JP2513533Y2 - 開閉器の導体接続装置 - Google Patents

開閉器の導体接続装置

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JP2513533Y2
JP2513533Y2 JP6045990U JP6045990U JP2513533Y2 JP 2513533 Y2 JP2513533 Y2 JP 2513533Y2 JP 6045990 U JP6045990 U JP 6045990U JP 6045990 U JP6045990 U JP 6045990U JP 2513533 Y2 JP2513533 Y2 JP 2513533Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は開閉器の可動側と固定側の導体接続装置に関
するもので、特に電気鉄道用き電区分開閉器のように多
頻度で開閉する開閉器の可動リード棒との導体接続装置
に関するものである。
B.考案の概要 開閉器の可動リード棒と固定側導体とを電気的に接続
する導体接続装置において、この接続部をU字状平編導
体で接続することによって開閉器を長寿命化するととも
に、前記U字状平編導体を固定側導体のコ字状横断面を
有する箱形接続部で囲み電界集中の緩和をはかったもの
である。
C.従来の技術 第2図,第3図に開閉器の導体接続装置の従来例を示
す。第2図は開閉器の可動リード棒と固定側導体とを,
編組線の外形を平角形状とした平編導体で接続したもの
で、第3図はリングコンタクトを用いて接続したもので
ある。
第2図において、1は真空開閉器等の開閉器で、取付
板2を介して樹脂モールドフレーム3に取り付けられて
いる。4は固定リード棒で一端は固定電極5に固着され
ており、他端は上部引出導体6に接続されている。7は
可動リード棒で一端には可動電極8が固着されており、
他端には絶縁材料からなる圧接棒9が連結されると共
に、導体接続用駒10が取り付けられていて、平編導体11
により下部引出導体13に接続されている。閉じられてい
る固定電極5と可動電極8との間を開くには、図示省略
した操作装置で圧接棒9を引き下げることにより、可動
リード棒7を下方に移動させ、可動電極8を固定電極5
から引き離して開極する。
第3図において14はリングコンタクトで、樹脂モール
ドフレーム3にL字状取付金具15によって固着された下
部引出導体16と、可動リード棒7との接触を保ってい
る。図示を省略した部分は第2図と同一であり、閉じら
れている電極部を開極するには圧接棒9を引き下げて、
可動リード棒7,可動電極8を下方に移動する。なお17は
保護覆を兼ねてリングコンタクト13の潤活用グリースを
充填するグリースケースである。
D.考案が解決しようとする課題 第2図,第3図に示す従来使用されていた開閉器の導
体接続装置は、通常の開閉器に要求される数万回の動作
回数では何等問題を発生することはないが、電気鉄道に
おけるき電用区分開閉器のように数十万回を越える多頻
度の動作が要求される開閉器では以下に記すような種々
の問題がある。
すなわち、第2図に示す可動リード棒7と下部引出導
体13とを平編導体11で接続するものにあっても、平編導
体11が、その両端部は外形が平角形状の銅管に挿入して
圧縮し、ろう付けした後取付ボルト挿通孔を穿設し、ね
じ等で導体接続用駒10に取り付けるようにしているの
で、可動リード棒7が動くと平編導体11が銅管部12に入
り込む部分付近が曲げられるから (1) 可動リード棒の動作により、平編導体の両端部
が繰り返し曲げられるために、この部分に素線切れが発
生し、この素線切れが進むと電流の通路断面積が減少し
て過熱し、遂には断線事故に至る。
(2) 可動リード棒の動作により生ずる平編導体両端
部の曲がりをできるだけ小さくするためには、可動リー
ド棒の動作範囲をできるだけ小さくする必要があるが、
耐電圧値を高くして使用電圧を高くするためには電極の
開離距離を大きくしなければならなず、可動リード棒の
動作範囲を大きなものとしなければならない。
(3) 平編導体に流れる電流値が大きくなると通電に
よる温度上昇値も大きくなるために、平編導体の断面積
を大きくする必要があるが、断面積の増加は可撓性の低
下となり、可撓性を良くするためには平編導体は長いも
のとしなければならない。
(4) 平編導体の長さを長くして取付間隔を大きくし
ても平編導体の両端部の曲がりを小さくすることができ
るが、この場合には樹脂モールドケースを大きなものと
するか、引出導体の長さを長くしなければならず、その
結果、開閉器を収納するガス封入容器や配電盤などが大
きくなり、高価格なものとなってしまう。
また、第3図に示すリングコンタクト13を使用したも
のにおいては、 (1) リングコンタクトは周知のように多数の接触片
をばねにより可動リード棒と導電環又は導体に設けた挿
入孔の内周に圧接したもので、接触片と可動リード棒と
は機械的に摺動する。摺動面は通電能力を高めるために
銀等により鍍金されているが、多数回の動作により鍍金
面は摩滅して過熱し、また発生したパーティクル(金属
異物)は飛散して絶縁面等に付着し、耐電圧値を低下さ
せる。
(2) 摺動面を潤活するためにグリースケースを設け
てグリースを充填しても長期間にわたって良好な潤活効
果を期待するには無理がある。
(3) 接触片数を増加して有効接触面積を増し、ばね
による圧接力を小さくすることにより通電能力を維持し
て鍍金面の摩滅を防止するなどの手段も講じられている
が、機械的な摺動部が存在する限り長寿命化の面では弱
点となる。
そこで、本考案の目的は、上記の課題を解決した此の
種の導体接続装置を提供しようとするものである。
E.課題を解決するための手段 開閉器の可動リード棒に取り付けた導体接続用駒に、
可動リード棒の移動方向と平行な案内板を設け、この導
体接続用駒にU字状平編導体の一端側を接続し、他端側
を案内板に対向して設けた固定側導体の接続部の対向面
に接続する。
F.作用 可動リード棒と固定側接続導体とを接続するU字状平
編導体の対向する2辺は可動リード棒と平行に設けら
れ、その一端は可動リード棒とともに動く。前記U字状
平編導体の他端は固定側導体の接続部に接続されて、前
記可動リード棒とともに動く案内板と、前記接続部の案
内板と対向する対向面によりU字形の湾曲部の外方への
拡大を妨げ、前記U字状平編導体両端の接続部近傍が曲
げられるのを防止する。
G.実施例 以下、本考案を第1図に示す一実施例に基づいて説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示す要部側面図である。
なお、第2図と同一機能を有する部分には同一符号を付
して説明を省略する。
第1図において18は可動リード棒7に取り付けた導体
接続用駒で、案内板19と間隔片20を介して可撓性のU字
状平編導体21の一端が接続されている。22はU字状編導
体21の両端部に設けられ、平編導体の端部を挿入して圧
縮し、ろう付けされた平角形状の銅管部で接続ボルト用
の孔が穿設されている。23はU字状平編導体21を囲む接
続部で案内板19側に開口したコ字状横断面の箱形をな
し、前記開口と対向する対向面24にU字状平編導体の他
端が接続されている。25は接続部23に設けられた固定側
導体で図示を省略した下部引出導体に接続されている。
26,27は合成樹脂製保護板でU字状平編導体21が横振れ
を生じて、案内板19や接続部23との間の摩擦により素線
切れを生ずる恐れがあるときに設けられている。
前記案内板19と間隔片20とは良導電材料が使用されて
通電面積の減少を防止しており、また、間隔片20は銅管
部22の厚さと平編導体の厚さの差を補償してU字状平編
導体21の導体接続用駒18への接続を機械的に無理な力が
作用しないよう接続するとともに、平編導体の銅管部22
近傍が曲げられないようにしている。なお、この間隔片
20は案内板19と一体のものとしても良い。
また、U字状平編導体21の断面積を大きくしなければ
ならないときは、平編導体を厚さ方向に重ね、第1図に
示すU字形底部の湾曲部において平編導体間に隙間を設
けて可撓性を改善する。
次に動作を説明すると、可動リード棒7により開閉器
1の可動電極8を動かして固定電極5との開閉を行う
と、U字状平編導体21の対向する2辺が、案内板19およ
び接続部23の対向面24と平行で、且つ接して設けられて
いるので可動リード棒7を上下動すると、可動リード棒
7に取り付けられた導体接続用駒18および案内板19とと
もに導体接続用駒18に取り付けられたU字状平編導体21
の一端側も動く。このとき、U字状平編導体21は、案内
板19と接続部23の開口に対向する対向面24に案内されて
U字形の湾曲部の外方への拡大が妨げられ、したがって
U字状平編導体21の両端と銅管部22との接続部には曲げ
応力が加わらない。
H.考案の効果 本考案になる開閉器の導体接続装置は、開閉器の寿命
を短くする機械的な摺動部を有しないことは勿論、可動
リード棒と固定側導体とを接続するU字状平編導体のU
字形の対向する2辺を前記可動リード棒と平行に設け、
その一端は前記可動リード棒に取り付けた導体接続用駒
に案内板と間隔片とを介して接続し、他端を前記固定側
導体の接続部に接続して、前記案内板と前記接続部の開
口に対向する面とによりU字形の底部湾曲部の外方への
拡大を妨げ、前記U字状平編導体両端の銅管部近傍が曲
げられないようにしたものであるから、前記U字状平編
導体両端部近傍の平編導体には垂直力のみが作用して曲
げ力は作用せず、曲げ力による平編導体の素線切れは完
全に防止されて開閉器の寿命を長いものとするととも
に、前記接続部は前記U字形平編導体を囲んでいるの
で、その外形に角部を無くする構成とすることにより電
界の集中を防止し、耐電圧強度を高めることができると
いう実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部側面図である。第
2図,第3図は従来例を示す図で、第2図は平編導体を
使用した導体接続装置、第3図はリングコンタクトを使
用した導体接続装置を示す側面図である。 7……可動リード棒、18……導体接続用駒、19……案内
板、20……間隔片、21……U字状平編導体、23……固定
側導体の接続部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉器の可動リード棒と固定側導体とを可
    撓性の接続導体で電気的に接続する導体接続装置におい
    て、 前記可動リード棒に導体接続用駒を設け、該駒に前記可
    動リード棒の移動方向と略平行な案内板を設けるととも
    に、該案内板に対向して案内板と平行な対向面を有する
    固定側導体の接続部を設け、且つ前記接続導体をU字状
    平編導体で形成し、該U字状平編導体を前記案内板と固
    定側導体の接続部の対向面間に配設してその一端側をこ
    の接続部の対向面側に、他端側を導体接続用駒に接続し
    たことを特徴とする開閉器の導体接続装置。
  2. 【請求項2】前記固定側導体の接続部を、前記案内板側
    に開口した断面コ字状の箱形接続部としたことを特徴と
    する請求項(1)記載の開閉器の導体接続装置。
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