JP2514588Y2 - 配電盤補助回路接続装置 - Google Patents

配電盤補助回路接続装置

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JP2514588Y2
JP2514588Y2 JP1990040774U JP4077490U JP2514588Y2 JP 2514588 Y2 JP2514588 Y2 JP 2514588Y2 JP 1990040774 U JP1990040774 U JP 1990040774U JP 4077490 U JP4077490 U JP 4077490U JP 2514588 Y2 JP2514588 Y2 JP 2514588Y2
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auxiliary circuit
switchboard
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fixed
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JP1990040774U
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茂 藤村
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配電盤本体に遮断器,開閉器等の開閉機器
を接離自在に接続し、本体と機器を補助回路により接続
し、事故発生時、補助回路を介し機器を作動して機器を
開にするようにした配電盤補助回路接続装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の配電盤補助回路接続装置は、第4図に示すよう
になっている。
同図において、1は配電盤本体の底板、2は底板1に
立設された枠体、3は枠体2に固設された主回路の固定
断路部、4は遮断器,開閉器等の引出し形の開閉機器、
5は機器4に固設された可動断路部であり、機器4を接
続位置に移動して配電盤に挿入すると、可動断路部5が
固定断路部3に接続される。
6は機器4から導出された補助回路のリード線、7は
リード線6の先端に固着された可動コネクタ、8は配電
盤の枠体に固着された固定コネクタであり、可動コネク
タ7が固定コネクタ8に着脱自在に接続され、機器4が
配電盤に対し図示の接続位置にあるとき、両コネクタ7,
8が接続状態にある。
そして、事故の発生時は、制御信号が固定コネクタ8
から可動コネクタ7,リード線6を介して機器4に入力さ
れ、機器4が開状態となり、事故の上流側への波及が防
止される。
しかし、前記装置の場合、機器4が図示の接続位置に
ある状態において、誤って可動コネクタ7を固定コネク
タ8から離脱すると、事故発生時、制御信号が機器4に
入力されず、機器4が動作しないため開とならず、上流
の遮断器等が動作することになり、短絡事故による停電
の波及が大になる不都合がある。
そこで、実願昭56-55768号(実開昭57-170615号)の
マイクロフィルムには、機器4に相当する回路しや断器
に支点を中心に回転する押え板を設け、配電盤に回路し
や断器を接続して収納する際、制御回路断路部の可動側
端子(コネクタ8に相当)をその固定側(コネクタ7に
相当)に接続して回路しや断器を接続位置に移動したと
きに、押え板の一端を配電盤のストッパに当てて回路し
や断器の移動を阻止し、同時に、押え板の回転によりそ
の他端を前記可動側端子に当ててこの端子に離脱防止用
のロックをかけ、前述の不都合を解消することが記載さ
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記マイクロフィルムに記載の装置の場合、回路しや
断器の押え板を配電盤のストッパに当てて回転する接触
構造により、可動側端子にロックをかけてこの端子の固
定側からの離脱を防止する構成であるため、構造が複雑
であり、しかも、回路しや断器の接続位置の調整と合わ
せて押え板が適当なストロークで可動側端子をロックす
るように、押え板とストッパを調整する必要がある。
そして、実際にはこれらの調整は非常に面倒であり、
しかも、調整がうまく行われないと、押え板のオーバー
ストロークが大きくなり、可動端子を押して破損させる
問題点がある。
本発明は、前記の接触構造の場合のような面倒な調整
等を省き、しかも、調整不良によるコネクタの破損等が
生じないようにし、かつ、簡単な非接触構造により、開
閉機器が配電盤に対し接続位置にあるときに、補助回路
のリード線のコネクタの不用意なロック解除を防止して
接続状態にロックすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、本考案の配電盤補助回
路接続装置は、遮断器,開閉器等の開閉機器を前方の接
続位置に移動して配電盤本体に接離自在に接続し、前記
本体と前記機器を補助回路により接続し、事故発生時、
前記補助回路を介して前記機器を開にするようにした配
電盤補助回路接続装置において、前記本体から導出され
た前記補助回路のリード線の先端に可動コネクタを設
け、前記機器に前記補助回路の固定コネクタを後方に向
けて固定し、前記可動コネクタを前記固定コネクタにロ
ック機構を介し,後方より前方に向けて着脱自在に接続
し、前記可動コネクタの上面及び下面のほぼ中央部に押
圧によりロック機構を解除するロック体を設け、前記上
面及び下面の先端部の支点に支持され,それぞれ上,下
からの押圧により前記ロック体を押圧するレバー状の操
作部を設け、前記本体に一体に前記機器の移動方向に平
行に位置し,前記機器の前記接続位置における前記両操
作部をそれぞれ非接触に覆い,前記両操作部の押圧を阻
止し,前記機器側に開口し,上板,下板を有する断面コ
字形のカバーを備えたものである。
〔作用〕
前記のように構成された本考案の配電盤補助回路接続
装置は、開閉機器に固定された固定コネクタに配電盤本
体からの補助回路のリード線の先端の可動コネクタがロ
ック機構を介して接続される。
そして、開閉機器が接続位置にあるときは、ロック機
構を解除するレバー状の操作部が配電盤本体に一体に設
けられ,機器の移動方向に平行に位置した上,下2枚の
カバーにより非接触に覆われ、操作部の押圧が阻止され
る。
そのため、可動コネクタが不用意に固定コネクタから
離脱することがなく、誤って両コネクタを離脱すること
が完全に防止され、事故の波及が防止される。
そして、カバーは開閉機器の移動方向に平行に配電盤
本体に設けられ、開閉機器の接続位置への移動に伴って
その操作部がカバーに近づき、開閉機器が接続位置にあ
るときは操作部がカバーにより非接触に覆われる構成で
あるため、回転部材(押え板)やストッパ等が不要であ
り、それらの面倒な調整等も不要である。
しかも、調整不良による可動コネクタ等の破損が生じ
ることもない。
〔実施例〕
1実施例について、第1図ないし第3図を参照して説
明する。
それらの図面において、第4図と同一符号は同一若し
くは相当するものを示す。
9は配電盤本体の枠体から導出された補助回路のリー
ド線、10はリード線9の先端に固着された可動コネク
タ、11は機器4に後方に向けて固定された固定コネクタ
であり、可動コネクタ10が固定コネクタ11にロック機構
(図示せず)を介し後方より前方に向けて接続され、ロ
ック機構を解除しない限り可動コネクタ10は固定コネク
タ11から離脱しない。
12は可動コネクタ10に設けられ,ロック機構を解除す
るレバー状の2個の操作部であり、それぞれ可動コネク
タ10の上面及び下面の先端部の支点13に支持され,両操
作部12を上,下から押圧することにより、操作部12が支
点13を中心として回動し、可動コネクタ10の上面及び下
面のほぼ中央部に設けられたロック体14を押圧し、ロッ
ク機構が解除される。
15は配電盤本体の枠体16に機器4の移動方向に平行に
固設され,機器4側に開口し,上板,下板を有する断面
コ字形のカバーであり、可動コネクタ10が固定コネクタ
11に接続され、機器4が配電盤本体に対し第1図の接続
位置に移動すると、両コネクタ10,11とともに操作部12
を上,下から非接触に覆い、操作部12の操作が行えない
ようにしてロック機構の解除を阻止する。
そのため、コネクタ10,11の不用意なロック解除が防
止され、機器4が接続位置にあるときにはコネクタ10,1
1が確実に接続状態にロックされる。
そして、機器4の接続位置への移動に伴ってその操作
部12がカバー15に近づき、機器4が接続位置に位置した
ときに、操作部12がカバー15により非接触に覆われる単
純な非接触構造であり、回転部材(押え板)やストッパ
等ががないため、組立ての際に面倒な調整等が不要であ
り、しかも、調整不良による可動コネクタ10等の破損が
生じることもない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構造されているので、
以下に記載する効果を奏する。
配電盤本体からの補助回路のリード線9の先端の可動
コネクタ10が、後方から前方に向け、ロック機構を介し
て開閉機器4の後方に向いた固定コネクタ11に接続さ
れ、配電盤本体に機器4の移動方向に平行に,機器4側
に開口し,上板,下板を有する断面コ字形のカバー15が
設けられ、機器4の接続位置への移動によりロック機構
を解除する可動コネクタ10の上面,下面のレバー状の操
作部12がカバー15に近づき、機器4が接続位置にあると
きは、両操作部12がカバー15により非接触に覆われるた
め、回転部材やストッパ等のない極めて簡単な非接触構
造により、組立ての際に面倒な調整等を行うことなく、
しかも、調整不良による可動コネクタ10等の破損を生じ
ることもなく、機器4が接続位置にあるときに、操作部
12の誤操作によるロック機構の誤解除を阻止し、両コネ
クタ10,11を接続状態にロックして補助回路のリード線
を接続状態に維持することができ、事故発生時の停電の
上流側等への波及を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の配電盤補助回路接続装置
の1実施例を示し、第1図は一部切断左側面図、第2図
は一部切断正面図、第3図は第1図の一部の拡大図、第
4図は従来例の左側面図である。 4……開閉機器、9……補助回路のリード線、10……可
動コネクタ、11……固定コネクタ、12……操作部、15…
…カバー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮断器,開閉器等の開閉機器を前方の接続
    位置に移動して配電盤本体に接離自在に接続し、前記本
    体と前記機器を補助回路により接続し、事故発生時、前
    記補助回路を介して前記機器を開にするようにした配電
    盤補助回路接続装置において、 前記本体から導出された前記補助回路のリード線の先端
    に可動コネクタを設け、 前記機器に前記補助回路の固定コネクタを後方に向けて
    固定し、 前記可動コネクタを前記固定コネクタにロック機構を介
    し,後方より前方に向けて着脱自在に接続し、 前記可動コネクタの上面及び下面のほぼ中央部に押圧に
    よりロック機構を解除するロック体を設け、 前記上面及び下面の先端部の支点に支持され,それぞれ
    上,下からの押圧により前記ロック体を押圧するレバー
    状の操作部を設け、 前記本体に一体に前記機器の移動方向に平行に位置し,
    前記機器の前記接続位置における前記両操作部をそれぞ
    れ非接触に覆い,前記両操作部の押圧を阻止し,前記機
    器側に開口し,上板,下板を有する断面コ字形のカバー
    を備えた配電盤補助回路接続装置。
JP1990040774U 1990-04-16 1990-04-16 配電盤補助回路接続装置 Expired - Lifetime JP2514588Y2 (ja)

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JPH04113U JPH04113U (ja) 1992-01-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57170615U (ja) * 1981-04-20 1982-10-27
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