JP2514257B2 - 道路案内線の特徴算出点設定装置 - Google Patents

道路案内線の特徴算出点設定装置

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JP2514257B2
JP2514257B2 JP1274795A JP27479589A JP2514257B2 JP 2514257 B2 JP2514257 B2 JP 2514257B2 JP 1274795 A JP1274795 A JP 1274795A JP 27479589 A JP27479589 A JP 27479589A JP 2514257 B2 JP2514257 B2 JP 2514257B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、道路案内線に沿って走行する車両に設け
られ、撮像手段で撮像した画像情報に基づいて、道路案
内線の特徴を認識する際に用いられる算出点を設定する
道路案内線の特徴算出点設定装置に関する。
(従来の技術) 本出願人は道路白線の特徴算出点設定として第8図乃
至第11図に示すような方法及び装置を提案している。第
8図は、交差点手前の車両(2)を上方より見た車両座
標系の図である。第11図に示すように車両(2)よりTV
カメラ(41)で道路画像を撮像し、画像処理部(42)に
おいて道路白線(3)の抽出を行う。抽出後の道路白線
画像が第9図のカメラ座標系の図に符号22として示され
てある。TVカメラ(41)は、車両に固定されているため
道路が平面であると仮定すると、車両座標で道路白線の
座標(道路白線と交わる画面に水平な横線までの車両か
らの距離)、傾き等道路白線の特徴を算出することがで
きる。しかし、処理時間に制限があるため全画面につい
て走査処理できず複数点n箇(図では6箇)に制限され
る。よって、TVカメラ(41)の測定範囲を車両前方方向
にn−1等分する画面に水平な等分線1を特徴算出を行
う算出点(正確には白線3との交点…仮想上のものも含
む)とする。算出点は、固定となるため、あらかじめ記
憶部(44)に記憶させておく。第8図の(1),第9図
の(21)が算出点である。TVカメラ(41)は第10図のよ
うに俯角(a)を持たせて車両に固定しているため、車
両座標系(鉛直方向x,進行方向y、進行直交方向z)で
等間隔であっても、第9図のカメラ画像の座標系(進行
方向X,鉛直方向Y,進行直交方向z)では、符号(21)の
ように先細りになり不均一である。
なお、第10図において、βはカメラの撮像範囲、即ち
最短距離Lminから最長距離Lmaxまでの垂直画角である。
これは第8図の測定範囲4の奥行、従って第9図の測定
範囲24の奥行を示すものといえる。又横幅は当該白線の
左右2本をほぼ含む範囲とするものである。更に第10図
においてlはカメラの路面からの高さである。
かくして、この車両の前方方向に等間隔に置いた算出
点で道路白線の座標と車両に対する傾きを画像処理部42
で算出し、車両制御部(43)でその算出した座標、及び
車両に対する傾きに基づいて、それぞれ車両操舵角及び
移動速度を制御する。道路白線が存在せず、座標と傾き
が算出できない算出点は、道路白線(3)の切れ目の中
に設定されたものとして白線(3)の切れ目端を推定
し、右左折走行や車両位置の補正に用いる。このように
して車両は実際の道路上を自動的に白線に従って正しく
走行又は停止できるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような道路白線の特徴算出点の設
定装置にあっては、TVカメラの測定範囲を均等に分割処
理する方法を用いるようになっているため、直線路の白
線と曲線路の白線のつなぎ目や交差点での道路白線の切
れ目の検出精度が悪く、小さなつなぎ目では検出できな
い場合が生じている。また、車速が速くなるにつれて遠
方の道路白線情報が必要になるにかかわらず算出点は、
遠方の測定領域でも、近い方の測定領域と均等に設置し
ているので、車両から遠い測定領域では位置分解能が悪
く、精度が上げられず高速走行時に車両制御が不安定と
なるという問題があった。
この発明が解決しようとする課題は、道路案内線の特
徴を認識する際に用いられる算出点を複数設定する際
に、車両の移動速度に応じて、算出点の存在領域の車両
からの位置、及び算出点の間隔を適宜変化させることに
より、車両の移動速度に適合した位置及び間隔でそれぞ
れの算出点を設定することができる道路案内線の特徴算
出点設定装置を得ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明に係る道路案内線
の特徴算出点設定装置は、車両に設けられ、当該車両の
進行方向における道路上の案内線を含む画像を撮像する
撮像手段を有し、該撮像手段で撮像した画像情報に基づ
いて、道路案内線の特徴を認識する際に用いられる算出
点を設定する道路案内線の特徴算出点設定装置であっ
て、当該車両の移動速度を検出する車速検出手段と、当
該車速検出手段で検出した車両の移動速度に基づいて、
前記撮像手段で撮像した画像情報に対し、当該車両の進
行方向に所定間隔をおいて複数の算出点を設定する際
に、車両の移動速度が遅いときには、該算出点の存在領
域を当該車両から近い位置に設定するとともに、該算出
点の間隔を密に設定する一方、車両の移動速度が速いと
きには、該算出点の存在領域を当該車両から遠い位置に
設定するとともに、該算出点の間隔を粗に設定する設定
手段と、を備えてなることを要旨とする。
(作用) 本発明に係る道路案内線の特徴算出点設定装置によれ
ば、設定手段は、車速検出手段で検出した車両の移動速
度に基づいて、撮像手段で撮像した画像情報に対し、車
両の進行方向に所定間隔をおいて複数の算出点を設定す
る際に、車両の移動速度が遅いときには、算出点の存在
領域を当該車両から近い位置に設定するとともに、算出
点の間隔を密に設定する一方、車両の移動速度が速いと
きには、算出点の存在領域を車両から遠い位置に設定す
るとともに、算出点の間隔を粗に設定する。したがっ
て、移動速度が遅いときには、車両から近い位置におけ
る道路案内線の特徴をきめ細かに入手する一方、移動速
度が速いときには、車両から遠い位置における道路案内
線の特徴を広範囲に亘り入手することで、従来移動速度
とは無関係に固定的に算出点を設定する場合は比較し
て、案内線の位置分解能を格段に向上することができ
る。
(実施例) 以下、この発明を第1図〜第7図に示す図面に基づい
て説明する。第1図は、この発明の一実施例を示す。ま
ず構成について説明すると、TVカメラ(41)を車両上部
に設置し、車両前方の道路画像を撮像し、撮像した画像
を画像処理部(42)に入力する。画像処理部(42)で
は、画像処理の手法を用いて、道路画像から道路に沿っ
て描かれた白線(3)を抽出する。速度検知部(52)で
検出された車両の移動速度に基づいて、演算部(51)で
道路白線(3)の特徴を算出する算出点における車両か
らの距離を計算し、画像処理部(42)に出力する。画像
処理部(42)で、演算部(51)から入力された算出点に
ついてさきに抽出した道路白線(3)の座標と車両に対
する傾きを算出し、算出した道路白線(3)の座標と車
両に対する傾きを車両制御部(43)に出力する。車両制
御部(43)では、入力された道路白線(3)の座標と車
両に対する傾きとに基づいて、それぞれ操舵角と車両速
度を算出し、それぞれ操舵角制御部(46)と速度制御部
(47)に出力し、それぞれ車両の操舵角と移動速度とを
変化させる。なお、算出した道路白線の特徴からの車両
の走行制御の仕方については特願平1−90572号に詳し
い説明がある。
画像処理部(42)で処理された道路白線(3)の座標
と車両に対する傾きとを算出する算出点(1),(21)
の数は、処理時間により一定であり、従来と同様に限ら
れているが、この数は2n(図では6個であるためn=
3)点の算出点が指定できるとする。
第2図に演算部(51)での道路白線(3)の特徴算出
点の決定手法についてのフローチャートを示す。以下ス
テップ順に説明する。
速度検知部(52)より車両の移動速度を読み込む。
2n個の算出点の測定範囲4(第4図参照)のy方向
の幅をhNEWとしその中心までの車両(2)からの前方距
離をyNEWとすれば、yNEWは移動速度vに比例するとして
次のようになる。
yNEW=a・v+LMIN aは車両の走行特性により決定される定数であり、LMIN
はTVカメラ(41)の測定範囲の最短距離である。第10図
に示すようにTVカメラ(41)の路面からの高さl,俯角a,
垂直画角βとすると、LMINは次のようになる。
また、測定範囲の最長距離LMAXは次のようになる。
従って、yNEWの式が示すように車両の移動速度が速い
ときは、第6図及び第7図のように車両から道路白線
(3)の算出点までの距離は大きく、速度が遅いとき
は、第4図及び第5図のように道路白線の算出点までの
距離は小さく算出する。また、2n個の算出点で算出する
範囲の幅hNEWは、車両の進行によって算出もれの領域が
できないようhNEW=v×Δtと算出する。ここにΔt
は、車両の制御周期である。
車両の移動速度が速すぎて、TVカメラ(41)の測定
範囲外へ、算出点が出ないよう算出点の最大値がLMAX
なる限界を設ける。
車両の移動速度の変化が大きすぎて道路白線(3)
に算出もれの領域が生じないようにする。すなわち、道
路白線(3)までの前方距離がyOLDからyNEWになった場
合、yNEWの限界がyOLD+hOLDであるようyNEWの増分に限
界を設ける。ここにhOLDは、yOLDに対応する算出点の範
囲の幅の値である。
算出点の範囲の最大値yhighと最少値ylowを算出す
ると次のようになる。
2n個全部の算出点における道路白線(3)の車両か
らの距離を求める。m番目の算出点の道路白線(3)の
車両からの距離をymとすると次のようになる。
求めた距離ymは、車両座標系であるためこれをカメ
ラ座標系に変換する。第3図に、車両座標(x,y,z)と
カメラ座標(X,Y,Z)の関係を示す。車両座標yとカメ
ラ座標Xとの変換式は次のとおりである。
ここに、lはカメラの路面からの高さ fはカメラ定数(焦点距離)である。
次に、車両から2n個の算出点の中心までの距離yNEW
yOLDを置換え2n個の算出点の範囲の幅hNEWにhOLDを置変
える。
求められた算出点のカメラ座標Xを画像処理部(42)
に送信する。第4図に、車両移動速度が遅い場合の車両
座標系の算出点(1)をまた第5図に、同じくカメラ座
標系の算出点(21)を示す。第6図に、車両移動速度が
速い場合の車両座標系の算出点(1)を、また第7図
に、同じくカメラ座標系の算出点(21)を示す。
以上上記のステップで述べ、第4図から第7図で見
るように一定数の算出点(1),(21)の範囲を、車両
(2)の移動速度に応じて、速いときは遠方に、遅いと
きには近くに変化させ、かつ算出点間の間隔も車両
(2)の移動速度に応じ速いときには広く、遅いときに
は狭くなるようにしているため、速度の速いときでも、
従来(未公開)の測定範囲が、第8図,第9図に見える
ように画面のほぼ全体にとっているのに比べ、低速時は
第4図、第5図のように算出点間間隔は狭く設定され道
路白線情報の検出の精度を向上させることができ、高速
時は第6図、第7図に示すように遠方の情報を幅広く入
手算出して車両を的確に制御しその制御の向上を図るこ
とができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る道路案内線の特徴
算出点設定装置によれば、移動速度が遅いときには、車
両から近い位置における道路案内線の特徴をきめ細かに
入手する一方、移動速度が速いときには、車両から遠い
位置における道路案内線の特徴を広範囲に亘り入手する
ことで、従来移動速度とは無関係に固定的に算出点を設
定する場合と比較して、案内線の位置分解能を格段に向
上することができる。さらに、上述のように位置分解能
が向上された案内線の特徴データを、例えば自律走行車
両の走行制御要素に取込めば、高速走行時にも安定した
状態で車両の走行を制御することができるというきわめ
て優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成図、第2図は、本発明のフロー
チャート、第3図は、使用座標系関係図、第4図、第6
図は、本発明の車両座標系算出点位置の一例図で、第4
図は低速時、第6図は高速時のもの、第5図、第7図
は、本発明のカメラ座標系算出点位置の一例図で第5図
は低速時、第7図は高速時のもの、第8図は、車両座標
系の従来の算出点位置図、第9図はカメラ座標系の従来
の算出点位置図、第10図は、TVカメラの取付状態図、第
11図は、従来の構成図である。 1…算出点 2…車両 3…道路白線 21…算出点 41…TVカメラ 42…画像処理部 43…車両制御部 44…記憶部 45…速度検知部 46…操舵角制御部 47…速度制御部 51…演算部 52…速度検知部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に設けられ、当該車両の進行方向にお
    ける道路上の案内線を含む画像を撮像する撮像手段を有
    し、該撮像手段で撮像した画像情報に基づいて、道路案
    内線の特徴を認識する際に用いられる算出点を設定する
    道路案内線の特徴算出点設定装置であって、 当該車両の移動速度を検出する車速検出手段と、 当該車速検出手段で検出した車両の移動速度に基づい
    て、前記撮像手段で撮像した画像情報に対し、当該車両
    の進行方向に所定間隔をおいて複数の算出点を設定する
    際に、車両の移動速度が遅いときには、該算出点の存在
    領域を当該車両から近い位置に設定するとともに、該算
    出点の間隔を密に設定する一方、車両の移動速度が速い
    ときには、該算出点の存在領域を当該車両から遠い位置
    に設定するとともに、該算出点の間隔を粗に設定する設
    定手段と、 を備えてなることを特徴とする道路案内線の特徴算出点
    設定装置。
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JPS59192798U (ja) * 1983-06-08 1984-12-21 トヨタ自動車株式会社 車間距離表示装置
JP2560702B2 (ja) * 1985-12-11 1996-12-04 日本電装株式会社 路面上の車線認識装置

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