JP2522282B2 - 入力タブレツトの入力用ペン - Google Patents

入力タブレツトの入力用ペン

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JP2522282B2
JP2522282B2 JP62014350A JP1435087A JP2522282B2 JP 2522282 B2 JP2522282 B2 JP 2522282B2 JP 62014350 A JP62014350 A JP 62014350A JP 1435087 A JP1435087 A JP 1435087A JP 2522282 B2 JP2522282 B2 JP 2522282B2
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JP
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input
input tablet
tablet
pen
detection coil
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昭裕 渡辺
修司 岩田
雅章 中野
雄作 斎藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、文字、図形などを入力する電磁結合タイ
プの入力タブレツトの入力用ペンに関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は、例えば特開昭60−134928号公報に示された
従来の入力用ペンを入力タブレツトとともに示す断面図
であり、図において(2)は検出コイル、(4)は引き
出し線、(5)はスイツチ、(6)はペンケース、
(7)はシールド線、(8),(9)は入力タブレツト
に形成された電極、(10)は入力タブレツトの入力プレ
ート(11)は磁性体パイプ、(12)はペン軸である。
次に動作について説明する。入力タブレツトにおいて
は入力プレート(10)表面下に複数本の電極(8),
(9)が互いに直交し,かつ直交した電極が電気的に接
触されない様に配置される。そして外部よりこれらの電
極(8)(9)の内2本の平行線に交流電流を供給して
磁界を発生させている。この2本の線から発生した磁界
の中に検出コイル(2)を置くことにより検出コイル
(2)に誘導電圧が発生する。供給する交流電流を次々
と異なる電極に流せば、誘導電圧より検出コィル(2)
のプレート面上の座標を知ることができる。入力用ペン
はペン軸(12)に磁性体パイプ(11)が取り付けられて
おり、このパイプ(11)に検出コイル(2)が巻かれて
いる。検出コイル(2)に誘起された電圧は、引き出し
線(4)によりスイツチ(5)に導かれる。スイツチ
(5)は入力用ペンが入力プレート(10)に押しあてら
れることによりOFFからONになり、引き出し線(4)と
シールド線(7)が接続される。そしてシールド線
(7)により入力用ペン外部に接続される。
検出コイル(2)に誘起される電圧は入力プレート
(10)面から発生する磁界強度、入力プレート(10)と
検出コイル(2)の距離並びにコイルの巻き数、巻き径
により決まる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の入力用ペンの誘導電圧を高く得るには、入力プ
レート面から発生する磁界を強くすること、検出コイル
を入力プレート面にできるだけ近づけること、コイル巻
き径を大きくすること及び巻き数を多くすることなどが
必要であつた。入力プレート面から発生する磁界を強く
するためには、電極に流れる交流電流を増やすことが必
要となり、駆動系の消費電力を大きくすることになり好
ましくないという問題点があつた。また、コイルの巻き
数を多くすること、巻き径を大きくすることは入力用ペ
ンの先端部を太くし、入力時にペン先が見にくくなるな
ど取り扱い上不便であるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を生じさせることなく
誘導電圧を大きくし、位置検出精度の高い入力タブレツ
トの入力用ペンを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の入力タブレツトの入力用ペンは、入力タブ
レツトに形成された電極に流れる電流により発生する磁
界を検出することにより、上記入力タブレツトにおける
位置を検出するものにおいて、ペンケース、このペンケ
ースの入力タブレット側の端部に位置し、上記入力タブ
レツトから発生する磁束を通す中実の磁性体コア、及び
上記入力タブレツトの表面と上記入力タブレツトに形成
された電極との距離をtとしたとき、上記磁性体コアの
入力タブレット側の端より0.5〜1.5t離した位置に巻回
端が来るように上記磁性体コアに巻回され、上記入力タ
ブレツトから発生する磁界を検出する検出コイルを備え
たものである。
〔作用〕
この発明における中実の磁性体コアは、磁性体パイプ
に比べ磁気抵抗が小さいので、巻回されている検出コイ
ルに磁束を鎖交しやすくなる。また磁性体コアの入力タ
ブレット側の端部から磁束が流出入するので、後述する
ように検出コイルを磁性体コアの入力タブレット側の端
部から0.5〜1.5t離隔した位置に巻回することにより、
検出コイルに磁束が鎖交しやすくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の一実施例の入力用ペンを入力用タブレ
ツトとともに示す断面図で、第2図はその要部断面図
で、図において、(1)は中実の磁性体コア、(2)は
検出コイル、(3)はホルダ、(4)は引き出し線、
(5)はスイツチ、(6)はペンケース、(7)はシー
ルド線、(8),(9)は入力タブレツトに形成された
電極、(10)は入力タブレツトの入力プレートである。
磁性体コア(1)には検出コイル(2)が巻かれてお
り、ホルダ(3)に沿つて引き出し線(4)によりスイ
ツチ(5)に導かれる。スイツチ(5)からシールド線
(7)により入力用ペン外部に接続される。また(t)
は入力タブレツトの表面と入力タブレツトに形成された
電極(8)との距離、(x)は検出コイル(2)の巻回
端と磁性体コア(1)の入力タブレット側の端との距離
で、xが0.5〜1.5tの場合が最も誘導電圧が大きくなる
ので適当である。この実施例の場合xは概ね1tである。
なお、第3図は検出コイル(2)の巻回端と磁性体コ
アの入力タブレット側の端との距離と検出コイル(2)
に誘起される出力電圧との関係を示す特性図で、縦軸は
xが1tの時の出力電圧を1とした時の出力電圧(相対
値)を、横軸はxを表わしている。なお、この特性図は
第4図に示す形状の、磁性体コア幅0.5t、電極幅0.5t、
長さ5tの磁性体コアについて計算したものである。図か
ら明らかなようにxが0.5t〜1.5tの時、出力電圧が大き
くなつている。
次に動作について説明する。入力プレート(10)の表
面下に複数本の電極(7)(8)を互いに直交し、かつ
直交した電極が電気的に接触されない様に配置する。外
部よりこれらの電極(7)(8)の電極に交流電流を供
給して磁界を発生させる。この線から発生した磁界の中
に検出コイル(2)を置くことにより、検出コイル
(2)に誘導電圧が発生する。入力用ベンを入力プレー
ト(10)におしあてると、スイツチ(5)がOFFからON
に作動し、引き出し線(4)とシールド線(7)が接続
され、検出コイル(2)の誘導電圧は、引き出し線
(4)、シールド線(7)により入力用ペン外部に取り
出される。供給する交流電流を次々と異なる電極に流せ
ば、誘導電圧より検出コイル(2)の入力プレート(1
0)面上の座標を知ることができる。
そして、この発明における中実の磁性体コア(1)は
従来例の磁性体パイプに比べ磁気抵抗が小さいので、巻
回されている検出コイル(2)に磁束を鎖交しやすくす
る。また、磁性体コア(1)の入力タブレット側の端部
から磁束が流出入するので、検出コイル(2)を磁性体
コア(1)の入力タブレット側の端から離隔した位置に
巻回しており、検出コイル(2)に磁束が鎖交しやすく
なる。第3図に示すように検出コイル(2)の巻回端と
磁性体コア(1)の入力タブレット側の端との距離
(x)が入力タブレット表面と電極との距離(t)の0.
5〜1.5t倍のときが誘導電圧が最も大きくなつている。
従つてこの発明の入力用ペンは大きい誘導電圧が得ら
れ、位置検出精度が高い。
なお、第4図及び第5図はこの発明に係わる中実の磁
性体コアの実施例を示す斜視図で、第4図の円柱の磁性
体コア(13)でも第5図の四角柱の磁性体コア(14)で
も、その他の形状であつても良い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば入力タブレツトに形
成された電極に流れる電流により発生する磁界を検出す
ることにより、上記入力タブレツトにおける位置を検出
するものにおいて、ペンケース、このペンケースの入力
タブレット側の端部に位置し、上記入力タブレツトから
発生する磁束を通す中実の磁性体コア、及び上記入力タ
ブレツトの表面と上記入力タブレツトに形成された電極
との距離をtとしたとき、上記磁性体コアの入力タブレ
ット側の端より0.5〜1.5t離した位置に巻回端が来るよ
うに上記磁性体コアに巻回され、上記入力タブレツトか
ら発生する磁界を検出する検出コイルを備えたものとす
ることにより、誘導電圧を大きくし、位置検出精度の高
い入力タブレツトの入力用ペンが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の入力用ペンを入力タブレ
ツトとともに示す断面図、第2図はその要部断面図、第
3図は出力電圧と、検出コイルの巻回端と磁性体コアの
入力タブレット側の端との距離との関係を示す特性図、
第4図及び第5図はそれぞれこの発明に係わる磁性体コ
アを示す斜視図、第6図は従来例の入力用ペンを入力タ
ブレツトとともに示す断面図である。 図において、(1)は磁性体コア、(2)は検出コイ
ル、(6)はペンケース、(8)(9)は入力タブレツ
トに形成された電極、(10)は入力タブレツトの入力プ
レート、(13)は円柱状の磁性体コア、(14)は四角柱
の磁性体コア、(t)は入力タブレツト表面と入力タブ
レツトに形成された電極との距離、(x)は検出コイル
の巻回端と磁性体コアの入力タブレット側の端との距離
である。 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 雄作 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社応用機器研究所内 (56)参考文献 電子通信学会論文誌’87/7 Vo l.J67−D No.7 P.768〜P. 775「電磁誘導型座標読取装置」

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力タブレットに形成された電極に流れる
    電流により発生する磁界を検出することにより、上記入
    力タブレットにおける位置を検出するものにおいて、ペ
    ンケース、このペンケースの入力タブレット側の端部に
    位置し、上記入力タブレットから発生する磁束を通す中
    実の磁性体コア、及び上記入力タブレットの表面と上記
    入力タブレットに形成された電極との距離をtとしたと
    き、上記磁性体コアの入力タブレット側の端より0.5〜
    1.5t離した位置に巻回端が来るように上記磁性体コアに
    巻回され、上記入力タブレットから発生する磁界を検出
    する検出コイルを備えた入力タブレットの入力用ペン。
JP62014350A 1987-01-23 1987-01-23 入力タブレツトの入力用ペン Expired - Lifetime JP2522282B2 (ja)

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JPS63181019A JPS63181019A (ja) 1988-07-26
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
電子通信学会論文誌’87/7Vol.J67−DNo.7P.768〜P.775「電磁誘導型座標読取装置」

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