JP2509831B2 - 設備時計における環境システム - Google Patents

設備時計における環境システム

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JP2509831B2 JP22876291A JP22876291A JP2509831B2 JP 2509831 B2 JP2509831 B2 JP 2509831B2 JP 22876291 A JP22876291 A JP 22876291A JP 22876291 A JP22876291 A JP 22876291A JP 2509831 B2 JP2509831 B2 JP 2509831B2
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徳彦 中村
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地表に配設された時刻
表示部に草花を植えて季節と共に変わるその色合いを楽
しむ花時計等の設備時計に関するものであり、特にこの
設備時計を含むその周囲の環境を音、光又は動きにより
変化させたりあるいは定められたテーマに応じて変化さ
せる環境システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の花時計は、季節により色とりどり
の草花が時刻表示部を飾ることにより観覧者を楽しませ
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の花時計で
は、視覚的に楽しませるだけであり、変化性に乏しいと
いう課題があった。特に、従来の花時計においては、花
壇の一部に時計を組み込んで周囲の環境に適合するよう
にしたものが多く、目新しさに欠けていた。また、花時
計が設置されている公園等においては、公園内の各所に
スピーカを設けて音楽を流しているところもあるが、花
時計と音楽との間には特別な関係がなく、花時計周囲の
環境に変化をもたらすような音響効果のあるものではな
かった。
【0004】本発明は、上記従来例の課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、視覚的かつ聴覚的な効果に
より時計周囲の環境を作り上げると共にそれを変化させ
て変化性に富んだ設備時計とする環境システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の設備時計の環境
システムは、地表に時刻表示部が配設された設備時計に
おいて、その設備時計からの時刻信号に応答して時刻表
示部の周囲に複数配設された第1の音発生手段により主
に時刻表示部内方に向かって予め定められたメロディを
発生させる第1の音発生システムと、設備時計からの時
刻信号に応答して時刻表示部の周囲に配設された第2の
音発生手段により主に時刻表示部外方に向かって予め定
められたメロディを発生させる第2の音発生システム
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の環境システムにおいては、時刻表示部
の周囲では第1の音発生手段から発生されるメロディを
聞くことができ、また第2、第3の音発生手段の外側で
は第2、第3の音発生手段から発生されるメロディをそ
れぞれ聞くことができる。これにより、観覧者の位置や
動きにより聞こえるメロディや音の大小がそれぞれ異な
り、変化性に富んだものとなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例における設備時計の
平面図であり、図2は図1に示す設備時計の中央縦断面
図、図3は図2に示すステージ付近の拡大斜視図、図4
は図1に示す設備時計における環境システムの構成を示
すブロック図である。
【0008】はじめに図4に基づいて本実施例に係る環
境システムの概略構成を説明する。本実施例における設
備時計2は、設置されている公園内等に設けられている
親時計(図示せず)から独立した掲示機能を有し、定期
的に親時計との同期がとられている。この設備時計2か
ら毎正時等に出力される時刻信号は、第1の音発生シス
テムとしての洋鐘システム4、第2の音発生システムと
しての音響システム6、メカシステム8及び照明システ
ム10に印加されている。
【0009】洋鐘システム4は、第1の音発生手段とし
ての例えば12個等複数の洋鐘12と、前述した時刻信
号を入力すると予め決められたメロディに基づいて洋鐘
12を駆動するプログラムタイマ14とから構成されて
いる。
【0010】音響システム6は、時刻信号を入力すると
予め決められたタイミングで複数の駆動信号を出力する
プログラムタイマ16と、複数の駆動信号をそれぞれ入
力する複数(実施例では3台)のCDプレーヤ18〜2
2と、各CDプレーヤに接続されたアンプ24〜30
と、各アンプに接続された第2及び第3の音発生手段と
しての複数のスピーカ32〜44と、から構成されてい
る。
【0011】メカシステム8は、可動手段としての風車
等を模したメカ部46と、時刻信号と後述するエリアセ
ンサシステムからの信号を入力すると予め決められたタ
イミングでメカ部46を駆動するプログラムタイマ48
とから構成されている。
【0012】エリアセンサシステム50は、複数の所定
位置に配置された人の存在をそれぞれ感知するセンサ5
2と、その検出信号を入力するとメカシステム8のプロ
グラムタイマ48に動作信号を印加する制御部54とか
ら構成されている。
【0013】照明システム10は、複数のライト等の照
明機器56と、時刻信号を入力すると予め決められたタ
イミングで照明機器56を点灯させるプログラムタイマ
58と、から構成されている。
【0014】上記構成からなる環境システムにおいて
は、設備時計から時刻信号が出力されると、洋鐘システ
ム4等はそれぞれ予めプログラムされた動作に基づいて
作動する。即ち、例えば正時に時刻信号が出力される
と、この信号に応答して洋鐘システム4は予めプログラ
ムされた曲を選曲して順次該当する洋鐘12を鳴らして
メロディを奏でる。また、音響システム6は、通常流し
ているBGM(バックグランドミュージック)や鳥の声
等に代えて正時を示すメロディあるいはそのときどきの
イベント曲をCDより選曲して全スピーカあるいは一部
のスピーカを順次使用する等により発生させる。さら
に、メカシステム18は、時刻信号を入力すると、エリ
アセンサシステム50が人が所定人数以上存在すること
を検出している場合にメカ部46を作動させたり、ある
いは人が居る場所に対向する位置のメカ部46を作動さ
せる。また、照明システム10は、時刻信号から照明が
必要な時刻に照明機器56を点灯させたり、その照明の
色や点灯、非点灯をプログラムに基づいて行なう。
【0015】次に、上記洋鐘等と設備時計の時刻表示部
との位置関係を図1乃至図3を用いて説明する。図に示
すように、設備時計2の時刻表示部60は地表62に配
設されており、特に本実施例においては斜面に設けられ
ている。
【0016】この時刻表示部60の周囲には、円弧状に
湾曲しかつ上端が時刻表示部60内方に向かって屈曲し
た鐘座64が所定の間隔をあけて時刻表示部60を囲む
ように複数立設されている。
【0017】この鐘座64の間には、鐘座64とは逆方
向に湾曲して時刻表示部60内に食い込むように設けら
れた見物用のステージ66が設けられている。尚、本実
施例においては、時刻表示部60周囲を12等分し、鐘
座64とステージ66を6個ずつ交互に配置している。
【0018】この鐘座64及びステージ66で構成され
る円の外側には、円弧状をなす一対のフェンス68が鐘
座64及びステージ66を取り囲むように設けられてい
る。
【0019】前述した洋鐘システム4における洋鐘12
は、2個ずつ鐘座64の時刻表示部60に面する側に取
り付けられている。
【0020】また、音響システム6における複数のスピ
ーカ32〜44は、ステージ66のフェンス68に面す
る外側面66a又は鐘座64の外側面64aと、フェン
ス68の外側面68aにそれぞれ取り付けられており、
さらにフェンス68の外周にも設けられている。
【0021】さらに、メカシステム8のメカ部46とし
ての複数の風車がステージ66の時刻表示部に面する内
側面66bに設けられている。各ステージ66の外側面
66aにはエリアセンサシステム50におけるセンサ5
2が取り付けられており、センサ52が取り付けられて
いるステージ66に対向するステージに設けられている
メカ部46の動作・停止を切り換える。
【0022】照明システム10における照明機器56と
してのライトは、時刻表示部60の6時の指標70を中
心としてその左右に3個ずつ設けられている。
【0023】上記のように洋鐘12等を配設することに
より、次のような環境が形成される。各ステージ66に
おいては、時刻表示部60により時刻、草花を見ること
ができると共に、正時等の所定の時刻には洋鐘12によ
るメロディを聞くことができる。特に、本実施例におけ
る鐘座64はその上部が内方に屈曲しているため、洋鐘
12の音が時刻表示部60内に向かって響き、ステージ
66付近にいる人には比較的大きな音として聞こえる。
また、これと同時に、このステージ66においては、メ
カ部46の動きも見ることができる。
【0024】また、鐘座64とフェンス68との間の遊
歩道72においては、鐘座64等に設けられているスピ
ーカから流れるBGM等を聞くことができ、所定の時刻
等には洋鐘12のメロディに適合するメロディ等が流れ
これを聞くことができる。この遊歩道72においては、
前述したステージ66とは異なり、鐘座66の影響で洋
鐘12の音は近くにいても比較的小さく聞こえ、遠くで
鐘の音が鳴っているように聞こえる。
【0025】さらに、フェンス68の外側の遊歩道74
においては、フェンス68等に設けられているスピーカ
から流れる鳥の声や所定の時刻等におけるメロディを聞
くことができる。この遊歩道74においては、フェンス
68があるばかりでなく、洋鐘12から比較的遠い所に
位置しているため、洋鐘12の音はかなり遠くで鳴って
いるかのように聞こえることになる。
【0026】上記のように、時刻表示部60の周囲に
は、時刻表示部60に近接しているにもかかわらず、洋
鐘12からの音の聞こえ方やそれぞれ流れるメロディの
違いあるいは視覚的な効果により、いくつかの異なる環
境が離れた場所にそれぞれ形成されているかのように観
覧者に感じさせることができる。また、これらの環境
を、流す音楽や照明等の変化により、さらに変えること
も可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、設備時計の周囲に複数
の異なる環境を形成することができるので、変化性に富
んだ設備時計を提供することができる。特に、複数の環
境をテーマ毎に別々に形成したり、統一したテーマに基
づいて形成すること等により、新たな環境を作り上げ
て、さらに変化性に富んだものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における設備時計の平面図で
ある。
【図2】図1に示す設備時計の中央縦断面図である。
【図3】図2に示すステージ付近の拡大斜視図である。
【図4】図1に示す設備時計における環境システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 設備時計 4 洋鐘システム 6 音響システム 8 メカシステム 10 照明システム 12 洋鐘 14、16、48、58 プログラムタイマ 18、20、22 CDプレーヤ 24〜30 アンプ 32〜44 スピーカ 46 メカ部 50 エリアセンサシステム 52 センサ 54 制御部 56 照明機器 60 時刻表示部 64 鐘座 66 ステージ 68 フェンス 72、74 遊歩道

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表に時刻表示部が配設された設備時計
    において、前記設備時計からの時刻信号に応答して前記
    時刻表示部の周囲に複数配設された第1の音発生手段に
    より主に時刻表示部内方に向かって予め定められたメロ
    ディを発生させる第1の音発生システムと、前記設備時
    計からの時刻信号に応答して前記時刻表示部の周囲に配
    設された第2の音発生手段により主に前記時刻表示部外
    方に向かって予め定められたメロディを発生させる第2
    の音発生システムと、を備えたことを特徴とする設備時
    計における環境システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の音発生システムは、前記時刻
    表示部の外側に所定の間隔をあけて配設された第3の音
    発生手段によりさらに外方に向かって予め定められたメ
    ロディを発生することを特徴とする請求項1の設備時計
    における環境システム。
  3. 【請求項3】 前記時刻表示部の周囲に複数設けられた
    人の存在を感知するエリアセンサシステムと、該エリア
    センサシステムからの信号に応答すると共に前記設備時
    計からの時刻信号に応答して前記時刻表示部の周囲に複
    数配設された可動手段を予め決められた動作に基づいて
    作動させるメカシステムと、を備えたことを特徴とする
    請求項1の設備時計における環境システム。
  4. 【請求項4】 前記設備時計からの時刻信号に応答して
    前記時刻表示部の周囲に配設された照明機器により時刻
    表示部内を予め定められたタイミングで照射する照明シ
    ステムを備えたことを特徴とする請求項2の設備時計に
    おける環境システム。
  5. 【請求項5】 地表に時刻表示部が配設された設備時計
    において、前記設備時計からの時刻信号に応答して複数
    の音発生手段により主に時刻表示部内方に向かって予め
    定められたメロディを発生させる音発生システムと、前
    記設備時計を見物すると共に前記音発生手段から発生さ
    れるメロディを聞くための複数のステージと、を備え、
    前記音発生手段とステージとを前記時刻表示部の周囲に
    交互に配設したことを特徴とする設備時計における環境
    システム。
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