JP2520367Y2 - 超仕上かんな盤のかんな刃保持装置 - Google Patents

超仕上かんな盤のかんな刃保持装置

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JP2520367Y2
JP2520367Y2 JP12310190U JP12310190U JP2520367Y2 JP 2520367 Y2 JP2520367 Y2 JP 2520367Y2 JP 12310190 U JP12310190 U JP 12310190U JP 12310190 U JP12310190 U JP 12310190U JP 2520367 Y2 JP2520367 Y2 JP 2520367Y2
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栄一 本多
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株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、超仕上かんな盤のかんな刃保持装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第5図を用いて説明する。
従来、保持部材101のかんな刃取付部111に磁性体107
を設け、この取付部111にかんな刃102を設けるとともに
磁性体107に吸着させ、かんな刃102の上から押さえ部材
103をかぶせ、保持部材102と押さえ部材103を固定ボル
ト104で連結固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、固定ボルト104を緩めても、かんな刃102は磁
性体107に吸着された格好となり、非常に取外しにく
い。よって、かんな刃102の交換は容易ではなかった。
また、磁性体107の使用により、高価な構造となってい
た。
本考案は、従来技術の欠点をなくし、かんな刃の交換
が簡単確実で、かつ、安価なかんな刃保持装置を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案は、保持部材
と押さえ部材間にかんな刃を挾持した超仕上かんな盤用
かんな刃保持装置において、前記かんな刃を刃先から傾
斜下降させて刃先側から徐々に肉厚を厚くした楔形と
し、かんな刃と同形状のかんな刃収納部を有する保持部
材にかんな刃を装着し、この上から押さえ部材をかぶせ
固定ボルトで締め付け固定したものである。
〔作用〕
上記したような構成において、かんな刃を保持部材へ
差し込み、保持部材と押さえ部材を固定ボルトで固定す
ると、楔の作用によりかんな刃は刃先と逆方向へ移動
し、かんな刃は保持部材と押さえ部材に確実に固定され
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第4図を用いて説明す
る。
第1図はかんな刃を装着した側面図、第2図はかんな
刃の拡大図、第3図はかんな刃を装着する側面図、第4
図は第1図のかんな刃を刃物台に装着した側面図であ
る。
図において、保持部材1上面のかんな刃挾持面11に刃
先側から傾斜下降する傾斜面12と、突き当て面13からな
るかんな刃収納部14を形成している。また、保持部材1
中央にはねじ穴15が形成されている。
かんな刃2には、下面にかんな刃収納部14の形状に対
応するよう刃先23から傾斜下降させた傾斜面21を形成
し、かんな刃2の刃先23の反対に垂直面22を形成するこ
とで、かんな刃2は刃先23側から垂直面22側へ徐々に肉
厚が厚くなる楔形で構成されている。かんな刃2をかん
な刃収納部14に取付けると、かんな刃2の上面24はかん
な刃挾持面11と同一面となる。
かんな刃2を保持部材1と挾持する押さえ部材3に
は、保持部材1のねじ穴15に対応してボルト31を形成
し、ねじ穴15,ボルト穴31に固定ボルト4を通して、保
持部材1と押さえ部材3を締着する。
かんな刃2を保持した保持部材1、押さえ部材3は、
刃物台5に図示しないボルトで装着し、刃物台5にねじ
嵌合した調整ねじ6の一端を保持部材1に固定し、調整
ねじ6を回転することにより保持部材1、押さえ部材3
が移動する。
上記構成において、かんな刃2を保持部材1、押さえ
部材3間にセットするには、まず、固定ボルト4を緩
め、第3図に示すように、保持部材1、押さえ部材3の
刃先を開けた状態でかんな刃2をB方向から保持部材1
のかんな刃収納部14へ差し込む。次に、保持部材1の上
方から押さえ部材3をかぶせ、固定ボルト4で保持部材
1、押さえ部材3を固定して、A方向からかんな刃2に
圧力が加わると、楔の作用によりかんな刃2がさらにB
方向に沿って移動し、突き当て面13にかんな刃2の垂直
面22が押し付けられ、かんな刃2は保持部材1、押さえ
部材3の刃先から所定量突出させた状態で確実に固定さ
れる。また、固定ボルト4を緩めれば、かんな刃2は簡
単に保持部材1、押さえ部材3から外すことができる。
〔発明の効果〕
本考案により、かんな刃及びこれを保持する保持部材
を楔形状としたため、磁性体を使わずに、安価でかつ、
簡単確実にかんな刃を固定する装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すかんな刃の装着時の状
態図、第2図はかんな刃の拡大図、第3図はかんな刃を
装着するときの側面図、第4図は保持部材を取り付けた
刃物台の側面図、第5図は従来技術を示すかんな刃を装
着時の状態図である。 1……保持部材、11……かんな刃挾持部、12……傾斜
面、13……突き当て面、14……かんな刃収納部、2……
かんな刃、21……傾斜面、22……垂直面、23……刃先、
24……上面、3……押さえ部材、31……ボルト穴、4…
…固定ボルト。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持部材と押さえ部材間にかんな刃を挾持
    した超仕上かんな盤用かんな刃保持装置において、前記
    かんな刃を刃先から傾斜下降させて刃先側から徐々に肉
    厚を厚くした楔形とし、かんな刃と同形状のかんな刃収
    納部を有する保持部材にかんな刃を装着し、この上から
    押さえ部材をかぶせ固定ボルトで締め付け固定したこと
    を特徴とする超仕上かんな盤用かんな刃保持装置。
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