JP2519173B2 - コンクリ―ト護岸ブロックとこのコンクリ―ト護岸ブロックの敷設方法 - Google Patents

コンクリ―ト護岸ブロックとこのコンクリ―ト護岸ブロックの敷設方法

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JP2519173B2
JP2519173B2 JP5343981A JP34398193A JP2519173B2 JP 2519173 B2 JP2519173 B2 JP 2519173B2 JP 5343981 A JP5343981 A JP 5343981A JP 34398193 A JP34398193 A JP 34398193A JP 2519173 B2 JP2519173 B2 JP 2519173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の土木工事のう
ち、砂質緩傾斜海岸の侵食を防止する目的で製造される
コンクリート護岸ブロックと、このコンクリート護岸ブ
ロックの敷設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。現在の海岸侵食対策工法は主
として次の三つの工法に大別することができる。 第1.海岸堤防による護岸工法 第2.突堤および離岸堤工法 第3.人工養浜工法 そこで、従来の我が国の海岸侵食対策としては、第1お
よび第2の構造物構築による侵食対策工法が主体であっ
て、第3の工法は1,2の例外を除いて最近の海岸環境
整備事業の一環として施工されてきているためその歴史
は極めて浅い。
【0003】第1の海岸堤防による護岸工法は、高潮、
津波および高波による陸上への海水の侵入を防止するの
を主目的とするものであって、昭和30年代まではこの
工法が主体であった。確かに堤防、護岸で海岸線を守る
と、その施工地点よりは汀線は後退しないという点では
海岸侵食対策であるが、海岸堤防全面の砂浜はこの堤防
の反射波によって消失する例が数多く報告されるにつれ
て、更にその前面に突堤、離岸堤などの新たな侵食対策
が必要となり、施工されるようになってきた。
【0004】第2の突堤および離岸堤工法は、本発明に
関連しないので説明を省略する。第3の人工養浜工法に
おいては、人為的に侵食された浜に直接砂を投入して海
浜を回復するわけであるが、この場合も投入した砂が沖
に流出しないようにその前面に離岸堤を併用して施工す
ることが多い。
【0005】現在我が国の場合、海岸侵食対策は、第1
の海岸堤防による護岸工法と第2の突堤および離岸堤工
法、あるいは第2の突堤および離岸堤工法と第3の人工
養浜工法の組合わせによって行われる例が多い。これら
の場合、波浪の海岸への遡上エネルギーを減少させるた
め離岸堤の後背汀線より堤防に至る侵食面をコンクリー
ト製のブロックなどを配置し土砂の流失を防ぐことが行
われている。この場合のブロックは、波浪のエネルギー
に抵抗できるような大きさと砕波を目的として表面に角
錐形などの凸起を設けるのが普通である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。海岸
の侵食は主として波浪の海岸線に対する入射波の衝撃エ
ネルギーと引き波、あるいは入射波により生ずる反射波
の運動エネルギーによって生ずることは多くの実例およ
び研究の結果明らかにされている。それらの研究から、
海岸線に強固な堤防を築き波浪の陸上への侵入を阻止し
たり、それらの侵入波のエネルギーを減少させ、また、
海岸堤防からの反射波による沖方向漂砂を阻止しようと
して離岸堤を設置し、堤防設置による反射波により消失
した前浜の回復対策として二重の侵食対策が行われてい
る。
【0007】離岸堤は沿岸方向および岸より沖方向の漂
砂を制御する機能を持っている。しかしながら離岸堤が
洗掘され沈下して天端が低くなると反射率が小さくな
り、背後の堆砂機能は減少する。したがって、各施工箇
所とも離岸堤の天端高さの維持に努めている。一般的に
計画天端高さは、朔望平均満潮位に入射波高分を加えた
高さを維持することに努力している。しかしながら、離
岸堤自身の反射波によって基部の洗堀により沈下するこ
とが多い。このような場合、離岸堤の嵩上工事が必要と
なるが、敏速にこれらの嵩上を実施することは困難であ
る。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、次のようなことのできるものを提供しようとする
ものである。本発明は、上述した離岸堤の沈下や崩落に
よる天端高の低下による堤背後の堆砂機能の低下を補う
ことを目的としている。堤防前浜に展開されたブロック
群を構成する各コンクリート護岸ブロックの突起部3に
は前面部と後面部に内曲半円形状の湾曲面が形成されて
いるから、波は入射方向に向いている内曲半円形状の湾
曲面に衝突し更に砕波され、エネルギーは一層減少さ
れ、前浜を遡上し陸上部に向かうが、海岸堤防に妨げら
れ反射波となり沖方向に流れる。そしてこの反射波は、
再び先のブロック群の上を通過するが、この通過する方
向に向いている内曲半円形状の湾曲面により漂砂の運搬
を阻まれ、ブロックの前後部に堆積し、更に離岸堤の背
部にも堆積する。このように波浪のエネルギーによる海
岸部の土砂の流失は減少し前浜に堆積し、侵食を防止す
る効果が大きい。
【0009】すなわち、海岸を侵食する波浪は、風向
き、潮流、海岸の深浅や、海底の地形、気象条件など様
々の要因により、海岸への寄せ波の力、方向などが変化
するが、本発明のブロックはその突起部の特徴により、
入射波、あるいは反射波の何れの方向に対しても抵抗体
として作用し、その運動エネルギーを減衰させ土砂の運
搬力を阻むことができる。また、離岸堤などの洗堀によ
る堤高の低下による引き波に対する反射率の低下もその
存在によって補完することができ、沈下した離岸堤の嵩
上期間も延ばすことができ不時の風浪による被害を軽減
することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、コンクリートブロック本体2と、このコン
クリートブロック本体2の上面に上方に向け突設された
突起部3とからなり、コンクリートブロック本体2は、
所定の厚さを有する平面方形の形状に構成され、当該コ
ンクリートブロック本体2の前面部には前方噛み合わせ
部2A、また、後面部には後方噛み合わせ部2Bが形成
され、突起部3は、コンクリートブロック本体2の上面
における前方部と後方部を残して突設されたブロック状
体3Aと、このブロック状体3Aの前面部と後面部に形
成された内曲半円形状の湾曲面3B,3Cとから構成さ
れているコンクリート護岸ブロックである。
【0011】第2発明は、海岸堤防5と離岸堤6との中
間地帯である堤防前浜に、請求項1記載のコンクリート
護岸ブロック1を当該コンクリート護岸ブロックにおけ
る突起部3における内曲半円形状の湾曲面3B,3Cの
うちの一方が海岸堤防5の方向に対面するよう、また、
他方が離岸堤6の方向に対面するよう縦横に展開布設さ
れ、かつ、これら各コンクリート護岸ブロックは相互に
隙間ができないように緊結されているコンクリート護岸
ブロックの敷設方法である。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は第1発明のコンクリート護岸ブロックである。2はコ
ンクリートブロック本体で、3はこのコンクリートブロ
ック本体2の上面に上方に向け突設された突起部であ
る。
【0013】そこで、コンクリートブロック本体2は、
所定の厚さを有する平面方形の形状に構成され、当該コ
ンクリートブロック本体2の前面部には前方噛み合わせ
部2A、また、後面部には後方噛み合わせ部2Bが形成
されている。前方噛み合わせ部2Aは、中央のくぼみ部
2A1を中心に左右の突出部2A2が平面台形状に連設
構成されている。後方噛み合わせ部2Bは、中央のくぼ
み部2B1を中心に左右の突出部2B2が平面台形状に
連設構成されている。なお、コンクリートブロック本体
2の下面における左右部分には、所定厚さの肉厚部2
C,2Dが形成されている。突起部3は、コンクリート
ブロック本体2の上面における前方部と後方部を残して
突設されたブロック状体3Aと、このブロック状体3A
の前面部と後面部に形成された内曲半円形状の湾曲面3
B,3Cとから構成されている。
【0014】ここで、前方噛み合わせ部2Aと後方噛み
合わせ部2Bとの関係を説明する。図2のごとくコンク
リート護岸ブロック1を前後左右に連接する場合、前列
に位置する横一連の状態のコンクリート護岸ブロック1
でなる前列群1−1に対して、この前列群の後方位置に
隣接して配設された横一連の状態のコンクリート護岸ブ
ロック1でなる後列群1−2において、前列群1−1に
おける1個のコンクリート護岸ブロック1の後方噛み合
わせ部2Bに、後列群1−2における2個のコンクリー
ト護岸ブロック1の隣接する左右の突出部2A2が係合
すると共に、後列群1−2におけるコンクリート護岸ブ
ロック1の前方噛み合わせ部2Aに前列群1−1におけ
る2個のコンクリート護岸ブロック1の隣接する左右の
突出部2B2が係合するよう構成されている。
【0015】上述に構成されたコンクリート護岸ブロッ
ク1に、当該コンクリート護岸ブロック1を前後左右に
連結する場合、確実な連結状態を維持するため、連結部
4が設けられている。そこで、この連結部4は、前方噛
み合わせ部2Aにおける中央のくぼみ部2A1の中心に
刻設した平面外向きコ字状の段部4Aと、この段部4A
の中心に植設したアンカーボルト4A1と、後方噛み合
わせ部2Bにおける左右の突出部2B2に形成した平面
L字状の段部4Bと、この段部4Bの中心に植設したア
ンカーボルト4B1と、これらアンカーボルト4A1と
アンカーボルト4B1とを連結する連結鋼板4Cと、こ
の連結鋼板4Cを緊締するナット4Dとから構成されて
いる。
【0016】図2と図6を参照して、21は縁部用護岸
ブロックで、コンクリート護岸ブロックを前後左右に展
開布設時において、上下縁部に位置させて使用するもの
であるが、コンクリート護岸ブロック1における前方噛
み合わせ部2Aあるいは後方噛み合わせ部2Bのうち一
方が形成されている。図2と図9を参照して、22は第
1半割ブロックで、コンクリート護岸ブロックを前後左
右に展開布設時において、左右縁中間部に位置させて使
用するものであるが、コンクリート護岸ブロック1が当
該コンクリート護岸ブロックのブロック状体3Aを縦断
する状態で半割されている。図2と図12を参照して、
23は第2半割ブロックで、コンクリート護岸ブロック
を前後左右に展開布設時の下縁左右端部に位置させて使
用するものであるが、縁部用護岸ブロック21をブロッ
ク状体3Aを縦断する状態で半割されている。
【0017】第2発明のコンクリート護岸ブロックの敷
設方法は下記のように構成されている。図2を参照し
て、海岸堤防5と離岸堤6との中間地帯である堤防前浜
に、コンクリート護岸ブロック1を当該コンクリート護
岸ブロックにおける突起部3における内曲半円形状の湾
曲面3B,3Cのうちの一方が海岸堤防5の方向に対面
するよう、また、他方が離岸堤6の方向に対面するよう
縦横に展開布設されている。しかも、これら各コンクリ
ート護岸ブロックは相互に隙間ができないように連結金
物で緊結されている。矢印5Aは反射波の方向、矢印6
Aは入射波の方向を示す。
【0018】海岸侵食を制御する方法は従来の侵食側か
ら考察して漂砂の制御にあることは明らかで、侵食性海
岸を堆積性に変えるためには、波形勾配を変えるか、海
底勾配を変えるか、底質粒径を変えることを必要とす
る。しかしながら、底質を広範囲に変えることは極めて
困難であり、また、海底勾配は入射波特性および底質に
よって左右されるから、波形勾配を変えることが最も取
りやすい方法であろうが、波形勾配のうち波の波長を変
化させることは難しいが、波高を低減させることにより
入射波の波形勾配を変化させることができる。離岸堤は
この入射波高の低減を目的としたもので、離岸堤の波の
減衰効果は著しいものがある。本発明のものは、その減
衰効果を更に高め、波の反射率を低めることにより侵食
を制御しようとするものである。
【0019】実験では50分の1模型を使用、海岸堤防
及び離岸堤も夫々50分の1とし、海岸のり面勾配は
1:2(26°35′).1:2.5(21°50′)
の2種類とした底質には石狩川河口砂を用いた。実験で
は造波機を用い距離10mの地点より様々の波長、波
高、波向を変えて50回にわたって実験したが、のり面
勾配1:2よりも1:2.5のほうが流失分が殆どな
く、1:2の場合は前者に較べて平均約14%多かっ
た。また、ブロックの敷設のない場合、波高3m(換
算)以上の場合は殆どが流失した。この結果、海岸のり
面が緩傾斜である程効果が上がることが判明した。ま
た、ブロックの敷設の際、ブロックの基礎として下に栗
石や捨て石を並べ法尻は水平部を作らないほうが結果は
良好であった。実験の結果、本発明のブロック護岸防災
面から考えても一種の低反射護岸と呼ぶことが適当であ
る。
【0020】作用について効果と共に説明する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。本発明のコンクリートブ
ロックは、砂質緩傾斜海岸などの海岸堤防の前面に展開
布設することにより、その特徴とする2方向(陸上方向
と沖方向)への内曲半円形状の湾曲面により、波浪の入
射遡上エネルギーを砕破により低減し、また、その反射
波や引き波も破砕散乱せしめ堆砂を促進し、侵食を食い
止めることができる。さらに、沖側設置された離岸堤の
洗堀などの沈下により、離岸堤背面の反射率の低下を補
完し、嵩上の時期を遅らせることができる。また、すべ
て工場製品であり品質の確保と供給の安定並びに工期の
短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート護岸ブロックの斜視図である。
【図2】コンクリート護岸ブロックの展開布設状態を示
す平面図である。
【図3】コンクリート護岸ブロックの平面図である。
【図4】コンクリート護岸ブロックの正面図である。
【図5】A−A線断面図である。
【図6】縁部用護岸ブロックの平面図である。
【図7】縁部用護岸ブロックの正面図である。
【図8】B−B線断面図である。
【図9】第1半割ブロックの平面図である。
【図10】第1半割ブロックの正面図である。
【図11】同上の右側面図である。
【図12】第2半割ブロックの平面図である。
【図13】第2半割ブロックの正面図である。
【図14】同上の右側面図である。
【図15】コンクリート護岸ブロックの展開布設時にお
ける連結方法を示す平面図である。
【図16】同上の拡大図である。
【図17】C−C線拡大断面図である。
【図18】連結鋼板の平面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート護岸ブロック 2 コンクリートブロック本体 2A 前方噛み合わせ部 2B 後方噛み合わせ部 3 突起部 3A ブロック状体 3B,3C 内曲半円形状の湾曲面 4 連結部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートブロック本体(2)と、こ
    のコンクリートブロック本体(2)の上面に上方に向け
    突設された突起部(3)とからなり、コンクリートブロ
    ック本体(2)は、所定の厚さを有する平面方形の形状
    に構成され、当該コンクリートブロック本体(2)の前
    面部には前方噛み合わせ部(2A)、また、後面部には
    後方噛み合わせ部(2B)が形成され、突起部(3)
    は、コンクリートブロック本体(2)の上面における前
    方部と後方部を残して突設されたブロック状体(3A)
    と、このブロック状体(3A)の前面部と後面部に形成
    された内曲半円形状の湾曲面(3B,3C)とから構成
    されていることを特徴とするコンクリート護岸ブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 海岸堤防(5)と離岸堤(6)との中間
    地帯である堤防前浜に、請求項1記載のコンクリート護
    岸ブロック(1)を当該コンクリート護岸ブロックにお
    ける突起部(3)における内曲半円形状の湾曲面(3
    B,3C)のうちの一方が海岸堤防(5)の方向に対面
    するよう、また、他方が離岸堤(6)の方向に対面する
    よう縦横に展開布設され、かつ、これら各コンクリート
    護岸ブロックは相互に隙間ができないように緊結されて
    いることを特徴とするコンクリート護岸ブロックの敷設
    方法。
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