JP2520792B2 - 聴力検査装置 - Google Patents
聴力検査装置Info
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- JP2520792B2 JP2520792B2 JP2513694A JP51369490A JP2520792B2 JP 2520792 B2 JP2520792 B2 JP 2520792B2 JP 2513694 A JP2513694 A JP 2513694A JP 51369490 A JP51369490 A JP 51369490A JP 2520792 B2 JP2520792 B2 JP 2520792B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- base unit
- receiver
- earphones
- patient
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/0002—Remote monitoring of patients using telemetry, e.g. transmission of vital signals via a communication network
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/12—Audiometering
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Multimedia (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、聴力計に係り、特に、検査装置と検査され
る一人若しくはそれ以上の患者との間の通信を行うため
の周波数変調無線通信手段を採用した聴力計に係る。
る一人若しくはそれ以上の患者との間の通信を行うため
の周波数変調無線通信手段を採用した聴力計に係る。
従来より、聴力計は、種々のピッチ及び振幅にて可聴
波信号をを発生することにより患者の聴力を検査するの
に用いられている。慣用的には、これらの可聴波波信号
は、患者が身に付けるヘッドホンのイヤホンへ接続され
たワイヤにより患者へ供給されている。何れの患者が、
いつ信号を聴いたか及びそれを何れの耳にて聴いたかを
示すようにと、言われたかに応じて、可聴波信号のピッ
チ及び振幅は幾分か不規則に変化され、そして信号は、
患者のイヤホンの一方若しくは他方へ選択的に送られ
る。
波信号をを発生することにより患者の聴力を検査するの
に用いられている。慣用的には、これらの可聴波波信号
は、患者が身に付けるヘッドホンのイヤホンへ接続され
たワイヤにより患者へ供給されている。何れの患者が、
いつ信号を聴いたか及びそれを何れの耳にて聴いたかを
示すようにと、言われたかに応じて、可聴波信号のピッ
チ及び振幅は幾分か不規則に変化され、そして信号は、
患者のイヤホンの一方若しくは他方へ選択的に送られ
る。
上記の如く、従来の技術に於ける聴力計は、ワイヤに
より検査信号を患者へ伝達している。しかしながら、こ
れは、患者のヘッドホンのワイヤが検査装置へ物理的に
接続されていなければならず、患者の運動を大きく制限
すると共に、或る与えられた時間に於て検査され得る患
者の数を制限することを意味する。
より検査信号を患者へ伝達している。しかしながら、こ
れは、患者のヘッドホンのワイヤが検査装置へ物理的に
接続されていなければならず、患者の運動を大きく制限
すると共に、或る与えられた時間に於て検査され得る患
者の数を制限することを意味する。
米国特許庁の調査により以下の文献が示されている。
特許番号 発明者 発行日 3,808,354 エム.フィゾー 1974年4月30日 (M.Feezor) 3,809,811 ジェイ.ディリスル等 1974年5月7日
(J.Deslislke et al.) 3,906,158 ジェイ.ディー.レイク 1975年9月16日
(J.D.Lake) 3,974,335 ブイ.オー.ブラックレッジ 1976年8月10
日 (V.O.B.Blackledge) 4,109,106 アール.ボス 1978年8月22日 (R.Voss) 1978年8月22日 4,157,456 アール.ボス 1979年6月5日 (R.Voss) 4,334,315 エッチ.オノ等 1982年6月8日 (H.Ono et al.) 4,539,708 イー.ジー.ノリス 1985年9月3日 (E.G.Norris) 4,369,521 ティー.サワダ 1983年6月18日 (T.Sawada) 4,667,683 アール.エス.デュゴット 1987年5月26日
(R.S.Dugot) 本発明のもう一つの目的は、聴力検査手段であって、
検査中に於て患者が実質的に制限されることなく移動で
きるようにした聴力検査手段を提供することである。
(J.Deslislke et al.) 3,906,158 ジェイ.ディー.レイク 1975年9月16日
(J.D.Lake) 3,974,335 ブイ.オー.ブラックレッジ 1976年8月10
日 (V.O.B.Blackledge) 4,109,106 アール.ボス 1978年8月22日 (R.Voss) 1978年8月22日 4,157,456 アール.ボス 1979年6月5日 (R.Voss) 4,334,315 エッチ.オノ等 1982年6月8日 (H.Ono et al.) 4,539,708 イー.ジー.ノリス 1985年9月3日 (E.G.Norris) 4,369,521 ティー.サワダ 1983年6月18日 (T.Sawada) 4,667,683 アール.エス.デュゴット 1987年5月26日
(R.S.Dugot) 本発明のもう一つの目的は、聴力検査手段であって、
検査中に於て患者が実質的に制限されることなく移動で
きるようにした聴力検査手段を提供することである。
本発明の更なる目的は、患者の聴力検査を完全に自動
的に行える手段を提供することである。
的に行える手段を提供することである。
本発明の或る目的は、可聴波検査信号を搬送するFM無
線通信信号を患者のヘッドホンにあるレシーバの二つの
チャンネルのうちの予め選択された一方へ伝送するため
の手段と、患者により担持され、何れの患者が検査信号
を受けたかを示す信号を聴力計へ伝送するためのFM信号
発送手段とを提供することである。
線通信信号を患者のヘッドホンにあるレシーバの二つの
チャンネルのうちの予め選択された一方へ伝送するため
の手段と、患者により担持され、何れの患者が検査信号
を受けたかを示す信号を聴力計へ伝送するためのFM信号
発送手段とを提供することである。
本発明の更なる目的は、聴力検査信号を搬送するFM無
線通信信号を複数の患者のヘッドホンへ伝送するための
手段と、これと共に複数のFM信号発送手段にして各々の
患者により担持され、各々一つのFMチャンネル上にて特
定の可聴波信号を共通の受信器へ伝送する複数のFM信号
発送手段とを提供し、これにより複数の患者の聴力検査
を同時に行えるようにすることである。
線通信信号を複数の患者のヘッドホンへ伝送するための
手段と、これと共に複数のFM信号発送手段にして各々の
患者により担持され、各々一つのFMチャンネル上にて特
定の可聴波信号を共通の受信器へ伝送する複数のFM信号
発送手段とを提供し、これにより複数の患者の聴力検査
を同時に行えるようにすることである。
本発明の更なる目的は、予め定められた聴力検査パタ
ーンを記録するための手段と、これと共に聴力検査信号
を搬送するFM無線通信信号を複数の患者のヘッドホンで
伝送するための手段と、各々の患者により担持され、各
々、或る与えられたFMチャンネル上にて可聴波信号を共
通の受信器へ伝送する複数のFM信号発送手段とを提供
し、複数の患者の聴力検査を同時に完全に自動的に行え
るようにすることである。
ーンを記録するための手段と、これと共に聴力検査信号
を搬送するFM無線通信信号を複数の患者のヘッドホンで
伝送するための手段と、各々の患者により担持され、各
々、或る与えられたFMチャンネル上にて可聴波信号を共
通の受信器へ伝送する複数のFM信号発送手段とを提供
し、複数の患者の聴力検査を同時に完全に自動的に行え
るようにすることである。
本発明のこれらの目的及び特徴は添付の図面を参照し
て以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
て以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
ボス、レイク及びブラックレッジへの特許は、各々ワ
イヤにより患者と通信する聴力検査装置に係るものであ
る。オノ等への特許は、小型化された周波数変調(FM)
無線装置を種々の通信用途に用いることを教示している
が、それが聴力検査に用いられることを示唆するもので
はない。これら以外の特許は単に一般的な知識に関する
ものである。
イヤにより患者と通信する聴力検査装置に係るものであ
る。オノ等への特許は、小型化された周波数変調(FM)
無線装置を種々の通信用途に用いることを教示している
が、それが聴力検査に用いられることを示唆するもので
はない。これら以外の特許は単に一般的な知識に関する
ものである。
本発明の目的及び概要 本発明は、聴力検査信号を搬送するFM無線通信信号を
患者のヘッドホンにある二つのレシーバのうちの予め選
択された一方へ伝送するための手段と、これと共に患者
により担持され、聴力計により発せられた或る与えられ
たレベルの信号を患者が聴いたかどうかを示す信号を聴
力計へ伝送するためのFM信号発送手段とを提供すること
である。このことにより、患者は検査中に於て実質的に
制限されることなく移動できるようになる。更に、複数
の患者に、手にて保持され各々固有に可聴波周波数変調
されたFM信号発送手段が与えられ、患者は、複数の患者
の検査を同時に行える態様にて聴力検査信号に応答する
ことが可能となる。更に、もし所望であれば、予め定め
られた検査信号のパターンが記録され、自動的に検査信
号を伝送し且患者の応答信号を記録するための手段が設
けられて、これにより完全に自動化された検査が実行で
きるようになる。
患者のヘッドホンにある二つのレシーバのうちの予め選
択された一方へ伝送するための手段と、これと共に患者
により担持され、聴力計により発せられた或る与えられ
たレベルの信号を患者が聴いたかどうかを示す信号を聴
力計へ伝送するためのFM信号発送手段とを提供すること
である。このことにより、患者は検査中に於て実質的に
制限されることなく移動できるようになる。更に、複数
の患者に、手にて保持され各々固有に可聴波周波数変調
されたFM信号発送手段が与えられ、患者は、複数の患者
の検査を同時に行える態様にて聴力検査信号に応答する
ことが可能となる。更に、もし所望であれば、予め定め
られた検査信号のパターンが記録され、自動的に検査信
号を伝送し且患者の応答信号を記録するための手段が設
けられて、これにより完全に自動化された検査が実行で
きるようになる。
従って、本発明の目的は、改良された聴力検査手段を
提供することである。
提供することである。
本発明のもう一つの目的は、検査装置と患者との間に
於て、ワイヤレス通信を用いた聴力検査手段を提供する
ことである。
於て、ワイヤレス通信を用いた聴力検査手段を提供する
ことである。
本発明の更なる目的は、検査装置と患者との間にFM無
線通信を用いた聴力検査手段を提供することである。
線通信を用いた聴力検査手段を提供することである。
本発明の更なる目的は、複数の患者の聴力検査を同時
に行うための手段を提供することである。
に行うための手段を提供することである。
図面の簡単な説明 図1は、本発明を具体化するFM聴力検査装置を示す模
式図である。
式図である。
図2は、図1の聴力検査装置を用いた患者の検査を行
う際の過程を示す際の流れ図である。
う際の過程を示す際の流れ図である。
発明の詳細な説明 図面に於て例示の目的により選択された本発明のその
形態に於て、図1は、概ね10にて示された聴力検査装置
を示し、聴力検査装置は、ベースユニット12とリモート
ユニット14とを有する。端的に述べれば、ベースユニッ
ト12は、制御ユニットであり、ここから聴力検査が実行
される。一方、リモートユニット14は、患者が検査信号
を受けられるようにするヘッドホンを含み、これと共
に、以下に述べる如く、患者がベースユニットへ信号を
伝送できるようにする信号発送パッドを含んでいる。
形態に於て、図1は、概ね10にて示された聴力検査装置
を示し、聴力検査装置は、ベースユニット12とリモート
ユニット14とを有する。端的に述べれば、ベースユニッ
ト12は、制御ユニットであり、ここから聴力検査が実行
される。一方、リモートユニット14は、患者が検査信号
を受けられるようにするヘッドホンを含み、これと共
に、以下に述べる如く、患者がベースユニットへ信号を
伝送できるようにする信号発送パッドを含んでいる。
ベースユニット12は、制御コンソール16を含み、この
制御コンソール16は、聴力計18により発生されるべき聴
力検査信号を決定し、これらの検査信号を供給して2チ
ャンネル周波数変調(FM)無線発信器20の出力を変調す
る。良く知られているように周波数変調とは、発信器20
が或る予め定められた周波数、例えば100MHzの搬送信号
を生成し、聴力計18からの変調信号がその強度若しくは
振幅に相当する量だけ搬送周波数を加減して変位させる
ようになっていることを言う。FM無線信号の振幅は、患
者により受信され復調された可聴波信号の強度を決定す
る際の要因とはならない。かくして、ベースユニット12
とリモートユニット14との間の距離に於ける変化は、或
る与えられた範囲内に於て重要ではない。
制御コンソール16は、聴力計18により発生されるべき聴
力検査信号を決定し、これらの検査信号を供給して2チ
ャンネル周波数変調(FM)無線発信器20の出力を変調す
る。良く知られているように周波数変調とは、発信器20
が或る予め定められた周波数、例えば100MHzの搬送信号
を生成し、聴力計18からの変調信号がその強度若しくは
振幅に相当する量だけ搬送周波数を加減して変位させる
ようになっていることを言う。FM無線信号の振幅は、患
者により受信され復調された可聴波信号の強度を決定す
る際の要因とはならない。かくして、ベースユニット12
とリモートユニット14との間の距離に於ける変化は、或
る与えられた範囲内に於て重要ではない。
上記の如く、発信器20は、2チャンネルの装置であ
り、制御コンソール16は、二つのチャンネルのうちの何
れが聴力検査信号を搬送することとなるかを決定する。
リモートユニット14は、2チャンネルのFM受信器22を含
み、この受信器22が発信器20からの変調された信号を受
信し、これを復調して、何れのFMチャンネルがかかる信
号を搬送しているかに応じて一対のイヤホン24及び26の
うちの一方若しくは他方へ聴力検査信号を供給する。ま
た、リモートユニット14は、FM発信器30と、32及び34に
て示されている二つのボタンを含むハンドパッド28とを
含んでいる。患者は、イヤホン24若しくは26の一方に於
て可聴波信号を聴くと、ボタン32若しくは34の対応する
一方を押すことによりこのことを指示し、これにより発
信器30が、患者が検査信号を聴いたこと及び信号が何れ
の耳にて聴かれたかを示す信号をベースユニット12へ送
る。図1に示されている如く、受信器22と発信器30と
は、双方ともリモートユニット14のハンドパッド28に配
置されており、イヤホン24及び26は、ワイヤ36及び38に
よりハンドパッド28へ接続されている。しかしながら、
当業者にとって明らかな如く、もし所望であれば、受信
器22は、イヤホン24及び26と共にヘッドホン上に装着さ
れていてもよく、その場合、ワイヤ36及び38は除去さ
れ、ハンドパッド28は、物理的にヘッドホンと独立なも
のとすることも可能である。
り、制御コンソール16は、二つのチャンネルのうちの何
れが聴力検査信号を搬送することとなるかを決定する。
リモートユニット14は、2チャンネルのFM受信器22を含
み、この受信器22が発信器20からの変調された信号を受
信し、これを復調して、何れのFMチャンネルがかかる信
号を搬送しているかに応じて一対のイヤホン24及び26の
うちの一方若しくは他方へ聴力検査信号を供給する。ま
た、リモートユニット14は、FM発信器30と、32及び34に
て示されている二つのボタンを含むハンドパッド28とを
含んでいる。患者は、イヤホン24若しくは26の一方に於
て可聴波信号を聴くと、ボタン32若しくは34の対応する
一方を押すことによりこのことを指示し、これにより発
信器30が、患者が検査信号を聴いたこと及び信号が何れ
の耳にて聴かれたかを示す信号をベースユニット12へ送
る。図1に示されている如く、受信器22と発信器30と
は、双方ともリモートユニット14のハンドパッド28に配
置されており、イヤホン24及び26は、ワイヤ36及び38に
よりハンドパッド28へ接続されている。しかしながら、
当業者にとって明らかな如く、もし所望であれば、受信
器22は、イヤホン24及び26と共にヘッドホン上に装着さ
れていてもよく、その場合、ワイヤ36及び38は除去さ
れ、ハンドパッド28は、物理的にヘッドホンと独立なも
のとすることも可能である。
ベースユニット12に於て、リモートユニット14の発信
器30からの信号は、FM無線通信受信器40により受信され
復調されて、コンソール16へ供給される。コンソール16
は、その結果を適当な表示手段24上にて表示し、また、
その結果を44にて示されている如き適当な記録器上に記
録する。
器30からの信号は、FM無線通信受信器40により受信され
復調されて、コンソール16へ供給される。コンソール16
は、その結果を適当な表示手段24上にて表示し、また、
その結果を44にて示されている如き適当な記録器上に記
録する。
ベースユニット12とリモートユニット14との間の通信
は、電磁波によるので、ユニット12と14とを接続するた
めのワイヤは必要ではなくなる。更に、上記の如く、リ
モートユニット14により受信された可聴波信号の強さ
は、ベースユニット12とリモートユニット14との間の距
離に無関係であり、従ってリモートユニット14を使用す
る患者は検査中に於て実質的に拘束されることなく自由
に移動することができ、彼の選んだ場所に位置すること
ができる。また、理解されるべきことは、発信器20から
のFM無線通信信号が、競合もしくは干渉なく複数のリモ
ートユニット例えばリモートユニット14により、同時に
受信されるということである。従って、もし所望であれ
ば、複数の患者の各々に図1のリモートユニット14に相
当するリモートユニットを与えることにより、複数の患
者の検査が同時に行えることとなる。これが行われる場
合、リモートユニット14の各々の発信器30は、その各々
の可聴波周波数上にて変調されたFM振動数を伝送するよ
う構成され、ベースユニット12の受信器40は、リモート
ユニット14の各々からの信号が受信されているチャンネ
ルの可聴波フィルタに応じてその信号を分離できるよう
多チャンネル二変調FM受信器となるであろう。表示手段
42及び記録器44は、可聴波チャンネルの各々にて受信さ
れた信号を別々に表示し、各々のチャンネルはリモート
ユニット14のうちの一つに対応することとなるので、何
れのリモートユニット14が何れの信号を送ったかを決定
することは容易となろう。
は、電磁波によるので、ユニット12と14とを接続するた
めのワイヤは必要ではなくなる。更に、上記の如く、リ
モートユニット14により受信された可聴波信号の強さ
は、ベースユニット12とリモートユニット14との間の距
離に無関係であり、従ってリモートユニット14を使用す
る患者は検査中に於て実質的に拘束されることなく自由
に移動することができ、彼の選んだ場所に位置すること
ができる。また、理解されるべきことは、発信器20から
のFM無線通信信号が、競合もしくは干渉なく複数のリモ
ートユニット例えばリモートユニット14により、同時に
受信されるということである。従って、もし所望であれ
ば、複数の患者の各々に図1のリモートユニット14に相
当するリモートユニットを与えることにより、複数の患
者の検査が同時に行えることとなる。これが行われる場
合、リモートユニット14の各々の発信器30は、その各々
の可聴波周波数上にて変調されたFM振動数を伝送するよ
う構成され、ベースユニット12の受信器40は、リモート
ユニット14の各々からの信号が受信されているチャンネ
ルの可聴波フィルタに応じてその信号を分離できるよう
多チャンネル二変調FM受信器となるであろう。表示手段
42及び記録器44は、可聴波チャンネルの各々にて受信さ
れた信号を別々に表示し、各々のチャンネルはリモート
ユニット14のうちの一つに対応することとなるので、何
れのリモートユニット14が何れの信号を送ったかを決定
することは容易となろう。
また、予め定められた聴力検査信号のパターンをテー
プレコーダ、コンピュータなどにて構成し、制御コンソ
ール16にて予め定められた検査パターンを自動的に、も
し所望であれば繰返し伝送するための手段を設けること
も可能である。この構成の場合、検査操作者がその場に
いる必要はなくなるであろう。リモートユニット14に於
て、所与の患者による装置の使用の開始及び終了を示す
信号をベースユニット12へ与える手段を設けることが容
易になされ、ベースユニット10には、各々のリモートユ
ニット14から受信された信号が別々に記録されるので、
検査操作者が続いて、どの検査結果がどの患者に関した
ものかを同定することも容易となる。かくして、聴力検
査は、複数の患者について完全に自動化された態様にて
同時に実施されるようになる。
プレコーダ、コンピュータなどにて構成し、制御コンソ
ール16にて予め定められた検査パターンを自動的に、も
し所望であれば繰返し伝送するための手段を設けること
も可能である。この構成の場合、検査操作者がその場に
いる必要はなくなるであろう。リモートユニット14に於
て、所与の患者による装置の使用の開始及び終了を示す
信号をベースユニット12へ与える手段を設けることが容
易になされ、ベースユニット10には、各々のリモートユ
ニット14から受信された信号が別々に記録されるので、
検査操作者が続いて、どの検査結果がどの患者に関した
ものかを同定することも容易となる。かくして、聴力検
査は、複数の患者について完全に自動化された態様にて
同時に実施されるようになる。
図2は、図1の聴力検査装置をもって患者の検査を行
う際に含まれる過程を示す流れ図である。ブロック46に
示されている如く、検査は、検査操作者が装置及び患者
へ初めの指示を与えることにより始まる。完全に自動化
された検査の場合、これには、テープによる記録、コン
ピュータのプログラミングなどにより予め定められた聴
力検査パターンを提供すること及び印刷されたカードの
如きものにより患者へ指示を与えることが含まれる。次
に、ブロック48に示される如く、検査操作者若しくは予
め定められた検査パターンによりベースユニット12の発
信器20は、適当なチャンネル上にて信号を例えばリモー
トユニット14の右のイヤホン26へ信号を送る。ブロック
50は、患者が検査信号を受信することを示しており、そ
して、ブロック52に示されている如く、患者は、信号を
聴くと、ハンドパッド28上のボタン32若しくは34のうち
の適当な一方を始動することにより応答し、これにより
リモートユニット14の発信器30が適当な応答信号をベー
スユニット12へ送る。ブロック54に示されている如く、
ベースユニット12に於て、FM受信器40はリモートユニッ
ト14の各々からの信号を受信し、復調された応答信号を
コンソール16へ通す。ブロック56に示されている如く、
コンソール16に於て、到来した応答信号は、もし二つ以
上のリモートユニット14が用いられていれば分離され、
その後コンソール16は、応答信号と応答に関連する検査
信号とを関連させ、表示手段42上にその結果を表示す
る。
う際に含まれる過程を示す流れ図である。ブロック46に
示されている如く、検査は、検査操作者が装置及び患者
へ初めの指示を与えることにより始まる。完全に自動化
された検査の場合、これには、テープによる記録、コン
ピュータのプログラミングなどにより予め定められた聴
力検査パターンを提供すること及び印刷されたカードの
如きものにより患者へ指示を与えることが含まれる。次
に、ブロック48に示される如く、検査操作者若しくは予
め定められた検査パターンによりベースユニット12の発
信器20は、適当なチャンネル上にて信号を例えばリモー
トユニット14の右のイヤホン26へ信号を送る。ブロック
50は、患者が検査信号を受信することを示しており、そ
して、ブロック52に示されている如く、患者は、信号を
聴くと、ハンドパッド28上のボタン32若しくは34のうち
の適当な一方を始動することにより応答し、これにより
リモートユニット14の発信器30が適当な応答信号をベー
スユニット12へ送る。ブロック54に示されている如く、
ベースユニット12に於て、FM受信器40はリモートユニッ
ト14の各々からの信号を受信し、復調された応答信号を
コンソール16へ通す。ブロック56に示されている如く、
コンソール16に於て、到来した応答信号は、もし二つ以
上のリモートユニット14が用いられていれば分離され、
その後コンソール16は、応答信号と応答に関連する検査
信号とを関連させ、表示手段42上にその結果を表示す
る。
次に、ブロック58に示されている如く検査操作者若し
くは予め定められた検査パターンにより検査を続行する
か若しくは終了するかの決定が成される。もし検査が続
行される場合、装置はブロック48へ戻り、伝送されるべ
き検査信号を決定する。検査が完全に自動的に行われる
場合、予め定められた検査パターンは、聴力検査信号の
シーケンスを構成しており、このシーケンスを必要とさ
れる限り連続的に繰返すよう構成されていてよく、患者
は、リモートユニット14の対応する一つを始動すること
によりシーケンスに於ける如何なる時点に於ても検査を
開始することができる。一方、検査が終了された場合、
ブロック60に示されている如く、検査結果は記録され、
検査手順はブロック62に示されている如く終了される。
くは予め定められた検査パターンにより検査を続行する
か若しくは終了するかの決定が成される。もし検査が続
行される場合、装置はブロック48へ戻り、伝送されるべ
き検査信号を決定する。検査が完全に自動的に行われる
場合、予め定められた検査パターンは、聴力検査信号の
シーケンスを構成しており、このシーケンスを必要とさ
れる限り連続的に繰返すよう構成されていてよく、患者
は、リモートユニット14の対応する一つを始動すること
によりシーケンスに於ける如何なる時点に於ても検査を
開始することができる。一方、検査が終了された場合、
ブロック60に示されている如く、検査結果は記録され、
検査手順はブロック62に示されている如く終了される。
上記の如く、本発明の聴力検査装置は、一人の患者若
しくは複数の患者を同時に検査する場合に等しくより良
く用いられる。更に、装置は、検査が行われる際にいる
検査操作者により制御され、若しくは、所望であれば、
完全に自動的に繰返しの態様にて聴力検査を行えるよう
構成することもできる。明らかに、本発明から逸脱する
ことなく多くのその他の変更及び修正はなされる。従っ
て、添付の図面に示されている如きここに記載した本発
明の形態は、単に例示的なものであり、本発明の範囲を
限定することを意図したものでないことは理解されるで
あろう。
しくは複数の患者を同時に検査する場合に等しくより良
く用いられる。更に、装置は、検査が行われる際にいる
検査操作者により制御され、若しくは、所望であれば、
完全に自動的に繰返しの態様にて聴力検査を行えるよう
構成することもできる。明らかに、本発明から逸脱する
ことなく多くのその他の変更及び修正はなされる。従っ
て、添付の図面に示されている如きここに記載した本発
明の形態は、単に例示的なものであり、本発明の範囲を
限定することを意図したものでないことは理解されるで
あろう。
Claims (10)
- 【請求項1】聴力検査装置であって、 聴力検査信号を搬送するFM無線通信信号を一対の無線通
信伝送チャンネルのうちの選択された一方にて伝送する
ための手段と、 前記FM無線通信信号を一対の無線通信受信チャンネルの
うちの一方にて受信するためのFM受信器手段であって、 一対のイヤホンを含み、前記一対のイヤホンの各々が前
記一対の無線通信受信チャンネルのうちの対応する一方
へ接続され前記聴力検査信号を患者の耳へ別々に与える
ようになっているFM受信器手段と、を含む聴力検査装
置。 - 【請求項2】聴力検査装置であって、 (a)二つのチャンネルを有するFM無線通信発信器を含
むベースユニットと、 (b)前記発信器の出力を聴力検査信号と共に変調する
ための変調手段と、 (c)リモートユニットであって、(1)二つのチャン
ネルを有するFM受信器と、(2)一対のイヤホンにして
該イヤホンの各々が前記FM受信器の前記二つのチャンネ
ルの対応する一方へ接続されている一対のイヤホンとを
含むリモートユニットとを含み、これにより可聴波信号
が前記聴力検査信号を搬送する前記二つのFM発信器のチ
ャンネルの或る選択された一方に応答して前記イヤホン
の一方若しくは他方へ与えられるようになっている聴力
検査装置。 - 【請求項3】請求の範囲第2項による装置であって、更
に、前記リモートユニットに配置され、前記患者が前記
イヤホンの何れが可聴波信号を供給したかを示せるよう
にする手段を有しているFM受信器手段と、前記ベースユ
ニットに配置され前記リモートユニットにある前記発信
器からの信号を受信するためのFM受信器とを含んでいる
装置。 - 【請求項4】請求の範囲第3項による装置であって、前
記リモートユニットを複数含んでいる装置。 - 【請求項5】請求の範囲第4項による装置であって、前
記リモートユニットの前記発信器に含まれ該ユニットか
らの信号を決定するための手段と、前記ベースユニット
に於て前記受信器に含まれ前記リモートユニットの各々
からの信号を分離するための手段とを含んでいる装置。 - 【請求項6】請求の範囲第3項による装置であって、更
に、前記ベースユニットに配置され前記リモートユニッ
トからの前記信号の指示を表示するための手段を含んで
いる装置。 - 【請求項7】請求の範囲第6項による装置であって、更
に、前記ベースユニットに於ける前記発信器により伝送
された信号の指示を表示するための手段を含む装置。 - 【請求項8】請求の範囲第5項による装置であって、更
に、前記ベースユニットに配置され前記リモートユニッ
トの各々から受信された前記信号の指示を別々に表示
し、前記信号の表示を前記ベースユニットにより伝送さ
れた信号の指示とを関連させるための手段を含む装置。 - 【請求項9】請求の範囲第2項の装置であって、更に、
前記ベースユニットにて前記変調手段に含まれ、前記発
信器の出力を予め定められた聴力検査信号のパターンと
共に変調するための手段を含む装置。 - 【請求項10】請求の範囲第9項による装置であって、
更に、前記パターンを連続的に繰返すための手段を含む
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2513694A JP2520792B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 聴力検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2513694A JP2520792B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 聴力検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06501625A JPH06501625A (ja) | 1994-02-24 |
JP2520792B2 true JP2520792B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=18527493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2513694A Expired - Lifetime JP2520792B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 聴力検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520792B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6126289B1 (ja) * | 2016-10-14 | 2017-05-10 | リオン株式会社 | オージオメータ |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP2513694A patent/JP2520792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06501625A (ja) | 1994-02-24 |
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