JP2517617Y2 - ウォーターカーテン用噴水装置 - Google Patents
ウォーターカーテン用噴水装置Info
- Publication number
- JP2517617Y2 JP2517617Y2 JP1992022880U JP2288092U JP2517617Y2 JP 2517617 Y2 JP2517617 Y2 JP 2517617Y2 JP 1992022880 U JP1992022880 U JP 1992022880U JP 2288092 U JP2288092 U JP 2288092U JP 2517617 Y2 JP2517617 Y2 JP 2517617Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- fountain
- water
- pipe
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- Expired - Lifetime
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- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、ウォーターカーテン
を演出するウォーターカーテン用噴水装置に関する。
を演出するウォーターカーテン用噴水装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】水平なヘッダー管の周壁底部に、管内に
連通する下向きの噴水ノズルを、上記ヘッダー管の長手
方向に所定の間隔で取付け、各噴水ノズルから一斉に下
向きに噴出する噴水流によってウォーターカーテンを演
出するウォーターカーテン用噴水装置は従来から公知で
ある。
連通する下向きの噴水ノズルを、上記ヘッダー管の長手
方向に所定の間隔で取付け、各噴水ノズルから一斉に下
向きに噴出する噴水流によってウォーターカーテンを演
出するウォーターカーテン用噴水装置は従来から公知で
ある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来のウォーターカー
テン用噴水装置では、ヘッダー管に給水した場合、管内
で水はヘッダー管の長手方向に脈動し、その影響で噴水
のスタート時に全部の噴水ノズルから同時に水が出ない
とか、噴水の停止時に各噴水ノズルからの水の切れかた
が不均一になり、又、ヘッダー管内での水と空気の置換
のため各噴水ノズルから雨だれのように水が暫く出る状
態（鼻ダレ現象）が続き、一斉に停止しないとかの見苦
しさがある。又、ヘッダー管内では圧力変動があるた
め、各噴水ノズルからの噴出流量に差が生じて均一にな
らない。更に、ヘッダー管には空気抜き装置を設ける必
要があり、体裁を損じる。更に、ヘッダー管に多数の噴
水ノズルを取付ける場合、取付け精度に限界があり、各
ノズルが噴出する噴水流の方向がバラツキ、全部の噴水
ノズルから一定の方向に水を噴出させてウォーターカー
テンを演出することが困難である。
テン用噴水装置では、ヘッダー管に給水した場合、管内
で水はヘッダー管の長手方向に脈動し、その影響で噴水
のスタート時に全部の噴水ノズルから同時に水が出ない
とか、噴水の停止時に各噴水ノズルからの水の切れかた
が不均一になり、又、ヘッダー管内での水と空気の置換
のため各噴水ノズルから雨だれのように水が暫く出る状
態（鼻ダレ現象）が続き、一斉に停止しないとかの見苦
しさがある。又、ヘッダー管内では圧力変動があるた
め、各噴水ノズルからの噴出流量に差が生じて均一にな
らない。更に、ヘッダー管には空気抜き装置を設ける必
要があり、体裁を損じる。更に、ヘッダー管に多数の噴
水ノズルを取付ける場合、取付け精度に限界があり、各
ノズルが噴出する噴水流の方向がバラツキ、全部の噴水
ノズルから一定の方向に水を噴出させてウォーターカー
テンを演出することが困難である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、水平な
ヘッダー管の周壁底部に、管内に連通する下向きの噴水
ノズルを上記ヘッダー管の長手方向に所定の間隔で取付
けたウォーターカーテン用噴水装置において、上記各噴
水ノズルは、下端に半球凹面を有し、ヘッダー管の下面
に開設された孔に下からねじ込んで取付ける固定管と、
該固定管の半球凹面に適合した球形部を有する首振り管
と、該首振り管に嵌めて前記固定管の外周にねじ込み、
首振り管を固定管に対して固定する袋ナットと、下端が
固定管に取付けられてヘッダー管中に立設され、上端に
斜めの切口を有し、この上端がヘッダー管の周壁頂部近
くに開口する導水管とからなることを特徴とする。
ヘッダー管の周壁底部に、管内に連通する下向きの噴水
ノズルを上記ヘッダー管の長手方向に所定の間隔で取付
けたウォーターカーテン用噴水装置において、上記各噴
水ノズルは、下端に半球凹面を有し、ヘッダー管の下面
に開設された孔に下からねじ込んで取付ける固定管と、
該固定管の半球凹面に適合した球形部を有する首振り管
と、該首振り管に嵌めて前記固定管の外周にねじ込み、
首振り管を固定管に対して固定する袋ナットと、下端が
固定管に取付けられてヘッダー管中に立設され、上端に
斜めの切口を有し、この上端がヘッダー管の周壁頂部近
くに開口する導水管とからなることを特徴とする。
【０００５】
【実施例】図示の実施例において、１は水平に配置さ
れ、内部に水がポンプで供給される円筒形のヘッダー管
であり、該管１の周壁底部には管内に連通する下向きの
噴水ノズル２をヘッダー管の長手方向に所定の間隔で多
数取付けてある。ヘッダー管１の内径は約１５０ｍｍ、
噴水ノズル２の間隔は約３０ｍｍである。各噴水ノズル
２には上向きの導水管３がヘッダー管中に立設してあ
る。この導水管３はヘッダー管１の直径方向に向き、そ
の上端はヘッダー管１の周壁頂部近くに達している。導
水管３は、上端の開口面積を大にするためと、水のスム
ースな流出を図るために、上端は角度４５゜で斜めの切
口４になっている。導水管３の高さは、上記した内径約
１５０ｍｍのヘッダー管の場合、約１４５ｍｍである
が、ヘッダー管の内径の９０％以上が好ましい。
れ、内部に水がポンプで供給される円筒形のヘッダー管
であり、該管１の周壁底部には管内に連通する下向きの
噴水ノズル２をヘッダー管の長手方向に所定の間隔で多
数取付けてある。ヘッダー管１の内径は約１５０ｍｍ、
噴水ノズル２の間隔は約３０ｍｍである。各噴水ノズル
２には上向きの導水管３がヘッダー管中に立設してあ
る。この導水管３はヘッダー管１の直径方向に向き、そ
の上端はヘッダー管１の周壁頂部近くに達している。導
水管３は、上端の開口面積を大にするためと、水のスム
ースな流出を図るために、上端は角度４５゜で斜めの切
口４になっている。導水管３の高さは、上記した内径約
１５０ｍｍのヘッダー管の場合、約１４５ｍｍである
が、ヘッダー管の内径の９０％以上が好ましい。
【０００６】尚、各噴水ノズル２は、下端に半球凹面を
有し、ヘッダー管の下周面に開設された孔に下からねじ
込んで取付ける固定管５と、上記固定管５の半球凹面に
適合した球形部を有する首振り管６と、首振り管に嵌め
て固定管５の外周にねじ込む袋ナット７とからなり、袋
ナット７を少し弛めることにより首振り管の向きを調整
できるようになっている。そして、前記導水管３の下端
部は固定管５の内周に差し込んで取付けてある。
有し、ヘッダー管の下周面に開設された孔に下からねじ
込んで取付ける固定管５と、上記固定管５の半球凹面に
適合した球形部を有する首振り管６と、首振り管に嵌め
て固定管５の外周にねじ込む袋ナット７とからなり、袋
ナット７を少し弛めることにより首振り管の向きを調整
できるようになっている。そして、前記導水管３の下端
部は固定管５の内周に差し込んで取付けてある。
【０００７】このように、ヘッダー管の内部には各噴水
ノズル２から垂直に立つ導水管３がー列に並び、ヘッダ
ー管内に給水された水は各導水管３に上端から入り、該
管３から固定管５、首振り管６中を流下して首振り管６
から下向きに噴出し、ウォーターカーテンを演出する。
ノズル２から垂直に立つ導水管３がー列に並び、ヘッダ
ー管内に給水された水は各導水管３に上端から入り、該
管３から固定管５、首振り管６中を流下して首振り管６
から下向きに噴出し、ウォーターカーテンを演出する。
【０００８】
【考案の効果】上述で明らかなように、本考案の噴水装
置では、水はヘッダー管内に垂直に立つ導水管の上端か
ら入るようになっている。このためヘッダー管内に生じ
る長手方向の脈動の影響を殆ど受けないと共に、噴水の
スタート時はヘッダー管内の圧力がほゞ一定になった時
点で各噴水ノズルから一斉に、ほゞ同じ流量で噴水す
る。又、導水管の上端と、ヘッダー管の周囲壁の頂部と
の間の空間は小さいため、ヘッダー管内に残存する空気
の影響を噴水が受けることは少なく、又、噴水の停止時
に各噴水ノズルから自然流下する水量は上記空間にある
量だけで非常に少ないから、管内に生じる脈動の影響を
受けないことゝ相俟ち鼻ダレ現象も生じない。更に、空
気抜き装置を設ける必要がないのでデザイン的にスッキ
リ、シンプルになり、製造組立も容易である。
置では、水はヘッダー管内に垂直に立つ導水管の上端か
ら入るようになっている。このためヘッダー管内に生じ
る長手方向の脈動の影響を殆ど受けないと共に、噴水の
スタート時はヘッダー管内の圧力がほゞ一定になった時
点で各噴水ノズルから一斉に、ほゞ同じ流量で噴水す
る。又、導水管の上端と、ヘッダー管の周囲壁の頂部と
の間の空間は小さいため、ヘッダー管内に残存する空気
の影響を噴水が受けることは少なく、又、噴水の停止時
に各噴水ノズルから自然流下する水量は上記空間にある
量だけで非常に少ないから、管内に生じる脈動の影響を
受けないことゝ相俟ち鼻ダレ現象も生じない。更に、空
気抜き装置を設ける必要がないのでデザイン的にスッキ
リ、シンプルになり、製造組立も容易である。
【０００９】更に、噴水ノズルは、下端に半球凹面を有
し、ヘッダー管の下面に開設された孔に下からねじ込ん
で取付けられ、上記導水管をヘッダー管中に立設する固
定管と、該固定管の半球凹面に適合した球形部を有する
首振り管と、該首振り管に嵌めて前記固定管の外周にね
じ込み、首振り管を固定管に対して固定する袋ナットを
有するので、ヘッダー管の下面に間隔を保って多数取付
けた噴水ノズルの水の噴出方向を、袋ナットを弛め、首
振り管を動かして一定の向きに揃え、袋ナットを締付け
ることにより、噴水流の方向にバラツキがないウォータ
ーカーテンを演出できる。
し、ヘッダー管の下面に開設された孔に下からねじ込ん
で取付けられ、上記導水管をヘッダー管中に立設する固
定管と、該固定管の半球凹面に適合した球形部を有する
首振り管と、該首振り管に嵌めて前記固定管の外周にね
じ込み、首振り管を固定管に対して固定する袋ナットを
有するので、ヘッダー管の下面に間隔を保って多数取付
けた噴水ノズルの水の噴出方向を、袋ナットを弛め、首
振り管を動かして一定の向きに揃え、袋ナットを締付け
ることにより、噴水流の方向にバラツキがないウォータ
ーカーテンを演出できる。
【図１】本考案によるウォーターカーテン噴水装置の一
部の、部分断面正面図である。
部の、部分断面正面図である。
【図２】図１を左から見た断面図である。
１ ヘッダー管 ２ 噴水ノズル ３ 導水管
Claims (1)
- 【請求項１】 水平なヘッダー管の周壁底部に、管内に
連通する下向きの噴水ノズルを上記ヘッダー管の長手方
向に所定の間隔で取付けたウォーターカーテン用噴水装
置において、上記各噴水ノズルは、下端に半球凹面を有
し、ヘッダー管の下面に開設された孔に下からねじ込ん
で取付ける固定管と、該固定管の半球凹面に適合した球
形部を有する首振り管と、該首振り管に嵌めて前記固定
管の外周にねじ込み、首振り管を固定管に対して固定す
る袋ナットと、下端が固定管に取付けられてヘッダー管
中に立設され、上端に斜めの切口を有し、この上端がヘ
ッダー管の周壁頂部近くに開口する導水管とからなるこ
とを特徴とするウォーターカーテン用噴水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992022880U JP2517617Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | ウォーターカーテン用噴水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992022880U JP2517617Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | ウォーターカーテン用噴水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574652U JPH0574652U (ja) | 1993-10-12 |
| JP2517617Y2 true JP2517617Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=12095009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992022880U Expired - Lifetime JP2517617Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | ウォーターカーテン用噴水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2517617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5354332B2 (ja) * | 2008-10-14 | 2013-11-27 | 豊和工業株式会社 | クーラント装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5766662U (ja) * | 1980-10-03 | 1982-04-21 | ||
| JPH04106653U (ja) * | 1991-02-26 | 1992-09-14 | 高砂熱学工業株式会社 | 散水用滴下ノズル |
| JP3123552U (ja) * | 2006-05-09 | 2006-07-20 | トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 | ガードル |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP1992022880U patent/JP2517617Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0574652U (ja) | 1993-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |