JP2508376B2 - 検波器 - Google Patents
検波器Info
- Publication number
- JP2508376B2 JP2508376B2 JP2187643A JP18764390A JP2508376B2 JP 2508376 B2 JP2508376 B2 JP 2508376B2 JP 2187643 A JP2187643 A JP 2187643A JP 18764390 A JP18764390 A JP 18764390A JP 2508376 B2 JP2508376 B2 JP 2508376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- directional coupler
- waveguide
- case
- detector
- dielectric substrate
- Prior art date
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- Waveguide Connection Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロ波通信装置におけるマイクロ波電力
の検出に使用される検波器に関する。
の検出に使用される検波器に関する。
従来のマイクロ波帯の検波器としては、第４図に示す
ように、伝送路が導波管の場合は、主導波管11から導波
管形方向性結合器８でマイクロ波を取り出し、同軸導波
管変換部10により同軸に変換し、そこに同軸の検波器部
９を接続して構成されていた。
ように、伝送路が導波管の場合は、主導波管11から導波
管形方向性結合器８でマイクロ波を取り出し、同軸導波
管変換部10により同軸に変換し、そこに同軸の検波器部
９を接続して構成されていた。
この従来の検波器は、伝送路が導波管の場合では、導
波管形方向性結合器とマイクロ波を同軸の検波器へ送り
込むための同軸導波管変換器とを設けた構成にしなけれ
ばならないので、比較的大きな構造となる欠点がある。
波管形方向性結合器とマイクロ波を同軸の検波器へ送り
込むための同軸導波管変換器とを設けた構成にしなけれ
ばならないので、比較的大きな構造となる欠点がある。
本発明の検波器は、ダイオードチップ等のマイクロ波
検波回路部および方向性結合器部をマイクロストリップ
線路で表面に形成し裏面を接地部とする誘電体基板と、
この誘電体基板の裏面を接地部となる内壁面に固定した
該検波器の箱体であるケースと、前記誘電体基板および
前記ケースを貫通して前記検波回路部の検波電圧を取り
出すコネクタ部とを有し、前記誘電体基板の方向性結合
器部が前記ケースの開放端部から突き出す構造であり、
結合対象とする導波管のＨ面に平行に前記方向性結合器
部が突き出して取り付けられる。
検波回路部および方向性結合器部をマイクロストリップ
線路で表面に形成し裏面を接地部とする誘電体基板と、
この誘電体基板の裏面を接地部となる内壁面に固定した
該検波器の箱体であるケースと、前記誘電体基板および
前記ケースを貫通して前記検波回路部の検波電圧を取り
出すコネクタ部とを有し、前記誘電体基板の方向性結合
器部が前記ケースの開放端部から突き出す構造であり、
結合対象とする導波管のＨ面に平行に前記方向性結合器
部が突き出して取り付けられる。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図（ａ），（ｂ）は本発明の一実施例の側断面図
および平面断面図であり、第１図（ｂ）は第１図（ａ）
のＡ−Ａ断面図である。第２図は本実施例の検波器を導
波管７に取り付けた断面図、第３図は本実施例の斜視図
である。
および平面断面図であり、第１図（ｂ）は第１図（ａ）
のＡ−Ａ断面図である。第２図は本実施例の検波器を導
波管７に取り付けた断面図、第３図は本実施例の斜視図
である。
第１図（ａ），（ｂ）の実施例はケース１、ケース１
の一方の内壁接地面に設けられた誘電体基板２、誘電体
基板１上に取り付けられたダイオードチップ３、検波出
力を取り出すボンディングワイヤ3A、検波出力を取り出
すピン４、および接地ピン4B、外部接続用のコネクタ
５、方向性結合器６、終端器6Aから構成される。
の一方の内壁接地面に設けられた誘電体基板２、誘電体
基板１上に取り付けられたダイオードチップ３、検波出
力を取り出すボンディングワイヤ3A、検波出力を取り出
すピン４、および接地ピン4B、外部接続用のコネクタ
５、方向性結合器６、終端器6Aから構成される。
次に本実施例の構造と動作について説明する。マイク
ロストリップ線路で形成される方向性結合器６と検波用
のダイオードチップ３とは、ダイオードチップ実装部Ａ
に示すように、ボンディングワイヤ3Aで結合され、他端
のワイヤはピン４に接続されている。これらの回路が誘
電体基板２上に取り付けられてる。ここで誘電体基板２
のケース１への実装方法は、第３図からもわかるように
方向性結合器６の部分がケース１の開放端部から突き出
る様に実装されている。第２図は、導波管７に対して本
実施例の検波器本体を取り付けた構造を示し、マイクロ
波を伝送している導波管内に方向性結合器部が導波管の
Ｈ面に突き出した状態で取り付けられている。マイクロ
波が方向性結合器６に結合して、ダイオードチップ３に
対しマイクロ波を励振している。終端器6Aは方向性結合
器６の逆方向の結合電磁波を終端している。ダイオード
チップ３で検波される電圧はピン４経由コネクタ５から
出力される。接地ピン4Bはケース１への帰線である。
ロストリップ線路で形成される方向性結合器６と検波用
のダイオードチップ３とは、ダイオードチップ実装部Ａ
に示すように、ボンディングワイヤ3Aで結合され、他端
のワイヤはピン４に接続されている。これらの回路が誘
電体基板２上に取り付けられてる。ここで誘電体基板２
のケース１への実装方法は、第３図からもわかるように
方向性結合器６の部分がケース１の開放端部から突き出
る様に実装されている。第２図は、導波管７に対して本
実施例の検波器本体を取り付けた構造を示し、マイクロ
波を伝送している導波管内に方向性結合器部が導波管の
Ｈ面に突き出した状態で取り付けられている。マイクロ
波が方向性結合器６に結合して、ダイオードチップ３に
対しマイクロ波を励振している。終端器6Aは方向性結合
器６の逆方向の結合電磁波を終端している。ダイオード
チップ３で検波される電圧はピン４経由コネクタ５から
出力される。接地ピン4Bはケース１への帰線である。
以上説明したように本発明は誘電体基板上の方向性結
合器部がケースの開放端から突き出る様に組み込んで、
導波管へケースを取り付けた状態で方向性結合器部が導
波管のＨ面から突き出す様にしているので、従来例のよ
うな結合器部を導波管同士で実現する構造とくらべで、
大幅に小型化できる効果がある。また、結合対象の導波
管のＨ面に誘電体基板が挿入できる小さいスリット状の
穴を開けるだけの構造とすることができるので、製作も
容易であるという効果もある。
合器部がケースの開放端から突き出る様に組み込んで、
導波管へケースを取り付けた状態で方向性結合器部が導
波管のＨ面から突き出す様にしているので、従来例のよ
うな結合器部を導波管同士で実現する構造とくらべで、
大幅に小型化できる効果がある。また、結合対象の導波
管のＨ面に誘電体基板が挿入できる小さいスリット状の
穴を開けるだけの構造とすることができるので、製作も
容易であるという効果もある。
第１図（ａ），（ｂ）は本発明の一実施例の側断面図、
および第１図のＡ−Ａ断面図、第２図は本実施例を適用
した側断面図、第３図は本実施例の斜視図、第４図は従
来の検波器の側面図である。 １……ケース、２……誘電体基板、３……ダイオードチ
ップ、４……ピン、4B……接地ピン、５……コネクタ、
６……方向性結合器、７……導波管、８……導波管形方
向性結合器、９……検波器部、10……同軸導波管変換
部、11……主導波管。
および第１図のＡ−Ａ断面図、第２図は本実施例を適用
した側断面図、第３図は本実施例の斜視図、第４図は従
来の検波器の側面図である。 １……ケース、２……誘電体基板、３……ダイオードチ
ップ、４……ピン、4B……接地ピン、５……コネクタ、
６……方向性結合器、７……導波管、８……導波管形方
向性結合器、９……検波器部、10……同軸導波管変換
部、11……主導波管。
Claims (1)
- 【請求項１】ダイオードチップ等のマイクロ波検波回路
部および方向性結合器部をマイクロストリップ線路で表
面に形成し裏面を接地部とする誘電体基板と、この誘電
体基板の裏面を接地部となる内壁面に固定した該検波器
の箱体であるケースと、前記誘電体基板および前記ケー
スを貫通して前記検波回路部の検波電圧を取り出すコネ
クタ部とを有し、前記誘電体基板の方向性結合器部が前
記ケースの開放端部から突き出す構造であり、結合対象
とする導波管のＨ面に平行に前記方向性結合器部が突き
出して取り付けられることを特徴とする検波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2187643A JP2508376B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 検波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2187643A JP2508376B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 検波器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0477003A JPH0477003A (ja) | 1992-03-11 |
| JP2508376B2 true JP2508376B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=16209708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2187643A Expired - Lifetime JP2508376B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 検波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508376B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634401U (ja) * | 1979-08-25 | 1981-04-03 | ||
| JPS5814081A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-26 | 株式会社日立製作所 | 原子炉出力予測方法 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP2187643A patent/JP2508376B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0477003A (ja) | 1992-03-11 |
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