JP2516816Y2 - 偏平型直流モータ - Google Patents

偏平型直流モータ

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JP2516816Y2
JP2516816Y2 JP1987144354U JP14435487U JP2516816Y2 JP 2516816 Y2 JP2516816 Y2 JP 2516816Y2 JP 1987144354 U JP1987144354 U JP 1987144354U JP 14435487 U JP14435487 U JP 14435487U JP 2516816 Y2 JP2516816 Y2 JP 2516816Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
laminated core
commutator unit
motor
flat type
coil
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987144354U
Other languages
English (en)
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JPS6450667U (ja
Inventor
宏光 武井
保 能勢
英樹 鷲沢
勇 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、積層コアを改善した偏平型直流モータに関
する。
〔従来技術〕
従来通常のローターの積層コアは第4図のように平板
状に形成されて積層コア12に巻回されたコイル5の上側
に整流子ユニット4が設けられている。回転軸3を除く
ローター13の高さl′はコイルの高さ+コイルから突出
した整流子ユニット4の高さからなり、ローターの高さ
が高かった。更に偏平用のローターでは第5図のように
コイル5を外周方向に寄せて積層コア12の中央部に整流
子ユニット4を設けて偏平化を計っていたが、ローター
の外周方向の寸法が長くなりすぎると共に、平板状の積
層コアの上に整流子ユニットが載せてあるので整流子ユ
ニットの高さが影響してローターの高さが高かった。
この偏平用ローターを更に偏平化したいが、積層コ
ア12と整流子ユニット4が当たるためこれ以上に整流子
ユニット位置を下げることが出来かった。積層コア12
の下のカラー14付近にスペース余裕があるが、活かされ
ていなかった。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、積層コアの中心部に軸方向
へ陥没した凹陥部を形成し、整流子ユニットを配置した
積層コアの面とは反対側のスペースを有効活用し、この
凹陥部内に整流子ユニットを落し込み、整流子ユニット
をもっと下側へ配置することにより、更に偏平化を可能
にした偏平型整流モータを提案することである。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、3極の突極を有し、この突極リブに
コイルを巻回した積層コア及び整流子ユニットを回転軸
に嵌着してなる偏平型直流モータであって、上記回転軸
周辺の積層コアを途中より上記整流子ユニット側に屈曲
させ、その先端側突極を水平方向に屈曲させて、この屈
曲により積層コアの中心部に軸方向へ陥没した凹陥部を
形成し、この凹陥部と上記リブの積層の厚さを略同一と
して、この凹陥部内に整流子ユニットを配置してなる偏
平型直流モータであることにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。第1図か
ら第3図で偏平型直流モータのローター1は積層コア2
に固定された回転軸3の周辺の積層コア2が屈曲形成さ
れてこの屈曲で中心部に軸方向へ陥没した凹陥部2aが形
成されている。積層コア2の外周部は水平方向に屈曲さ
れてリブ2bが形成されている。この凹陥部2aの図示上側
の回転軸3に整流子ユニット4が嵌着され、ライザー4a
は屈曲されている。積層コア2は3極のリブ2bを有し、
このコア2bにはコイル5が巻回され、コイル5の流れ防
止突起2cが積層コアに突出形成されている。積層コア2
の外側にはカップ状のモータケースとなるステータヨー
ク6に固定されたマグネット7このマグネット7は図示
されない2極の界磁磁極を有している。ステータヨーク
6の図示上側には樹脂からなるブラシホルダー8が固定
されてブラシ9が保持されている。ステータヨーク6の
底面中心とブラシホルダー8の中心には軸受10、11が固
定されて回転軸3が軸承されている。
上記のように積層コア2の中心部に軸方向へ陥没した
凹陥部2aが形成されてこの凹陥部2aの中に整流子ユニッ
ト4が配置されると、上記実施例ではコイル5の図示上
側の高さの中に整流子ユニット4が収容され、積層コア
2の厚さ+整流子ユニット4の高さは略積層コア2の厚
さ+コイル5の高さとなっている。又、コイル5の厚み
が薄い場合でも整流子ユニット4を積層コア2の凹陥部
2a内に落し込んだ分だけは少なくともローター1の高さ
lが減少する。よって、積層コア2の凹陥部2aとリブ
2bの積層の厚さが略同一になるようにその中心部に凹陥
部2aを形成し、この凹陥部2a内に整流子ユニット3を配
置することで、磁束量が減少せずに所望の回転磁束が得
られるので、モータの性能を落とすことなく高さを低く
することができる。コアの突極数が3極でも必要量の
コイルの巻回スペースが確保されるので、コアの外径を
大きくしなくてもモータの高さを低くすることができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように積層コアの中心部に軸方向へ陥
没した凹陥部を形成し、この凹陥部とリブの積層の厚さ
を略同一としたので、磁束量を減少させすに、所望のコ
イル巻回スペースを確保することができ、この凹陥部内
に整流子ユニットを配置したので、モータの性能を落と
すことなくモータを偏平化できる等、実用上優れた効果
を奏する偏平型直流モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の一実施例が示され、第1図
は偏平型直流モータの断面側面図、第2図は偏平型直流
モータの平面図、第3図は第2図のIII-III線のロータ
ーの要部断面側面図、第4図は従来のローターの側面
図、第5図は同従来の偏平型ローターの側面図である。 2……積層コア、2a……凹陥部、3……回転軸、4……
整流子ユニット、2b……リブ、5……コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鷲沢 英樹 長野県駒ケ根市赤穂14―888番地 株式 会社三協精機製作所駒ケ根工場内 (72)考案者 北村 勇 長野県駒ケ根市赤穂14―888番地 株式 会社三協精機製作所駒ケ根工場内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】3極の突極を有しこの突極リブ(2b)にコ
    イル(5)を巻回した積層コア(2)及び整流子ユニッ
    ト(4)を回転軸(3)に嵌着してなる偏平型直流モー
    タであって、上記回転軸(3)周辺の積層コア(2)を
    途中より上記整流子ユニット(4)側に屈曲させ、その
    先端側突極を水平方向に屈曲させて、この屈曲により積
    層コア(2)の中心部に軸方向へ陥没した凹陥部(2a)
    を形成し、この凹陥部(2a)と上記リブ(2b)の積層の
    厚さを略同一として、この凹陥部(2a)内に整流子ユニ
    ット(4)を配置してなる偏平型直流モータ。
JP1987144354U 1987-09-24 1987-09-24 偏平型直流モータ Expired - Lifetime JP2516816Y2 (ja)

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JPS6450667U JPS6450667U (ja) 1989-03-29
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ID=31411989

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7003867B2 (en) 2002-10-18 2006-02-28 Asmo Co., Ltd. Method for winding coils on rotor core

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153453A (ja) * 1983-02-17 1984-09-01 Canon Inc 直流回転電機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132179U (ja) * 1984-02-13 1985-09-04 カルソニックカンセイ株式会社 モ−タ
JPS62168776U (ja) * 1986-04-15 1987-10-26
JPH0448139Y2 (ja) * 1986-04-15 1992-11-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153453A (ja) * 1983-02-17 1984-09-01 Canon Inc 直流回転電機

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JPS6450667U (ja) 1989-03-29

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