JP2515564Y2 - おにぎりケース - Google Patents

おにぎりケース

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JP2515564Y2
JP2515564Y2 JP1994010595U JP1059594U JP2515564Y2 JP 2515564 Y2 JP2515564 Y2 JP 2515564Y2 JP 1994010595 U JP1994010595 U JP 1994010595U JP 1059594 U JP1059594 U JP 1059594U JP 2515564 Y2 JP2515564 Y2 JP 2515564Y2
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Japan
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container body
lower container
upper container
rice ball
thin portion
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Inventor
陽一 草野
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タケヤ化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はおにぎりケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のおにぎりケースは、おにぎり成形
器であり、御飯が入れられる容器本体と、該容器本体の
上方開口部を施蓋する蓋体と、からなり、御飯を容器本
体に入れた後、蓋を閉じることにより、おにぎりを形成
するものである。
【0003】そして、おにぎりを形成した後は、蓋を開
けて、容器本体から、形成されたおにぎりを取り出すも
のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、従来のもので
は、施蓋状態を保持する部材が無く、携帯することがで
きなかった。
【0005】そこで、本考案では、おにぎりを確実に形
成することができると共に、形成したおにぎりを内部に
保持したまま持ち運びできるおにぎりケースを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係るおにぎりケースは、下方開口状の上
容器体と、上方開口状の下容器体とが、上下略中間高さ
で分離可能として合わされるおにぎりケースであって、
上記上容器体の上壁のコーナ部、及び、上記下容器体の
下壁のコーナ部をアール状とし、さらに、上記上容器体
の内面の下方開口端側に周方向切欠部を設けて、該上容
器体に第1肉薄部を形成すると共に、上記下容器体の外
面の上方開口端側に周方向切欠部を設けて、該下容器体
に第2肉薄部を形成し、該上容器体と下容器体とを合わ
せた状態では、上容器体の第1肉薄部が下容器体の周方
向切欠部に嵌合すると共に下容器体の第2肉薄部が上容
器体の周方向切欠部に嵌合し、かつ、その嵌合状態にお
いて、連結部材にて上容器体と下容器体とが連結保持さ
れるものである。
【0007】
【作用】上容器体と下容器体とは連結部材にて連結され
るので、上下容器体を合わせて形成されるおにぎりは、
上容器体と下容器体とで安定した状態で保持される。
【0008】また、上容器体と下容器体とを合わせる際
には、上容器体の第1肉薄部を下容器体の周方向切欠部
に嵌合させると共に、下容器体の第2肉薄部を上容器体
の周方向切欠部に嵌合させることになるので、上下容器
体が相互にずれることがなく、安定した状態のおにぎり
を形成することができる。
【0009】さらに、上容器体の上面のコーナ部、及び
下容器体の下面のコーナ部はアール状であるので、持ち
運びする際、他の部材に引っ掛りにくい。
【0010】上容器体と下容器体はいわゆる殻構造とな
って強度的に優れる。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を
詳説する。
【0012】図1〜図4は本考案に係るおにぎりケース
を示し、このおにぎりケースは、下方開口状の上容器体
3と、上方開口状の下容器体1と、を備え、上容器体3
と下容器体1とが、上下略中間高さで分離可能として合
わされる。なお、この図例のものでは、上容器体3と下
容器体1とが合わされた際には、三角おむすび型とな
る。
【0013】しかして、上容器体3の内面11の下方開口
端側に周方向切欠部12が設けられ、上容器体3に第1肉
薄部9が形成される。また、下容器体1の外面14の上方
開口端側に周方向切欠部15が設けられ、下容器体1に第
2肉薄部8が形成される。
【0014】即ち、上容器体3と下容器体1とを合わせ
た状態で、上容器体3の第1肉薄部9が下容器体1の周
方向切欠部12に嵌合すると共に、下容器体1の第2肉薄
部8が上容器体3の周方向切欠部15に嵌合する。
【0015】また、この嵌合状態では、上容器体3の内
面11と下容器体1の内面13が、連続状となる。つまり、
内部合せ目6が閉じられ、このケースの内面7は、段付
部等が形成されず、連続面となる。
【0016】ところで、上容器体3の上面のコーナ部、
及び下容器体1の下面のコーナ部は、夫々、アール状と
される。
【0017】しかして、上容器体3と下容器体1とは、
その嵌合状態において、連結部材16にて連結保持され
る。連結部材16は、例えば、図例に示すように、輪ゴム
等の弾性リング紐5からなり、この弾性リング紐5が、
下容器体1の外面14に沿って配設され、上容器体3の一
対の係止片2,2に係止する。
【0018】係止片2,2は、その断面がL字状とさ
れ、上容器体3の開口端縁に180 °点対称に設けられ
る。
【0019】従って、上容器体3と下容器体1とを合わ
せた状態で、下容器体1の外面14に沿って配設される弾
性リング紐5を、係止片2,2に係止させれば、上容器
体3と下容器体1とが相互に引き付けられて、上容器体
3と下容器体1が連結保持される。
【0020】次に、上述の如く構成されたおにぎりケー
スの使用方法を説明する。
【0021】まず、上容器体3と分離した下容器体1
に、おにぎり用の御飯、又は御飯と具を入れた後、上容
器体3を下容器体1に被せ、次に、弾性リング紐5を係
止片2,2に係止させれば、上容器体3と下容器体1に
て形成される空所内で上述の御飯がおにぎりとなる。
【0022】なお、下容器体1に御飯を入れる場合、該
御飯を食品保護用ラップシートに包み込んだ後入れるよ
うにするも好ましい。
【0023】従って、上容器体3と下容器体1とを合わ
せて、連結部材16にて連結保持すれば、上容器体3と下
容器体1とが相互に引き付けられ、内部におにぎりが形
成されると共に、そのおにぎりは、上容器体3と下容器
体1とで安定した状態で保持され、この状態でこのおに
ぎりケースを、袋やバック等に入れて持ち運びすること
ができる。
【0024】また、おにぎりケース内のおにぎりを食べ
る場合、係止片2,2に係止している弾性リング紐5を
該係止片2,2から外すと共に、上容器体3を下容器体
1から取外し、このケースにて形成されたおにぎりを、
取り出せばよい。
【0025】次に、図5〜図7は夫々変形例を示す。こ
の場合、上容器体3と下容器体1とが合わされた状態の
平面図を示し、図5の(イ)では、円形状とし、図5の
(ロ)では矩形状とし、図5の(ハ)では星形状であ
り、図5の(ニ)ではハート形状とし、また、図6の
(イ)では車形状とし、図6の(ロ)では飛行機形状と
し、図6の(ハ)では象形状とし、また、図7の(イ)
では豚顔形状とし、図7の(ロ)では魚形状とし、図7
の(ハ)では恐竜形状としている。
【0026】また、図8と図9は他の実施例を示し、図
8の場合、3個の係止片2を有するものであり、図9の
場合、4個の係止片2を有するものである。即ち、図8
の場合、係止片2は周方向に沿って約120 °ピッチで配
設され、図9の場合、係止片は周方向に沿って90°ピッ
チで配設されている。
【0027】そして、図8の場合、一本の弾性リング紐
5を各係止片2,2,2に係止させて、上容器体3と下
容器体1とを連結保持し、図9の場合、2本の弾性リン
グ紐5,5を使用し、相対向する係止片2,2に夫々の
弾性リング紐5が係止される。
【0028】従って、図8と図9では、連結保持力が大
となって、一層安定した状態でこのおにぎりケースを持
ち運びすることができる。
【0029】なお、連結部材16としては、上容器体2の
第1肉薄部9が下容器体1の周方向切欠部12に嵌合する
と共に、下容器体1の第2肉薄部8が上容器体3の周方
向切欠部15に嵌合した際に、上容器体3と下容器体1と
を連結保持すればよいので、弾性リング紐5に限るもの
ではなく、例えば、フック部材と、該フック部材が係脱
自在に係止する係止部材と、からなるものであってもよ
い。
【0030】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0031】 上容器体3の第1肉薄部9が下容器体
1の周方向切欠部12に嵌合すると共に、下容器体1の第
2肉薄部9が上容器体3の周方向切欠部15に嵌合するの
で、上下容器体3,1が相互にずれることなく、安定し
た状態のおにぎりを形成することができ、だれでも、簡
単かつ綺麗に仕上がる。
【0032】 上容器体3と下容器体1とが連結部材
16にて連結保持されるので、上容器体3と下容器体1と
が不意に外れることがなく、安定した状態で持ち運びす
ることができ、ピクニック、ハイキング等に手軽に携帯
することができる。
【0033】 上容器体3の上面のコーナ部、及び下
容器体1の下面のコーナ部は、アール状であるので、持
ち運びする際、他の部材に引っ掛りにくく、携帯しやす
い。
【0034】 上容器体3と下容器体1とは強度的に
優れ、持ち運びの際に、多少外部から力が掛っても、損
傷することがなく、安心してピクニック等に携帯するこ
とができる。
【0035】 食べたいときに、1個のおにぎりケー
スから1個のおにぎりを取り出すことができ、ピクニッ
ク等において手軽に食事することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】平面図である。
【図3】底面図である。
【図4】側面図である。
【図5】変形例を示す平面図である。
【図6】変形例を示す平面図である。
【図7】変形例を示す平面図である。
【図8】他の実施例を示す底面図である。
【図9】別の実施例を示す底面図である。
【符号の説明】
1 下容器体 1a 下壁 3 上容器体 3a 上壁 8 第2肉薄部 9 第1肉薄部 11 内面 12 周方向切欠部 14 外面 15 周方向切欠部 16 連結部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方開口状の上容器体3と、上方開口状
    の下容器体1とが、上下略中間高さで分離可能として合
    わされるおにぎりケースであって、上記上容器体3の上
    壁3aのコーナ部、及び、上記下容器体1の下壁1aの
    コーナ部をアール状とし、さらに、上記上容器体3の内
    面11の下方開口端側に周方向切欠部12を設けて、該上容
    器体3に第1肉薄部9を形成すると共に、上記下容器体
    1の外面14の上方開口端側に周方向切欠部15を設けて、
    該下容器体1に第2肉薄部8を形成し、該上容器体3と
    下容器体1とを合わせた状態では、上容器体3の第1肉
    薄部9が下容器体1の周方向切欠部15に嵌合すると共に
    下容器体1の第2肉薄部8が上容器体3の周方向切欠部
    12に嵌合し、かつ、その嵌合状態において、連結部材16
    にて上容器体3と下容器体1とが連結保持されることを
    特徴とするおにぎりケース。
JP1994010595U 1994-08-02 1994-08-02 おにぎりケース Expired - Lifetime JP2515564Y2 (ja)

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JPH0718591U JPH0718591U (ja) 1995-04-04
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JP6297367B2 (ja) * 2014-03-12 2018-03-20 レック株式会社 海苔巻き器及び海苔巻きおにぎりの形成方法
JP6673740B2 (ja) * 2016-04-27 2020-03-25 ホーオン株式会社 おにぎり成型包装具

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