JP2516457Y2 - 刈刃の刃体構造 - Google Patents

刈刃の刃体構造

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JP2516457Y2
JP2516457Y2 JP1988161508U JP16150888U JP2516457Y2 JP 2516457 Y2 JP2516457 Y2 JP 2516457Y2 JP 1988161508 U JP1988161508 U JP 1988161508U JP 16150888 U JP16150888 U JP 16150888U JP 2516457 Y2 JP2516457 Y2 JP 2516457Y2
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JP
Japan
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blade
gap
cutting
cutting blade
lower blade
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JP1988161508U
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弘隆 大塚
広美 十川
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、相互に反対方向に往復動する上刃と下刃を
上下に重合して構成する刈刃の刃体構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の刈刃は、上刃と下刃の両刃体の後部ま
で全面にわたり摺接するような構造になっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがって、上刃と下刃が相互に反対方向に往復動す
る際には摺動抵抗が大となるので、駆動系の強度を大に
しなければならず、泥等が刈刃の前方より両刃体間に侵
入すると、いわゆる口開きが生じて刈刃性能が低下した
り、また、いわゆる刈刃ロックが生じて駆動不能にな
る、といった不具合を呈していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の課題を解決するために、相互に反対
方向に往復動する上刃(A)と下刃(B)を上下に重合
して互い摺接させて構成する刈刃において、上刃(A)
と下刃(B)を平面形状が略同じになるように形成する
とともに、前記上刃(A)と下刃(B)の後部におい
て、上刃(A)と下刃(B)との対向する刃体の間に
は、後方終端部側が刃体の後方に向け開放する隙間
(C)を形成し、さらに、下刃(B)の後部(2)を隙
間(C)の後端より前方側で刈刃受台(9)側に支持さ
せるとともに隙間(C)の後方下方側を開放して構成し
たものである。
〔作用〕
したがって、両刃体間には隙間ができるので、両刃体
の摺動抵抗小さくすることができて駆動系をコンパクト
構造にすることができることになり、また、侵入した泥
などは、隙間(C)を通して後方下方側へ排除できるこ
とになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図ないし第5図において、第1図はコンバインに
おけるダブルアクション刈刃の一部の側断面図を示し、
平面形状が略同じとなる上刃(A)と下刃(B)を上下
に重合させるが、下刃(B)の平面3角状刃部(1)と
その後方側後部(2)が上刃(A)の前部側下面に接合
できるように形成するとともに、前記後部(2)の両側
および後方が第5図に斜線を引いて示すように同一平面
の底面(3)となって、上刃(A)の後部下面と底面
(3)との間には、後方終端部側が刃体の後方に向けて
開放する隙間(C)ができるように形成して構成する。
並設した各上刃(A)の後方上部に各リベット(4)
により固定した上刃ナイフバー(5)からは受動板
(6)を後方へ高く延設し、並設した各下刃(B)の後
方下部に各リベット(4)により固定した下刃ナイフバ
ー(7)の下部からは受動板(8)を後方へ高く延設
し、期待の下部に横設した刈刃取付台(9)の前部上方
に各リベット(4)により固定した支持バー(10)には
下刃(B)の後部(2)下面および下刃ナイフバー
(7)が接合するようにして、前記刈刃取付台(9)よ
り延出するナイフ押さえ(11)により上刃(A)を支持
できるように設け、従来形同様にして受動板(6)
(8)をそれぞれ駆動しながら上刃(A)と下刃(B)
が相互に反対方向に往復動するように装設して構成す
る。
そして、下刃(B)の後部(2)を隙間(C)の後端
より前方側で刈刃受台(9)側に支持させることによ
り、隙間(C)の後方下方側を開放して構成する。
また、第6図ないし第10図は他の実施例を示し、前記
実施例とは同一符号で示すように略同様に構成するが、
下刃(B)は、下刃ナイフバー(7)に固定した支持板
(3a)の前部上方に刃部(1)およびその後部(2)を
リベット(4)により固定するとともに、その後部
(2)の両側および後方となる支持板(3a)の部分の上
面が低く底面(3)となるように形成して構成したもの
である。
したがって、ナイフ押さえ(11)により支持された状
態で、上刃(A)と下刃(B)はその間の一部に隙間
(C)を保持して上下に重合したまま、それぞれ反対方
向に往復駆動されて穀稈を刈取ることができることにな
るが、上刃(A)と下刃(B)との間に侵入する泥土な
どは、隙間(C)にはいりこむが、隙間(C)は、後方
終端部側が刃体の後方に向け開放しており、また隙間
(C)の後方下方側は開放されているので、隙間(C)
を通じて、泥土は後方下側へ排除されるので、口開き
や、刈刃ロック等が生じにくい。とになって、口開きや
刈刃ロックが生じることなくそのまま隙間(C)内を通
過して排除できることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、上下に重合する上刃(A)と下
刃(B)の後部側間に広面の隙間(C)をもたせてそれ
ぞれ駆動できるので、両刃体間の摺動抵抗を小さくして
それぞれ良好に往復駆動できることになる。また、両刃
体間に侵入しようとする泥土などは、隙間(C)を通し
て後方下側へ排除できることになるので、従来形のよう
に口開きや刈刃ロックが生じることが少なく良好に駆動
できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の側断面図、第2図
は第1図の分解図、第3図および第4図は第2図のIII-
III線およびIV-IV線における視図をそれぞれ示し、第5
図は第4図の説明図、第6図は他の実施例である要部の
側断面図、第7図は第6図の分解図、第8図および第9
図は第7図のVIII-VIII線およびIX-IX線における視図を
それぞれ示し、第10図は第9図の説明図を示す。 (A)……上刃、(B)……下刃 (1)……刃部、(2)……後部 (C)……隙間、(3)……底面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に反対方向に往復動する上刃(A)と
    下刃(B)を上下に重合して互いに摺接させて構成する
    刈刃において、上刃(A)と下刃(B)を平面形状が略
    同じになるように形成するとともに、前記上刃(A)と
    下刃(B)の後部において、上刃(A)と下刃(B)と
    の対向する刃体の間には、後方終端部側が刃体の後方に
    向け開放する隙間(C)を形成し、さらに、下刃(B)
    の後部(2)を隙間(C)の後端より前方側で刈刃受台
    (9)側に支持させるとともに隙間(C)の後方下方側
    を開放して構成したことを特徴とする刃体構造。
JP1988161508U 1988-12-13 1988-12-13 刈刃の刃体構造 Expired - Lifetime JP2516457Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5817366U (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 大倉工業株式会社 容器
JPS6166455A (ja) * 1984-09-10 1986-04-05 Nec Corp 内線代表群不応答転送方式
JPS62178826U (ja) * 1986-05-01 1987-11-13

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