JP2508405Y2 - 防虫首輪 - Google Patents

防虫首輪

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JP2508405Y2
JP2508405Y2 JP1990091034U JP9103490U JP2508405Y2 JP 2508405 Y2 JP2508405 Y2 JP 2508405Y2 JP 1990091034 U JP1990091034 U JP 1990091034U JP 9103490 U JP9103490 U JP 9103490U JP 2508405 Y2 JP2508405 Y2 JP 2508405Y2
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insect
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隆良 岡野
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Osaka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、犬、猫等のペット用の防虫作用を伴う動物
飼育用の首輪の改良構成に関する。
[従来の技術] 従来一般の動物飼育用の首輪は、帯状の一端の係挿部
及びバックル等の係止部と、他端のこの係止部に対応す
る係止孔等の被係止部とからなる。
この首輪は対象動物に対し常に装着されるものである
から、ノミ等の寄生虫の駆除乃至は防虫の有効を継続的
に発揮させるため、この首輪自体に防虫薬剤を含有せし
めた構成が採用されるに至っている。また、この場合、
前記した係止部を前記係止孔と係合可能な突起状とな
し、前記係挿部等の各構成部と共に柔軟質合成樹脂材に
より一体的に形成し、構造の容易化が図られている。
この従来例を第5図に示す。図示する従来の防虫首輪
11は、帯状の一端部12の近傍に係挿部13を穿設した挿入
孔14の上部に跨設し、さらに、この係挿部13の近傍であ
ってその中部15の上面上に係止突起16…を長手方向に沿
って一定間隔で設け、また他端部近傍に係止突起16…に
夫々対応して係止孔18…が形成される。
[考案が解決しようとする課題] 上記したような従来の構成各部を一体化した防虫首輪
は、前記したように、柔軟質合成樹脂材によって形成さ
れるのに加えて、液状の防虫薬剤が含有されるため、全
体として柔軟性に富むものとして得られる。
しかし、第5図に示すように、従来の防虫首輪11で
は、至端部17が係挿部13内に挿通され、その形成材の柔
軟質に応じて各係止孔18内に係止突起16が夫々係合され
るから、これらの各係合構成部での柔軟質化によってそ
の係合状態が不安定となる。従って、長期間の使用に於
いて、矢印イ方向への力の作用によって係止突起16と係
止孔18との係合が極めて簡単に外れてしまい至端部17′
位置となり、さらに、矢印ロ方向への力が作用した時点
で、首輪11の装着が離脱してしまうことになる。
本考案は、防虫薬剤を含有し構成各部が柔軟質合成樹
脂材により一体形成化される防虫首輪につき、上記した
ような従来例での欠点を解消し、対象動物に対し当該首
輪を安定した状態で装着することができるものの提供を
目的とした。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案は防虫首輪につき
次のように構成した。
即ち、帯状の一端部たる頭端部に他方の至端部を受け
入れることができる挿入孔及びこの挿入孔の上部に跨設
された係挿部と、この係挿部側の前記帯状の面上であっ
てこの係挿部に対して前記頭端部側及びこの帯状の中部
寄りの側の位置に長手方向に沿って順に設けた2以上の
係止突起と、前記帯状の至端部寄りの面上であって前記
係挿部内への挿設状態において対応する位置の前記係止
突起上に同時に係合できる位置に設けた2以上の係止孔
とを防虫薬剤を含有せしめた柔軟質合成樹脂材により一
体的に形成なることを特徴とする。
上記した本考案の構成特徴に於いて、係挿部から頭端
部側の上面上に設けられる係止突起は、他の係止突起と
同形であっても異形であっても良いが、対応する係止孔
との係合操作が可能で、かつ十分な係合状態が得られる
ものであることが必要である。なお、この十分な係合状
態は、形成材の弾性によって係止孔内に圧入されること
のみによる形式でも良いが、係止突起の頂端に係合操作
に支障がないでかつ係止され得る程度に拡幅された頭部
が形成されたものによることが好ましい。またこの部位
の係止突起は2以上であっても良い。この場合、係挿部
からの頭端部分を延長し、この延長部にその延長方向に
沿って所定の間隔で一体的に形成される。また、前記し
た2以上の係止孔は前記した各係止突起上に対応する位
置にて同時に係合できる間隔で設けられる。またその他
の構成部は前記従来の防虫首輪と同様に構成される。な
お、柔軟質合成樹脂材としてはポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の一般的材料によることがで
き、また防虫薬剤としては常温下で液状のエクスミン、
ペルメトリン等の一般的な防虫薬剤を適用することがで
きる。
また、柔軟質合成樹脂材中への防虫薬剤の含有は、形
成前に於いて予め混入しておくことにより、又は形成後
に於いて浸漬することにより、5〜30重量%の割合で含
有させる方法によることができる。
[作用] 本考案の防虫首輪に於いては、対象動物への装着に際
し、輪状に変形され、至端部側の部分が係挿部内に挿設
された状態で係挿部内に挿設された状態で前記の各係止
突起と対応する前記各係止孔とがそれぞれ同時に係合さ
れ、これによって係挿部の両側の位置にて係合部が形成
される。従って、係挿部から中部寄りに形成された係止
突起での係合状態が外れた場合にあっても、係挿部にて
至端部側の部分が係止状態にあるから、係挿部から頭端
部側の係止突起と係止孔との係合状態はそのまま保持さ
れる。
このように、防虫首輪の装着は対象動物上で長期に亘
って保持されるから、含有する防虫薬剤の徐出性能と相
俟って、その動物の体毛乃至は皮膚面との接触によって
その防虫作用がその有効期間内に於いて確保される。
[実施例] 第1図及び第2図に本考案に係る実施例での防虫首輪
1を示した。この防虫首輪1は、ポリ塩化ビニル樹脂原
料にエクスミンを約30重量%の割合で混入し、これを帯
状に形成してなる。
この帯状に於いて、その一端部たる頭端部2の近傍に
この帯状の短手方向に跨って係挿部3が穿設された挿入
孔4の上部に形成されている。この係挿部3内の帯状の
長手方向に面する部位には口部3a及び3bが構成される。
これらの口部3a、3b及び挿入孔4は夫々他方の至端部10
を受け入れることができる縦横の幅を有する。
また、帯状の上面上には、係挿部3から頭端部2寄り
に係止突起5を、また係挿部3から中部6寄りに係止突
起7…を夫々帯状の長手方向に沿って一定間隔で有す
る。これらの係止突起5及び7…はいずれも頂端に拡幅
された頭部を備える。
また、至端部10側には前記帯状の長手方向に沿って順
次係止突起5に対応して係止孔8、係止突起7…に対応
して係止孔9…が夫々穿設されてなる。なお、これらの
係止孔8、9…の孔径は形成材を拡張することによって
係止突起5又は7上の頭部を挿入させることができる大
きさである。またAは防虫首輪1全体に亘って含有され
ている液状の防虫薬剤を示す。次に、この防虫首輪1を
対象動物上へ装着する操作は、先ず、至端部10を口部3a
を介して挿入孔4内に挿入させて下面下へ及ばしめ、次
いでこの至端部10を挿入孔4及び口部3bに順に挿通せし
めて上面方へ及ばしめる。この時点の状態を第3図に示
す。次いで、同図に至端部10′で示すように、矢印方向
に引き出して中部6部分を係挿部3内に挿入状となす。
次いで、上記した引き出し操作によって各係止孔8及び
9…を夫々該当する係止突起5及び7…に対応させて、
各別に強制的に係合させることによって装着操作は完了
する。この完了時点での状態を第4図に示す。
上記した装着状態にあって防虫首輪1から徐々に浸出
する防虫薬剤Aは対象動物につきその装着部付近の体毛
乃至は皮膚面に付着しさらにその身体面全体に及んでそ
の防虫効果が有効に発揮される。
このように装着された防虫首輪1に於いて、係止突起
7…での係合は、その装着状態を補強しまた至端部10部
分を中部6上へ固定する機能を発揮するが、係止突起7
…に対する係合状態が至端部10″のように何らかの原因
で解除された場合であっても、係止突起5上への係止孔
8の係合はその付近にて中部6部分が係挿部3によって
係止状態にあるから、その係合が自然に解除されること
はない。従ってこの防虫首輪1の装着は長期間に亘って
保持される。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されるから、次の効果を奏
する。
本考案は、防虫薬剤を含有する柔軟質合成樹脂材から
なる防虫首輪につき、長期間に亘って安定した装着状態
が維持されるから、その防虫薬剤の徐出性能と相俟っ
て、防虫効果が有効に作用する状態が確保される。
また、その構成も極めて簡単であるから、従来品同様
に経済的利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案の防虫首輪の斜視図、第2図…同縦断面
図、第3図…同説明的部分縦断面図、第4図…同説明的
部分縦断面図、第5図…従来例の防虫首輪の部分縦断面
図。 図面符号の説明 1……防虫首輪、2……頭端部、3……係挿部、4……
挿入孔、5……係止突起、6……中部、7……係止突
起、8……係止孔、9……係止孔、10……至端部、A…
…防虫薬剤。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の一端部たる頭端部に他方の至端部を
    受け入れることができる挿入孔及びこの挿入孔の上部に
    跨設された係挿部と、この係挿部側の前記帯状の面上で
    あってこの係挿部に対して前記頭端部側及びこの帯状の
    中部寄りの側の位置に長手方向に沿って順に設けた2以
    上の係止突起と、前記帯状の至端部寄りの面上であって
    前記係挿部内への挿設状態において対応する位置の前記
    係止突起上に同時に係合できる位置に設けた2以上の係
    止孔とを防虫薬剤を含有せしめた柔軟質合成樹脂材によ
    り一体的に形成してなることを特徴とする防虫首輪。
JP1990091034U 1990-08-29 1990-08-29 防虫首輪 Expired - Lifetime JP2508405Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5226222Y2 (ja) * 1973-06-18 1977-06-14
JPH0446547Y2 (ja) * 1987-11-21 1992-11-02

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JPH0449953U (ja) 1992-04-27

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