JP2514168Y2 - 取付パネル付ケ―ブル接続箱 - Google Patents

取付パネル付ケ―ブル接続箱

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JP2514168Y2
JP2514168Y2 JP7786090U JP7786090U JP2514168Y2 JP 2514168 Y2 JP2514168 Y2 JP 2514168Y2 JP 7786090 U JP7786090 U JP 7786090U JP 7786090 U JP7786090 U JP 7786090U JP 2514168 Y2 JP2514168 Y2 JP 2514168Y2
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JP
Japan
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mounting panel
base
cable
connection box
cable connection
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JP7786090U
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秀宣 川上
正勝 綿引
英雄 須釜
猛 旧橋
稔 吉田
富男 小野寺
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Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Hitachi Cable Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通信ケーブルの接続箱に関し、特に端子板が
搭載される取付パネルと、円筒形を呈し、その軸方向に
平行な複数の仕切板によって仕切られた、ケーブル毎の
導入室および前記取付パネルの固定に使用される複数の
区画室を含み、一方の端部から所定の距離をおいて固定
されたつばを有するベースと、前記取付パネルを覆い、
前記ベースのつばから突出している部分に嵌合し、ベー
スのつばに当接するつばを端部に有するキャップと、O
リングと、該Oリングを内側に挟んで取付パネルのつば
とベースのつばとを水密に締付けて取外し可能に固定す
るクランプからなる取付パネル付ケーブル接続箱に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、このような取付パネル付ケーブル接続箱は、取
付パネルの両側に設けられた脚をベースの中央部の区画
室にボルト締め、バンド締め、またはコンパウンド充填
等で固定することにより取付パネルがベースに固定され
ていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の取付パネル付ケーブル接続箱は、取付
パネルをベースに固定するために、ベース内に仕切られ
た主たる区画室を専有してしまうので、ケーブル導入の
ための区画室が減じてしまい、さらに、前記の固定方法
であるとケーブル接続後に取付パネルをベースに固定す
るのが極めて困難であるため、取付パネル固定後にケー
ブルの接続作業が行なうことになり、作業上制約が増大
し、また取付パネルの着脱がケーブル接続後に可能にす
るためには特に複雑な固定方法を採用しなければならな
いという欠点がある。
本考案の目的は取付パネルの固定のためにケーブル導
入のための区画室を減ずることなく、さらにケーブル接
続後に容易に取付パネルを着脱できる簡素な構成の取付
パネル付ケーブル接続箱を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の取付パネル付ケーブル接続箱は、 一方の端部が取付パネルに固定され、また他方の端部
に向って少なくとも3方の面のそれぞれに、取付パネル
の長手方向に平行な溝を有し、該溝はそれぞれ前記ベー
スの該当する仕切板に着脱可能に嵌合し、さらにその端
がベースの底部に当接するまで差し込まれることにより
取付パネルが保持される固定部を有している。
〔作用〕
固定部の3方の面に設けられている溝をベースのそれ
ぞれ該当する位置の仕切板に差込んでその端をベースの
底部に当接させることにより、取付パネルが安定して固
定され、取付パネルの荷重が支持され、また溝の位置に
より、区画室の占有部分が小さく限局され、さらに、ケ
ーブル接続後のベースへの固定も容易に行なうことがで
きる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の取付パネル付ケーブル接続箱の一実
施例のキャップを切断した正面図、第2図(a),
(b)は第1図に示す取付パネル4とベース1の斜視図
である。
この取付パネル付ケーブル接続箱は、取付パネル4
と、ベース1と、キャップ6と、クランプ3とからな
る。取付パネル4は、第2図(a)に示すように両側端
部をそれぞれL型に折曲げられた平板からなり、ケーブ
ル立上り部に近い端部(以下下端部と称す)には固定部
12が堅固に取付けられており、表面には端子板5が取付
けられている。固定部12は取付パネル4の脊面(両側面
がL型に折曲った側)の下端部内側に脊面相互が嵌合し
た形で接続して固定された両側面および上部がL型に折
曲げられた平板からなり、広い平面の中央部に下端に達
する切欠溝10とL型に折曲った両側板にそれぞれ切欠溝
111,112が設けられている。ベース1は第2図(b)に
示すように底板を有する筒形の堅固な容器で上部に環状
のつばを有し、さらに、この容器の内側に嵌合しかつ内
法の高さより高い高さの堅牢な筒形の仕切付ライナー2
を有している。仕切付ライナー2には、ほぼ容器の底面
からつばの位置に及ぶ高さの、前方向仕切板8と横方向
仕切板9とからなるT字形の仕切板2組が対向して設け
られている。ここで固定部12の切欠溝10は一方の仕切板
の前方向仕切板8に嵌合し、押し込まれると端Aがベー
スの底に当接するだけの長さを有し、切欠溝111,112
それぞれ同じ仕切板の横方向仕切板9に嵌合する位置に
ある。キャップ6は一方の端部が閉じられ、他方の端部
が開口し、開口端部は前記仕切板付ライナー2の外径に
嵌合する内径を有し、その端にはベース1のつばに当接
し、当接しない方の面が外方端に傾斜しているつばを有
している。クランプ3は一方の端が蟠番になっており、
他方の端が相互に締め付け可能な構造の2つの半環状で
内側に前記2つのつばを挟み、外方に開く傾斜の溝を有
している。また、ベース1の底部はケーブルまたは線条
の導入のために所要の孔があけられており、ケーブル毎
に区画室が割当てられる。多くの場合2組の仕切板の対
向する間の中央部のスペースが広く、主たるケーブルの
導入に当てられる。Oリング13はキャップをクランプす
る時、接続部を水密に保つために仕切板付ライナー2の
突出部の周囲に囲わして用いられる。
次に、本実施例の使用例について説明する。
まず、クランプ3を外し、キャップ6を取除き、取付
パネル4をベース1から取外し、第1図に示すように端
子板51,52,53を取付パネル4に搭載する。次に、ベー
ス1のケーブル導入孔を通してそれぞれケーブル71
72,73を引抜き、ケーブル71,72,73の心線をそれぞれ
端子板51,52,53へ成端接続する。また屋外線14をベー
ス1の小孔を通して引込み、端子板51から端子板52,53
へジャンパ線で接続することによりケーブル71の心線を
ケーブル72,73へ分岐し、ケーブル72の所定の端子に屋
外線14を接続し、その後、取付パネル4を所定の場所に
固定されたベース1の上に垂直に保持し、切欠溝10を前
方向仕切板8に、切欠溝111,112をそれぞれ横方向仕切
板9に嵌合し、ケーブル71,72,73、屋外線14が曲らぬ
ように垂直にベース1に押込み、固定部12の端Aがベー
ス1の底面に当接させる。その後、テーピングあるいは
コンパウンド処理をベース1の区画室内に施し、Oリン
グ13を仕切板付ライナー2の突出部のつば上に囲わして
セットし、キャップ6を仕切板付ライナー2の突出部に
嵌合させ、クランプ3の内側の溝に両方のつばを嵌め込
み、クランプ3を締め付けるとつばの相互が密着し、O
リングを締め、水密状態になる。
また、本実施例ではベース1、キャップ6、仕切板付
ライナー2は塩化ビニール製であり、取付パネル4には
アルミニウム板が使用されているが、材質はこれらに限
られるものではなく、相応の強度と加工性を有するもの
であればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、取付パネルの下端部に
固定部を設け、既存の仕切板に三方面に設けられた溝を
嵌合させて、かつベースの底面に当接して荷重を担持さ
せることにより、端子板が安定して搭載されかつケーブ
ルが実装された後の取付パネルを容易に装着でき、さら
に取付パネルの装着のために占有する区画室のスペース
がわずかでよく、殆どケーブル導入のための支障になら
ず、しかも、固定部の構造は極めて簡単で、安価に製造
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付パネル付ケーブル接続箱の一実施
例のキャップを切断した正面図、第2図(a),(b)
は第1図に示す取付パネル4とベース1の斜視図であ
る。 1…ベース、2…仕切板付ライナー、3…クランプ、4
…取付パネル、51,52,53…端子板、6…キャップ、
71,72,73…ケーブル、8…前方向仕切板、9…横方向
仕切板、10,111,112…切欠溝、12…固定部、13…Oリ
ング、14…屋外線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 須釜 英雄 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 旧橋 猛 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 吉田 稔 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (72)考案者 小野寺 富男 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 平1−218314(JP,A) 実開 平1−109232(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子板が搭載される取付パネルと、円筒形
    を呈し、内部がその軸方向に平行な複数の仕切板によっ
    て仕切られた、ケーブル毎の導入室および前記取付パネ
    ルの固定に使用される複数の区画室を含み、一方の端部
    から所定の距離をおいて固定されたつばを有するベース
    と、前記取付パネルを覆い、前記ベースのつばから突出
    している部分に嵌合し、ベースのつばに当接するつばを
    端部に有するキャップと、Oリングと、該Oリングを内
    側に挟んだ取付パネルのつばとベースのつばとを水密に
    締付けて取外し可能に固定するクランプとからなる取付
    パネル付ケーブル接続箱において、 一方の端部が取付パネルの端部に固定され、また他方の
    端部に向って少なくとも3方の面のそれぞれに、取付パ
    ネルの長手方向に平行な切欠溝を有し、該切欠溝はそれ
    ぞれ前記ベースの該当する仕切板に着脱可能に嵌合し、
    さらにその端がベースの底部に当接するまで差し込まれ
    ることにより取付パネルが安定して保持される固定部を
    有することを特徴とする取付パネル付ケーブル接続箱。
JP7786090U 1990-07-24 1990-07-24 取付パネル付ケ―ブル接続箱 Expired - Lifetime JP2514168Y2 (ja)

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JPH0435628U JPH0435628U (ja) 1992-03-25
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