JP2513012Y2 - 電源用コネクタ - Google Patents

電源用コネクタ

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JP2513012Y2
JP2513012Y2 JP1990059192U JP5919290U JP2513012Y2 JP 2513012 Y2 JP2513012 Y2 JP 2513012Y2 JP 1990059192 U JP1990059192 U JP 1990059192U JP 5919290 U JP5919290 U JP 5919290U JP 2513012 Y2 JP2513012 Y2 JP 2513012Y2
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power supply
contact
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male contact
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豊 徳永
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電源用コネクタ、特に、複数のコンタクト
に電流を均等に分流して導通することができるコンタク
トを備えた電源用コネクタに関する。
[従来の技術] 従来、この種の電源用コネクタ、例えば、プリント基
板上の複数の回路等に大電流を供給する場合に用いられ
る電源用コネクタは、第9図に示すように、各々の接続
用のコンタクト(図示せず)に細い電線aを接続し、そ
れらをハウジングbに配設し、このコネクタAをプリン
ト基板c上の相手方のコネクタBに接続することによっ
てプリント基板c上の複数の回路等に大電流を供給して
いた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した電源用コネクタでは、各々の
コンタクトごとに、細い電線を使用しているため、その
電線の総断面積に等しい一本の電線を使用する場合と比
較して電線の価格が割高であるばかりか、複数の電線を
コンタクトに接続し、さらに、そのコンタクトをハウジ
ングに配設するため工程上不利で製造コストが高くなる
等の問題点があった。
それ故に、本考案の課題は、電線及びコンタクトのコ
スト、それらの組付け上のコストを低減した電源用コネ
クタを提供することにある。また本考案のもう一つの課
題は、上記課題を解決すると共に、均等した電流をプリ
ント基板上の複数の回路等に供給することができる電源
用コネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、複数の端子接続片を間隔を置いてキ
ャリアで連結して櫛状の端子を構成するとともに、該端
子のキャリアに電線接続部を連設してなるコンタクトを
備え、該コンタクトの端子接続片の各々の抵抗値を一定
にしたことを特徴とする電源用コネクタが得られる。
[作用] 複数の端子接続片をキャリアで接続して形成した櫛状
の端子を有するコンタクトの電線接続部に電線を接続
し、このコンタクトをハウジングに配設し、このハウジ
ングをプリント基板上の複数の回路に接続された相手方
コネクタのハウジングに係合し、回路に電流を供給す
る。
[実施例] 本考案の電源用コネクタの理解を容易にするために、
本考案の電源用コネクタを考案する過程において得ら
れ、本考案の電源用コネクタの基礎と成った電源用コネ
クタ(以下「旧電源用コネクタ」という)について添附
図面に基づいて説明する。
第1図は、旧電源用コネクタに用いられている雄コン
タクトを示した斜視図、第2図は、同旧電源コネクタを
示した斜視図である。
第1図及び第2図を参照して、旧電源用コネクタA
は、前述の従来の電源用コネクタAと同様に、雄ハウジ
ングbと雄コンタクト1とを有し、相手側コネクタBに
接続される。因みに、相手側コネクタBは、プリント基
板cに取付けられ、雄ハウジングbを受け入れる雌ハウ
ジングdと雌コンタクト4とから成る。
雄コンタクト1は,櫛状の端子10と電線接続部20とを
有する。
櫛状の端子10は、複数の端子接続片11を間隔12を置い
て、並列にキャリア13で接続することによって形成され
ている。
電線接続部20は、キャリア13の中央に一体に形成さ
れ、端部にケーブル30を圧着接続する断面U字形状のケ
ーブル圧着片21を、また、キャリア13とケーブル圧着片
21の間に芯線圧着片22を有している。
従って、第2図に示すように、雄コンタクト1のケー
ブル圧着片21と芯線圧着片22に、各々ケーブル30とケー
ブルの芯線31を圧着接続したのちに、その雄コンタクト
1を雄ハウジングbの内部にとりつける。そして、その
雄ハウジングbをプリント基板cに取付けられている雌
ハウジングdに圧入すると、雄コンタクト1の端子接続
片11は、雌ハウジングdの内部に取付けられている雌コ
ンタクト4の端子接触部41に嵌合され、電気を導通させ
る。
雌コンタクト4は、一般的なもので、先端に雄コンタ
クト1の端子接続片11を嵌合挟持する端子接触部41と外
部の電気部品に接続される端子42を有し、雌ハウジング
dの内部に取付けられている。
第3図は、第1図に示される雄コンタクト1の電流が
流れる状態を一部分について示した斜視図であり、各端
子接続片11に流れる電流Ia,Ib,Icは、電線接続部20から
キャリア13の中央Oを通り、各々の端子接続片11の根本
11a,11b,11cから先端11a′,11b′11c′に流れる。
この時の電流Iの流れる距離(回路長さ)は、O−11
a-11a′>O−11b-11b′>O−11c-11c′となる。
従って、各端子接続片11が同一形状の場合には、各端
子接続片11の末端における抵抗値は、Ra>Rb>Rcとな
る。
このことは、各端子接続片11が形成する回路に流れる
電流値は、各回路が並列に形成された場合には、各回路
の抵抗値1/Ra<1/Rb<1/Rcと反比例するので、Ia<Ib<
Icとなる。
よって、端子接続片11を同一形状に形成した旧電源用
コネクタでは、抵抗値の高い端子接続片11の回路長さを
有するO−11a-11a′の回路に電流が流れにくく、電気
容量にゆとりを残した状態で回路材料に無駄が生じる。
逆に、電線抵抗値の低い回路、即ちO−11c-11c′で
は、より多くの電流が流れ、電気容量的に厳しい使用状
態となる。
第4図乃至第7図は、本考案の実施例に係る電源用コ
ネクタの要部を示したもので、上記旧電源用コネクタの
問題点を改善し、回路効率を向上させたものである。第
4図乃至第7図に示される実施例は、旧電源用コネクタ
と雄コンタクトのみが異なるので、以下、これらの実施
例の雄コンタクトのみについて説明する。
第4図は、本考案の第1の実施例に係る電源用コネク
タに用いられている雄コンタクトの斜視図である。この
雄コンタクト1は、旧電源用コネクタの雄コンタクトと
比較すると端子の構成のみが異なっている。本実施例の
電源コネクタの雄コンタクト1では、櫛状の端子100の
外側の端子接続片101と中間の端子接続片102と中央の端
子接続片103の幅W1,W2,W3をW1>W2>W3の関係に形成し
てある。このようにして、各端子接続片の末端における
抵抗値が等しくなるようにして、接触部分への電流供給
を均等にしている。
第5図は、本考案の第2の実施例に係る電源用コネク
タに用いられている雄コンタクトの斜視図である。この
雄コンタクト1も、旧電源用コネクタの雄コンタクトと
端子の構成のみが異なっている。本実施例の電源用コネ
クタの雄コンタクト1は、櫛状の端子100の外側の端子
接続片101、中間の端子接続片102及び中央の端子接続片
103を、互いに幅を同じにして形成し、中間の端子接続
片102に角穴102aを、中央の端子接続片103に角穴103aを
夫々形成してある。この角穴102aと角穴103aは、角穴10
2aより角穴103aの方を大きく形成し、各端子接続片101,
102,103の断面積を調整し、流れる電流が均等になるよ
うに構成してある。
第6図は、本考案の第3の実施例に係る電源用コネク
タに用いられている雄コンタクトの斜視図である。この
雄コンタクト1も、旧電源用コネクタの雄コンタクトと
端子の構成のみが異なっている。本実施例の電源用コネ
クタの雄コンタクト1では、各端子接続片101,102,103
を連結しているキャリア13の幅を端子接続片101の連結
部分W5を最大に、端子接続片102の連結部分W6を中位
に、端子接続片103の連結部分W7を通常に設定し、流れ
る電流を均等にしている。
一般に導体の抵抗値Rは、R=δl/sで表される。た
だし、lは長さ、sは断面積、δは体積抵抗値である。
従って、断面積sを調整することによって、抵抗値Rを
調整できる。第4図及び第5図に示す雄コンタクト1
は、各端子接続片101,102,103の断面積を、第6図に示
す雄コンタクト1は、キャリア13の断面積を部分的に変
えて、夫々、その末端における抵抗値を同一にし、流れ
る電流を均等にしてある。
第7図は、本考案の第4の実施例に係る電源用コネク
タに用いられている雄コンタクトの斜視図である。この
雄コンタクト1も、旧電源用コネクタの雄コンタクトと
端子の構成のみが異なっている。本実施例の電源用コネ
クタの雄コンタクト1は、各端子接続片101,102,103の
中間を夫々切断し、その間を電気抵抗体101b,102b,103b
で連結している。本実施例では、抵抗値を、101b<102b
<103bに設定し、各端子接続片101,102,103の末端にお
ける抵抗値を同一にし、電流を均等にしている。
第8図は、第2の実施例による電源用コネクタAの全
体像を示した斜視図であり、第1の実施例、並びに第3
及び第4の実施例による電源用コネクタも同様の構成と
成っている。
[考案の効果] 本発明は、複数の端子接続片を間隔を置いて、並列に
キャリアで接続することに櫛状の端子を形成し、キャリ
アに連設された電線接続部に一本の太い電線を接続する
ことによって、電線、コンタクトの製造コスト、それら
の組付け上のコストを低減することができ、しかもコン
タクトの端子接続片の各々の抵抗値を一定にしたので、
各端子接続片において均等な電流を供給でき、この結
果、均等した電流をプリント基板上の複数の回路等に供
給することによって、回路の損傷を防止することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、旧電源用コネクタに用いられている雄コンタ
クトを示した斜視図、第2図は、同旧電源用コネクタを
示した斜視図、第3図は、第1図に示される雄コンタク
トの電流が流れる状態を一部分について示した斜視図、
第4図は、本考案の第1の実施例に係る電源用コネクタ
に用いられている雄コンタクトの斜視図、第5図は、本
考案の第2の実施例に係る電源用コネクタに用いられて
いる雄コンタクトの斜視図、第6図は、本考案の第3の
実施例に係る電源用コネクタに用いられている雄コンタ
クトの斜視図、第7図は、本考案の第4の実施例に係る
電源用コネクタに用いられている雄コンタクトの斜視
図、第8図は、第2の実施例による電源用コネクタの全
体像を示した斜視図、第9図は、従来の電源用コネクタ
を示した斜視図である。 1……雄コンタクト、4……雌コンタクト、10……フォ
ーク形状の端子、11……端子接続片、12……間隔、13…
…キャリア、20……電線接続部、21……ケーブル接続
片、22……芯線圧着片、30……ケーブル、31……芯線、
41……端子接触部、42……端子、A……電源コネクタ、
b……雄ハウジング、B……相手側コネクタ、c……プ
リント基板、d……雌ハウジング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端子接続片を間隔を置いてキャリア
    で連結して櫛状の端子を構成するとともに、該端子のキ
    ャリアに電線接続部を連設してなるコンタクトを備え、
    該コンタクトの端子接続片の各々の抵抗値を一定にした
    ことを特徴とする電源用コネクタ。
JP1990059192U 1990-06-06 1990-06-06 電源用コネクタ Expired - Lifetime JP2513012Y2 (ja)

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JPH0418975U JPH0418975U (ja) 1992-02-18
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JP5862091B2 (ja) * 2011-07-27 2016-02-16 株式会社デンソー スタータ
GB202405236D0 (en) * 2020-03-23 2024-05-29 Transp Ip Holdings Llc Electrical system for bus bar coupling

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JPS62283575A (ja) * 1986-05-30 1987-12-09 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

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