JP2513974B2 - 硬質表面用安定剤および表面の処理方法 - Google Patents

硬質表面用安定剤および表面の処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室温で固体のオルガノ
ポリシロキサンを用いて製造される、本質的に有機溶剤
不含の硬質表面用安定剤に関する。
【0002】
【従来の技術】オルガノポリシロキサンを基礎とする硬
質表面、例えば自動車ボデー用の安定剤は、久しく公知
である。これについては、例えばSeifen−Oel
e−Fette−Wachse−第102巻、1976
年、第1号、第20〜22頁のプライス(Ing.P.
Preiss)のリストが指摘される。ドイツ連邦共和
国特許出願公開第3409320号明細書(ヘキスト社
(Hoechst AG)、公開日、1985年9月1
9日)には、長鎖状脂肪アミンの塩を含有するような自
動車用シェラックワニスが記載されている。ドイツ連邦
共和国特許出願公開第3616575号明細書(ダウ
コーニング社(Dow CorningLtd.)、公
開日、1986年11月20日)もしくは相応する米国
特許第4743648号明細書には、ポリジオルガノシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を含有するよ
うな油中水型エマルジョンの形の艶出し剤が開示されて
いる。米国特許第4398953号明細書(ボーデン社
(Borden Inc.)、発行日、1983年8月
16日)には、艶出し剤として、シリコーン油およびア
ミノ官能性シリコーンを含有する油中水型エマルジョン
が主張されている。全ての記載された開示は共通して、
有機溶剤の使用に関する。
【0003】しかしながら、環境保護のための手段は、
ますます、化学調剤中の有機溶剤の回避を余儀なくして
いる。更に、有機溶剤は、しばしば、その毒物学的性質
および燃焼の危険に基づいて望ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、本質的に有機溶剤を含有しないオルガノポリシロキ
サンを基礎とする安定剤を提供することである。
【0005】本発明の対象は、室温で固体のオルガノポ
リシロキサンを含有し、本質的に有機溶剤を含有しない
硬質表面用安定剤である。
【0006】本発明による安定剤は、好ましくは有機溶
剤を含有しない。しかしながら、該安定剤は、安定剤の
全重量に対して、例えば最大2重量%までの少量の有機
溶剤を、例えば保存剤の働きで、含有してもよい。
【0007】更に、20℃の温度が、室温として理解さ
れるものである。
【0008】本発明により使用された室温で固体のオル
ガノポリシロキサンは、好ましくは、式:
【0009】
【化2】
【0010】〔式中、Rは、同一でも異なっていてもよ
く、一価の炭化水素基を表し、R1は、同一でも異なっ
ていてもよく、水素原子または炭化水素基を表し、a
は、0、1、2または3、平均0.75〜1.5、好ま
しくは平均0.9〜1.1を表し、bは、0、1、2ま
たは3、平均0.0〜1.1、好ましくは0.01〜
0.07を表す(但し、a+bの総和は、3以下であ
る)〕で示される単位からの室温で固体のオルガノポリ
シロキサンと、式: R2 3SiO(SiR2 2O)rSiR2 3 (II), 〔式中、R2は、同一でも異なっていてもよく、一価の
炭化水素基を表し、rは、0〜100、有利に0〜70
の値の整数を表す(但し、式(II)中の少なくとも1
つのR2は、炭素原子少なくとも18個を有する炭化水
素基の意味を有する)〕で示される室温で固体の線状オ
ルガノポリシロキサンと、式: (R3 2SiO)3 (III), 〔式中、R3は、同一でも異なっていてもよく、炭化水
素基を表す〕で示される環式オルガノポリシロキサンか
らなる群から選択されているものである。
【0011】基R3は、好ましくは、炭素原子1〜18
個を有する炭化水素基であり、この場合、メチル基が特
に有利である。
【0012】基Rの例は、アルキル基、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、ネオペンチル基、第三ペンチル
基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、
例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−オクチ
ル基およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメ
チルペンチル基、ノニル基、例えばn−ノニル基、デシ
ル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ド
デシル基、アルケニル基、例えばビニル基およびアリル
基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル基、シク
ロヘキシル基、シクロヘプチル基およびメチルシクロヘ
キシル基;アリール基、例えばフェニル基、ナフチル基
およびアントリール基およびフェナントリール基;アル
カリール基、例えばo−トリル基、m−トリル基、p−
トリル基、キシリル基およびエチルフェニル基;アルア
ルキル基、例えばベンジル基、α−フェニルエチル基お
よびβ−フェニルエチル基である。
【0013】R1は、有利に水素原子および炭素原子1
〜4個を有する炭化水素基であり、この場合、メチル基
が特に有利である。
【0014】炭化水素基R1の例は、炭素原子1〜4個
を有する炭化水素基に関してRに記載された例である。
【0015】本発明により使用された室温で固体のオル
ガノポリシロキサンの製造は公知であり、例えば英国特
許出願公開第685173号明細書(公開日、1951
年12月31日、Dow Corning Lt
d.)、米国特許第2842521号明細書(発行日、
1958年7月8日、Wacker−Chemie G
mbH)、フランス共和国特許出願公開第147570
9号明細書(公開日、1967年4月7日、ゼネラル
エレクトリック社(General Electric
Company))、米国特許第3668180号明
細書(発行日、1972年6月6日、Stauffer
−Wacker−Silicone Corporat
ion)、米国特許第3792071号明細書(発行
日、1974年2月12日、Wacker−Chemi
e GmbH)、米国特許第3846358号明細書
(発行日、1974年11月5日、General E
lectric Company)および米国特許第4
298753号明細書(発行日、1981年11月3
日、Wacker−Chemie GmbH)に記載さ
れている。
【0016】有利に、式(I)の単位からなる室温で固
体のオルガノポリシロキサンは、Rが上記の意味と同一
の意味を有する(RSiO3/2)−単位からなるオルガ
ノポリシロキサンおよび(R3SiO1/2)−単位および
(SiO4/2)−単位からなるオルガノポリシロキサン
である。
【0017】基R2は、有利に炭素原子1〜20個を有
する炭化水素基である。
【0018】基R2の例は、アルキル基、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソブ
チル基、第三ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、ネオペンチル基、第三ペンチル基、ヘキシル基、例
えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル
基、オクチル基、例えばn−オクチル基およびイソオク
チル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基、ノ
ニル基、例えばn−ノニル基、デシル基、例えばn−デ
シル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル基、オクタデ
シル基、例えばn−オクタデシル基、n−アイソシル
基、アルケニル基、例えばビニル基およびアリル基;シ
クロアルキル基、例えばシクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、シクロヘプチル基およびメチルシクロヘキシル
基;アリール基、例えばフェニル基、ナフチル基および
アントリル基およびフェナントリル基;アルカリール
基、例えばo−トリル基、m−トリル基、p−トリル
基、キシリル基およびエチルフェニル基;アルアルキル
基、例えばベンジル基、α−フェニルエチル基およびβ
−フェニルエチル基である。
【0019】特に有利に、R2は、メチル基およびn−
オクタデシル基である。
【0020】式(II)に記載されなかったが、ジオル
ガノシロキサン単位の10モル%までは、他の、多くの
場合しかしながら、多少とも回避困難な汚染物質として
存在するシロキサン単位、例えばR2SiO1/2−単位、
2SiO3/2−単位SiO4/ 2−単位によって代替する
ことができ、この場合R2は、このための前記の意味を
有する。
【0021】式(II)のオルガノポリシロキサン中の
基R2の割合が、好ましくは10〜50%、特に有利に
25〜50%、殊に35〜50%の場合には、炭素原子
少なくとも18個を有する炭化水素基である。より容易
な入手可能性のために、他の基は、有利にメチル基であ
る。
【0022】本発明により使用された式(II)の室温
で固体のオルガノポリシロキサンの例は、n−C1837
(CH32SiO[(CH32SiO]mSi(CH3
2n−C1837(但し、mは、同様に0または1〜8の
数を表す)および(CH33SiO−[CH3Si(n
−C1837)O]o[(CH32SiO]p−Si(CH
33〔但し、oは、1〜65の数を表し、pは、1〜6
0の数(この場合、oは、pよりも大きいかまたは等し
い)を表す〕である。
【0023】有利に、本発明により使用された式(I
I)の室温で固体のオルガノポリシロキサンは、(CH
33SiO−[CH3Si(n−C1837)O]o−Si
(CH33であり、この場合、oは、55〜65の数で
ある。
【0024】本発明により使用された式(II)の室温
で固体のオルガノポリシロキサンは、好ましくは少なく
とも1000、特に有利に10000〜20000の分
子量を有する。
【0025】本発明により使用された式(II)の室温
で固体のオルガノポリシロキサンは、好ましくはろう状
の稠度および30〜60℃の融点を有する。
【0026】式(II)の室温で固体のオルガノポリシ
ロキサンおよびその製造法は、既に公知である。
【0027】基R3は、好ましくは炭素原子1〜4個を
有する炭化水素基であり、この場合、メチル基が特に有
利である。
【0028】基R3の例は、炭素原子1〜4個を有する
炭化水素基のRについて記載された例である。
【0029】式(III)のオルガノポリシロキサン
は、特に有利にヘキサメチルシクロトリシロキサンであ
る。
【0030】本発明による安定剤は、特に有利に式
(I)の単位からなる室温で固体のオルガノポリシロキ
サンまたは式(II)の室温で固体のオルガノポリシロ
キサンまたはその混合物の使用下に製造される。
【0031】本発明による安定剤の製造のために、室温
で固体のオルガノポリシロキサンの場合、それぞれ、本
発明による安定剤の全重量に対して、好ましくは0.1
〜5.0重量%、特に有利に0.5〜2.0重量%の量
で使用される。
【0032】好ましくは、本発明による安定剤の製造の
ために、室温で固体のオルガノポリシロキサンは、水性
乳濁液の形で使用される。室温で固体のオルガノポリシ
ロキサンの水性乳濁液は、既に公知である。これについ
ては、例えばカナダ国特許出願公開第1205937号
明細書(公開日、1986年6月10日、F.Trav
er、General Electric Co.)お
よびドイツ連邦共和国特許出願公開第3836830号
明細書(Wacker−Chemie GmbH;公開
日、1990年5月17日)もしくは米国特許出願番号
第425094号が指摘される。
【0033】本発明による安定剤の製造のために、式
(I)の単位からなる室温で固体のオルガノポリシロキ
サンが使用される場合に、乳濁液は、好ましくは上で引
用された刊行物ドイツ連邦共和国特許出願公開第383
6830号に記載された方法により得られる。これによ
り、式(I)の単位からなる室温で固体のオルガノポリ
シロキサンは、室温で液状の低分子量のオルガノポリシ
ロキサン中に溶解され、前記溶液は、水と一緒に乳化剤
並びに場合によっては他の物質の添加下に乳化される。
室温で液状のオルガノポリシロキサン中の室温で固体の
オルガノポリシロキサンの溶解並びに乳化工程は、通
常、乳濁液の製造に適した混合率で行うことができる。
【0034】室温で液状の低分子量のオルガノポリシロ
キサンとしては、好ましくは式:
【0035】
【化3】
【0036】〔式中、R4は、同一でも異なっていても
よく、Rについて記載された意味を有し、R5は、同一
でも異なっていてもよく、R1について記載された意味
を有し、cは、0、1、2または3、平均0〜2、好ま
しくは平均1〜2を表し、dは、0、1、2または3、
平均0〜2、好ましくは平均0〜1を表す(但し、c+
dの総和は、3以下である)〕で示される単位からなる
ものである。
【0037】この式(IV)の単位からなる室温で液状
の低分子量のオルガノポリシロキサンは、1分子当た
り、好ましくはSi原子2〜6個を有し、25℃で0.
65〜7.00mm2/s、特に有利に2.00〜4.
00mm2/sの粘度を有する。
【0038】室温で液状の低分子量のオルガノポリシロ
キサンの例は、オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタフェニルシ
クロテトラシロキサン、テトラエトキシテトラメチルシ
クロテトラシロキサン並びにヘキサメチルジシロキサン
であり、この場合、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサンおよびヘキサメ
チルジシロキサンが有利であり、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン並びにヘキサメチルジシロキサンが特に
有利に使用される。
【0039】室温で固体のオルガノポリシロキサンの本
発明により使用された水性乳濁液の製造のために、室温
で液状の低分子量のオルガノポリシロキサンの場合、そ
れぞれ、式(I)の単位からなる室温で固体のオルガノ
ポリシロキサンの全重量に対して、25〜90重量%、
殊に35〜65重量%、特に有利に40〜60重量%の
量で使用される。
【0040】室温で固体のオルガノポリシロキサンの本
発明により使用された水性乳濁液の製造の際に、乳化剤
として、全ての従来公知のイオン性および非イオン性乳
化剤は、単独並びに種々の乳化剤の混合物で使用するこ
とができ、このことによって、また、今日までに安定し
たオルガノポリシロキサンの水性乳濁液も製造できた。
また、ドイツ連邦共和国特許第3613384号明細書
もしくは相応する米国特許出願番号第19988号に記
載されているような乳化剤を使用することもできる。好
ましくは、非イオン性および陽イオン活性の乳化剤が使
用される。この場合、特に有利に、脂肪アルコールポリ
グリコールエーテル、ノニルフェノールポリグリコール
エーテル、トリ−n−ブチルフェノールポリグリコール
エーテル並びに飽和および不飽和脂肪酸の第四級アンモ
ニウム塩が使用される。
【0041】式(I)の単位からなる室温で固体のオル
ガノポリシロキサンの本発明により使用された水性乳濁
液は、それぞれ、使用された室温で固体のオルガノポリ
シロキサンおよび室温で液状のオルガノポリシロキサン
の全重量に対して、好ましくは2〜8重量%、特に有利
に3〜5重量%の量で乳化剤を含有している。
【0042】式(I)の単位からなる室温で固体のオル
ガノポリシロキサンの本発明により使用された水性乳濁
液は、乳濁液の全重量に対して、好ましくは10〜50
重量%、殊に15〜42重量%の固体含量を有してい
る。
【0043】本発明による安定剤の製造のために、式
(II)の室温で固体のオルガノポリシロキサンが使用
される場合には、乳濁液の製造は、好ましい場合には、
式(II)の室温で固体のオルガノポリシロキサンを溶
融し、液状の形で、水および乳化剤並びに場合によって
は他の物質を用いて乳化することによって行われる。
【0044】溶融に必要な温度は、式(II)の使用さ
れたオルガノポリシロキサンに依存しており、好ましく
は20〜60℃、特に有利に40〜50℃である。
【0045】溶融液の乳化は、珪素化学における常法に
より実施される。この場合、乳化剤としては、既に上記
の乳化剤を使用することができ、この場合、脂肪アルコ
ールポリグリコールエーテルおよびノニルフェノールポ
リグリコールエーテルが有利であり、脂肪アルコールポ
リグリコールエーテルは、特に有利である。
【0046】式(II)の室温で固体のオルガノポリシ
ロキサンの本発明により使用された水性乳濁液は、それ
ぞれ、使用された室温で固体のオルガノポリシロキサン
の前重量に対して、好ましくは3〜10重量%、特に有
利に4〜6重量%の量で乳化剤を含有している。
【0047】式(II)の室温で固体のオルガノポリシ
ロキサンの本発明により使用された水性乳濁液は、それ
ぞれ、乳濁液の全重量に対して、好ましくは25〜50
重量%、殊に30〜45重量%の固体含量を有してい
る。
【0048】しかしながら、式(II)の室温で固体の
オルガノポリシロキサンからなる乳濁液は、また勿論、
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3836830号明細
書に記載の式(I)の単位からなるオルガノポリシロキ
サンのための上記方法で、製造することができるが、し
かしこのことは有利ではない。
【0049】本発明による安定剤の製造のために、式
(III)の室温で固体のオルガノポリシロキサンが使
用される場合には、乳濁液の製造は、好ましくは式(I
I)のオルガノポリシロキサンのために記載された方法
と同様にして行われる。
【0050】更に、本発明による安定剤の製造のために
は、室温で液状のオルガノポリシロキサンを使用するこ
とができる。この場合、室温で固体のオルガノポリシロ
キサンの乳濁液の製造のために使用される式(IV)の
単位からなる低分子量のオルガノポリシロキサンであっ
てよく、この場合、25℃で、0.65〜7.00mm
2/sの粘度を有するものが有利であり、2.00〜
4.00mm2/sの粘度を有するものは、特に有利で
ある。
【0051】室温で液状のオルガノポリシロキサンは、
好ましくは水性乳濁液の形で使用される。この場合、こ
れは、珪素化学における常法により、別個に乳化するこ
とができる。この場合、室温で液状のオルガノポリシロ
キサンの乳濁液は、好ましくは、それぞれ、乳濁液の全
重量に対して、10〜60重量%、特に有利に30〜4
5重量%の固体含量および2〜10重量%、特に有利に
3〜6重量%の乳化剤含量を有している。
【0052】しかしながら、室温で液状のオルガノポリ
シロキサンは、本発明により使用された室温で固体のオ
ルガノポリシロキサンと一緒に、上記処理方法により乳
化することができる。
【0053】本発明による安定剤の製造のために、室温
で液状のオルガノポリシロキサンが使用される場合に
は、好ましくは、それぞれ安定剤の全重量に対して、
0.1〜2.0重量%、特に有利に0.1〜1重量%の
量で使用される。
【0054】本発明による安定剤は、使用目的に応じ
て、添加剤、例えば珪素不含のろう、濃稠化剤、研磨
剤、保存剤および添加剤を含有することができる。
【0055】珪素不含のろうの例は、植物性の天然のろ
う、例えばカルナウバろう、カンデリラろう、モンタン
酸ろうおよびモンタンエステルろう、酸化させた合成パ
ラフィン、ポリエチレンろう、ポリビニルエーテルろう
および金属石鹸含有のろう、この場合、カルナウバろ
う、パラフィンろうおよびポリエチレンろうが有利であ
り、パラフィンろうは、特に有利である。
【0056】本発明による安定剤の製造のために、ろう
が使用される場合には、好ましくは、それぞれ、安定剤
の全重量に対して、0.1〜2.0重量%、特に有利に
0.1〜1.0重量%の量で使用される。
【0057】濃稠化剤の例は、ホモポリサッカリド、ヘ
テロポリサッカリド、ポリアクリレート、カルボキシメ
チルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースであ
り、この場合、ポリサッカリドおよびポリアクリレート
が有利であり、ポリサッカリドは、特に有利である。
【0058】本発明による安定剤の製造のために、濃稠
化剤が使用される場合には、好ましくは、それぞれ安定
剤の全重量に対して、0.1〜1.5重量%、特に有利
に0.3〜0.6重量%の量で使用される。
【0059】研磨剤の例は、艶出し礬土、いわゆるチョ
ークフリント(Kieselkreide)、熱分解法
珪酸および天然珪藻土、例えばレーマン・アンド・フォ
ス社(Fa.Lehmann & Foss)の“Sn
ow Floss”であり、この場合、チョークフリン
ト(Kieselkreide)および艶出し礬土が、
特に有利である。
【0060】本発明による安定剤の製造のために、研磨
剤が使用される場合には、好ましくは、それぞれ、安定
剤の全重量に対して、1〜10重量%、特に有利に3〜
5重量%の量で使用される。
【0061】保存剤の例は、ホルムアルデヒド、パラベ
ン、ベンジルアルコール、サリチル酸およびその塩、安
息香酸およびその塩並びにイソチアゾリノンであり、こ
の場合、ホルムアルデヒドおよびイソチアゾリノンが有
利であり、ホルムアルデヒドは、特に有利である。
【0062】本発明による安定剤の製造のために、保存
剤が使用される場合には、好ましくは、それぞれ、安定
剤の全重量に対して、0.01〜0.30重量%、特に
有利に0.05〜0.10重量%の量で使用される。
【0063】添加剤の例は、加香剤および着色剤であ
る。
【0064】本発明による安定剤の製造のために、付加
剤が使用される場合には、好ましくは、それぞれ、安定
剤の全重量に対して、0.01〜0.20重量%、特に
有利に0.05〜0.10重量%の量で使用される。
【0065】本発明による水性安定剤のための可能な成
分として記載された物質の前記の群の全てから、それぞ
れ、前記の群の1つの物質または前記の物質の少なくと
も2つの異なるものからなる混合物を、1成分として使
用してもよい。
【0066】本発明による安定剤は、好ましくは、それ
ぞれ、安定剤の全重量に対して、85〜99.9重量
%、特に有利に93〜99.5重量%の量で水を含有し
ており、この場合、好ましくは脱塩水である。
【0067】本発明のよる安定剤の個々の成分は、任意
の方法で、互いに混合することができる。従って、例え
ば添加剤は、室温で固体のオルガノポリシロキサンに、
乳化工程の前に混合することができる。しかしながら、
この添加剤は、室温で固体のオルガノシロキサン及びが
Iによっては室温で液状のオルガノポリシロキサンの完
成した乳濁液と混合することもでき、このことは有利で
ある。
【0068】本発明による安定剤の製造のために使用可
能な成分の乳化もしくは混合は、好ましくは20〜50
℃の温度および周囲雰囲気の圧力、すなわち、900〜
1100hpaの間で実施される。しかしまた、より高
いかより低い温度並びにより高いかより低い圧力を使用
することもできる。乳化工程は、常用の、乳濁液の製造
に適した混合装置、例えば登録商標“Ultra−Tu
rrax”で知られているP.Willems教授によ
る高速固定子回転子撹拌装置中で行うとができる。
【0069】本発明による艶出し剤は、室温で薄い液状
からクリームペースト状までの稠度を有している。
【0070】本発明による艶出し剤は、室温で適切な貯
蔵の際に少なくとも2年間の良好な乳濁液安定性を有し
ている。
【0071】本発明によるもう1つの対象は、本発明に
よる安定剤が硬質表面上に塗布されることによって特徴
づけられる硬質表面を安定にする処理方法である。
【0072】本発明による方法の場合、本発明による安
定剤は、噴霧、浸漬および、例えば脱脂綿、繊維製品お
よびスポンジを用いて塗布されかつ擦り込まれる。本発
明による安定剤は、容易に塗布でき、良好に擦り込むこ
とができるという利点を有している。
【0073】処理すべき硬質表面は、殊に金属性表面、
ラッカー塗布した表面およびプラスチック表面である。
本発明による安定剤は、自動車ボデーの処理に卓越して
適している。
【0074】本発明による安定剤は、有機溶剤を含有し
ていないかもしくは有機溶剤を極めて少ない量でだけ、
例えば保存剤として含有しているという利点を有する。
【0075】更に、該安定剤は、本発明による安定剤を
用いて、卓越した耐候安定性および耐洗浄安定性が達成
されるという利点を有する。前記の効果を達成するため
には、本発明による安定剤の製造のための室温で固体の
オルガノポリシロキサンの低い使用量は、既に十分であ
る。
【0076】その上更に、本発明による安定剤は、難燃
性であり、容易に使用可能であり、処理された固い表面
に高度な色合いの深さおよび光沢を付与するという利点
を有している。
【0077】次に記載された実施例において、部および
パーセントの全ての記載は、別記しない場合には、重量
に関するものである。更に、全ての粘度の記載は、25
℃の温度に関するものである。別記しない限り、次の実
施例は、周囲雰囲気の圧力、即ち、約1000hPaお
よび室温、即ち、約20℃もしくは反応成分を合わせる
際に、付加的な加熱または冷却なしに室温で生じる温度
で実施した。
【0078】接触角測定は、次のように実施される:試
験すべき表面上へ、15mmの高さから、0.01ml
の容積を有する水滴を塗布し、測角器(ラーム・ハート
社(Fa.Rame−Hart Inc.)、米国、ニ
ュージャージー州在(New Jersey、USA)
の100−10型)を用いて接触角を測定する。この測
定を4回繰返し、5つの測定値から平均値をだした。盲
試験値として、更に、本発明による安定剤で処理しなか
った物質上での接触角測定値を記している。
【0079】次の略符号を使用する: Me:メチル基 Et:エチル基
【0080】
【実施例】例 1 A 4000の分子量を有する式:MeSiO1.47(O
Et)0.06で示される室温で固体のオルガノポリシ
ロキサン50部(融点40〜45℃)を、オクタメチル
シクロテトラシラン50部中に20℃で溶解する。生じ
た混合物は、薬150mm/sの粘度を有している。
【0081】このオルガノポリシロキサン溶液175g
に、脂肪アルコールポリグリコールエーテル乳化剤20
g(ヘキスト社(Hoechst AG)で、“Ark
opal”の名称で市場で入手できる)を添加しかつ撹
拌する。次に、この混合物を、絶えず撹拌しながら、脱
イオン水305gを添加することによって、乳化装置を
用いて乳濁化する。乳濁液の全重量に対して、20重量
%の固体含量を有する室温で固体のオルガノポリシロキ
サンの水性乳濁液が得られる。
【0082】B 式: MeSiO[MeSi(n−C1837)O]60
SiMe で示されるオルガノポリシロキサン175g(融点40
〜45℃)に、脂肪アルコールポリグリコールエーテル
乳化剤25g(ヘキスト社(Hoechst AG)
で、“Genapol”の名称で入手できる)を50〜
60℃で添加し、かつ撹拌する。次に、この混合物を絶
えず撹拌しながら、脱イオン水300gを添加すること
によって乳化装置を用いて乳濁化する。乳濁液の全重量
対して38重量%の固体含量を有する室温で固体のオル
ガノポリシロキサンの水性乳濁液が得られる。
【0083】C 350mm/sの粘度を有するトリメチルシロキシ単
位を末端に有するジメチルポリシロキサン175g(融
点40〜45℃)(Wacker−Chemic Gm
bH、ミュンヘンで“AK350”の名称で市場で入手
できる)に、脂肪アルコールポリグリコールエーテル乳
化剤25g(ヘキスト社で、“Genapol”の名称
で市場で入手できるを20℃で添加し、かつ撹拌する。
次に、この混合物を絶えず撹拌しながら、脱イオン水3
10gを添加することによって乳化装置を用いて乳化す
る。乳濁液の全重量に対して、37重量%の固体含量を
有する室温で固体のオルガノポリシロキサンの水性乳濁
液が得られる。
【0084】Aで上記された乳濁液1.0gと、Bで上
記された乳濁液2.0gと、Cで上記された乳濁液2.
0gと、脱塩水94.6gと(40%の)ホルマリン溶
液0.1gとを、互いに混合し、撹拌しながらヘテロポ
リサッカリド0.3g(Fa.Jungbunzlau
er Xanthan GmbH、A−Wienで、
“Xanthan”の名称で入手できる)を添加する。
【0085】こうして得られた安定剤を、脱脂綿で66
°の盲試験値を有する自動車ボデーの薄板上に塗布しか
つ擦り込む。室温で15分間の放置後に、99°の接触
角が測定される。こうして、処理された支持体は、同様
に室温で4回、15分間、支持体100cm2当たりそ
れぞれ10lの約6℃の温度の水道水を用いて、20c
mの距離から放水する。接触角測定の結果は表1に見出
される。
【0086】 例 2 例1のAに記載された乳濁液3.0gと、水中のモンタ
ンろうの乳濁液6.0g(ヘキスト社で“KSE”の名
称で市場で入手できる;固体含量:12%)と、脱塩水
91.9gとイソチアゾリノン0.1gとを20℃で互
いに混合する。
【0087】こうして得られた安定剤を、67°の盲試
験値を有する自動車ボデーのラッカー塗布した薄板上
に、布で塗布しかつ擦り込む。
【0088】 例 3 例1のAに記載された乳濁液1.0gと、例1のBに記
載された乳濁液2.0gと、例1のCに記載された乳濁
液1.0gと、水中のモンタンろうの乳濁液6.0g
(ヘキスト社で“KSE”の名称で市場で入手できる;
固体含量:12%)と、脱塩水86.5gと、ノイブル
ガー(Neuburger)珪土3g(ホフマンミネラ
ール社(Fa.Hoffmann Mineral)、
Neuburger/D.で、“Silitin”の名
称で市場で入手できる)とヘテロポリサッカリド0.5
g(Fa.Jungbunzlauer Xantha
nGmbH、A−Wienで、“Xanthan”の名
称で入手できる)とを20℃で互いに混合する。粘液状
の安定剤が得られる。
【0089】表 2: 放水時間 接触角 [分] 15 93° 30 89° 45 87° 60 85° 例 3 例1のAに記載された乳濁液1.0gと、例1のBに記
載された乳濁液2.0gと、例1のCに記載された乳濁
液1.0gと、水中のモンタンろうの乳濁液6.0g
(ヘキスト社(Hoechst AG)で“KSE”の
名称で市場で入手できる;固体含量:12%)と、脱塩
水86.5gと、ノイブルガー(Neuburger)
珪土3g(ホフマン ミネラール社(Fa.Hoffm
ann Mineral)、Neuburg/D.で、
“Silitin”の名称で市場で入手できる)とヘテ
ロポリッサッカリド0.5g(Fa.Jungbunz
lauer Xanthan GmbH、A−Wien
で、“Xanthan”の名称で入手できる)を、互い
に混合する。粘液状の安定剤が得られる。
【0090】こうして得られた安定剤を、66°の盲試
験値を有する自動車ボデーのラッカー塗布した薄板上
に、布で塗布しかつ擦り込む。
【0091】室温で15分間の放置後に、91°の接触
角が測定される。こうして、処理された物質は、同様に
室温で4回、15分間、支持体100cm2当たりそれ
ぞれ10lの約6℃の温度の水道水を用いて、20cm
の距離から放水する。接触角測定の結果は表3に見出さ
れる。
【0092】表 3: 放水時間 接触角 [分] 15 82° 30 81° 45 80° 60 79°
フロントページの続き (72)発明者 アンネマリー シュミット ドイツ連邦共和国 ペラッハ カール− モル−シュトラーセ 7 (56)参考文献 特開 平2−147677(JP,A) 特開 平2−202566(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルガノポリシロキサンを用いて製造さ
    れる硬質表面用安定剤において、該オルガノポリシロキ
    サンが室温で固体であり、かつ20℃〜60℃で溶融
    し、該硬質表面用安定剤が水性乳濁液の形で使用され、
    本質的に室温で液状である低分子量オルガノポリシロキ
    サン以外の有機溶剤を含有せず、かつ水性乳濁液が20
    〜60℃の温度で製造されることを特徴とする、オルガ
    ノポリシロキサンを用いて製造される硬質表面用安定
  2. 【請求項2】 安定剤において、室温で固体のオルガノ
    ポリシロキサンは、 式: R(RO)SiO(4−a−b)/2 (I), 〔式中、 Rは、同一でも異なっていてもよく、一価の炭化水素基
    を表し、 Rは、同一でも異なっていてもよく、水素原子または
    炭化水素基を表し、 aは、0、1、2または3、平均0.75〜1.5を表
    し、 bは、0、1、2または3、平均0.0〜1.1を表す
    (但し、a+bの総和は、3以下である)〕で示される
    単位からの室温で固体のオルガノポリシロキサンと、
    式: R SiO(SiR O)SiR (II), 〔式中、 Rは、同一でも異なっていてもよく、一価の炭化水素
    基を表し、 rは、0〜100の値の整数を表す(但し、式(II)
    中の少なくとも1つのRは、炭素原子少なくとも18
    個を有する炭化水素基の意味を有する)〕で示される室
    温で固体の線状オルガノポリシロキサンと、式: (R SiO) (III), 〔式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、炭化水
    素基を表す〕で示される環式オルガノポリシロキサンか
    らなる群から選択されているものであることを特徴とす
    る、請求項1に記載の安定剤。
  3. 【請求項3】 安定剤の製造のために、室温で固体のオ
    ルガノポリシロキサンが、安定剤の全重量に対して0.
    1〜5.0重量%の量で使用されている請求項1または
    2に記載の安定剤。
  4. 【請求項4】 安定剤の製造のために、室温で液状のオ
    ルガノポリシロキサンが使用されている、請求項1から
    3までのいずれか1項に記載の安定剤。
  5. 【請求項5】 安定剤の製造のために、珪素不含のろ
    う、濃稠化剤、研磨剤、保存剤からなる群から選択され
    た添加剤並びに加香剤および着色剤のようの添加剤が使
    用されている、請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の安定剤。
  6. 【請求項6】 該安定剤が、安定剤の全重量に対して8
    5〜99.9重量%の水を含有する、請求項1から5ま
    でのいずれか1項に記載の安定剤。
  7. 【請求項7】 硬質表面を手入れ処理する方法におい
    て、請求項1から6までのいずれか1項に記載の安定剤
    を硬質表面に塗布することを特徴とする、硬質表面の手
    入れ処理法。
  8. 【請求項8】 硬質表面が、金属性表面、ラッカー塗布
    した表面およびプラスチック表面からなる群から選択さ
    れたものである、請求項7に記載の方法。
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