JP2514680Y2 - 配電盤 - Google Patents
配電盤Info
- Publication number
- JP2514680Y2 JP2514680Y2 JP1990087635U JP8763590U JP2514680Y2 JP 2514680 Y2 JP2514680 Y2 JP 2514680Y2 JP 1990087635 U JP1990087635 U JP 1990087635U JP 8763590 U JP8763590 U JP 8763590U JP 2514680 Y2 JP2514680 Y2 JP 2514680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air filter
- air
- magnet plate
- fan
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、強制風冷式の配電盤、特にそのエアフィル
ター部の改良に関するものである。
ター部の改良に関するものである。
B.考案の概要 本考案は、強制風冷式の配電盤において、 エアフィルターを２重にし、その間にマグネット板を
設置する一方、押込みファンの能力を吐出ファンの能力
より大きく設定することにより、 前段のエアフィルターを通過した鉄粉をマグネット板
で吸着する一方、盤内部圧力を高めて隙間からの塵埃の
侵入を防止して、防塵効果を高めるようにしたものであ
る。
設置する一方、押込みファンの能力を吐出ファンの能力
より大きく設定することにより、 前段のエアフィルターを通過した鉄粉をマグネット板
で吸着する一方、盤内部圧力を高めて隙間からの塵埃の
侵入を防止して、防塵効果を高めるようにしたものであ
る。
C.従来の技術 従来は、例えば第４図に示すようにケース21内に電気
部品22を配置するとともに、ケース21の上面に吐出ファ
ン23を、前面にエアフィルター24をそれぞれ設け、外部
空気をエアフィルター24を通してケース21内に吸込み、
内部を通流して電気部品22を冷却した後、ファン23から
外に排出するようにしている。
部品22を配置するとともに、ケース21の上面に吐出ファ
ン23を、前面にエアフィルター24をそれぞれ設け、外部
空気をエアフィルター24を通してケース21内に吸込み、
内部を通流して電気部品22を冷却した後、ファン23から
外に排出するようにしている。
D.考案が解決しようとする課題 しかし、このようにエアフィルターを備えた構成とし
ても、鉄粉の多い環境では、鉄粉の10〜20％がエアフィ
ルター24を通過してケース21内に侵入し、電気部品22の
接点に付着するなどして故障の原因となる。
ても、鉄粉の多い環境では、鉄粉の10〜20％がエアフィ
ルター24を通過してケース21内に侵入し、電気部品22の
接点に付着するなどして故障の原因となる。
本考案の目的は、鉄粉などを効果的に除去できるエア
フィルターユニットを備えた配電盤を提供することにあ
る。
フィルターユニットを備えた配電盤を提供することにあ
る。
E.課題を解決するための手段 本考案は、エアフィルターを備えた強制風冷式の配電
盤において、エアフィルターを２重にし、その間にマグ
ネット板を設置する一方、押込みファンの能力を吐出フ
ァンの能力より大きく設定したことを特徴とするもので
ある。
盤において、エアフィルターを２重にし、その間にマグ
ネット板を設置する一方、押込みファンの能力を吐出フ
ァンの能力より大きく設定したことを特徴とするもので
ある。
F.作用 押込みファン及び吐出ファンの運転により外部空気が
ケース内に吸込まれ、内部を通流して電気部品を冷却し
た後、外に排出される。この場合、吸込み口のエアフィ
ルターで鉄粉を含む塵埃が除去され、ここを通過した鉄
粉は２重のエアフィルターの間のマグネット板に吸着す
る。
ケース内に吸込まれ、内部を通流して電気部品を冷却し
た後、外に排出される。この場合、吸込み口のエアフィ
ルターで鉄粉を含む塵埃が除去され、ここを通過した鉄
粉は２重のエアフィルターの間のマグネット板に吸着す
る。
また、電気部品が配置されている内部の圧力は、押込
みファンと吐出ファンの能力差により外部より高くなっ
ており、隙間から塵埃が侵入することが防止される。
みファンと吐出ファンの能力差により外部より高くなっ
ており、隙間から塵埃が侵入することが防止される。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示すもので、１
はケース、２はこのケース１内に配置した電気部品、３
は前記ケース１に取付けた吐出ファン、４は前記ケース
１に取付けたエアフィルターユニット、５は前記ケース
１内のエアフィルターユニット４と部品設置スペースの
間に位置する仕切り板６に取付けた押込みファンであ
る。この押込みファン５は、その能力を前記吐出ファン
３の能力より大きくしている。
はケース、２はこのケース１内に配置した電気部品、３
は前記ケース１に取付けた吐出ファン、４は前記ケース
１に取付けたエアフィルターユニット、５は前記ケース
１内のエアフィルターユニット４と部品設置スペースの
間に位置する仕切り板６に取付けた押込みファンであ
る。この押込みファン５は、その能力を前記吐出ファン
３の能力より大きくしている。
前記エアフィルターユニット４は、通風路にエアフィ
ルター4A,4Bを配置した２重構造とし、フィルター4A,4B
の間にマグネット板4Cを設置している。このマグネット
板4Cの下部には多数の通風孔ａを設けている。
ルター4A,4Bを配置した２重構造とし、フィルター4A,4B
の間にマグネット板4Cを設置している。このマグネット
板4Cの下部には多数の通風孔ａを設けている。
上記構成の配電盤は、ファン3,5を運転状態にする
と、外部空気が矢印で示すようにフィルター4Aからケー
ス１内に吸込まれ、マグネット板4Cの通風孔a,フィルタ
ー4B,押込みファン5,部品設置スペースを通流して吐出
ファン３から外に排出する。
と、外部空気が矢印で示すようにフィルター4Aからケー
ス１内に吸込まれ、マグネット板4Cの通風孔a,フィルタ
ー4B,押込みファン5,部品設置スペースを通流して吐出
ファン３から外に排出する。
この冷却空気は、エアフィルターユニット４を通過す
る過程で除塵される。即ち、まずフィルター4Aで除塵さ
れ、このフィルター4Aを通過した鉄粉がマグネット板4C
に吸着する。この後、フィルター4Bで除塵される。従っ
て、部品設置スペースには清浄な空気となって通流する
ようになり、電気部品２の機能を阻害することなく冷却
が行われる。
る過程で除塵される。即ち、まずフィルター4Aで除塵さ
れ、このフィルター4Aを通過した鉄粉がマグネット板4C
に吸着する。この後、フィルター4Bで除塵される。従っ
て、部品設置スペースには清浄な空気となって通流する
ようになり、電気部品２の機能を阻害することなく冷却
が行われる。
また、押込みファン５の能力が吐出ファン３の能力よ
り大きく設定されているため、ケース１内の部品設置ス
ペースの圧力が外気圧より高くなっており、隙間からの
塵埃の侵入が防止される。
り大きく設定されているため、ケース１内の部品設置ス
ペースの圧力が外気圧より高くなっており、隙間からの
塵埃の侵入が防止される。
H.考案の効果 以上のように本考案によれば、エアフィルターを２重
にし、その間にマグネット板を配置し、マグネット板の
下部に通風孔を設けたので、鉄粉の多い環境でも鉄粉を
的確に除去可能となるとともに、マグネット板の通風孔
が鉄粉で目詰まりを生じなくなり、電気部品の信頼性の
向上に大いに寄与し得る。また、押込みファンの能力を
吐出ファンの能力より大きく設定してケース内の部品設
置スペースの圧力を外気圧より高くしたので、隙間から
の塵埃侵入を防止することができるといった利点があ
る。
にし、その間にマグネット板を配置し、マグネット板の
下部に通風孔を設けたので、鉄粉の多い環境でも鉄粉を
的確に除去可能となるとともに、マグネット板の通風孔
が鉄粉で目詰まりを生じなくなり、電気部品の信頼性の
向上に大いに寄与し得る。また、押込みファンの能力を
吐出ファンの能力より大きく設定してケース内の部品設
置スペースの圧力を外気圧より高くしたので、隙間から
の塵埃侵入を防止することができるといった利点があ
る。
第１図は本考案に係る配電盤の一実施例を示す構成説明
図、第２図は同実施例におけるエアフィルターユニット
の構成を示す断面図、第３図は同ユニットのマグネット
板を示す正面図、第４図は従来例を示す構成説明図であ
る。 １……ケース、２……電気部品、２……吐出ファン、４
……エアフィルターユニット、4A及び4B……エアフィル
ター、4C……マグネット板、５……押込みファン、ａ…
…マグネット板の通風孔。
図、第２図は同実施例におけるエアフィルターユニット
の構成を示す断面図、第３図は同ユニットのマグネット
板を示す正面図、第４図は従来例を示す構成説明図であ
る。 １……ケース、２……電気部品、２……吐出ファン、４
……エアフィルターユニット、4A及び4B……エアフィル
ター、4C……マグネット板、５……押込みファン、ａ…
…マグネット板の通風孔。
Claims (1)
- 【請求項１】エアフィルタを備えた強制風冷式の配電盤
において、第１、第２のエアフィルタを設けてエアフィ
ルタを２重にし、その第１、第２のエアフィルタ間にマ
グネット板を設置する際に、第１のエアフィルタの取り
付け位置の最下端より下側となる部位にマグネット板の
通風孔を設けたことを特徴とする配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990087635U JP2514680Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990087635U JP2514680Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 配電盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0447314U JPH0447314U (ja) | 1992-04-22 |
| JP2514680Y2 true JP2514680Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31820151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990087635U Expired - Lifetime JP2514680Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514680Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5679796B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2015-03-04 | 三菱電機株式会社 | 磁気フィルタを使用した車両用空気調和装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438810Y2 (ja) * | 1974-07-04 | 1979-11-17 | ||
| JPS59119350U (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-11 | 株式会社山武 | エアフイルタエレメント |
-
1990
- 1990-08-22 JP JP1990087635U patent/JP2514680Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0447314U (ja) | 1992-04-22 |
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