JP2514912Y2 - 自転車の倍力装置 - Google Patents
自転車の倍力装置Info
- Publication number
- JP2514912Y2 JP2514912Y2 JP1990404114U JP40411490U JP2514912Y2 JP 2514912 Y2 JP2514912 Y2 JP 2514912Y2 JP 1990404114 U JP1990404114 U JP 1990404114U JP 40411490 U JP40411490 U JP 40411490U JP 2514912 Y2 JP2514912 Y2 JP 2514912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank
- petal
- adjusting rod
- spring
- rotatably supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【従来の技術及びその問題点】従来の自転車のクランク
の長さは一定となっているが、クランクは長いほど倍力
を出し易い。従来のクランクを長くした場合、地面にペ
タルが接触して回転できない。本考案は、ペタルを踏み
降ろすとき従来のクランクより長くなり、長くなっただ
け倍力を出すことができる。下位置近くまで踏み降ろす
とクランク(2)は第一調整棒(6)と第二調整棒
(5)の連動により引き上げられ、地面より高い位置で
回転通過をする。構造と本考案を図示の実施例により詳
記すると、第一図と第五図のように一端を車体フレーム
(8)に回転自在に軸承した第一調整棒(6)と一端を
前後方向に360度回転自在のクランク(2)の先端に
回転自在に軸承した第二調整棒(5)の自由端を回転自
在にピン(9)により軸承したこの第一調整棒(6)と
第二調整棒(5)の間にスプリング(7)を取付けてス
プリング(7)の第二調整棒(5)側の取付位置を変位
自在とし、クランク(2)はシャフト(3)にスライド
自在とするとともにクランク(2)の先端にペタル
(1)を設けた自転車の倍力装置である。
の長さは一定となっているが、クランクは長いほど倍力
を出し易い。従来のクランクを長くした場合、地面にペ
タルが接触して回転できない。本考案は、ペタルを踏み
降ろすとき従来のクランクより長くなり、長くなっただ
け倍力を出すことができる。下位置近くまで踏み降ろす
とクランク(2)は第一調整棒(6)と第二調整棒
(5)の連動により引き上げられ、地面より高い位置で
回転通過をする。構造と本考案を図示の実施例により詳
記すると、第一図と第五図のように一端を車体フレーム
(8)に回転自在に軸承した第一調整棒(6)と一端を
前後方向に360度回転自在のクランク(2)の先端に
回転自在に軸承した第二調整棒(5)の自由端を回転自
在にピン(9)により軸承したこの第一調整棒(6)と
第二調整棒(5)の間にスプリング(7)を取付けてス
プリング(7)の第二調整棒(5)側の取付位置を変位
自在とし、クランク(2)はシャフト(3)にスライド
自在とするとともにクランク(2)の先端にペタル
(1)を設けた自転車の倍力装置である。
【作用】ペタル(1)を踏み降ろす直前はペタル(1)
に踏力がないため、スプリング(7)によって第二調整
棒(5)を吊り上げる。同時にクランク(2)はシャフ
ト(3)をスライドして長くなり、ペタル(1)は第四
図のように最高位置に戻り上がている。ペタル(1)は
踏み降ろすことによって倍力を出す準備ができている。
次に、この長いクランク(2)のペタル(1)を踏み降
ろすことによって倍力を出す。しかし、この長さのまま
のクランク(2)で下位置まで踏み降ろすと、ペタル
(1)が地面に当たって回転できなくなる。これを避け
るために、第二図のように第一調整棒(6)と第二調整
棒(5)が限度角度に広がり最長になって地面より高い
位置に設定してあるため、この長さにペタル(1)が引
かれてクランク(2)はシャフト(3)をスライドして
短くなり、第一調整棒(6)と第二調整棒(5)の長さ
と同じになって最下位置を回転通過する。次に、ペタル
(1)が下位置より戻り、上昇回転に移ってペタル
(1)に踏力が無くなっているため、第三図のようにス
プリング(7)によって第二調整棒(5)を吊り上げ、
同時に、クランク(2)はシャフト(3)をスライドし
て短くなりペタル(1)はシャフト(3)の近くを通
過、上昇回転する。上昇にともない、クランク(2)は
シャフト(3)をスライドして長くなり、第四図のよう
に最高に長くなり最高位置に至って360度の回転を完
了する。
に踏力がないため、スプリング(7)によって第二調整
棒(5)を吊り上げる。同時にクランク(2)はシャフ
ト(3)をスライドして長くなり、ペタル(1)は第四
図のように最高位置に戻り上がている。ペタル(1)は
踏み降ろすことによって倍力を出す準備ができている。
次に、この長いクランク(2)のペタル(1)を踏み降
ろすことによって倍力を出す。しかし、この長さのまま
のクランク(2)で下位置まで踏み降ろすと、ペタル
(1)が地面に当たって回転できなくなる。これを避け
るために、第二図のように第一調整棒(6)と第二調整
棒(5)が限度角度に広がり最長になって地面より高い
位置に設定してあるため、この長さにペタル(1)が引
かれてクランク(2)はシャフト(3)をスライドして
短くなり、第一調整棒(6)と第二調整棒(5)の長さ
と同じになって最下位置を回転通過する。次に、ペタル
(1)が下位置より戻り、上昇回転に移ってペタル
(1)に踏力が無くなっているため、第三図のようにス
プリング(7)によって第二調整棒(5)を吊り上げ、
同時に、クランク(2)はシャフト(3)をスライドし
て短くなりペタル(1)はシャフト(3)の近くを通
過、上昇回転する。上昇にともない、クランク(2)は
シャフト(3)をスライドして長くなり、第四図のよう
に最高に長くなり最高位置に至って360度の回転を完
了する。
【効果】ペタル(1)を踏み降ろすときは、既にスプリ
ング(7)により第四図のように第二調整棒(5)を吊
り上げ、クランク(2)は最高に長くなっている。長く
なているクランク(2)のペタル(1)を踏み降ろすこ
とによって、足の疲労を減少し、倍力を出すことができ
る。順次踏み降ろすことによって倍力を出しながら最下
位置近くまで踏み降ろすと第一調整棒(6)と第二調整
棒(5)が限界角度に広がり最長になる。しかも、地上
より高い位置に設定してあるため、ペタル(1)が第一
調整棒(6)と第二調整棒(5)の長さに連動され、引
かれて同じ長さになり、ペタル(1)が地面に接するの
を防ぐ。従って、ペタル(1)が最下位置で地面に接す
ることなく回転通過できる。次に、ペタル(1)が戻り
上昇する。このとき、ペタル(1)には踏力が無いため
第三図のようにスプリング(7)によって第二調整防
(5)を吊り上げる。クランク(2)はシャフト(3)
をスライドして短くなり、ペタル(1)はシャフト
(3)の近くを通って上昇する。従って、足の行動範囲
が狭くなり疲労度を減少する。このようにして回転を完
了し、倍力が楽にでることによって快適な走行ができ
る。以上のように、本考案の倍力装置は踏み降ろした足
が後方に移動しながら回転し、他方のペタルの踏み込み
の足の自然の回転運動に合って踏力を増すことができ、
又本考案はクランクを360度回転するもので従来から
の自転車と同じであり、現在なおも普及されているのも
クランクが回転することによって身体のバランスが良く
踏力が安易であり、快適な走行ができるものである。
ング(7)により第四図のように第二調整棒(5)を吊
り上げ、クランク(2)は最高に長くなっている。長く
なているクランク(2)のペタル(1)を踏み降ろすこ
とによって、足の疲労を減少し、倍力を出すことができ
る。順次踏み降ろすことによって倍力を出しながら最下
位置近くまで踏み降ろすと第一調整棒(6)と第二調整
棒(5)が限界角度に広がり最長になる。しかも、地上
より高い位置に設定してあるため、ペタル(1)が第一
調整棒(6)と第二調整棒(5)の長さに連動され、引
かれて同じ長さになり、ペタル(1)が地面に接するの
を防ぐ。従って、ペタル(1)が最下位置で地面に接す
ることなく回転通過できる。次に、ペタル(1)が戻り
上昇する。このとき、ペタル(1)には踏力が無いため
第三図のようにスプリング(7)によって第二調整防
(5)を吊り上げる。クランク(2)はシャフト(3)
をスライドして短くなり、ペタル(1)はシャフト
(3)の近くを通って上昇する。従って、足の行動範囲
が狭くなり疲労度を減少する。このようにして回転を完
了し、倍力が楽にでることによって快適な走行ができ
る。以上のように、本考案の倍力装置は踏み降ろした足
が後方に移動しながら回転し、他方のペタルの踏み込み
の足の自然の回転運動に合って踏力を増すことができ、
又本考案はクランクを360度回転するもので従来から
の自転車と同じであり、現在なおも普及されているのも
クランクが回転することによって身体のバランスが良く
踏力が安易であり、快適な走行ができるものである。
第一図は、本考案と自転車の全体図でペタルが長くなっ
たとき、第二図は、ペタルを踏み降ろしたとき、第三図
は、ペタルが戻り上がるとき、第四図は、ペタルが最高
位置に戻り上がったとき、第五図は、本考案の全体図。
たとき、第二図は、ペタルを踏み降ろしたとき、第三図
は、ペタルが戻り上がるとき、第四図は、ペタルが最高
位置に戻り上がったとき、第五図は、本考案の全体図。
(1)はペタル、 (2)はクランク、 (3)はシャフト、 (4)は第二調整棒(5)と一本のスプリング(7)の
通し棒、 (5)は第二調整棒、 (6)は第一調整棒、 (7)はスプリング、 (8)はフレーム、 (9)はピン。
通し棒、 (5)は第二調整棒、 (6)は第一調整棒、 (7)はスプリング、 (8)はフレーム、 (9)はピン。
Claims (1)
- 【請求項1】一端を車体フレーム(8)に回転自在に軸
承した第一調整棒(6)と一端を前後方向に360度回
転自在のクランク(2)の先端に回転自在に軸承した第
二調整棒(5)の自由端を回転自在にピン(9)により
軸承し、この第一調整棒(6)と第二調整棒(5)の間
にスプリング(7)を取付けてスプリング(7)の第二
調整棒(5)側の取付位置を変位自在とし、クランク
(2)はシャフト(3)にスライド自在とするとともに
クランク(2)の先端にペタル(1)を設けた自転車の
倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990404114U JP2514912Y2 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | 自転車の倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990404114U JP2514912Y2 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | 自転車の倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487594U JPH0487594U (ja) | 1992-07-29 |
JP2514912Y2 true JP2514912Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31881802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990404114U Expired - Lifetime JP2514912Y2 (ja) | 1990-12-05 | 1990-12-05 | 自転車の倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514912Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL177295C (nl) * | 1974-04-23 | 1985-09-02 | Frans Willem Ruys | Rijwiel met traphefboomaandrijving. |
JPS53995B2 (ja) * | 1974-05-15 | 1978-01-13 | ||
JPS6076489A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-30 | 山森 隆三郎 | 自転車の車輪駆動装置 |
-
1990
- 1990-12-05 JP JP1990404114U patent/JP2514912Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487594U (ja) | 1992-07-29 |
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