JP2519261Y2 - 振動機構付事務用椅子 - Google Patents

振動機構付事務用椅子

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JP2519261Y2
JP2519261Y2 JP6440291U JP6440291U JP2519261Y2 JP 2519261 Y2 JP2519261 Y2 JP 2519261Y2 JP 6440291 U JP6440291 U JP 6440291U JP 6440291 U JP6440291 U JP 6440291U JP 2519261 Y2 JP2519261 Y2 JP 2519261Y2
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信一郎 藤本
喜清 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、会社や家庭等での事務
処理時に使用される事務用椅子に係り、詳しくは、事務
用椅子内に広範囲への振動伝達可能な振動伝達体を内装
して、事務休憩時の身体に安息を供給し得るよう、背筋
や太腿等に適度な振動マッサージを付与できるよう構成
した振動機構付事務用椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】事務用椅子は、一般に会社や家庭等での
事務処理時に使用されおり、例えば、第10図及び第1
1図に示したように、支持軸の下端にこれを基部として
放射状に連結された数本の枝足を配設し、該枝足の各々
至端下部にキャスターを設けた支持脚11と、該支持脚
11の上部に可回転且つ高さ調整可能に保持された座部
12と、該座部12の両側に対向して立設された肘掛部
14と、前記座部12後方に弾性付勢されて所定の傾倒
可能に立設された背もたれ部13とから成り、着座状態
で事務処理時の姿勢維持を可及的に良好状態にすると共
に、頻繁な立坐を容易に行なえるようにし、しかも着座
状態での移動をも可能に構成して、体に与える疲労を軽
減できるように工夫されている。
【0003】
【従来技術の問題点】ところで、この種従来の事務用椅
子を使用した場合、通常の使用においては余り問題ない
のでるが、着座状態での長時間に亙る事務処理を行なっ
た場合においては、使用者の尻部や背部、更に脊髄に負
担を与え、特にコンピュータやワードプロセッサー等の
集中業務を強いられる事務処理者にとっては、一定姿勢
での長時間業務は苦痛であり、肉体的及び精神的ストレ
スによる疲労が生じて、業務に支障をきたすという問題
が誘発している。そこで、近年ではこのような事務処理
者に対して、事務休憩時の身体に可及的に安息を供給し
得る商品が要望されているが、該要望に適応できるよう
な商品の開発が未だに成されていないのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記実情に
鑑みて成されたものであり、支持脚の上部に可回転且つ
高さ調整可能に保持された座部と、該座部後方に弾性付
勢されて所定の傾倒可能に立設された背もたれ部との少
なくとも何れか一方に、事務用椅子内に広範囲への振動
伝達可能な振動伝達体を埋設して、座部に着座した使用
者の尻部及び太腿部と背部の何れか少なくとも一方に対
する適度な振動マッサージを行ない、事務用椅子を常時
使用する事務処理者に安息を供給し、肉体的及び精神的
ストレスによる疲労を可及的に緩和し得るようにした振
動機構付事務用椅子を提供することを目的として成され
たものである。また本考案は、深く腰掛けて背もたれ部
に荷重を掛けることにより、座部の振動伝達体が上方へ
稍突出し得るようにして、使用者の尻部及び太腿部と背
部に対する振動マッサージをより強度に伝達し、肉体的
疲労及び精神的ストレスを除去できるようにした振動機
構付事務用椅子を提供することを目的として成されたも
のでもある。更に本考案は、使用者が腰掛けて肘で肘掛
部に荷重を掛けることにより、背もたれ部の振動伝達体
が前方へ稍突出し得るようにして、使用者の特に背部に
対する振動マッサージをより強度に伝達し、肉体的疲労
及び精神的ストレスを除去できるようにした振動機構付
事務用椅子を提供することを目的として成されたもので
もある。
【0005】
【考案が解決しようとするための手段】本考案の振動機
構付事務用椅子は、支持脚の上部に可回転且つ高さ調整
可能に保持された座部と、該座部後方に弾性付勢されて
所定の傾倒可能に立設された背もたれ部とを有する事務
用椅子において、該椅子の座部と背もたれ部の少なくと
も何れか一方に、ケースに振動機構を内装した振動体の
上板周囲に一定間隔を存してU字状線材の複数を各々放
射状に連結してなる振動伝達体を埋設して成り、外部か
らの電力供給により振動体及びU字状線材を振動させ、
事務用椅子の座部や背もたれ部に、広範囲の振動伝達を
行ない得るよう構成した事を特徴とするものである。ま
た、本考案の振動機構付事務用椅子は、支持脚の上部に
可回転且つ高さ調整可能に保持された座部と、該座部後
方に弾性付勢されて所定の傾倒可能に立設された背もた
れ部とを有する事務用椅子において、該椅子の座部と背
もたれ部に請求項1の振動伝達体を夫々埋設し、これら
両振動伝達体を中央を屈曲させた側面視略L字状の連結
板材を介設すると共に該連結板材の略中央を枢止させて
成り、背もたれ部に荷重を掛けることにより、座部の振
動伝達体を上方へ稍突出させて該座部に対する強度な振
動伝達を行ない得るよう構成した事を特徴とするもので
ある。本考案の振動機構付事務用椅子は、支持脚の上部
に可回転且つ高さ調整可能に保持され、両側に一対の肘
掛部を立設させた座部と、該座部後方に弾性付勢されて
所定の傾倒可能に立設された背もたれ部とを有する事務
用椅子において、前記両肘掛部を上下に浮沈可能に構成
し、該両肘掛部下端略中央間に接続板材を座部内に埋設
するよう架設すると共に該接続板材の上面の座部内に請
求項1の振動伝達体を設置し、背もたれ部内に請求項1
の振動伝達体を埋設し、これら両振動伝達体を中央を屈
曲させた側面視略L字状の連結板材を介設すると共に、
該連結板材の略中央を枢止させて成り、肘掛部に荷重を
掛けることにより、背もたれ部の振動伝達体を前方へ稍
突出させて、該背もたれ部に対する強度な振動伝達を行
ない得るよう構成した事を特徴とするものである。
【0006】
【考案の作用】従って、本考案の振動機構付事務用椅子
は、上記のように構成した事により、次のような作用を
もたらすものである。すなわち、該椅子の座部と背もた
れ部の少なくとも何れか一方に、ケースに振動機構を内
装した振動体の上板周囲に一定間隔を存してU字状線材
の複数を各々放射状に連結してなる振動伝達体を埋設し
ているため、外部からの電力供給により振動体及びU字
状線材を共振動させることができ、事務用椅子の座部や
背もたれ部の広範囲に亙る振動マッサージが行なえる。
また本考案は、該椅子の座部と背もたれ部に振動伝達体
を夫々埋設し、これら両振動伝達体を中央を屈曲させた
側面視略L字状の連結板材を介設すると共に該連結板材
の略中央を枢止させて、背もたれ部に荷重を掛けること
により、座部の振動伝達体を上方へ稍突出させるように
しているため、使用者の尻部及び太腿部に振動伝達体が
当接し易く成り、該部位に強度な振動マッサージを付与
させることができる。更に本考案は、両肘掛部を上下に
浮沈可能に構成し、該両肘掛部下端略中央間に接続板材
を座部内に埋設するよう架設すると共に該接続板材の上
面の座部内に振動伝達体を設置し、背もたれ部内にも振
動伝達体を埋設し、これら両振動伝達体を中央を屈曲さ
せた側面視略L字状の連結板材を介設すると共に、該連
結板材の略中央を枢止させて成り、肘掛部に荷重を掛け
ることにより、背もたれ部の振動伝達体を前方へ稍突出
させるようにしているため、使用者の特に背部に振動伝
達体が効果的に当接し、背部全域に強度な振動マッサー
ジを付与させることができる。
【0007】
【実施例1】第1図から第5図における1は、本考案の
振動機構付事務用椅子の実施例を示したものであり、該
振動機構付事務用椅子1は、事務用椅子10における支
持脚11の上部に可回転且つ高さ調整可能に保持された
座部12と、該座部12後方に弾性付勢されて所定の傾
倒可能に立設された背もたれ部13との少なくとも何れ
か一方に、振動伝達体15を埋設して、外部電源から供
給される電力により振動伝達体15を振動させることが
できるようにしたものである。すなわち、事務用椅子1
0は、第1図〜第3図に示したように、支持脚11と座
部12と背もたれ部13と肘掛部14とで構成されたも
のであり、該支持脚11は、前記座部12を適宜の高さ
で保持すべく、座部12中央下部に固設された支持棒1
23を嵌入支持し得る支持筒111を有し、該支持等1
11の下部に複数本の保持脚112を放射状に延設し、
各保持脚112の至端下部にキャスター113を各々配
設して、椅子10本体を該キャスター113による移動
可能に構成されている。前記座部12は、クッション性
を有するウレタン等を所定厚みを有する方形状に形成し
た弾性部材121と、該弾性部材121の外周に被覆さ
れた皮革部材122とで構成されたものであり、該座部
12の下部でベアリング支持された保持脚112を前記
支持脚11に高さ調整して嵌挿支持させることにより、
該座部12を可回転に保持できるようにしているのであ
る。前記背もたれ部13は、前記座部12と同様に、ク
ッション性を有するウレタン等を所定厚みを有する方形
状に形成した弾性部材131と、該弾性部材131の外
周に被覆された皮革部材132とで構成されたものであ
り、前記座部12後方に弾性付勢されて所定の傾倒可能
に立設されている。前記肘掛部14は、樹脂や金属で枠
状や板状に形成され、前記座部12の両側に対を成して
配設されたものであり、使用者の肘を該肘掛部14の上
部片に載置させて、比較的リラックスした状態で上半身
を維持できるようにするためのものである。而して、前
記振動伝達体15は、上記のように構成された事務用椅
子10の前記座部12と前記背もたれ部13の少なくと
も何れか一方に埋設されるものであり、該振動伝達体1
5は、例えば第4図および第5図に示したように、方形
状のケース152内に電磁石によるものやモータ軸端に
偏心分銅を取り付けてなる振動機構(図示せず)を内装
した振動体151を構成し、該振動体151の上板15
3周囲に(図面では方形状の各辺中央部に設けた例を示
した)一定間隔を存してU字状線材154の複数(図面
では4箇所に設けている)を各々放射状に連結して構成
され、直流電源や交流電源等の外部電源(図示せず)に
接続されて、該電源からの電力供給により、前記振動体
151を振動させると共に、該振動体151に連結され
た各U字状線材154を伝達振動させ、前記事務用椅子
10の座部12や背もたれ部13に、広範囲の振動伝達
を行ない得るよう構成した事を特徴とするものである。
尚、前記各U字状線材154は、振動体151の上板1
53周囲に放射状に連結されているため、使用者を安定
保持し、クッション性を良好にするランバーサポートの
役目をも果たすものである。
【0008】
【実施例1の作用】以上のように構成された本考案の振
動機構付事務用椅子1を使用するにあっては、使用者が
この座部12に通常姿勢で着座した状態において、疲労
感を感じた場合や休憩時に、外部電源のスイッチ16を
入力するだけでよく、この外部電源からの電力供給によ
り振動体151を振動させると共に、該振動体151に
連結された各U字状線材154を伝達振動させることが
でき、座部12に着座した使用者の尻部及び太腿部、若
しくは背部の何れか少なくとも一方に対し、振動による
適度なマッサージを行ない、事務用椅子10に着座した
事務処理者に安息を供給し、肉体的及び精神的ストレス
による疲労を可及的に緩和させることができる。
【0009】
【実施例2】第6図は、本考案の振動機構付事務用椅子
1の第2の実施例を示したものであり、該椅子1は、前
記事務用椅子10の座部12と背もたれ部13に、前記
振動伝達体15を各々連繋させた状態に埋設し、背もた
れ部13に使用者の背部荷重を掛けることにより、座部
12の振動伝達体15を上方へ稍突出させ、該座部12
に着座した尻部及び太腿部に対する強度な振動伝達を行
ない得るようにしたものである。すなわち、この振動伝
達体15は、前記座部12と前記背もたれ部13に各々
埋設される座部振動伝達体15aと背部振動伝達体15
bを有し、これら両振動伝達体15a・15b間に、こ
の中央を座部12と背もたれ部13との間で形成される
角度と同角度に屈曲させた側面視略L字状の連結板材1
55を介設すると共に、該連結板材155の略中央を、
座部12と背もたれ部13との枢止部(図示せず)に枢
止させて構成されている。
【0010】
【実施例2の作用】上記実施例2で構成された本考案の
振動機構付事務用椅子1を使用した場合には、使用者が
マッサージを行ないたい場合に、外部電源のスイッチ1
6を入力して、第8図に示したように背もたれ部13に
対する背部荷重を稍強く掛けることにより、背部振動伝
達体15bは後方へ稍押し出されると共に、これに連結
された連結板材155の座部側至端は、枢止部を支点と
して稍上部へ持ち上げられる結果となり、この至端に連
結された座部振動伝達体15aは上方へ稍突出して、背
部荷重による強度な背部マッサージと、これに連繋され
て突出した座部振動伝達体15aによる尻部及び太腿部
に対する強度な振動伝達を同時に行なうことができるの
である。
【0011】
【実施例3】第7図は、本考案の振動機構付事務用椅子
1の第3の実施例を示したものであり、該椅子1は、両
肘掛部14・14を各々座部12の両側で上下に浮沈で
きるようにした事務用椅子10’を構成し、該事務用椅
子10’の両肘掛部14・14の下端略中央間に、接続
板材141を座部12に埋設状させて架設連結してお
り、該接続板材141の上面の座部12内と背もたれ部
13内に、前記振動伝達体15を各々連繋させた状態に
埋設し、両肘掛部14・14に使用者の肘を載せて荷重
を掛けることにより、背もたれ部13の振動伝達体15
を前方へ稍突出させ、該背部に対する強度な振動伝達を
行ない得るようにしたものである。すなわち、この振動
伝達体15は、前記接続板材141の上面に載設固定さ
れ、座部12内に埋設される座部振動伝達体15aと、
前記背もたれ部13に埋設される背部振動伝達体15b
とを各々有し、これら両振動伝達体15a・15b間
に、この中央を座部12と背もたれ部13との間で形成
される角度と同角度に屈曲させた側面視略L字状の連結
板材155を介設すると共に、該連結板材155の略中
央を、座部12と背もたれ部13との枢止部(図示せ
ず)に枢止させて構成されている。
【0012】
【実施例3の作用】上記実施例3で構成された本考案の
振動機構付事務用椅子1を使用した場合には、使用者が
マッサージを行ないたい場合に、外部電源のスイッチを
入力して、第9図に示したように肘掛部14に肘を載置
させ、上半身の荷重を稍強く掛けることにより、接続板
材141に載設された座部振動伝達体15aは下方へ稍
押し下げられると共に、これに連結された連結板材15
5の背もたれ部側基端は、枢止部を支点として稍前方へ
突出する結果となり、この基端に連結された背部振動伝
達体15bは前方へ稍突出して、座部12に着座した尻
部の荷重による尻部及び太腿部に対するマッサージと、
これに連繋されて突出した背部振動伝達体15bによる
使用者背部の強度な振動伝達を同時に行なうことができ
るのである。
【0013】
【考案の効果】本考案の振動機構付事務用椅子は、上記
したように支持脚の上部に可回転且つ高さ調整可能に保
持された座部と、該座部後方に弾性付勢されて所定の傾
倒可能に立設された背もたれ部との少なくとも何れか一
方に、事務用椅子内に広範囲への振動伝達可能な振動伝
達体を埋設して、座部に着座した使用者の尻部及び太腿
部と背部の何れか少なくとも一方に対する適度な振動マ
ッサージを行ない得るよう構成されているため、従来の
事務用椅子とは異なり、着座した一定姿勢での長時間に
亙る事務処理者に対する尻部や太腿部、及び背部や脊髄
に対する負担を軽減させることができ、特にコンピュー
タやワードプロセッサー等の集中業務を強いられる事務
処理者にとっても、これら一定姿勢での強要による肉体
的及び精神的ストレスによる疲労を可及的に軽減でき、
心身の安息を供給し、健康維持に大いに役立つという効
果をもたらすものである。また本考案は、座部や背もた
れ部に埋設される振動伝達体を、ケースに振動機構を内
装した振動体の上板周囲に一定間隔を存してU字状線材
の複数を各々放射状に連結して構成しているため、従来
のバイブレータとは異なり、外部からの電力供給により
振動体のみならずU字状線材をも振動させ、事務用椅子
の座部や背もたれ部に、広範囲に亙る振動伝達を行なう
ことができる。よって、本考案は従来の各種問題点を解
決させると共に各種要望を満足させ、事務用椅子の固定
概念を一変させ、使用者に安息と多種マッサージ効果を
付与し得る有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した斜面図である。
【図2】本考案の一実施例を示した斜面図である。
【図3】本考案の第1の実施例を示した説明図である。
【図4】本考案の振動伝達体の一実施例を示した平面図
である。
【図5】本考案の振動伝達体の一実施例を示した側面図
である。
【図6】本考案の第2の実施例を示した説明図である。
【図7】本考案の第3の実施例を示した説明図である。
【図8】本考案の第2の実施例の使用状態を示した説明
図である。
【図9】本考案の第3の実施例の使用状態を示した説明
図である。
【図10】従来の事務用椅子を示した斜面図である。
【図11】従来の事務用椅子を示した斜面図である。
【符合の説明】
1 振動機構付事務用椅子 10 事務用椅子 10’ 事務用椅子 11 支持脚 12 座部 13 背もたれ部 14 肘掛部 15 振動伝達体 15a 座部振動伝達体 16b 背部振動伝達体 151 振動体 152 ケース 153 上板 154 U字状線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 和田 正記 大阪府大阪市北区鶴野町4番A−424号 株式会社テクノパテント内

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持脚の上部に可回転且つ高さ調整可能
    に保持された座部と、該座部後方に弾性付勢されて所定
    の傾倒可能に立設された背もたれ部とを有する事務用椅
    子において、該椅子の座部と背もたれ部の少なくとも何
    れか一方に、ケースに振動機構を内装した振動体の上板
    周囲に一定間隔を存してU字状線材の複数を各々放射状
    に連結してなる振動伝達体を埋設して成り、外部からの
    電力供給により振動体及びU字状線材を振動させ、事務
    用椅子の座部や背もたれ部に、広範囲の振動伝達を行な
    い得るよう構成した事を特徴とする振動機構付事務用椅
    子。
  2. 【請求項2】 支持脚の上部に可回転且つ高さ調整可能
    に保持された座部と、該座部後方に弾性付勢されて所定
    の傾倒可能に立設された背もたれ部とを有する事務用椅
    子において、該椅子の座部と背もたれ部に請求項1の振
    動伝達体を夫々埋設し、これら両振動伝達体を中央を屈
    曲させた側面視略L字状の連結板材を介設すると共に該
    連結板材の略中央を枢止させて成り、背もたれ部に荷重
    を掛けることにより、座部の振動伝達体を上方へ稍突出
    させて該座部に対する強度な振動伝達を行ない得るよう
    構成した事を特徴とする振動機構付事務用椅子。
  3. 【請求項3】 支持脚の上部に可回転且つ高さ調整可能
    に保持され、両側に一対の肘掛部を立設させた座部と、
    該座部後方に弾性付勢されて所定の傾倒可能に立設され
    た背もたれ部とを有する事務用椅子において、前記両肘
    掛部を上下に浮沈可能に構成し、該両肘掛部下端略中央
    間に接続板材を座部内に埋設するよう架設すると共に該
    接続板材の上面の座部内に請求項1の振動伝達体を設置
    し、背もたれ部内に請求項1の振動伝達体を埋設し、こ
    れら両振動伝達体を中央を屈曲させた側面視略L字状の
    連結板材を介設すると共に、該連結板材の略中央を枢止
    させて成り、肘掛部に荷重を掛けることにより、背もた
    れ部の振動伝達体を前方へ稍突出させて、該背もたれ部
    に対する強度な振動伝達を行ない得るよう構成した事を
    特徴とする振動機構付事務用椅子。
JP6440291U 1991-07-18 1991-07-18 振動機構付事務用椅子 Expired - Lifetime JP2519261Y2 (ja)

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