JP2512194Y2 - 自転車におけるチェ―ンの噛み込み防止機構 - Google Patents

自転車におけるチェ―ンの噛み込み防止機構

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JP2512194Y2
JP2512194Y2 JP1990014042U JP1404290U JP2512194Y2 JP 2512194 Y2 JP2512194 Y2 JP 2512194Y2 JP 1990014042 U JP1990014042 U JP 1990014042U JP 1404290 U JP1404290 U JP 1404290U JP 2512194 Y2 JP2512194 Y2 JP 2512194Y2
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祐路 山崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
    • B62M9/06Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
    • B62M9/10Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
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    • B62M9/131Front derailleurs
    • B62M9/138Accessories, e.g. protectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M2009/007Guides to prevent chain from slipping off the sprocket

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自転車におけるクランク軸の駆動力後輪ハブ
に伝えるために駆動軸ギヤと従動軸ギヤ間に巻掛けされ
たチェーンの噛み込み防止機構に関し、チェーンの噛み
込みによるハンガー軸回転の停止や後輪回転の急停止に
よる走行上の危険を防止し、かつ自転車駆動部の損傷を
なくすことを目的とする。
(従来の技術) 自転車の動力伝導手段としてチェーンを用いること
は、耐久性の面で著しく有利であるところから実用車を
はじめ、軽快車、スポーツ車等に広く汎用されており、
ハンガーのクランク軸にとりつけた比較的大型のギヤ
と、後輪ハブ軸にとりつけた従動ギヤとの間に金属製の
チェーンが掛け回されている。
またスポーツ車などにあっては駆動ギヤ比率を変えて
変速するために上記したクランク軸のギヤおよび後輪側
フリーホイールの従動ギヤのそれぞれの枚数を複数に増
加するとともに、各ギヤの径を順次大小異ならせた構成
のものも多く用いられており、この場合にはチェーンの
長さを余分に設定するとともに、リヤディレーラーのテ
ンション機構により常時一定の張力が付加されている。
(考案の解消すべき課題) ところが自転車の走行時にはたとえば車道から歩道へ
の乗り上げ時をはじめとし大きな衝撃をうけることが多
いために、瞬間的に無端状チェーンの戻り側がその衝撃
による煽りをうけてリヤディレーラーのテンション力に
抗して自重によりクランク軸のギヤとチェーンステーと
の狭い間隙に噛み込むことがある。
この場合にはクランク軸の回転が急激に停止し、また
場合によってはチェーン切れ等により走行不能となる事
故をおこすこともあり、走行上きわめて危険であるばか
りでなく、駆動部分の歯車その他の損傷の危険もある。
とくに近時人気の高いマウンテンバイクなどにあって
は、上記した危険性の度合はより大きいことはいうまで
もない。
(課題を解決するための手段) そこで本考案は上記した危険性を回避し、また駆動部
等の損傷をなくして耐久性を向上させるようにしたもの
であって、具体的には、同軸でかつ径の異なる複数枚の
駆動軸ギヤと従動軸ギヤ間に掛け回されている無端状チ
ェーンの環状回動軌跡内にあって、車体フレームに固定
されたところの、一端を上記駆動軸ギヤに接近させると
ともに、平面部を上記無端状チェーンの戻り側に対面さ
せたストッパープレートであって、該ストッパープレー
トの、上記駆動軸ギヤに接近させた一端を、複数枚の各
駆動軸ギヤのそれぞれの径に対応させて段状に形成して
なることを特徴とした自転車におけるチェーンの噛み込
み防止機構に関する。
(作用) ストッパープレートにおける、段状に形成された一端
部を複数枚の各駆動軸ギヤのそれぞれの歯先に、より一
層接近させることができるとともに、自転車の走行中に
路面段差や障害物の存在により強い衝撃をうけた場合に
チェーンの戻り側(下側)の部分が衝撃の煽りをうけて
自重によりリヤディレイラーのテンション張力を上回っ
たときに上方に跳ね上がるが、その途中に交さ方向にと
りつけられているストッパープレートに当接してそれ以
上のはね上がりを規制され、その後リヤディレイラーの
テンション張力により再度元の位置に復帰する。
(実施例) 以下において本考案の具体的な内容を図示の実施例を
もとに説明すると、1はハンガーラグ、2は立パイプ、
3は下パイプ、4はチェーンステー、5aは駆動軸(ハン
ガー軸)Xに一体的にとりつけられたクランクギヤ、5b
は上記駆動軸Xに同軸かつ一体的にとりつけられたとこ
ろの上記駆動軸ギヤ(クランクギヤ)5aより径の大きい
駆動軸ギヤ(クランクギヤ)、6は駆動軸ギヤ5aと後輪
14のハブ軸(図示省略)にとりつけられた従動軸ギヤ
(フリーギヤ)(図示省略)との間にかけ回された無端
状のチェーン、7はストッパープレート、13はフロント
ディレーラーをあらわす。チェーン6は後輪ハブ側に取
りつけられたリヤディレーラー(図示省略)により常時
引っ張り方向のテンションがかけられており、後輪側の
リヤディレーラーと、ハンガー軸寄りのフロントディレ
ーラー13とにより、それぞれ径の異なる複数枚のギヤに
前記チェーン6をかけかえることにより自在にギヤ比を
変えて変速することができるようになっている。
ストッパープレート7は駆動軸ギヤ5a、5b寄りであっ
て上記無端状チェーンの環状回動軌跡内において、一端
を上記複数枚の駆動軸ギヤのそれぞれの歯先に接近させ
るとともに、平面部をチェーンの連続方向に対して交差
させ、かつ上記チェーンの戻り側に対面する方向に突出
させた状態になるように車体フレームの一部であるチェ
ーンステー4に一体にとりつけられる。
チェーンステー4に対する取りつけは、ストッパープ
レート7の背側に延設した取りつけ部8をチェーンステ
ー4に沿わせた後、該部分を溶接し、あるいはビス止め
してもよい。
さらに第1図に示した実施例の構成においては、2枚
の駆動軸ギヤ5a、5bのそれぞれに対応させるべく、スト
ッパープレート7の上記駆動軸ギヤ5a、5bに対応する側
面を2段に段状に形成し、駆動軸ギヤ5aに対応するスト
ッパー部7aと、駆動軸ギヤ5bに対応するストッパー部7b
とから構成されており、これにより駆動軸ギヤ5a、5bの
側近位置に近づけてチェーン6の噛み込みのおそれを完
全に防止できるようにしている。
さらに第2図には本考案において用いられるストッパ
ープレートの別の実施例が示されている。
この場合には駆動軸ギヤが径の異なる3枚のギヤによ
り構成されているものに対応させるものであって、駆動
軸ギヤが径小なものから順次径大なものに並べられてい
るのに対応させてそれぞれのストッパー部7a、7b、7cが
段状に形成されており、また背面側には取りつけ部材8
が連設され、ビス穴9によりビスを以てチェーンステー
4に一体的に取りつけられるように構成されている。
また第3図はチェーンステー4に対する別の取りつけ
構造をあらわしたものであって、チェーンステー7の背
面側に直角に起立させた取りつけ部10が連設され、これ
に対してチェーンステー4の反対側面に配設された取り
つけ板11に対してビス12により一体的に締め付け固定す
るようになっている。
(考案の効果) 本考案は上記したようにストッパープレートの、駆動
軸ギヤに接近させた一端を、複数枚の各駆動軸ギヤのそ
れぞれの径に対応させて段状に形成してなるものである
ために、ストッパープレートにおける、段状に形成され
た一端部を複数枚の各駆動軸ギヤのそれぞれの歯先に対
して、より一層接近させることができ、これによってチ
ェーンの噛み込み防止機構を一層向上させることができ
る。さらにこのストッパープレートを、同軸でかつ径の
異なる複数枚の駆動軸ギヤと従動軸ギヤ間に掛け回され
ている無端状チェーンの環状回動軌跡内にあって、平面
部を上記無端状チェーンの戻り側に対面させた状態にお
いて、車体フレームに固定されるようにしてあるため
に、自転車の走行中に大きな衝撃をうけた場合にチェー
ンがその煽りをうけて、とくに戻り側チェーン(下側チ
ェーン)が上方へはね上げられた場合にもストッパープ
レートに当接してそれ以上上方へ上昇するのを規制され
るために、ギヤとチェーンステーとの狭い間隙に噛み込
んでクランク軸の回転を急激に停止させ、あるいは後輪
の回転を停止させたりすることがなくなる結果、走行の
安全が確保され、しかも歯車や駆動部分等の損傷のおそ
れもなく、耐久性を向上させることができ、とくに山岳
地帯を走行するマウンテンバイクなどに適用すると、よ
り一層有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である自転車におけるチェー
ンの噛み込み防止機構をあらわした要部斜視図、 第2図は本考案において使用されるストッパープレート
の別の実施例をあらわした斜視図、 第3図はストッパープレートのさらに別の実施例をあら
わした斜視図である。 1……ハンガーラグ、2……立パイプ 3……下パイプ、4……チェーンステー 5a、5b……クランクギヤ 6……チェーン、7……ストッパープレート 8、10……取りつけ部、9……ビス穴 11……取りつけ板、12……ビス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸でかつ径の異なる複数枚の駆動軸ギヤ
    と従動軸ギヤ間に掛け回されている無端状チェーンの環
    状回動軌跡内にあって、車体フレームに固定されたとこ
    ろの、一端を上記駆動軸ギヤの歯先に接近させるととも
    に、平面部を上記無端状チェーンの戻り側に対面させた
    ストッパープレートであって、該ストッパープレート
    の、上記駆動軸ギヤの歯先に接近させた一端を、複数枚
    の各駆動軸ギヤのそれぞれの径に対応させて段状に形成
    してなることを特徴とした自転車におけるチェーンの噛
    み込み防止機構。
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