエル16の内部において、ケーブル12の信号線13
は、プラグコネクタ（本体は図示せず、そのカバーのみ
を14,15として図示する）に接続され、グランド線４
は、共通グランド用圧接コネクタ10に接続され、その中
の任意に選択したグランド線がプラグコネクタに接続さ
れる。
通グランド化され、その中の任意に選択した６本ずつの
グランド線が共通のグランド線としてプラグコネクタと
の接続に用いられる。第7a図と第7b図に示すように、金
属製のシエル16の内部において、ケーブル12の信号線13
は、プラグコネクタ（本体は図示せず、そのカバーのみ
を14,15として図示する）に接続され、グランド線４
は、共通グランド用圧接コネクタ10に接続され、その中
の任意に選択したグランド線がプラグコネクタに接続さ
れる。
本考案によれば、従来圧着に先立って必要であったグ
ランド線の外被の除去作業を不要にするだけでなく、共
通グランド用圧接コネクタとプラグコネクタとを結ぶ別
個の複数本のグランド線を不要とし、更に共通グランド
用圧接コネクタとプラグコネクタとの間の信号線及びグ
ランド線を交錯させることなくグランド線を整然と配列
することができ、且つケーブルのグランド線を並列状態
で圧接することができるのでコネクタ自体の薄型化が可
能である。
ランド線の外被の除去作業を不要にするだけでなく、共
通グランド用圧接コネクタとプラグコネクタとを結ぶ別
個の複数本のグランド線を不要とし、更に共通グランド
用圧接コネクタとプラグコネクタとの間の信号線及びグ
ランド線を交錯させることなくグランド線を整然と配列
することができ、且つケーブルのグランド線を並列状態
で圧接することができるのでコネクタ自体の薄型化が可
能である。
第１図は本考案の共通グランド用圧接コネクタと適用す
べきグランド線とを分解して示す図、第2a図から第2c図
はそれぞれ圧接コンタクトの側面図、平面図および端面
図、第3a図はコネクタ本体の破断側面図、第3b図は第3a
図の線IIIb-IIIbに沿つた断面図、第4a図と第4b図はそ
れぞれカバーの平面図および破断側面図、第4c図は第4a
図の線IVc-IVcに沿つた断面図、第５図は本考案の共通
のグランド用圧接コネクタをケーブルに適用して共通グ
ランド線をプラグコネクタに接続する状態を示す概略
図、第６図はグランド線を圧接コンタクトに圧接した状
態を示す斜視図、第7a図はケーブルに適用した本考案の
共通グランド用圧接コネクタを組み込んだシエルを、蓋
を取り除いて示す平面図、第7b図は第7a図のシエルの破
断側面図、第８図は従来技術の圧着コネクタを示す斜視
図および第8a図は第８図の従来技術の圧着コネクタに挿
入し、かしめるのに先立つて一部の外被を除去したグラ
ンド線を示す斜視図である。 図において、 １……圧接コンタクト、２……コネクタ本体、３……カ
バー、４……グランド線、５……圧接片、10……共通グ
ランド用圧接コネクタ、12……ケーブル、13……信号
線。
べきグランド線とを分解して示す図、第2a図から第2c図
はそれぞれ圧接コンタクトの側面図、平面図および端面
図、第3a図はコネクタ本体の破断側面図、第3b図は第3a
図の線IIIb-IIIbに沿つた断面図、第4a図と第4b図はそ
れぞれカバーの平面図および破断側面図、第4c図は第4a
図の線IVc-IVcに沿つた断面図、第５図は本考案の共通
のグランド用圧接コネクタをケーブルに適用して共通グ
ランド線をプラグコネクタに接続する状態を示す概略
図、第６図はグランド線を圧接コンタクトに圧接した状
態を示す斜視図、第7a図はケーブルに適用した本考案の
共通グランド用圧接コネクタを組み込んだシエルを、蓋
を取り除いて示す平面図、第7b図は第7a図のシエルの破
断側面図、第８図は従来技術の圧着コネクタを示す斜視
図および第8a図は第８図の従来技術の圧着コネクタに挿
入し、かしめるのに先立つて一部の外被を除去したグラ
ンド線を示す斜視図である。 図において、 １……圧接コンタクト、２……コネクタ本体、３……カ
バー、４……グランド線、５……圧接片、10……共通グ
ランド用圧接コネクタ、12……ケーブル、13……信号
線。
Claims (1)
- 【請求項１】ケーブルのグランド線と圧接するためのス
リットを形成するとともに列状に配列された複数個の圧
接片を有する金属製の圧接コンタクトと、該圧接コンタ
クトを収容保持するコネクタ本体と、該圧接コンタクト
および前記コネクタ本体に係合するようにされたカバー
とを備え、前記圧接コンタクトに圧入されたグランド線
のうち、選択した所定の数のグランド線を切断せずに、
そのまま貫通させていることを特徴とする共通グランド
用圧接コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988138670U JP2523682Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 共通グランド用圧接コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988138670U JP2523682Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 共通グランド用圧接コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0259575U JPH0259575U (ja) | 1990-05-01 |
| JP2523682Y2 true JP2523682Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31401224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988138670U Expired - Fee Related JP2523682Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 共通グランド用圧接コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523682Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4079069B2 (ja) * | 2003-11-05 | 2008-04-23 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH029504Y2 (ja) * | 1986-03-19 | 1990-03-08 |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP1988138670U patent/JP2523682Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0259575U (ja) | 1990-05-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |