JP2521031B2 - メッセ―ジ通信方法 - Google Patents

メッセ―ジ通信方法

Info

Publication number
JP2521031B2
JP2521031B2 JP6002334A JP233494A JP2521031B2 JP 2521031 B2 JP2521031 B2 JP 2521031B2 JP 6002334 A JP6002334 A JP 6002334A JP 233494 A JP233494 A JP 233494A JP 2521031 B2 JP2521031 B2 JP 2521031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
node
destination
check
receiving node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6002334A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06261045A (ja
Inventor
ジェームス・ウイリアム・フィーニー
ジョン・デビッド・ジャバシュ
ロバート・フランシス・ラシュ
ハワード・トーマス・オルノウィッチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH06261045A publication Critical patent/JPH06261045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2521031B2 publication Critical patent/JP2521031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1863Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast comprising mechanisms for improved reliability, e.g. status reports
    • H04L12/1877Measures taken prior to transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムにお
ける通信に関し、特にこうしたシステムの装置間で送信
されるメッセージの宛先のチェックに関する。
【0002】
【従来の技術】多重ステージ交換網は、最近のデジタル
・コンピューティング・システム内の複数のノードを相
互接続する手段として受入れられつつある。特に並列シ
ステムでは、"n"個のそれぞれのノードにおける"n"個
のシステム装置を相互接続するために、多重ステージ交
換網を使用することが一般的である。ここで"n"は数百
または数千のプロセッサ、もしくはプロセッサと他のシ
ステム要素との組合わせである。
【0003】多重ステージ網内の故障はネットワークを
転送されるメッセージのミスルートにつながり、1個ま
たは複数のメッセージがネットワークの間違った宛先ノ
ードに経路指定される。例えば、メッセージがノード1
0に転送されるはずが、ネットワーク故障によりそのメ
ッセージがノード10にではなく、ノード22に経路指
定され重大な問題となる。こうしたミスルートの発生を
防止するために、宛先チェックなどの保護機構が必要と
される。
【0004】別の問題として、初期化及びノード番号割
当ての間に宛先チェック機構をオーバライドすることが
重要である。なぜならネットワークはこの時、宛先チェ
ックをサポートするのに十分な情報を有していないから
である。
【0005】更に単一のメッセージが、通常、複数のノ
ードに配給される通常のマルチキャスト及びブロードキ
ャスト・オペレーションの間に、別の問題がネットワー
クを通じて発生する。この場合、保護機構は異なって機
能するべきであり、メッセージが特定の及び1個だけの
ノードに到来するように制限するべきではない。マルチ
キャスト・メッセージまたはブロードキャスト・メッセ
ージが正しいノードに転送されることをチェックするこ
とが重要である。
【0006】別の最新のネットワーク・アドレス指定で
は、耐故障性(fault tolerance )、初期化機構或いは
マルチキャスト・オペレーションまたはブロードキャス
ト・オペレーションの間にメッセージが正しい複数のノ
ードに転送されたか否かの判定機構を含まない。典型的
な例はイーサネット網におけるアドレス指定である。イ
ーサネットはゼロックス社により1970年代初頭に発
明されたポピュラーなローカル・エリア・ネットワーク
に与えられた名称であり、Douglas E.Comer著の参考
書"Internetworking with TCP/IP-Principles、Protoco
ls、andArchitecture"(Prentice Hall、Englewood Cli
ffs、NJ発行)に詳細に説明されている。イーサネット
はネットワークを通じて1つの経路だけを有し、経路が
同時に1つのメッセージだけをサポート可能な点で、本
発明の多重ステージ網とは異なる。それに対し"n"ノー
ドの多重ステージ網はネットワークを通じて少なくと
も"n"個の経路を有し、同時に最大"n"個のメッセージ
の伝送をサポートする。イーサネットは直列相互接続媒
体であるが、多重ステージ網は並列相互接続媒体であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】イーサネット・アドレ
ス指定方法は以下の点で本発明とは異なる。すなわち、
イーサネット・アドレス指定方法は、耐故障性、ネット
ワークを介するアドレス割当て、或いはマルチキャスト
・オペレーションまたはブロードキャスト・オペレーシ
ョンの間にメッセージが正しい複数のノードに転送され
るか否かの判断を含まない。しかしながら、イーサネッ
ト・アドレス指定はいくつかの基本的なネットワーク・
アドレス指定の問題を取り扱い、それらが多重ステージ
網ではなくバスに適用される。イーサネット・アドレス
指定方法は、各ノードが各伝送されるメッセージのコピ
ーを受信することを要求し、これらには他のマシンにア
ドレス指定されるメッセージも含まれる。ハードウェア
がメッセージをフィルタし、他のマシンに対しアドレス
指定されるメッセージを無視し、アドレス指定されるノ
ード・デバイスにだけメッセージを受渡す。イーサネッ
トに接続される各ノードはイーサネット・アドレスとし
て知られる48ビットの数を割当てられ、これは制御グ
ループにより各特定のノードに特定して割当てられる。
これはハードウェアの各単位に割当てられる固定で非柔
軟なアドレスである。その特定のアドレスに加え、各ノ
ードはブロードキャスト・アドレス及びマルチキャスト
・アドレスを割当てられ、それらを認識して受諾する。
このイーサネット・アドレス指定機構は極めて柔軟性に
欠如し、扱いにくく、あらゆる伝送メッセージがあらゆ
るノードに到来するネットワークにおいてのみ機能す
る。それに対し多重ステージ網ではネットワーク内にメ
ッセージ経路指定機構が組込まれ、メッセージを、それ
を受信する単一または複数の宛先ノードにだけ経路指定
する。これにより他のノードはネットワークを通じ異な
るメッセージを受信するように解放される。更に多重ス
テージ網アドレス指定方法では、通常、ノードが物理的
にネットワークのどこに接続されるかに基づき、アドレ
スがノードに割当てられることを要求する。それによ
り、ネットワークを通じてメッセージを受信するノード
に、メッセージを効率的且つ直接的に経路指定するため
にアドレスが使用され、他のノードを煩わすことはな
い。多重ステージ網アドレス指定方法は更に、メッセー
ジがそのメッセージを受信するノードにだけ正しく経路
指定されたか否かを確認するための、ネットワーク経路
指定機構のチェックを要求する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はメッセージ伝送
のための故障許容可能(fault tolerant)且つ柔軟な多
重ステージ網アドレス指定方法を提供する。実行される
宛先チェックのタイプを選択する1個または複数の制御
ビットなどの標識を含むヘッダが、メッセージ内に配置
される。受信ノードにおけるメッセージの到来に際し、
メッセージ・ヘッダ内に含まれる標識に基づき、宛先チ
ェックが実行されたりされなかったりする。宛先チェッ
クが実行され、受信ノードがメッセージの正しい宛先に
相当する場合、或いは宛先チェックが実行されないと判
断された時、受信ノードはメッセージを受諾し処理す
る。宛先チェックが実行され、受信ノードがメッセージ
の正しくない宛先である場合、受信ノードはメッセージ
を受諾しない。拒否されたメッセージはネットワーク上
を再試行(再送信)される。受諾されないメッセージは
受信ノードにより単に廃棄される。宛先チェックはアド
レス割当て、ブロードキャスト伝送、またはマルチキャ
スト伝送の間は禁止され、ノード検証チェックの送信が
それに代わる。
【0009】本発明の他の特徴及び利点は、図を参照し
ながら説明される後述の本発明の実施例に関する詳細な
説明により明らかにされよう。
【0010】
【実施例】概要:本発明は並列システムのメッセージ転
送におけるアドレス割当て及びメッセージ柔軟性を提供
する故障許容可能なネットワーク・アドレス指定方法及
び装置に関する。本発明は多重ステージ交換網により相
互接続される複数の並列ノードに適用される。実施例で
は、ネットワークを介して送信される各メッセージに、
ソフトウェアにより構成されるメッセージ・ヘッダを前
置し、メッセージ内容以前に常にヘッダを伝送する。
【0011】交換網−図1:図1は交換装置を使用する
多重ステージ相互接続網4を介し、並列システムの"n"
個のノード3a、3b、3c、3dを相互接続する実施
例を示す。ネットワーク4の好適な交換装置はバイト長
の回路スイッチであり、各接続経路の1部として、直接
拒否ラインをインプリメントする。実施例は単方向イン
タフェースだけを使用し、従って図1では、ノード3a
への交換インタフェース3は2本の単方向ラインのセッ
トにより構成され、一方はデータをノード3aから交換
網に転送し、他方はデータを交換網からノード3aに転
送する。
【0012】ネットワーク経路指定及び選択可能宛先チ
ェックを実行するための十分な情報を組込むヘッダ・ワ
ードが、全てのメッセージに前置される。基本的には、
メッセージ・ヘッダはメッセージを交換網を横断して伝
送するために、また宛先チェックを実行するために、送
信及び受信ノードが知らなければならない全ての情報を
定義する。これにはメッセージを受信する宛先ノードの
物理宛先識別(ID)番号、宛先チェック許可ビット、
ブロードキャスト・コマンド・ビット、アドレス割当て
ビット、廃棄ビット、ソフトウェア使用可能アプリケー
ション制御フィールド、送信ノードの物理ノードまたは
出所ID番号、メッセージ・データのワード・カウント
(メッセージ・ヘッダを含まない)が含まれる。アプリ
ケーション制御フィールドは、送信ノードから受信ノー
ドに任意のタイプのソフトウェア情報(メッセージ・シ
ーケンス番号など)を転送するために使用される。
【0013】メッセージ形式−図2:図2はネットワー
ク4を横断して送信されるメッセージの形式を示す。送
信ノードにより生成される各メッセージ15はメッセー
ジ・ヘッダ10を有し、ヘッダは2つの32ビット・ワ
ードを有する。メッセージ・ヘッダ10の第1ワード
は、メッセージを受信するノードを定義する宛先ノード
ID番号(DID値)12を含む。第1ワードは更に、
他のメッセージ制御パラメータを定義するコマンド・フ
ィールド11、及びアプリケーション制御フィールド1
3を含む。アプリケーション制御フィールドは主にソフ
トウェア間パラメータ用に使用されるが、マルチキャス
ト・オペレーション用にも使用される。メッセージ・ヘ
ッダ10の第2ワードは、送信ノードのノード番号を示
す出所ノードID番号(SID値)14を含む。
【0014】メッセージ・データ16及びメッセージ・
ヘッダ10の32ビット形式は、ネットワークを介する
伝送のために、バイト幅形式に変換される。ネットワー
ク4を介して送信されるメッセージのバイト幅内容がブ
ロック18に示される。ネットワーク・ヘッダ20は宛
先フィールドから生成され、メッセージ・ヘッダ10及
びメッセージ・データ16に前置されて、ブロック18
を形成する。ネットワーク・ヘッダ20は有効メッセー
ジ15を適切な宛先ノードに経路指定し、メッセージの
到来時に受信ノードを同期させるために、ネットワーク
4により使用される。ネットワーク4は有効メッセージ
がネットワークを通過する時、ステージ毎にネットワー
ク・ヘッダ20を有効メッセージ18から剥ぎ取る。受
信ノードは入来メッセージとの同期が取られた後に、受
信同期フィールド21を剥ぎ取る。従って、送信ノード
から受信ノードにネットワークを介して移動される実際
の有効メッセージ15は、メッセージ・ヘッダ10及び
メッセージ・データ16である。ブロック18のメッセ
ージ・ヘッダ10部分は2ワードのメッセージ・ヘッダ
10であり、バイト幅のネットワーク4を介し伝送する
ために、個々のバイトに分解される。ブロック18のメ
ッセージ・データ部分16は実際のメッセージ15のデ
ータ・ワードを含み、ネットワーク4を介し伝送するた
めに個々のバイトに分解される。ブロック18の最後の
部分はCRCフィールド22であり、これは最後に送信
され、有効メッセージ15の正確度をチェックするため
に使用される。
【0015】メッセージ15は交換網4を介し任意のノ
ードから他のノードに送信される。各メッセージの宛先
は、メッセージの受信ノードを示すメッセージ・ヘッダ
10内の宛先ID番号12により指定される。宛先ID
番号(ノード番号)はネットワーク4にノードが接続さ
れる物理ポート番号に等しく、メッセージの出所とは独
立である。例えば、ノード"10"にメッセージを送信す
ることを望む任意のノード"00"から"63"は、メッセ
ージを宛先ID値"10"に送信する。宛先ノードID1
2はメッセージをネットワーク内の正しい経路に経路指
定するために多重ステージ網4により使用され、これに
よりメッセージが適切な宛先にだけ到来する。
【0016】メッセージ・ヘッダ詳細−図3:図3はメ
ッセージ・ヘッダ10の宛先及び出所IDフィールドの
詳細を示す。ヘッダ10の16ビットの宛先ノードID
及び制御フィールド12が、4つの制御ビット30C、
32B、34A、36D及び12の宛先ノードIDビッ
トから構成される。同様に出所ノードIDフィールドは
4つの"don't care"ビットと12の出所IDビットから
構成される。宛先ノードID及び制御フィールド12内
の4つの制御ビット30、32、34、36は、特定の
メッセージ・タイプ及び宛先チェック機能を制御するた
めに使用される。
【0017】単一宛先用メッセージ・ヘッダ−図4:図
4は、単一の宛先に送信される通常のメッセージ15を
指定し、前置のために使用されるメッセージ・ヘッダ1
0aを示す。このヘッダでは、通常のメッセージ宛先チ
ェックを許可するために制御ビットC32が"1"にセッ
トされ、他の制御ビットは"0"である。
【0018】通常ブロードキャスト及びマルチキャスト
用メッセージ・ヘッダ−図5:図5は、全てのまたは複
数の宛先に送信される通常のブロードキャスト・メッセ
ージまたはマルチキャスト・メッセージ15を指定する
ために使用されるメッセージ・ヘッダ10bを示す。こ
のヘッダでは、通常のブロードキャスト宛先チェックを
許可するために、制御ビットB32が"1"にセットさ
れ、他の制御ビットは"0"である。通常のブロードキャ
スト宛先は、宛先ノードID及び制御フィールド12
が、同一のメッセージ・ヘッダ10の第2ワード内に送
られる出所ノードID値14の1の補数を含むことを要
求する。従って、受信ノードは宛先ノードIDフィール
ド12の値を反転し、それを出所ノードIDフィールド
14の値と比較し、メッセージ15のデータ部分16を
受信する以前に、自身が通常ブロードキャスト・オペレ
ーションまたはマルチキャスト・オペレーションの出所
を正確に識別できたかをチェックする。
【0019】アドレス割当て用メッセージ・ヘッダ−図
6:図6は、単一の宛先に送信される"アドレス割当て"
メッセージを指定するために使用されるメッセージ・ヘ
ッダ10cを示す。アドレス割当てメッセージは2つの
ワード・メッセージ・ヘッダ10から構成され、メッセ
ージ15のデータ部分16を要求しない。このメッセー
ジ・ヘッダ10cでは、アドレス割当て機能を許可する
ために制御ビットA34が"1"にセットされ、他の制御
ビットは"0"である。アドレス割当て機能は、宛先ノー
ドID及び制御フィールド12が新たなノード番号値を
含み、同一のメッセージ・ヘッダ10cの出所ノードI
D値14が、同一メッセージ・ヘッダ10の宛先ノード
IDフィールド12の新たなノード番号の1の補数を含
むことを要求する。受信ノードは出所ノードIDフィー
ルド14の値を反転し、それを宛先ノードIDフィール
ド12の新たなノード番号と比較して、新たなノード番
号の妥当性をチェックする。
【0020】特殊マルチキャスト用メッセージ・ヘッダ
−図7:図7は複数の宛先に送信される特殊なマルチキ
ャスト・メッセージを指定するために使用されるメッセ
ージ・ヘッダ10dを示す。このメッセージ・ヘッダ1
0dでは、特殊マルチキャスト宛先チェックを許可する
ために制御ビットD36が"1"にセットされ、他の制御
ビットは"0"である。特殊マルチキャスト機能は、アプ
リケーション制御フィールド13がメッセージを受信し
受諾するマルチキャスト・グループの識別コードを含む
ことを要求する。受信ノードがこのマルチキャスト・グ
ループをサポートする場合、これはメッセージを受諾す
る。そうでない場合には、受信ノードはメッセージを廃
棄する。
【0021】単一宛先チェック:図4に示されるよう
に、宛先チェック許可(DCE)ビットC30がメッセ
ージ・ヘッダ10a内で"1"にセットされている場合、
受信ノードは自身が入来メッセージ15の唯一の宛先で
あること、及びメッセージが正しい宛先に到来している
ことの確認のための宛先チェックを実行すべきであるこ
とを知る。これを実行するために、受信ノードはそのノ
ード番号をメッセージ・ヘッダ10の宛先IDフィール
ド12と比較する。例えば、受信ノードに割当てられた
ノード番号が2進数"10"である場合、全ての到来メッ
セージ15は宛先IDフィールド12に2進数"10"を
有さなければならない。到来メッセージが"10"である
宛先ID値を有する場合、宛先チェックは合格しノード
は続いてメッセージを受諾する。そうでない場合、ノー
ドはメッセージを拒否する。
【0022】宛先チェック許可(DCE)ビットC32
がメッセージ・ヘッダ内でセットされていない("0")
場合、受信ノードはアドレス割当て、ブロードキャスト
・オペレーションまたはマルチキャスト・オペレーショ
ンなどの他の機能が実行されること、及び自身がこのメ
ッセージに対する宛先チェックを実行すべきでないこと
を知る。
【0023】通常ブロードキャストまたはマルチキャス
トのチェック:図5に示されるように、ブロードキャス
ト・コマンド(BC)・ビットB32がメッセージ・ヘ
ッダ10b内で許可("1")されていると、受信ノード
は通常ブロードキャスト・オペレーションまたはマルチ
キャスト・オペレーションが実行されること、及び自身
がこのメッセージ15に対し特殊タイプの宛先チェック
を実行するべきであることを知る。ブロードキャスト・
オペレーションまたはマルチキャスト・オペレーション
では、意味のある宛先ID値は存在しない。なぜなら、
単一の値によって通常、表現できない複数の宛先が存在
するからである。宛先IDフィールド12は出所ノード
のID番号の1の補数を含む。受信ノードは宛先ノード
IDフィールド12内の値の反転(1の補数)に対し
て、出所ノードIDフィールド14の値をチェックする
ことができる。これらが同一の場合、受信ノードはメッ
セージの送信者を肯定裡に識別し、宛先チェックが合格
する。ノードはメッセージを受信し、受信メッセージ内
で検出される可能性のあるエラーに関する応答メッセー
ジを後に送信する必要がある場合には、送信ノードのノ
ードIDを知る。
【0024】複数の宛先メッセージに対応して、いくつ
かのノードがメッセージを正確に受信することが可能で
あり、他はメッセージ内にエラーを検出し、そのメッセ
ージを受諾しないように選択する。メッセージ・エラー
が宛先チェックの合格後に発生する時、受信ノードはそ
のメッセージを拒否しない。なぜなら、拒否する場合、
メッセージをほぼ同時に受信しているまたは受信した他
のノードの間で競合条件を引き起こすからである。その
代わり、メッセージ・エラーを体験している受信ノード
は出所ノードにメッセージを送信し、自身がブロードキ
ャストまたはマルチキャスト・メッセージの受信に失敗
したことを通知する。送信ノードは失敗を報告するノー
ドに対してのみ、再度メッセージを伝送する。受信ノー
ドが肯定裡に出所ノードを識別し、確認すると、受信ノ
ードはこのオペレーションを正確に実行することができ
る。宛先ノードIDフィールド12内の値の反転が出所
ノードIDフィールド14の値と同一でない場合、受信
ノードはメッセージを拒否する。送信ノードは次にこの
メッセージを終了し、再試行する。
【0025】ノード:アドレス割当てチェック:図6に
示されるように、メッセージ・ヘッダ10c内でアドレ
ス割当てビットA34がセット("1")されていると、
受信ノードは、自身がノード番号を割当てられているこ
とを知る。これはノードがパワーオフされ、再度オンさ
れた後に実行される。各ノードはパワーオフの間にノー
ド番号を失う。パワーオフされたノードは別のポートに
移動されるか、同一のネットワーク・ポートに接続され
たままの状態であり、パワーオフ状態の間は、以前のノ
ード番号を覚えていない。どちらの場合にも、ノードは
再度パワーオンされる時に、そのノード番号を再設定し
なければならない。
【0026】アドレス割当てシーケンスの間、受信ノー
ドは新たなノード番号を受諾する以前に、アドレス割当
てメッセージ15に対応して、特殊タイプの宛先チェッ
クを実行する。アドレス割当て機能では、通常の宛先チ
ェックは実施されない。なぜなら、受信ノードがそのノ
ード番号を知らず、宛先ノードIDフィールド12をチ
ェックするための情報を有さないからである。その代わ
りに、宛先ノードIDフィールド12は受信ノードに割
当てられる新たなノード番号を含み、出所ノードIDフ
ィールド14は新たなノード番号の1の補数を含む。受
信ノードは宛先ノードIDフィールド12の値を出所ノ
ードIDフィールド12の値の反転(1の補数)に対し
てチェックし、それらが同一の場合、受信ノードは宛先
ノードIDフィールド12の値をその新たなノード番号
として取り込む。このようにして、パワーオン後に、ネ
ットワークを介し柔軟且つ可変な様式でノード番号が割
当てられる。
【0027】宛先ノードIDフィールド12の値、及び
出所ノードIDフィールド14の値の反転が同一でない
場合、受信ノードはメッセージを拒否し、新たなノード
番号を受付けない。送信ノードは拒否を検出し、ネット
ワークの別の経路を介しアドレス割当て機能を再試行す
る。
【0028】特殊マルチキャスト・チェック:図7に示
されるように、メッセージ・ヘッダ10d内の廃棄ビッ
トD36がセット("1")される場合、受信ノードはメ
ッセージ・ヘッダ10の第1ワード内のマルチキャスト
・グループ・コード13をチェックし、自身がこのマル
チキャスト・グループを受諾するために以前に許可され
たか否かを判断する。そのように許可された場合、受信
ノードは自身がこのマルチキャストの受信者の1人であ
ることを知り、続いてメッセージ15を受諾する。そう
でない場合、受信ノードはメッセージ15の受諾を差し
控え、それを廃棄する。
【0029】宛先チェック及びメッセージ処理用ハード
ウェア−図8:受信ノードにおけるハードウェア装置は
メッセージ・ヘッダ10を受信し、上述の制御ビット3
0、32、34、36により指定される宛先チェック機
能を実行する。図8は受信ノードにおいて宛先チェック
機能を実行するハードウェアを示す。
【0030】メッセージ再編成器42は、入来データに
最も整合する位相クロック43の1つを選択し、そのク
ロックを入来バイトのサンプリング及び保管に使用する
ことにより、交換網4から到来する非同期メッセージ1
5を受信して復元する。再編成器42は交換網から8ビ
ット・バイト幅のデータを受信し、それを32ビット・
ワードに再編成し、32ビット・バス44を介し、2ワ
ードの保持レジスタ46に受渡す。
【0031】メッセージ・ヘッダ10すなわちバス44
を介し到来する最初の2つの32ビット・ワードが、保
持レジスタ46に記憶される。どの宛先チェック機能を
実行するかを判断するために、制御ビットC30、B3
2、A34及びD36が保持レジスタ46からサンプル
される。
【0032】ビットA34がセット("1")されている
場合、これはアドレス割当てを示し、比較器48及びA
NDゲート50が保持レジスタ46内に記憶されるメッ
セージ・ヘッダ10を処理する。比較器48は保持レジ
スタ46からの12ビットの宛先ノードID値12を、
保持レジスタからの出所ノードID値14の1の補数と
比較する。ここで1の補数は出所ID値14をインバー
タ52(図9)に渡すことにより獲得される。比較が等
しい場合、ゲート50がアクティブとなり、宛先ノード
IDフィールド12の内容を、保持レジスタ46からノ
ード番号レジスタ54にロードする。これによりノード
番号レジスタは、受信ノードの新たなノード番号とな
る。比較が等しくない場合、ゲート56が"1"となり、
ゲート58及び60を活動化し、拒否ライン78が活動
化されて、再度交換網4に戻される。
【0033】ビットC30が"1"の場合、これは通常宛
先チェックを示し、比較器62及びANDゲート64が
メッセージ・ヘッダ10を処理する。比較器62は保持
レジスタ46からの宛先ノードIDフィールド12の内
容を、ノード番号レジスタ54の内容と比較する。比較
が等しい場合、ゲート64がアクティブとなり、ノード
・プロセッサ66に対し、バス44からゲート70を介
しバス72に到来する現行メッセージを受諾するように
通知する。比較が等しくない場合、ゲート74が"1"と
なり、ゲート76及び60を活動化し、それにより拒否
ライン78が活動化され、再度交換網4に戻される。
【0034】ビットB32が"1"の場合、これは通常ブ
ロードキャストまたはマルチキャストのチェックを示
し、比較器80及びANDゲート82がメッセージ・ヘ
ッダ10を処理する。比較器80は保持レジスタ46か
らの出所IDフィールド14の内容を、保持レジスタか
らの宛先ノードID番号フィールドの内容の1の補数と
比較する。1の補数は宛先ノードIDフィールドの内容
をインバータ84を介することにより獲得される。比較
が等しい場合、ゲート82がアクティブとなり、それに
よりノード・プロセッサ66に、バス44からゲート7
0を介しバス72に到来する現行のブロードキャストま
たはマルチキャスト・メッセージを受諾するように通知
する。比較が等しくない場合、ゲート86が"1"とな
り、ゲート88及び60を活動化し、それにより拒否ラ
イン78が活動化され、再度交換網4に戻される。
【0035】ビットD36が"1"の場合、これは特殊マ
ルチキャスト・チェックを示し、比較器90及びAND
ゲート92がメッセージ・ヘッダ10を処理する。比較
器90は、保持レジスタ46からの8ビットのアプリケ
ーション制御フィールド13の内容を、マルチキャスト
・グループ・レジスタ94の内容と比較する。マルチキ
ャスト・グループ・レジスタ94はノード・プロセッサ
66により、または交換網4を介して到来し、保持レジ
スタ46内のメッセージ・ヘッダ10の第1ワードのコ
マンド・フィールド95により指定される以前のコマン
ドにより、以前にバス72からロードされている。比較
が等しい場合、ゲート72がアクティブとなり、それに
よりノード・プロセッサ66に、バス44からゲート7
0を介しバス72に到来する現行のマルチキャスト・メ
ッセージを受諾するように通知する。比較が等しくない
場合、ゲート96が"1"となり、ゲート98及び60を
活動化し、それにより拒否ライン78が活動化され、再
度交換網4に戻される。
【0036】本発明の主な利点は、宛先において実行さ
れるメッセージ・チェックのタイプに関する送信ノード
制御を提供することである。これによりネットワークを
介し様々なメッセージ・タイプを柔軟に伝送することが
可能となり、例えば、通常単一宛先メッセージ、ブロー
ドキャスト・メッセージ、マルチキャスト・メッセー
ジ、及びアドレス割当てメッセージなどが含まれる。更
にフル・エラー検出及び訂正が各異なるタイプのメッセ
ージにおいて実施されるが、各タイプに対応して特定の
方法で実施される。ネットワーク上のアドレス割当ても
柔軟性を有し、ネットワークに接続される各ハードウェ
ア毎に固定アドレスを割当てる必要性を排除する。本発
明の実施例の方法の他の利点としては、マシンの実行時
間及びサイクルの低減、ユーザ要求に対する短時間応
答、及びシステム・スループットの向上が含まれる。
【0037】本発明の補数を用いる実施例は、本発明の
方法を実行するようにプログラムされる汎用目的デジタ
ル・コンピュータを含むデータ処理システムを含む。こ
うしたコンピュータは当分野では既知であり、例えばI
BMのRISC System/6000ワークステーション・コンピュ
ータ、またはIBMのPS/2パーソナル・コンピュー
タなどが存在する。これらについてはここでは触れない
ことにする。"RISCSystem/6000"及び"PS/2"はIB
Mの登録商標である。
【0038】本発明の特定の実施例について述べてきた
が、本発明の精神及び範疇を逸脱することなく様々な変
更が可能であることが理解されよう。特に、選択的宛先
チェックを実行する本質的な標識及び情報が提供される
限り、異なる配列及び数のビット及びワードが、メッセ
ージ・ヘッダ・フィールド内及びメッセージ全体を通じ
て使用可能である。更に、本発明は交換網以外の通信装
置及びシステムにおいても使用可能である。複数のレジ
スタ、並びに処理論理及びハードウェアの関連するセッ
トが追加され、受信ノードが複数のマルチキャスト・グ
ループ・コードを認識し、それらのいずれかが特殊マル
チキャスト・メッセージの受信及び受諾を発生させるこ
とも可能である。マルチキャスト・コード比較がアプリ
ケーション制御フィールドとは別のフィールドにより実
施され、例えば、宛先ノードIDによって行われてもよ
い。最後に、同時にいくつかの宛先チェック機能を呼び
出すために、複数の制御ビットC、B及びDを許可する
ことが可能である。以上述べた発明には以下の態様があ
る。
【0039】(1)少なくとも2個のノードを有するネ
ットワークを介しメッセージを通信する方法であって、
第1のノードがメッセージ内に宛先チェックの選択のた
めの標識を配置するステップと、上記第1のノードが少
なくとも1個の受信ノードにメッセージを送信するステ
ップと、上記少なくとも1個の受信ノードがメッセージ
を受信するステップと、上記少なくとも1個の受信ノー
ドが宛先チェックの選択のための上記標識に基づき、宛
先チェックを実行するか否かを判断するステップと、上
記少なくとも1個の受信ノードが宛先チェックを実行す
ると判断した時、該宛先チェックを実行するステップ
と、宛先チェックが実行され且つ上記少なくとも1個の
受信ノードが上記メッセージの宛先に相当するか、また
は宛先チェックが実行されないと判断された場合、上記
少なくとも1個の受信ノードが上記メッセージを受諾す
るステップと、宛先チェックが実行され且つ上記少なく
とも1個の受信ノードが上記メッセージの宛先に相当し
ない場合、上記少なくとも1個の受信ノードがメッセー
ジを受諾しないステップと、を含むメッセージ通信方
法。
【0040】(2)宛先チェックの選択のための上記標
識が宛先チェック許可(DCE)ビットを含み、宛先チ
ェックを実行するか否かの判断する上記ステップがDC
Eビットが許可または禁止されているかを判断するステ
ップを含む、(1)記載のメッセージ通信方法。
【0041】(3)上記メッセージが該メッセージの宛
先を識別する宛先ID番号を含み、宛先チェックの実行
する上記ステップが、上記宛先ID番号を上記少なくと
も1個の受信ノードのノードID番号と比較するステッ
プを含む、(1)記載のメッセージ通信方法。
【0042】(4)上記第1のノードが上記メッセージ
内に宛先チェックの実行のための情報を配置する、
(1)記載のメッセージ通信方法。
【0043】(5)宛先チェックの実行のための上記情
報が、上記メッセージの少なくとも2個の宛先を含むか
否かを示すブロードキャスト・コマンド(BC)・ビッ
トを含む、(4)記載のメッセージ通信方法。
【0044】(6)宛先チェックの実行のための上記情
報が、上記メッセージの宛先を識別するマルチキャスト
・グループ・コードを含み、宛先チェックを実行する上
記ステップが、マルチキャスト・グループ・コードを上
記少なくとも1個の受信ノードのノードID番号と比較
するステップを含む、(5)記載のメッセージ通信方
法。
【0045】(7)少なくとも2個のノードを有するネ
ットワークを介しメッセージを通信する方法であって、
第1のノードが、宛先チェック許可(DCE)ビット及
び宛先ID番号などの宛先チェックのための標識、及び
上記メッセージの少なくとも2個の宛先が存在するか否
かを示すブロードキャスト・コマンド(BC)・ビッ
ト、及び上記メッセージの宛先を識別するマルチキャス
ト・グループ・コードなどの宛先チェック実行のための
標識を上記メッセージ内に配置するステップと、第1の
ノードが少なくとも1個の受信ノードに上記メッセージ
を送信するステップと、上記少なくとも1個の受信ノー
ドが上記メッセージを受信するステップと、上記少なく
とも1個の受信ノードが宛先チェックを実行するか否か
を判断するために、DCEビットが許可または禁止され
ているかを検査するステップと、上記少なくとも1個の
受信ノードが宛先チェックを実行すると判断した場合、
宛先チェックを実行するステップであって、上記BCビ
ットがメッセージの少なくとも2個の宛先の存在を示し
ていない場合、上記宛先ID番号を上記少なくとも1個
の受信ノードのノードID番号と比較するステップと、
上記BCビットがメッセージの少なくとも2個の宛先の
存在を示す場合、上記マルチキャスト・グループ・コー
ドを上記少なくとも1個の受信ノードのノードID番号
と比較するステップとを含む宛先チェック実行ステップ
と、宛先チェックが実行され且つ上記少なくとも1個の
受信ノードがメッセージの宛先に相当するか、または宛
先チェックが実行されないと判断された場合に、上記少
なくとも1個の受信ノードが上記メッセージを受諾する
ステップと、を含むメッセージ通信方法。
【0046】(8)メッセージを受信し、宛先チェック
を実行するメッセージ通信装置であって、宛先チェック
の選択のための標識を含むメッセージを受信する手段
と、宛先チェックの選択のための上記標識に応答して、
宛先チェックが実行されるか否かを判断し、宛先チェッ
クを選択的に実行し、メッセージの受諾、非受諾または
拒否を示す判断手段と、上記判断手段が上記メッセージ
の受諾を示すか、または上記判断手段が宛先チェックを
実行しないと判断する場合に上記メッセージを受諾する
手段と、上記判断手段が拒否を示す場合にメッセージを
拒否する手段と、を含むメッセージ通信装置。
【0047】(9)上記メッセージの受信手段が非同期
の低待ち時間データ回復装置、クロック発生器及び記憶
装置を含む、(8)記載のメッセージ通信装置。
【0048】(10)上記メッセージの受信手段がバイ
ト幅データ再編成器、4位相クロック発振器及びレジス
タを含む、(8)記載のメッセージ通信装置。
【0049】(11)チェック手段がANDゲート及び
比較器を含む、(8)記載のメッセージ通信装置。
【0050】(12)上記判断手段が比較器、ANDゲ
ート、インバータ及びノード番号レジスタを含む、
(8)記載のメッセージ通信装置。
【0051】(13)上記メッセージの受諾手段がノー
ド番号レジスタ及びノード・プロセッサを含む、(8)
記載のメッセージ通信装置。
【0052】(14)上記メッセージの拒否手段が比較
器、ANDゲート、ORゲート及びインバータを含む、
(8)記載のメッセージ通信装置。
【0053】(15)メッセージを受信し、選択的に宛
先チェックを実行するメッセージ通信装置であって、宛
先チェック選択標識を含む上記メッセージの受信用のデ
ータ回復装置、及び上記メッセージ記憶用のレジスタを
含むメッセージ回復編成器と、記憶メッセージの宛先チ
ェック選択標識に応答して宛先チェックを実行するか否
かを判断するセレクタ回路、及び上記記憶メッセージの
宛先ノードIDをこの装置を含むノードのIDと比較
し、メッセージを受諾するか否かまたは拒否するかの指
示を生成するメッセージ宛先比較回路を含むメッセージ
宛先チェック回路と、上記メッセージ宛先チェック回路
からの受諾指示に応答して、メッセージを受諾するノー
ド・メッセージ・ローダと、上記メッセージ宛先チェッ
ク回路からの拒否指示に応答して、メッセージを拒否す
るメッセージ拒否信号線と、を含むメッセージ通信装
置。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メッセージ伝送のための故障許容可能且つ柔軟な多重ス
テージ網アドレス指定方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用に好適な交換網のブロック図であ
る。
【図2】ソフトウェアにより生成され、典型的なバイト
長の交換網を通じて送信される形式を有する、本発明の
実施例で使用される典型的なメッセージ及びメッセージ
・ヘッダを示す図である。
【図3】図1の一般的なメッセージ・ヘッダの詳細図で
ある。
【図4】通常の単一宛先チェックにおいて使用されるメ
ッセージヘッダを示す図である。
【図5】通常のブロードキャストまたはマルチキャスト
のチェックにおいて使用されるメッセージ・ヘッダを示
す図である。
【図6】アドレス割当てチェックに対応するメッセージ
・ヘッダを示す図である。
【図7】特殊なマルチキャスト・チェックに対応するメ
ッセージ・ヘッダを示す図である。
【図8】宛先チェックを実行し、宛先チェックが失敗の
場合に拒否の指示を発行する特殊目的ハードウェアの実
施例を示す図である。
【図9】宛先チェックを実行し、宛先チェックが失敗の
場合に拒否の指示を発行する特殊目的ハードウェアの実
施例を示す図である。
【符号の説明 】
3 交換インタフェース 10 メッセージ・ヘッダ 11 コマンド・フィールド 12 宛先ノードID番号(DID値) 13 アプリケーション制御フィールド 14 出所ノードID番号(SID値) 16 メッセージ・データ 20 ネットワーク・ヘッダ 21 受信同期フィールド 22 CRCフィールド 30 宛先チェック許可(DCE)ビットC 32 ブロードキャスタ(BC)・コマンド・ビットB 34 アドレス割当てビットA 36 制御ビットD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・デビッド・ジャバシュ アメリカ合衆国13760、ニューヨーク州 エンドウェル、ホール・ストリート 3015 (72)発明者 ロバート・フランシス・ラシュ アメリカ合衆国13850、ニューヨーク州 ベスタル、コートランド・ドライブ 3100 (72)発明者 ハワード・トーマス・オルノウィッチ アメリカ合衆国13760、ニューヨーク州 エンドウェル、トワイライト・ドライブ 2922 (56)参考文献 特開 昭61−65645(JP,A) 特開 平3−66243(JP,A) 特開 昭59−151549(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個のノードを有するネットワ
    ークを介しメッセージを通信する方法であって、 第1のノードがメッセージ内に宛先チェックの選択のた
    めの標識を配置するステップであって、上記第1のノー
    ドは上記メッセージ内に宛先チェックの実行のための情
    報を配置し、宛先チェックの実行のための上記情報は上
    記メッセージの少なくとも2個の宛先を含むか否かを示
    すブロードキャスト・コマンド(BC)・ビットと上記
    メッセージの宛先を識別するマルチキャスト・グループ
    ・コードを含むものと、 上記第1のノードが少なくとも1個の受信ノードにメッ
    セージを送信するステップと、 上記少なくとも1個の受信ノードがメッセージを受信す
    るステップと、 上記少なくとも1個の受信ノードが宛先チェックの選択
    のための上記標識に基づき、宛先チェックを実行するか
    否かを判断するステップと、 上記少なくとも1個の受信ノードが宛先チェックを実行
    すると判断した時、該宛先チェックを実行するステップ
    であって、マルチキャスト・グループ・コードを上記少
    なくとも1個の受信ノードのノードID番号と比較する
    ステップを含むものと、 宛先チェックが実行され且つ上記少なくとも1個の受信
    ノードが上記メッセージの宛先に相当するか、または宛
    先チェックが実行されないと判断された場合、上記少な
    くとも1個の受信ノードが上記メッセージを受諾するス
    テップと、 宛先チェックが実行され且つ上記少なくとも1個の受信
    ノードが上記メッセージの宛先に相当しない場合、上記
    少なくとも1個の受信ノードがメッセージを受諾しない
    ステップと、 を含むメッセージ通信方法。
  2. 【請求項2】少なくとも2個のノードを有するネットワ
    ークを介しメッセージを通信する方法であって、 第1のノードが、宛先チェック許可(DCE)ビット及
    び宛先ID番号などの宛先チェックのための標識、及び
    上記メッセージの少なくとも2個の宛先が存在するか否
    かを示すブロードキャスト・コマンド(BC)・ビッ
    ト、及び上記メッセージの宛先を識別するマルチキャス
    ト・グループ・コードなどの宛先チェック実行のための
    標識を上記メッセージ内に配置するステップと、 第1のノードが少なくとも1個の受信ノードに上記メッ
    セージを送信するステップと、 上記少なくとも1個の受信ノードが上記メッセージを受
    信するステップと、 上記少なくとも1個の受信ノードが宛先チェックを実行
    するか否かを判断するために、DCEビットが許可また
    は禁止されているかを検査するステップと、 上記少なくとも1個の受信ノードが宛先チェックを実行
    すると判断した場合、宛先チェックを実行するステップ
    であって、上記BCビットがメッセージの少なくとも2
    個の宛先の存在を示していない場合、上記宛先ID番号
    を上記少なくとも1個の受信ノードのノードID番号と
    比較するステップと、上記BCビットがメッセージの少
    なくとも2個の宛先の存在を示す場合、上記マルチキャ
    スト・グループ・コードを上記少なくとも1個の受信ノ
    ードのノードID番号と比較するステップとを含む宛先
    チェック実行ステップと、 宛先チェックが実行され且つ上記少なくとも1個の受信
    ノードがメッセージの宛先に相当するか、または宛先チ
    ェックが実行されないと判断された場合に、上記少なく
    とも1個の受信ノードが上記メッセージを受諾するステ
    ップと、 を含むメッセージ通信方法。
JP6002334A 1993-02-12 1994-01-14 メッセ―ジ通信方法 Expired - Lifetime JP2521031B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/017,088 US5786771A (en) 1993-02-12 1993-02-12 Selectable checking of message destinations in a switched parallel network
US017088 1993-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06261045A JPH06261045A (ja) 1994-09-16
JP2521031B2 true JP2521031B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=21780660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6002334A Expired - Lifetime JP2521031B2 (ja) 1993-02-12 1994-01-14 メッセ―ジ通信方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5786771A (ja)
EP (1) EP0610582A3 (ja)
JP (1) JP2521031B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3644009B2 (ja) * 1999-02-19 2005-04-27 富士通株式会社 マルチキャストセッション管理装置
US6865679B1 (en) 1999-10-01 2005-03-08 International Business Machines Corporation Method, system, and program for accessing a system without using a provided login facility
EP1143659A4 (en) * 1999-11-01 2007-08-29 Sony Corp INFORMATION TRANSMISSION SYSTEM AND METHOD, TRANSMITTER AND RECEIVER, DATA PROCESSING DEVICE AND DATA PROCESSING METHOD AND DESCRIBED DATA CARRIER
KR100442425B1 (ko) * 2000-11-15 2004-07-30 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템에서 인터넷 아이피멀티캐스팅/브로드캐스팅 방법
US7693952B2 (en) * 2003-03-27 2010-04-06 Microsoft Corporation Availability and scalability in a messaging system in a manner transparent to the application
US7676580B2 (en) * 2003-03-27 2010-03-09 Microsoft Corporation Message delivery with configurable assurances and features between two endpoints
US7413451B2 (en) * 2006-11-07 2008-08-19 Myoungsoo Jeon Connector having self-adjusting surface-mount attachment structures
JP4904497B2 (ja) * 2006-12-25 2012-03-28 国立大学法人秋田大学 多段スイッチの制御回路
US8200836B2 (en) * 2007-11-16 2012-06-12 Microsoft Corporation Durable exactly once message delivery at scale
US8214847B2 (en) 2007-11-16 2012-07-03 Microsoft Corporation Distributed messaging system with configurable assurances
US8792488B2 (en) 2009-04-28 2014-07-29 Nec Corporation Network switch, route setup method, program, and parallel computer system
US10759442B2 (en) * 2014-05-30 2020-09-01 Here Global B.V. Dangerous driving event reporting

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165645A (ja) * 1984-09-07 1986-04-04 Nec Corp パケツト交換網における同報通信制御方法
US4845491A (en) * 1987-05-15 1989-07-04 Newspager Corporation Of America Pager based information system
AU626198B2 (en) * 1989-05-10 1992-07-23 Alcatel N.V. Embedded control technique for distributed control systems
US5179558A (en) * 1989-06-22 1993-01-12 Digital Equipment Corporation Routing apparatus and method for high-speed mesh connected local area network
JPH0366243A (ja) * 1989-08-04 1991-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd バス放送型パケット交換機
DE58906458D1 (de) * 1989-08-28 1994-01-27 Siemens Ag Verfahren und Schaltungsanordnung zum Verhindern des Fehlleitens von auf Zubringerleitungen übertragenen Nachrichtenblöcken über eine Blockvermittlungsanlage.
US5195089A (en) * 1990-12-31 1993-03-16 Sun Microsystems, Inc. Apparatus and method for a synchronous, high speed, packet-switched bus
US5235594A (en) * 1991-08-09 1993-08-10 Westinghouse Electric Corp. Time division multiplex voice data bus

Also Published As

Publication number Publication date
US5786771A (en) 1998-07-28
EP0610582A2 (en) 1994-08-17
EP0610582A3 (en) 1995-09-06
JPH06261045A (ja) 1994-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100216857B1 (ko) 내용 어드레스 메모리 장치
US4561090A (en) Integrated self-checking packet switch node
US6208616B1 (en) System for detecting errors in a network
US5592610A (en) Method and apparatus for enhancing the fault-tolerance of a network
US5477536A (en) Method and system for routing information between nodes in a communication network
JP2521031B2 (ja) メッセ―ジ通信方法
US6134678A (en) Method of detecting network errors
US7649903B2 (en) Method and system for managing traffic in fibre channel systems
EP0409539A2 (en) Frame routing method for communication networks
EP0529220B1 (en) Method for acquiring the identifier of a node in an input/output system
EP0469812A1 (en) Detection of duplicate alias addresses
US6985964B1 (en) Network processor system including a central processor and at least one peripheral processor
JP2713226B2 (ja) ネットワークにおけるipアドレス自動生成方法
JP3152661B2 (ja) 広帯域ネットワークにおけるデータ伝送の並列アセンブリのためのシステム
US6105151A (en) System for detecting network errors
EP1127470A1 (en) High performance crossbar switch
JPH04242463A (ja) 状態変化通知装置及び方法
GB2077468A (en) Multi-computer system with plural serial bus loops
US7529908B2 (en) Method and apparatus for unified exception handling with distributed exception identification
EP0137804A1 (en) Data network interface
US7564845B2 (en) Method for permanent redundant transmission of data messages in communication systems
EP0841777A2 (en) System for preserving sequential ordering and supporting idempotent commands in a ring network with busy nodes
US7245613B1 (en) Arrangement in a channel adapter for validating headers concurrently during reception of a packet for minimal validation latency
JPH02178755A (ja) 多重プロセッサ負荷シェアリング方法及び装置
US6157651A (en) Rogue data packet removal method and apparatus