JP2518242Y2 - 貨物車両のシート - Google Patents
貨物車両のシートInfo
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- JP2518242Y2 JP2518242Y2 JP10130090U JP10130090U JP2518242Y2 JP 2518242 Y2 JP2518242 Y2 JP 2518242Y2 JP 10130090 U JP10130090 U JP 10130090U JP 10130090 U JP10130090 U JP 10130090U JP 2518242 Y2 JP2518242 Y2 JP 2518242Y2
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- JP
- Japan
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- sewn
- seat
- freight vehicle
- seat body
- sheet
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、長尺な布製材料を縫製して矩形状に形成さ
れ貨物車両の荷積載部に掛けられる貨物車両のシートに
関する。
れ貨物車両の荷積載部に掛けられる貨物車両のシートに
関する。
(従来の技術) 貨物車両例えばトレーラ車の荷積載部1は、第8図に
示すように、例えば幅2.45m,長さ12mの床板2の前端部
に幅2.45m,高さ2.4mの前板3が固着され、床板2の両側
端部に高さ1mの側板4が回動可能に取付けられ、床板2
の後端部に高さ1mの後板5が回動可能に取付けられた構
成である。これら側板4及び後板5は、荷積みのときは
二点鎖線で示すように下方へ回動されて荷積載部1は
左,右に開放するようになり、荷積み完了時には上方へ
回動されて側板4及び後板5相互間及び前板3との間が
連結される。尚、6は床板2の周縁部下面に例えば40cm
のピッチで取付けられた多数のフック、7は床板2の前
端部に設けられた伸縮可能な支え、8は床板2の後端部
に設けられた車輪である。
示すように、例えば幅2.45m,長さ12mの床板2の前端部
に幅2.45m,高さ2.4mの前板3が固着され、床板2の両側
端部に高さ1mの側板4が回動可能に取付けられ、床板2
の後端部に高さ1mの後板5が回動可能に取付けられた構
成である。これら側板4及び後板5は、荷積みのときは
二点鎖線で示すように下方へ回動されて荷積載部1は
左,右に開放するようになり、荷積み完了時には上方へ
回動されて側板4及び後板5相互間及び前板3との間が
連結される。尚、6は床板2の周縁部下面に例えば40cm
のピッチで取付けられた多数のフック、7は床板2の前
端部に設けられた伸縮可能な支え、8は床板2の後端部
に設けられた車輪である。
シート9は、第9図に示すように、例えば幅寸法92cm
の長尺な布製材料たる木綿製のシート材10を複数枚例え
ば7枚、幅方向に継ぎ合わせて幅6.2m,長さ15mの矩形状
に形成されている。このシート9には、前後の端部9a,9
b(第9図の左,右の端部)に袋状部11が形成され、こ
こにロープ12が挿入されている。また、長手方向の両側
端部9c,9dに多数のアイレット13が設けられており、こ
れらアイレット13に対応して90cm内側の位置にアイレッ
ト14aを有する多数のピケット14が取付けられている。
このシート9は、通常は布製材料10の幅寸法に折畳まれ
て保管されている。そして、シート9は、荷積載部1に
積載された荷物の上に掛けられる場合、二点鎖線で示す
ように、荷積載部1の中心部に置かれ、その両側端部9
c,9dを両側に垂らすと、左,右の長さが均等になる(第
10図参照)。そこで、多数のアイレット13に挿通したロ
ープ15の内の隣接するアイレット13,13の中間に位置す
る部位をフック6に掛けてロープ15の両端を引っ張る
と、シート9の両側端部9c,9dが下方に引張られて固定
される。又は、一端部をピケット14に取付けたゴム等の
索状部材16の他端部をフック6に結びつけると、シート
9の両側端部9c,9dが下方に引張られて固定される。
尚、第10図には、説明の便宜上、ロープ15及び索状部材
16の双方を用いた場合が示されているが、実際には、い
ずれか一方が選択して用いられる。また、シート9の前
後の端部9a,9bは、ロープ12の両端を引張ることにより
前板3及び後板5を覆うように円弧状に絞られ、ロープ
12の端部が床板2のフック6に結びつけられている。
の長尺な布製材料たる木綿製のシート材10を複数枚例え
ば7枚、幅方向に継ぎ合わせて幅6.2m,長さ15mの矩形状
に形成されている。このシート9には、前後の端部9a,9
b(第9図の左,右の端部)に袋状部11が形成され、こ
こにロープ12が挿入されている。また、長手方向の両側
端部9c,9dに多数のアイレット13が設けられており、こ
れらアイレット13に対応して90cm内側の位置にアイレッ
ト14aを有する多数のピケット14が取付けられている。
このシート9は、通常は布製材料10の幅寸法に折畳まれ
て保管されている。そして、シート9は、荷積載部1に
積載された荷物の上に掛けられる場合、二点鎖線で示す
ように、荷積載部1の中心部に置かれ、その両側端部9
c,9dを両側に垂らすと、左,右の長さが均等になる(第
10図参照)。そこで、多数のアイレット13に挿通したロ
ープ15の内の隣接するアイレット13,13の中間に位置す
る部位をフック6に掛けてロープ15の両端を引っ張る
と、シート9の両側端部9c,9dが下方に引張られて固定
される。又は、一端部をピケット14に取付けたゴム等の
索状部材16の他端部をフック6に結びつけると、シート
9の両側端部9c,9dが下方に引張られて固定される。
尚、第10図には、説明の便宜上、ロープ15及び索状部材
16の双方を用いた場合が示されているが、実際には、い
ずれか一方が選択して用いられる。また、シート9の前
後の端部9a,9bは、ロープ12の両端を引張ることにより
前板3及び後板5を覆うように円弧状に絞られ、ロープ
12の端部が床板2のフック6に結びつけられている。
(考案が解決しようとする課題) 上述のシート9は、いつも荷物の上に左、右の長さが
均等となるように掛けられるので、荷積載部1の四隅部
の肩即ち前板3の上端部3a,3b及び後板5の上端部5a,5b
(若しくはこの位置に対応する荷物)に接する部分がい
つも同じ位置になる。ところで、シート9は、ロープ15
或るいは索状部材16及びロープ12によって引張られてい
るので、前板3の上端部3a,3b及び後板5の上端部5a,5b
に接する部分には引っ張り力が作用して傷み易く、この
部分が裂けるという問題がある。そこで、前板3の上端
部3a,3b及び後板5の上端部5a,5bに別体の肩当て部材を
当てがっているが、これは肩当て部材が紛失し易いとい
う新たな問題が発生する。而して、シート9の裂けた部
分に肩当て部材を縫い付けることも考えられるが、シー
ト9が大きくしかも縫い付け部分の辺部9a乃至9dからの
寸法が大で、ミシンで縫製可能な範囲を超えているの
で、縫製が困難であるという問題がある。
均等となるように掛けられるので、荷積載部1の四隅部
の肩即ち前板3の上端部3a,3b及び後板5の上端部5a,5b
(若しくはこの位置に対応する荷物)に接する部分がい
つも同じ位置になる。ところで、シート9は、ロープ15
或るいは索状部材16及びロープ12によって引張られてい
るので、前板3の上端部3a,3b及び後板5の上端部5a,5b
に接する部分には引っ張り力が作用して傷み易く、この
部分が裂けるという問題がある。そこで、前板3の上端
部3a,3b及び後板5の上端部5a,5bに別体の肩当て部材を
当てがっているが、これは肩当て部材が紛失し易いとい
う新たな問題が発生する。而して、シート9の裂けた部
分に肩当て部材を縫い付けることも考えられるが、シー
ト9が大きくしかも縫い付け部分の辺部9a乃至9dからの
寸法が大で、ミシンで縫製可能な範囲を超えているの
で、縫製が困難であるという問題がある。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、肩当て部材を紛失することがなく、又、縫い付
けの困難性もなく、シート本体の強度を増大し得る貨物
車両のシートを提供するにある。
目的は、肩当て部材を紛失することがなく、又、縫い付
けの困難性もなく、シート本体の強度を増大し得る貨物
車両のシートを提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の貨物車両のシートは、貨物車両の荷積載部に
掛けられるシート本体を複数枚の長尺な布製材料を縫製
して矩形状に形成し、このシート本体に前記布製材料の
縫製時に四隅部よりも内側に位置して前記荷積載部の四
隅部の肩若しくはこの位置に対応する荷物の肩に当接す
る肩当て部材を縫い付けるところに特徴を有する。
掛けられるシート本体を複数枚の長尺な布製材料を縫製
して矩形状に形成し、このシート本体に前記布製材料の
縫製時に四隅部よりも内側に位置して前記荷積載部の四
隅部の肩若しくはこの位置に対応する荷物の肩に当接す
る肩当て部材を縫い付けるところに特徴を有する。
(作用) 本考案の貨物車両のシートには、シート本体に肩当て
部材を布製材料の縫製時に縫い付けたので、肩当て部材
が紛失せず、又、縫い付けの困難性もない。
部材を布製材料の縫製時に縫い付けたので、肩当て部材
が紛失せず、又、縫い付けの困難性もない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第7図を参
照して説明する。但し、従来例と同一部分には同一符号
を付す。
照して説明する。但し、従来例と同一部分には同一符号
を付す。
即ち、第6図において、1は貨物車両例えばトレーラ
車の荷積載部、2は床板、3は前板、3a,3bは上端部、
4は側板、5は後板、5a,5bは上端部、6はフック、7
は支え、8は車輪である。
車の荷積載部、2は床板、3は前板、3a,3bは上端部、
4は側板、5は後板、5a,5bは上端部、6はフック、7
は支え、8は車輪である。
第1図において、21はシート本体で、これは、オレン
ジ色の幅寸法92cmの長尺な布製材料たる木綿製のシート
材22と、これの両側に3枚づつ幅方向に並べられ縫合部
23で継ぎ合わされた緑色の幅寸法92cmの長尺な布製材料
たる木綿製のシート材24とから構成され、幅6.2m,長さ1
5mの矩形状に形成されている。而して、縫合部23は、第
2図(a)に示すように、シート材22及びシート材24或
いは2枚のシート材24,24を重ね合わせて第1の縫合部2
3aを形成した後、第2図(b)に示すように、シート材
22或いは24を折り返し第1の縫合部23aより端部22a,24a
側に位置して第2の縫合部23bを形成して構成される。2
5はシート本体21の前後の端部21a,21b(第1図の左,右
の端部)に形成された袋状部で(第3図参照)、ここに
ロープ26が挿入されてその両端部26aが約1mづつ引き出
されている。27はアイレットで、これはシート本体21の
長手方向の両側端部21c,21dにピッチ80cmで多数設けら
れている。28はシート本体21に縫い付けられた多数のピ
ケットで、これらは、三角形状をなし中心部にアイレッ
ト28aが取付けられ、アイレット27から90cm内側の位置
している。
ジ色の幅寸法92cmの長尺な布製材料たる木綿製のシート
材22と、これの両側に3枚づつ幅方向に並べられ縫合部
23で継ぎ合わされた緑色の幅寸法92cmの長尺な布製材料
たる木綿製のシート材24とから構成され、幅6.2m,長さ1
5mの矩形状に形成されている。而して、縫合部23は、第
2図(a)に示すように、シート材22及びシート材24或
いは2枚のシート材24,24を重ね合わせて第1の縫合部2
3aを形成した後、第2図(b)に示すように、シート材
22或いは24を折り返し第1の縫合部23aより端部22a,24a
側に位置して第2の縫合部23bを形成して構成される。2
5はシート本体21の前後の端部21a,21b(第1図の左,右
の端部)に形成された袋状部で(第3図参照)、ここに
ロープ26が挿入されてその両端部26aが約1mづつ引き出
されている。27はアイレットで、これはシート本体21の
長手方向の両側端部21c,21dにピッチ80cmで多数設けら
れている。28はシート本体21に縫い付けられた多数のピ
ケットで、これらは、三角形状をなし中心部にアイレッ
ト28aが取付けられ、アイレット27から90cm内側の位置
している。
さて、29は木綿製のシート材からなる肩当て片29aと
肩当て片29bとから構成された肩当て部材で、これは第
7図に示す荷積載部1の四隅部例えば前板3の上端部3
a,3b及び後板5の上端部5a,5bに相当する位置に幅90cm,
長さ120cmの矩形状に形成されている。これらの肩当て
片29a及び29bは、2枚のシート材24,24を縫合するに先
立って、第4図に示すように、夫々シート材24,24にそ
の端部24a,24aに対応する辺部を除く3辺が縫い付けら
れ、縫合部23の形成時に、第5図(a)に示すように、
肩当て片29aを縫い付けた木綿製のシート材24と、肩当
て片29bを縫い付けたシート材24を重ね合わせ、第1の
縫合部23aを形成した後、第5図(b)に示すように、
肩当て片29a及びシート材24を折り返し第2の縫合部23b
が形成される。尚、30はシート本体21の前後の端部21a,
21bに面して各2個取付けられたアイレット30aを有する
ピケットである。
肩当て片29bとから構成された肩当て部材で、これは第
7図に示す荷積載部1の四隅部例えば前板3の上端部3
a,3b及び後板5の上端部5a,5bに相当する位置に幅90cm,
長さ120cmの矩形状に形成されている。これらの肩当て
片29a及び29bは、2枚のシート材24,24を縫合するに先
立って、第4図に示すように、夫々シート材24,24にそ
の端部24a,24aに対応する辺部を除く3辺が縫い付けら
れ、縫合部23の形成時に、第5図(a)に示すように、
肩当て片29aを縫い付けた木綿製のシート材24と、肩当
て片29bを縫い付けたシート材24を重ね合わせ、第1の
縫合部23aを形成した後、第5図(b)に示すように、
肩当て片29a及びシート材24を折り返し第2の縫合部23b
が形成される。尚、30はシート本体21の前後の端部21a,
21bに面して各2個取付けられたアイレット30aを有する
ピケットである。
このシート本体21は、通常はオレンジ色のシート材22
に両側の各3枚のシート材24が重なるように折畳まれて
保管されている。そして、シート本体21は、荷積載部1
に積載された荷物の上に掛けられる場合、第6図に二点
鎖線で示すように、荷物の中央にシート材22を置き、両
側を垂れ下げれば、第7図に示すように、両側端部21c,
21dが左,右均等の長さとなり、4個の肩当て部材29が
荷積載部1の四隅部例えば前板3の上端部3a,3b及び後
板5の上端部5a,5b若しくはこれらの位置に対応する荷
物の肩に当接する。そこで、多数のアイレット27に挿通
したロープ31の内の隣接するアイレット27,27の中間に
位置する部位をフック6に掛けてロープ31の両端を引張
ると、シート本体21の両側端部21c,21dを下方が引張り
固定される。又は、一端部をピケット28に取付けたゴム
等の索状部材32の他端部をフック6に結びつけると、シ
ート本体21の両側端部21c,21dが下方に引張られて固定
される。尚、第7図には、説明の便宜上、ロープ31及び
索状部材32の双方を用いた場合が示されているが、実際
には、いずれか一方が選択して用いられる。そして、シ
ート本体21の前後の端部21a,21bは、ロープ26の両端を
引張ることにより前板3及び後板5を覆うように円弧状
に絞られ、ロープ26の端部が床板2のフック6に結びつ
けられ、更に、一端部をピケット30に取付けたゴム等の
索状部材33の他端部をフック6に結びつけることにより
固定される。
に両側の各3枚のシート材24が重なるように折畳まれて
保管されている。そして、シート本体21は、荷積載部1
に積載された荷物の上に掛けられる場合、第6図に二点
鎖線で示すように、荷物の中央にシート材22を置き、両
側を垂れ下げれば、第7図に示すように、両側端部21c,
21dが左,右均等の長さとなり、4個の肩当て部材29が
荷積載部1の四隅部例えば前板3の上端部3a,3b及び後
板5の上端部5a,5b若しくはこれらの位置に対応する荷
物の肩に当接する。そこで、多数のアイレット27に挿通
したロープ31の内の隣接するアイレット27,27の中間に
位置する部位をフック6に掛けてロープ31の両端を引張
ると、シート本体21の両側端部21c,21dを下方が引張り
固定される。又は、一端部をピケット28に取付けたゴム
等の索状部材32の他端部をフック6に結びつけると、シ
ート本体21の両側端部21c,21dが下方に引張られて固定
される。尚、第7図には、説明の便宜上、ロープ31及び
索状部材32の双方を用いた場合が示されているが、実際
には、いずれか一方が選択して用いられる。そして、シ
ート本体21の前後の端部21a,21bは、ロープ26の両端を
引張ることにより前板3及び後板5を覆うように円弧状
に絞られ、ロープ26の端部が床板2のフック6に結びつ
けられ、更に、一端部をピケット30に取付けたゴム等の
索状部材33の他端部をフック6に結びつけることにより
固定される。
上記構成によれば、つぎの効果を奏する。即ち、肩当
て部材29はシート本体21に縫合部23を介して一体に縫合
されているので、紛失することがない。そして、肩当て
部材29は、シート本体21を形成すべく縫製するときに、
シート材24,24の縫い合わせと同時に縫い付けられるの
で、縫い付けの困難性もない。また、荷積載部1の四隅
部即ち前板3の上端部3a,3b及び後板5の上端部5a,5bに
は2枚のシート材24及び2枚の肩当て部材29が当接する
ので(縫合部23においては合計6枚となる)、シート本
体21の強度が著しく増大する。
て部材29はシート本体21に縫合部23を介して一体に縫合
されているので、紛失することがない。そして、肩当て
部材29は、シート本体21を形成すべく縫製するときに、
シート材24,24の縫い合わせと同時に縫い付けられるの
で、縫い付けの困難性もない。また、荷積載部1の四隅
部即ち前板3の上端部3a,3b及び後板5の上端部5a,5bに
は2枚のシート材24及び2枚の肩当て部材29が当接する
ので(縫合部23においては合計6枚となる)、シート本
体21の強度が著しく増大する。
特に、上記実施例においては、シート本体21の中心部
にオレンジ色のシート材22を配置し、その両側にシート
材24,24を継ぎ合せたので、シート本体21を荷物に掛け
る場合の中心位置の選定が簡単に出来て、シート掛け作
業が著しく容易にできる。
にオレンジ色のシート材22を配置し、その両側にシート
材24,24を継ぎ合せたので、シート本体21を荷物に掛け
る場合の中心位置の選定が簡単に出来て、シート掛け作
業が著しく容易にできる。
[考案の効果] 本考案の貨物車両のシートは、シート本体を複数枚の
長尺な布製材料を縫製して矩形状に形成し、このシート
本体に前記布製材料の縫製時に四隅部よりも内側に位置
して前記荷積載部の四隅部の肩若しくはこの位置に対応
する荷物の肩に当接する肩当て部材を縫い付けるように
したので、肩当て部材を紛失することを防止し得、縫い
付けの困難性もなくて、シート本体の強度を増大し得る
という効果を奏する。
長尺な布製材料を縫製して矩形状に形成し、このシート
本体に前記布製材料の縫製時に四隅部よりも内側に位置
して前記荷積載部の四隅部の肩若しくはこの位置に対応
する荷物の肩に当接する肩当て部材を縫い付けるように
したので、肩当て部材を紛失することを防止し得、縫い
付けの困難性もなくて、シート本体の強度を増大し得る
という効果を奏する。
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はシートの平面図、第2図(a),(b)は縫合過
程を示す第1図中II-II線に沿う断面図、第3図はシー
ト本体端部の斜視図、第4図は要部の分解斜視図、第5
図(a),(b)は縫合過程を示す第1図中V−V線に
沿う断面図、第6図は荷積載部の斜視図、第7図は荷物
にシートを掛けた状態を示す斜視図であり、第8図は従
来例の第6図相当図、第9図は同第1図相当図、第10図
は同第7図相当図である。 図中、1は荷積載部、21はシート本体、22及び24はシー
ト材(布製材料)、23は縫合部、29は肩当て部材を示
す。
1図はシートの平面図、第2図(a),(b)は縫合過
程を示す第1図中II-II線に沿う断面図、第3図はシー
ト本体端部の斜視図、第4図は要部の分解斜視図、第5
図(a),(b)は縫合過程を示す第1図中V−V線に
沿う断面図、第6図は荷積載部の斜視図、第7図は荷物
にシートを掛けた状態を示す斜視図であり、第8図は従
来例の第6図相当図、第9図は同第1図相当図、第10図
は同第7図相当図である。 図中、1は荷積載部、21はシート本体、22及び24はシー
ト材(布製材料)、23は縫合部、29は肩当て部材を示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】複数枚の長尺な布製材料を縫製して矩形状
に形成され貨物車両の荷積載部に掛けられるシート本体
と、このシート本体に前記布製材料の縫製時に縫い付け
られ四隅部よりも内側に位置して前記荷積載部の四隅部
の肩若しくはこの位置に対応する荷物の肩に当接する肩
当て部材とを具備してなる貨物車両のシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130090U JP2518242Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 貨物車両のシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130090U JP2518242Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 貨物車両のシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457448U JPH0457448U (ja) | 1992-05-18 |
JP2518242Y2 true JP2518242Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31844637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10130090U Expired - Lifetime JP2518242Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 貨物車両のシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518242Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP10130090U patent/JP2518242Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457448U (ja) | 1992-05-18 |
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