JP2508505Y2 - 水位測定装置 - Google Patents
水位測定装置Info
- Publication number
- JP2508505Y2 JP2508505Y2 JP1987200076U JP20007687U JP2508505Y2 JP 2508505 Y2 JP2508505 Y2 JP 2508505Y2 JP 1987200076 U JP1987200076 U JP 1987200076U JP 20007687 U JP20007687 U JP 20007687U JP 2508505 Y2 JP2508505 Y2 JP 2508505Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- pulley
- measuring device
- level measuring
- container
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は、たとえば地下水位や遊水池の水位を測定す
るための水位測定装置に関する。
るための水位測定装置に関する。
（従来の技術） 従来から、たとえば河川の水位を測定するシステムと
しては、第３図に示すようなものがある。
しては、第３図に示すようなものがある。
同図に示すように、導水口１を介して河川２と導通さ
れた測定用の井戸３を掘削し、井戸３内に向けて一端に
フロート４、他端に釣合い重り５が接続されたワイヤ６
をプーリー７に巻架し、このプーリー７を測定小屋８内
の地上部に配置する。
れた測定用の井戸３を掘削し、井戸３内に向けて一端に
フロート４、他端に釣合い重り５が接続されたワイヤ６
をプーリー７に巻架し、このプーリー７を測定小屋８内
の地上部に配置する。
そして、プーリー７の回転角を歯車機構（図示省略）
を介してＸ−Ｔレコーダ（図示省略）に記録する。
を介してＸ−Ｔレコーダ（図示省略）に記録する。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、このような測定システムでは、井戸３
の掘削や測定小屋の構築が必要とされるため、極めて大
掛りな設備になるという問題がある。
の掘削や測定小屋の構築が必要とされるため、極めて大
掛りな設備になるという問題がある。
また、土岸壁の関係でその工事が極めて困難なことが
あるという問題がある。
あるという問題がある。
さらにまた、用水路等の小規模なところでは、このよ
うな大掛りな設備を適用させることは不経済であるとい
う問題がある。
うな大掛りな設備を適用させることは不経済であるとい
う問題がある。
本考案はこのような事情に基づいてなされたもので、
簡単な設備により水位を測定でき、しかもどのような場
所においても測定することができる水位測定装置を提供
することを目的としている。
簡単な設備により水位を測定でき、しかもどのような場
所においても測定することができる水位測定装置を提供
することを目的としている。
［考案の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち本考案の水位測定装置は、有蓋の筒状部材か
らなり取水口を有する収容体内に、測定すべき最高水位
より上部にプーリーを配置し、該プーリーに、一端にフ
ロートが接続され、他端に釣合い重りが接続されたワイ
ヤを巻架し、かつ該収容体内に、前記プーリーの回転角
度に応じてデータ信号を出力する角度センサと、このデ
ータ信号を記録するデータロガーとを設け、該収容体外
周の任意の位置に、当該装置の固定位置に埋め込まれる
杭を設けたことを特徴とする。
らなり取水口を有する収容体内に、測定すべき最高水位
より上部にプーリーを配置し、該プーリーに、一端にフ
ロートが接続され、他端に釣合い重りが接続されたワイ
ヤを巻架し、かつ該収容体内に、前記プーリーの回転角
度に応じてデータ信号を出力する角度センサと、このデ
ータ信号を記録するデータロガーとを設け、該収容体外
周の任意の位置に、当該装置の固定位置に埋め込まれる
杭を設けたことを特徴とする。
（作用） 本考案の水位測定装置では、収容体内に、水位測定設
備が収容されており、しかもこのデータの記録がディジ
タル系の角度センサおよびデータロガーによって行われ
小型軽量化されているので、簡単な設備により水位を測
定でき、しかも収容体外周の任意の位置に当該装置の固
定位置に埋め込まれる杭を設けたことでどのような場所
においても当該装置を設置することができる。
備が収容されており、しかもこのデータの記録がディジ
タル系の角度センサおよびデータロガーによって行われ
小型軽量化されているので、簡単な設備により水位を測
定でき、しかも収容体外周の任意の位置に当該装置の固
定位置に埋め込まれる杭を設けたことでどのような場所
においても当該装置を設置することができる。
（実施例） 以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本考案の一実施例に係る水位測定装置を示す
図である。
図である。
同図において、符号11は水位測定設備が収容される収
容体であって、この収容体11は直径が80mm程度の有蓋の
筒状部材により構成される。
容体であって、この収容体11は直径が80mm程度の有蓋の
筒状部材により構成される。
この収容体11内には測定すべき最高水位より上部にプ
ーリー12が配置され、一方この収容体11の最下部に取水
口13が穿設されている。
ーリー12が配置され、一方この収容体11の最下部に取水
口13が穿設されている。
プーリー12の外周には、ワイヤ14が収容体11の下部に
向けて巻架されており、このワイヤ14の一端にはフロー
ト15が接続され、他端には釣合い重り16が接続されてい
る。
向けて巻架されており、このワイヤ14の一端にはフロー
ト15が接続され、他端には釣合い重り16が接続されてい
る。
釣合い重り16はプーリー12の近傍に開口を有する有底
筒状体である重り支持管17内に配置されている。すなわ
ち、この重り支持管17内は浸水しないようにされている
ので、釣合い重り16が浮力を受けることはなく、誤差の
ない正確な測定に寄与する。
筒状体である重り支持管17内に配置されている。すなわ
ち、この重り支持管17内は浸水しないようにされている
ので、釣合い重り16が浮力を受けることはなく、誤差の
ない正確な測定に寄与する。
また、プーリー12の近傍には、このプーリー12の回転
角度を測定するためのロータリエンコーダ、ポテンショ
メータ等の角度センサ18と、この角度センサ18からの電
気信号をディジタルデータとして記録するデータロガー
19とが配置されている。
角度を測定するためのロータリエンコーダ、ポテンショ
メータ等の角度センサ18と、この角度センサ18からの電
気信号をディジタルデータとして記録するデータロガー
19とが配置されている。
そして、データロガー19からのデータ信号はデータ出
力用コネクター20から出力されるようになっており、必
要なときにこのデータ出力用コネクター20を介しデータ
回収装置（図示省略）により回収されるようになってい
る。なお、この場合、データロガー19の記録部を着脱自
在なメモリユニット化することにより、このようなデー
タ回収作業が容易化するようになる。
力用コネクター20から出力されるようになっており、必
要なときにこのデータ出力用コネクター20を介しデータ
回収装置（図示省略）により回収されるようになってい
る。なお、この場合、データロガー19の記録部を着脱自
在なメモリユニット化することにより、このようなデー
タ回収作業が容易化するようになる。
このように本実施例の水位測定装置は、測定設備が収
容体11内に収容され、小型軽量化されているので、第２
図に示すように、たとえば杭21を用いてどのような場所
でも設置が可能となる。
容体11内に収容され、小型軽量化されているので、第２
図に示すように、たとえば杭21を用いてどのような場所
でも設置が可能となる。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案の水位測定装置によれば、
収容体内に、水位測定設備が収容され、しかも小型軽量
化されているので、簡単な設備により水位を測定でき、
しかもどのような場所においても測定することができ
る。
収容体内に、水位測定設備が収容され、しかも小型軽量
化されているので、簡単な設備により水位を測定でき、
しかもどのような場所においても測定することができ
る。
第１図は本考案の一実施例に係る水位測定装置を示す
図、第２図はこの水位測定装置の使用状態を示す図、第
３図は従来の水位測定用のシステムを示す図である。 11…収容体、12…プーリー、13…取水口、14…ワイヤ、
15…フロート、16…釣合い重り、17…重り支持管、18…
角度センサ、19…データロガー。
図、第２図はこの水位測定装置の使用状態を示す図、第
３図は従来の水位測定用のシステムを示す図である。 11…収容体、12…プーリー、13…取水口、14…ワイヤ、
15…フロート、16…釣合い重り、17…重り支持管、18…
角度センサ、19…データロガー。
Claims (2)
- 【請求項１】有蓋の筒状部材からなり取水口を有する収
容体内に、測定すべき最高水位より上部にプーリーを配
置し、該プーリーに、一端にフロートが接続され、他端
に釣合い重りが接続されたワイヤを巻架してなる水位測
定装置において、該収容体内に、前記プーリーの回転角
度に応じてデータ信号を出力する角度センサと、このデ
ータ信号を記録するデータロガーとを設け、該収容体外
周の任意の位置に、当該装置の固定位置に埋め込まれる
杭を設けたことを特徴とする持ち運びできる水位測定装
置。 - 【請求項２】前記データロガーにおける前記データ信号
を記録する記録部が、当該装置より着脱自在なメモリユ
ニットにより構成されていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第１項記載の水位測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987200076U JP2508505Y2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 水位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987200076U JP2508505Y2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 水位測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01104529U JPH01104529U (ja) | 1989-07-14 |
| JP2508505Y2 true JP2508505Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31490503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987200076U Expired - Lifetime JP2508505Y2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 | 水位測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508505Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100915382B1 (ko) * | 2007-06-20 | 2009-09-03 | 최기봉 | 액량계 |
| JP2018087814A (ja) * | 2016-11-24 | 2018-06-07 | 日鐵住金建材株式会社 | 冠水検知センサの取付構造 |
| CN108534834B (zh) * | 2018-05-04 | 2023-09-12 | 北京城市排水集团有限责任公司 | 接触式排水管渠水位流速流量在线监测装置及其监测方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56148628U (ja) * | 1981-03-17 | 1981-11-09 | ||
| JPS58116633U (ja) * | 1982-02-01 | 1983-08-09 | 株式会社クボタ | フロ−ト式水位計 |
-
1987
- 1987-12-30 JP JP1987200076U patent/JP2508505Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01104529U (ja) | 1989-07-14 |
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