JP2515023Y2 - 2方向切換弁 - Google Patents

2方向切換弁

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JP2515023Y2
JP2515023Y2 JP1989055415U JP5541589U JP2515023Y2 JP 2515023 Y2 JP2515023 Y2 JP 2515023Y2 JP 1989055415 U JP1989055415 U JP 1989055415U JP 5541589 U JP5541589 U JP 5541589U JP 2515023 Y2 JP2515023 Y2 JP 2515023Y2
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JP
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valve
valve seat
pressing operation
stud
way switching
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JP1989055415U
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Inventor
進 高田
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エスエムシー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流路を開閉する2方向切換弁に関するもの
である。
[従来の技術] 従来公知の2方向切換弁は、第4図に示すように、ボ
ディ1と、ボディ1の取付孔4に相対回動のみ自在に装
着されたスタッド2を備え、一対のシールリング6,6に
よってシールされたスタッド2と取付孔4間の空間は、
ボディ1のチューブ接続口5に連通している。
上記スタッド2は、流体機器に螺着させるねじ部2a
と、軸方向の貫通孔7と、貫通孔7中に形設した弁座8
と、貫通孔7とシールリング6,6間の上記空間とを連通
させる複数の通路9,・・を有している。
貫通孔7に摺動可能に挿入された押圧操作部11は、先
端に弁座を開閉する弁体12が、金具13の螺着または操作
部11のかしめによって軸線と直交する方向に固定され、
復帰ばね14により弁座8の閉鎖方向に付勢されており、
貫通孔7との間の摺動部がOリング15でシールされてい
る。また、上記チューブ接続口5には、チューブ(図示
省略)を係止するいわゆるワンタッチ管継手16が取付け
られている。
上記2方向切換弁は、ねじ部2aを所望の流体機器に螺
着するとともに、ワンタッチ管継手16にチューブを係止
して使用するもので、押圧操作部11を復帰ばね14の付勢
力に抗して押圧すると、弁体12が弁座8を開放して圧縮
空気等の圧力流体が流体機器に供給され、押圧操作部11
の押圧力を解除すると、復帰ばね14の付勢力によって弁
体12が弁座8を閉鎖して圧力流体が遮断される。
上記弁は、押圧操作部11の先端に金具13等によって、
弁体12を操作部11と直交する方向に固定しているが、押
圧操作部11と貫通孔7間のクリアランスによって押圧操
作部11と弁体12が傾斜すると、弁座8のシールが不確実
になり(第5図参照)、弁座8のシールを確実にするた
めには、復帰ばね14の付勢力を大きくして弁体12自体の
弾性にでシールする必要がある。
しかしながら、復帰ばね14の付勢力を大きくすると、
操作力が大きくなって弁座開閉の操作性が低下し、また
大きな力で弁座8に圧接される弁体12が亀裂する等の事
故が発生し易いという問題がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、操作性がよく、し
かも弁座を確実に閉鎖できる2方向切換弁を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、ボディと、該ホ
ディに相対回動のみ自在に装着したスタッドと、該スタ
ッドに形設したボディとスタッドとを連通させる流路中
の弁座と、上記スタッドに摺動可能に挿入した押圧操作
部と、該押圧操作部に装着した上記弁座を開閉する弁体
と、該弁体を弁座の閉鎖方向に付勢する復帰ばねとを備
えた2方向切換弁において、上記弁体を、中心に向く複
数の弾性爪片を有し上記弁座と反対側において押圧操作
部に取付けられた環状の弁ホルダによって、押圧操作部
に摺動可能に装着したことを特徴としている。
[作用] 中心に向く複数の弾性爪片を有する環状の弁ホルダに
よって、弁体を、弁座と反対側において押圧操作部に揺
動可能に装着したことにより、押圧操作部がクリアラン
スによって傾いても、押圧操作部の弁座と反対側に設け
た弁ホルダの複数の弾性爪片と環状部とによって、弁体
が揺動して弁座に均等に当接するので、確実に弁座をシ
ールすることができる。
したがって、弁体が弁座を確実にシールするものであ
りながら、復帰ばねの付勢力が小さくてよいので、操作
性の低下がなく、かつ弁体の寿命を長くすることができ
る。
[実施例] 第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、この2
方向切換弁20は、合成樹脂で形成した本体ボディ21と、
スタッド22を備え、スタッド22は、抜止め用の爪22aに
よって、ボディ21の取付孔24に、相対回動自在で相対摺
動不能に装着されている。
上記スタッド22は、基部に回転工具をかけるための六
角部22bを、先端に流体機器(図示省略)に螺着するた
めのねじ部22cを備え、一対のシールリング26,26によっ
てシールされた取付孔24間との空間は、ボディ21のチュ
ーブ接続口25に連通している。また、スタッド22は、軸
方向の貫通孔27と、該貫通孔27中の弁座28と、上記空間
と貫通孔27とを連通させる複数の通路29,……が形設さ
れている。
貫通孔27に摺動可能に挿入された押圧操作部31は、基
部に押圧用の釦31aを、先端に溝31bを備え、弁座28から
突出する上記先端に、弁体32が後記する弁ホルダ33によ
って揺動可能に取付けられており、復帰ばね34によって
弁座28の閉鎖方向に付勢され、貫通孔27との摺動部がO
リング35でシールされている。
上記弁ホルダ33は、第2図に詳細を示すように、周縁
の環状部33aに形設した切欠部によって、複数の弾性爪
片37,……が中心に向けて形設され、若干湾曲するこれ
らの弾性爪片37,……によって軸方向の弾性が付与され
ている。したがって、弾性材よりなる弁体32と弁ホルダ
33を押圧操作部31の先端に遊嵌して、弾性爪片37,……
を溝31bに係止すると、弁体32と弁ホルダ33が押圧操作
部31に揺動可能に装着される。
上記チューブ接続口25に装着されたワンタッチ管継手
40は、シールパッキン41と、外周から軸心に向けて順次
装着したガイド42、コレット43、チャック44及びリリー
スブッシュ45を備え、金属製のチャック44は下部に複数
のスリットを有し、チューブ46の外周に係止する複数の
係止爪44a,……を内方に向けて屈曲形成している。
上記ワンタッチ管継手40は、リリースブッシュ45を通
してチューブ46を挿入すると、その外周面がシールパッ
キン41によってシールされるとともに係止爪44a,……に
よって係止され、リリースブッシュ45を押込むと、係止
爪44a,……が拡径されてチューブ46を抜取ることができ
る。
上記実施例は、押圧操作部31がクリアランスによって
貫通孔27に対して傾斜しても、弁体32と弁ホルダ33が押
圧操作部31に対して揺動するとともに、弁体32が弾性爪
片37,……の弾性と弁ホルダ33の環状部33aとによって弁
座28に均等に圧接されるので、弁座28を確実にシールす
ることができる。したがって、復帰ばね34の付勢力が小
さくても弁座28のシールが確実で押圧操作部31の操作力
が小さく、かつ弁体32の寿命を長くすることができる。
また、押圧操作部31の先端に弁体32と弁ホルダ33を嵌
め、弾性爪片37,……を溝31bに係止すると弁体32が取付
けられるので、弁体32の装着が簡単である。
さらに、ボディ21とスタッド22が相対回動自在である
から、スタッド22の周方向の任意の位置から圧力流体を
供給することができる。
[考案の効果] 本考案の2方向切換弁は、押圧操作部がクリアランス
により傾斜しても、該押圧操作部に揺動可能に装着した
弁体と弁ホルダとが揺動し、弁体が弁ホルダの複数の弾
性爪片と周縁の環状部とによって弁座に均等に圧接して
シールするので、復帰ばねの付勢力が小さくても弁座の
シールが確実である。
したがって、弁座開閉の操作性が向上し、かつ弁体の
寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部縦断正面図、第2図は弁
ホルダの斜視図、第3図は第1図の動作説明図、第4図
は公知の2方向切換弁の要部縦断正面図、第5図は第4
図の動作説明図である。 21……ボディ、22……スタッド、28……弁座、31……押
圧操作部、32……弁体、33……弁ホルダ、34……復帰ば
ね、37……弾性爪片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディと、該ボディに相対回動のみ自在に
    装着したスタッドと、該スタッドに形設したボディとス
    タッドとを連通させる流路中の弁座と、上記スタッドに
    摺動可能に挿入した押圧操作部と、該押圧操作部に装着
    した上記弁座を開閉する弁体と、該弁体を弁座の閉鎖方
    向に付勢する復帰ばねとを備えた2方向切換弁におい
    て、 上記弁体を、中心に向く複数の弾性爪片を有し上記弁座
    と反対側において押圧操作部に取付けられた環状の弁ホ
    ルダによって、押圧操作部に揺動可能に装着した、 ことを特徴とする2方向切換弁。
JP1989055415U 1989-05-15 1989-05-15 2方向切換弁 Expired - Lifetime JP2515023Y2 (ja)

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