JP2508618B2 - 保護継電器 - Google Patents

保護継電器

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JP2508618B2
JP2508618B2 JP4012386A JP1238692A JP2508618B2 JP 2508618 B2 JP2508618 B2 JP 2508618B2 JP 4012386 A JP4012386 A JP 4012386A JP 1238692 A JP1238692 A JP 1238692A JP 2508618 B2 JP2508618 B2 JP 2508618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機の過負荷および
電動機電源線の欠相による電動機の焼損を防止する保護
継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種機械に用いる電動機の過負荷保護ま
たは電動機電源線の断線による欠相保護装置としては、
電動機の電源線に直列に発熱体を接続し、電動機に流れ
る電流によって発生した熱を捉えてバイメタル板を変形
させ、その変化量を利用した熱動形や、変流器に電源線
を貫通し、変流器の二次側に発生した出力の変化を予め
定めた基準値と比較し、判断する電子式等があったが、
その特性としては、図8に示すように電動機に流れる電
流と定格電流値に対する比が大きくなるにしたがって作
動時間が短くなる反限時特性のものが殆どであった。
【0003】また、実公昭57−54197号公報に
は、電磁コイルによって励磁されるヨークの磁極面に吸
着される可動鉄片の他端でエアタイマを圧縮することに
より、反限時特性を持たせた過電流検出装置が記載され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱動式、電子式
は、前述した通り反限時特性を有するため、電動機起動
時の起動電流と正常運転時の定格電流の比が小さい電動
機や、熱容量の小さい電動機では、過負荷、欠相、拘束
等の異常が発生した場合に確実に保護できず、電動機が
焼損する等の欠点があった。
【0005】また、実公昭57−54197号公報に記
載された過電流検出装置も同様に、電磁コイルに流れる
電流の大小により時限が変化する反限時特性を有するた
め、同様の欠点があった。
【0006】本発明が解決すべき課題は、設定値以上の
電流では一定の時限、いわゆるL特性を有する時限特性
をもつ保護継電器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の保護継電器は、
前記課題を解決するために、負荷電流がある設定値を超
えると可動プランジャが作動しある設定値以下になると
前記可動プランジャが復帰する電流作動形の電磁石と、
同電磁石の可動プランジャの作動によって一定時限後に
設定ストロークに変位するエアタイマと、同エアタイマ
が設定ストロークに変位した時に出力接点を作動させる
出力部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】図1に示すように、電流検出素子として電動機
33に流れる電流(以下負荷電流という)が、設定値1
を超えると作動し、前記負荷電流が設定値2以下になる
と復帰する電流作動形の電磁石(以下電流マグネットと
いう)31,32と、電流マグネット31,32が復帰
状態では、ベローズが圧縮してリセット状態にあり、電
流マグネット31,32が作動すると、空気流入調整器
を通して、空気が密閉されたベローズ内に流入して、前
記ベローズが徐々に伸び、一定時限後にベローズのスト
ロークが設定ストロークに達して接点を開くエアタイマ
13の構成とすることにより、図2に示すように設定値
以上の電流が流れると、その電流の大きさに拘わらず常
に一定の時限で作動する、いわゆるL特性を実現でき、
これによって前記課題を解決できる。
【0009】図1において電流マグネットは、3相のう
ち少なくとも2相に配置する。この電流マグネット3
1,32は、電動機33に流れる負荷電流を直接コイル
に流して起磁力を発生させ、前記負荷電流が設定値1を
超えると作動し、電流が設定値2以下になると復帰する
電流作動形の電磁石で、前記設定値1と2の関係は、電
動機の定格電流<設定値2<設定値1<電動機の焼損電
流特性の関係にある。
【0010】図3((a)は正面図、(b)は側面図)
は、電流マグネット31,32とアーム8の接続の関係
を示す図で、アーム8は2つの電流マグネット31,3
2を接続し、どちらか一方の電流マグネットが作動して
もアーム8が引っ張られる形状である。
【0011】またコイルの内側に挿入される可動プラン
ジャ7のストロークをGとし、可動プランジャ7につな
がる引っ掛け部7aの位置は前記可動プランジャ7が復
帰状態にあるとき、可動プランジャ7とアーム間の距離
が前記ストロークGよりも大となる位置に設け、Hの間
にはアーム8を拘束するものが無い。
【0012】この状態で電動機33が過負荷になった場
合およびS相電源線が断線し、欠相状態になった場合
は、電流マグネット31,32に流れる負荷電流が設定
値を超え作動する。またR相電源線が欠相した場合は、
S,T相の電流が増加するため、電流マグネット32が
作動し、T相電源線が欠相した場合はR,S相の電流が
増加するため、電流マグネット31が作動する。
【0013】図4((a)は正面図、(b)は側面図)
はT相が欠相した場合の図である。この場合、電流マグ
ネット32には負荷電流が流れないため、復帰状態のま
まであるが、図3で示したHの間はアーム8を拘束する
ものが無いため、電流マグネット31によってアーム8
は引っ張られ、エアタイマ13への作用が無くなる。ア
ーム8は中央部に支点をもつ回転体で、電流マグネット
31,32の動きをエアタイマ13のベローズに伝達す
る。エアタイマ13は図6に示すように内部にベローズ
22をもつ時限機構で、電流マグネット31,32が復
帰状態にあるときは、アーム8に取り付けたリセットス
プリング12によってベローズ22は圧縮状態にある。
この状態で電流マグネット31,32に設定値以上の電
流が流れると、電流マグネット31,32は作動し、ア
ーム8を時計方向に回転させるため、ベローズ22を圧
縮する力が無くなり、ベローズ22は、空気流入調整器
24から空気の供給を受け、ベローズ22内に設けたス
プリング26の作用を受けて徐々に伸び、一定時間かか
ってs+αまで伸びる。ベローズ22と連結される作動
棒14はベローズ22がs伸びた時点で可動接点16に
接触し、残りαで接点を開く。
【0014】なおエアタイマ13の時限は、電動機起動
時の起動電流継続時間よりも大きく電動機の焼損時間特
性よりも小さく設定されており、電動機起動時に流れる
起動電流によって一時的に電流マグネット31,32が
作動し、前記エアタイマ13のベローズ22が伸び始め
ても、起動電流が定格電流に戻った時点で電流マグネッ
ト31,32が復帰して、アーム8がベローズ22を圧
縮するため電動機起動時に開閉器34の出力接点が開く
ことはない。
【0015】上述のように、設定電流以上の電流が流れ
た場合、電流マグネット31,32は瞬時に作動し、ア
ーム8を引っ張ってエアタイマ13のベローズ22を圧
縮している力を取り除くため、エアタイマ22は電流マ
グネット31,32の動きとは無関係に自己のもつ一定
時限で開閉器34の出力接点を開くことができる。
【0016】
【実施例】図5は本発明の具体的実施例の断面図であ
り、図6はエアタイマ部の断面図である。
【0017】これらの図において、1は電動機電源線を
接続する端子、2は端子1の端子ネジとコイル3を接続
するバーであり、コイル3は負荷電流が流れたとき、そ
の電流によって起磁力を発生する。4はコイル3によっ
て発生した磁束を導く磁性体からなるU字形ヨークで、
底部に可動プランジャ7が貫通する丸孔をもつ。5はU
字形ヨーク4の両極を接続して、閉磁路とするための蓋
で、可動プランジャ7と同一軸上に可動プランジャ外形
より大きい孔を有し、可動プランジャ7はこの蓋5を貫
通してコイルボビン6に挿入される。コイルボビン6は
パイプ状の絶縁物で作られ、外側にコイル3を巻きつけ
るとともに、内側は可動プランジャ7のガイドとなる。
可動プランジャ7は円柱状の磁性体であり、その頭部に
は軸7bが連設されており、この軸7bの先端にはアー
ム8に力を伝達する引っ掛け部7aが形成されている。
可動プランジャ7はコイルボビン6内に挿入され、コイ
ル3の起磁力によって吸引される。可動プランジャ7の
基端はU字形ヨーク4の底部からGの位置に配置され、
前記引っ掛け部7aはストロークGよりも大きいHにア
ーム8の厚みを加えた位置に設ける。アーム8は、支点
19を軸として回転する絶縁体であり、一方は可動プラ
ンジャ7の頭部に形成した軸7bの頭部の引っ掛け部7
aと接し、他方はエアタイマ13の内部に収納されるベ
ローズ22と連結されて連動する作動棒14に接し、可
動プランジャ7の動きをベローズ22に伝達する。9は
ケース21に固定され、可動プランジャ7が復帰状態、
つまりコイル3に流れる負荷電流が設定値以下のとき、
可動プランジャ7の引っ掛け部7aと接触して可動プラ
ンジャ7の振動を吸収する弾性体のストッパである。1
0はケース21とヨーク4の間に配置され、可動プラン
ジャ7が作動し、ケース21に衝突する時の衝撃を吸収
する弾性体の緩衝材である。11は可動プランジャ7に
作用し、リセットスプリング12と組み合わせて設定値
2(復帰電流)を決定するスプリングで、可動プランジ
ャ7外周とコイルボビン6内周の間に設け、その荷重は
可動プランジャ7の吸引力特性により決定される。12
はアーム8を反時計方向に回転させるように作用し、エ
アタイマ13の内部に収容したベローズ22を圧縮し、
リセット状態にするためのリセットスプリングで、この
荷重は、ベローズ22の圧縮荷重+設定値1(作動電
流)時の可動プランジャ吸引力により設定され、本実施
例では、電動機の定格負荷電流を100%としたとき、
設定値1は115%で作動するように調整する。
【0018】エアタイマ13は内部にベローズ22を収
容し、ベローズ22の内側は空気孔24を通して、空気
流入調整器25と接続されており、可動プランジャ7が
復帰状態のときは作動棒14を通してベローズ22は圧
縮され、可動プランジャ7が作動すると、ベローズ圧縮
力がなくなり、ベローズ22は空気流入調整器25から
空気の供給を受け、ベローズ22内に設けたスプリング
26の作用を受け一定時間、たとえば4秒かかってスト
ロークs+α移動する。作動棒14はベローズ22に連
結されて可動接点16に作用する。連動スプリング15
はアーム8と作動棒14の間に装着され、可動プランジ
ャ7が吸引されて、作動する時に発生する振動が作動棒
14に伝達されるのを防止するもので、作動棒14に固
定され、他方はアーム8に設けた凸部の外周がガイドと
なるだけで固定はされず、可動プランジャ7が作動して
アーム8が時計方向に回転した時にアーム8から離れ、
作動棒14がs+α移動してもアーム8に接触しない形
に配置される。16はバネ性の可動部をもつ可動接点
で、作動棒14の作用を受けて固定接点17から離れ、
作動棒14の作用が無くなると自己のバネ力で再び固定
接点17と接触する。18は可動接点16と固定接点1
7にそれぞれ独立して接続される1組の出力接点端子
台、19はアーム8の支点である。20はコイル3の巻
き終わりで図1に示す電動機の電源を入・切する開閉器
の負荷端子U,Wへ接続する。23はベローズ22を外
気と遮断する遮断板で、空気孔24を通してベローズ内
部と空気流入調整器25を接続する。
【0019】以下に本実施例の作動を説明する。
【0020】電動機電源入・切用の開閉器が開の場合、
コイル3には、負荷電流が流れないため、可動プランジ
ャ7は復帰状態にあり、アーム8はリセットスプリング
12によって、反時計方向に回転して、作動棒14に作
用し、エアタイマ13のベローズ22は圧縮状態にあ
る。
【0021】この状態で前記開閉器が閉じると、電動機
に電圧が印加され回転を始める。この時コイル3には負
荷電流が流れるが、電動機が起動する時に流れる起動電
流は定格電流の3〜6倍であり、作動電流値が定格負荷
電流の115%に設定された可動プランジャ7が作動
し、Gの距離移動する。
【0022】可動プランジャ7には、アーム8を引っ掛
ける引っ掛け部7aを設けているため、アーム8は支点
19を軸として時計方向に回転し、作動棒14への作用
が無くなるため、ベローズ22はスプリング26の力に
よって空気流入調整器25から空気を吸い込み、伸び始
めるが、電動機は通常1秒以内に起動を完了し、定格運
転になるため、負荷電流は定格電流に戻る。
【0023】本発明を構成する電流マグネットは、コイ
ル3、ヨーク4、蓋5、可動プランジャ7からなる有限
長ソレノイドであり、作動状態では、可動プランジャ7
はコイル3によって発生する磁界中に宙吊りの形でバラ
ンスして停止しているため、負荷電流が100%に戻る
と、作動値が115%に設定された可動プランジャ7も
スプリング11とリセットスプリング12の力により元
に戻る。
【0024】したがってアーム8は再び作動棒14に係
合することになり、ベローズ22はストロークsの移動
時間4秒に対し1秒間の移動距離s/4分だけ伸びた所
で再び圧縮されることになり、可動接点16は開かず電
動機は運転を続ける。
【0025】このような状態において、何らかの理由に
より電動機が過負荷になり、負荷電流が定格電流の11
5%を超えた場合について説明すると、可動プランジャ
7は再び作動状態となり、作動棒14への作用が無くな
る。したがってエアタイマ13のベローズ22は伸び始
め、この状態が設定値の4秒に達すると、ベローズ22
はストロークs+αを移動し、作動棒14が可動接点1
6を押し、接点が開く。このb接点を利用して電動機を
入・切する開閉器を開くことにより、電動機の焼損を防
止できる。
【0026】次に3相のうち電流マグネットが接続され
ている3相の1相が断線し、欠相した場合を説明する
と、欠相した側の可動プランジャ7は負荷電流が流れな
いため、復帰状態のままで不作動となるが、3相の他の
2相には定格負荷電流の173%の電流が流れることか
ら、電流マグネットの作動設定値の115%を超えるこ
とになる。
【0027】本発明の保護継電器30は3相のうち2相
に電流マグネットが接続されているため、少なくとも1
個の電流マグネットには前記173%の電流が流れ作動
する。
【0028】電流マグネットは1個でも十分アーム8を
引っ張る力を発生する設計であり、また可動プランジャ
7はストロークGよりも大きな距離H(可動プランジャ
7の頭部からアーム8の基端までの距離)の部分は可動
プランジャ7の外径よりも小径の軸7bの部分であるこ
とによりアーム8の動きを拘束しない形状であるため、
欠相して復帰状態にある可動プランジャがアーム8を拘
束することなく作動する。したがって前記過負荷時と同
様に、一定時限後に可動接点16が開いて電動機の焼損
を防止できる。
【0029】図7は本発明の他の実施例を示す概略構成
図である。図5の実施例では可動プランジャ7の頭部に
連設した軸7bの先端に形成した引っ掛け部7aでアー
ム8を引っ掛ける構造であるのに対し、本実施例では、
可動プランジャ7の先端に設けた突起7cでアーム8を
押す構造としている。この場合も、先の実施例と全く同
様の作動で電動機の焼損を防止できる。
【0030】なお、図5の実施例は可動プランジャ7の
頭部にアーム8を係合させるため、電流マグネットをケ
ースの底部に収納でき、コンパクトな保護継電器を実現
できるという効果があるが、図7の実施例では電流マグ
ネットの長手方向にのみスペースをとるので、保護継電
器の高さを低くできるという効果がある。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
電流マグネットが作動すると空気流入調整器から空気を
吸い込み一定時限後に接点を開くエアタイマの構成とす
ることにより、作動特性をL特性とすることができ、さ
らには熱動式のように発熱体を使用しないため周囲温度
の変化による作動特性の変化もなく、起動電流と定格電
流の比が小さい電動機や熱容量の小さい電動機でも確実
に異常時の焼損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略構成図である。
【図2】 本発明の保護継電器の作動特性曲線図であ
る。
【図3】 電流マグネットとアームの接続関係図であ
る。
【図4】 欠相状態の説明図である。
【図5】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図6】 本発明に係るエアタイマの実施例を示す断面
図である。
【図7】 本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図8】 従来の保護継電器の作動特性曲線図である。
【符号の説明】
1 端子、2 バー、3 コイル、4 U字形ヨーク、
5 蓋、6 コイルボビン、7 可動プランジャ、7a
引っ掛け部、7b 軸、7c 突起、8 アーム、9
ストッパ、10 緩衝材、11 スプリング、12
リセットスプリング、13 エアタイマ、14 作動
棒、15 連動スプリング、16 可動接点、17 固
定接点、18 出力接点端子台、19 支点、20 コ
イルの巻き終わり、21 ケース、22 ベローズ、2
3 遮断板、24 空気孔、25 空気流入調整器、2
6 スプリング、30 保護継電器、31,32 電流
マグネット、33 電動機、34 開閉器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷電流がある設定値を超えると可動プ
    ランジャが作動しある設定値以下になると前記可動プラ
    ンジャが復帰する電流作動形の電磁石と、同電磁石の可
    動プランジャの作動によって一定時限後に設定ストロー
    クに変位するエアタイマと、同エアタイマが設定ストロ
    ークに変位した時に出力接点を作動させる出力部とを備
    えたことを特徴とする保護継電器。
  2. 【請求項2】 電流作動形の電磁石は、負荷電流が第1
    の設定値を超えると可動プランジャが作動し前記第1の
    設定値よりも低レベルの第2の設定値以下になると前記
    可動プランジャが復帰する構成であることを特徴とする
    請求項1記載の保護継電器。
  3. 【請求項3】 電流作動形の電磁石の可動プランジャの
    作動をエアタイマに伝達するアームを設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の保護継電器。
  4. 【請求項4】 アームの一端が可動プランジャの頭部か
    ら同一軸心上に連設した小径の軸部先端に形成した大径
    の引っ掛け部に係合し、同アームの他端がエアタイマの
    作動棒に係合し、同アームの中間部がケースに回動自在
    に支持され、同アームが前記エアタイマを圧縮するよう
    に付勢するリセットスプリングを設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の保護継電器。
  5. 【請求項5】 可動プランジャが復帰状態にあるときの
    可動プランジャ頭部とアーム間の距離が、可動プランジ
    ャの作動ストロークよりも大である請求項4記載の保護
    継電器。
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JPS5929941A (ja) * 1982-08-10 1984-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯システム

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