JP2507595Y2 - パチンコ機械における球切れスイッチを固定した球タンク及びその固定装置 - Google Patents

パチンコ機械における球切れスイッチを固定した球タンク及びその固定装置

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JP2507595Y2
JP2507595Y2 JP1989119072U JP11907289U JP2507595Y2 JP 2507595 Y2 JP2507595 Y2 JP 2507595Y2 JP 1989119072 U JP1989119072 U JP 1989119072U JP 11907289 U JP11907289 U JP 11907289U JP 2507595 Y2 JP2507595 Y2 JP 2507595Y2
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寛 池田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はパチンコ機械における球切れスイッチを固
定した球タンク及びその固定装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の技術としてはほぼ第6図に示すような
装置を広く用いられている。
同図において、aは球タンク、bは図示しない賞球装
置に至る通路である。
cはスイッチであり、一列としてマイクロスイッチが
用いられ、タンクaの巾方向の側壁dに、ネジeにより
固定されている。fはスイッチcに設けたブラケット
で、前記巾方向の側壁dを収容する空間gを有して形成
されている。
hは螺孔を示す。又iはセンサであり、ほぼくの字状
に形成され、前記ブラケットfに、揺動自在に、ゆるく
軸着jされている。kはスイッチcの作動部材で、タン
クaに球がなくなると、第7図に示すようにセンサの作
動に従って、状態が変化し、それにより図示しないコン
ピュータに出力し、いわゆる球切れ信号を出し、このタ
ンクaに球が補給されるようになっている。なおlは球
を示す。そして第6図に示すようにタンクaに球lが充
満されている場合、センサif球lにより凹圧され、これ
により作動部材kが押され、これによりスイッチcはそ
の図示しない回路が開かれてあり、球は補給されない状
態となっている。なおmは底壁、nは通孔を示す。そし
て前記センサiは前記通孔nから入れられ、通路b内に
入れて設けられている。
又他の従来例としは第8図及び第9図に示すような装
置も用いられている。同図において、aはタンクであ
り、同タンクaの上流端部pにスイッチc及びばねqの
ハンガrが設けられている。そしてこのハンガrに吊り
下げられた前記ばねqはセンサsの一端部fを吊り下げ
ている。センサsは板状に形成され、同センサs上に球
が無い場合は、第8図に示すようにスイッチcの作動部
材kを上方に押し上げ、これによりスイッチcはONとな
り、図示しないコンピュータの指令により、図示しない
補給装置が作動して、同タンクaに球が補給されるよう
になっている。そして同タンクaに球が補給されると、
前記センサs上に球が乗り、その球の量が増加して所定
重量になるとセンサsはスイッチcの作動部材kから離
れてタンクaの底部mに接した状態となる。この場合前
記作動部材kは図示しないばねにより下方に移動し、ス
イッチcはOFFとなり、前記コンピュータへの出力は停
止されるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、最近のパチンコ機械においては賞球が
短時間に連続的に大量に放出される場合がある。このよ
うな場合第6図に示す球lは急速に放出されてしまう結
果、一時的に第7図に示すように球タンクが空になり、
このためパチンコ機械の前面において球の入賞のランプ
が点灯しても賞球が直ちに放出されない場合が生じる。
しかもその後の入賞が続々と行われている場合、各入賞
球に対し確実に賞球が放出されたか否かについて客は疑
念を持つ場合があり、不信感を抱く場合がある。
又、前記第8図及び第9図に示す装置は第10に示すよ
うに、センサsの下側に球が入り込んでしまう場合があ
り、この場合同図に示すように、センサs上に球がある
のに、球のない場合同様に、センサsは作動部材k押し
上げ、このためスイッチcは無球信号を、図示しないコ
ンピュータに出力することになる。
又、他の問題としてはタンク内の球の多小によってパ
チンコ機械の入賞率が変化することである。
更に他の問題としては、前記第6図に示す前記スイッ
チcの固定が不安定なことである。この理由は前記ネジ
eを回動して固定する際に、スイッチcにトルクを与え
てしまい、スイッチcが傾斜して固定され、作動が不良
となる場合がある。この考案はこのような難点を改良す
るもので、その目的は、入賞に対して直ちに賞球の放出
の行われない事態の発生を防止できる、球切れスイッチ
を固定した球タンクを提供することであり、又他の目的
は、第10図に示すような、球によりセンサsが誤動作さ
せられることのない、球切れスイッチを固定した球タン
クを提供することである。
又他の目的は、タンク内の球の量を任意に変化させ
て、適量に保つことのできる、球切れスイッチを固定し
た球タンクを提供することである。
更に他の目的は前記のようにネジeを回動してスイッ
チcを固定する際に、スイッチcにトルクを与えずにす
み、傾斜して固定される恐れのない固定装置を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するこの考案について述べると、そ
れは、底壁1、長手方向の側壁2、巾方向の側壁3から
成るタンク4において、前記底壁1が長手方向において
水平に対し傾斜面5を形成され、該底壁1において、前
記傾斜面5の下部でかつ長手方向の端部に通口6が形成
され、前記長手方向の側壁2の、長手方向の、端部を除
く途中にスイッチ7が移動自在に固定され、該スイッチ
7の開閉を、球の有無により司るセンサ8を、前記タン
ク4内の球の通路9に球の流れを遮るように、かつ該セ
ンサ8と前記通口6との間に、タンク4における底壁1
の余地23を持たしめて臨ませたことを特徴とするパチン
コ機械における球切れスイッチを固定した球タンクであ
る。
又、スイッチ7に設けられた、タンク4の長手方向の
側壁2を収容する空間10を形成させたブラケット11、該
ブラケット11に形成された螺孔12、該螺孔12に螺入され
たネジ13、該ネジ13に遊嵌合された、凹状に屈曲され、
前記ネジ13の螺進により前記タンク4の側壁(2)に圧
接する四つの尖鋭な脚部14を有する固定部材15から成
る、パチンコ機械の球タンクにおける球切れスイッチの
固定装置である。
[作用] タンク4に補給された球が、賞球の放出によりタンク
4の底壁1上を転がり、通口6に向かって進む。そして
センサ8を加圧した球がなくなる。これによりセンサ8
は作動し、スイッチ7は球切れ信号を発する。この場
合、スイッチ7は長手方向の側壁2に、移動自在に固定
されていて、センサ8をタンク4内の、球の通路9に球
の流れを遮るように臨ませて設けられていることによ
り、かつセンサ8と通口6との間に、タンク4における
底壁1の余地23を持たしめて形成したことにより、前記
余地23には、まだ球が残留していることになる。即ちタ
ンク4内にはまだ球があるうちに球切れ信号が発せられ
ることになる。このため、入賞に対して直ちに賞球の放
出が行われない事態の発生を防止することができる。
又タンク内の球の多小により入賞率の変化するパチン
コ機械については、前記スイッチ7の位置を変えて、タ
ンク内の球の量を適量にする。又、固定装置としてはネ
ジ13は前記従来装置のネジeと異り、直接その先端がタ
ンク側壁に接することなく、四つの尖鋭な脚部14を有す
る固定部材15がタンクに圧接させられる結果、スイッチ
7はネジ13によってトルクを生じさせることがない。こ
のため傾斜することなく正常の姿勢で固定される。即ち
固定が安定して行われる。
[実施例] 第1図〜第5図において1は底壁、2は長手方向の側
壁、3は巾方向の側壁、4はタンクである。そして前記
底壁1は長手方向において水平に対し傾斜面5が形成さ
れている。6は通口である。そして長手方向の側壁2に
スイッチ7が移動自在に固定されている。8はセンサで
あり、該センサ8と前記通口6との間に、タンク4にお
ける底壁1の余地23を持たしめて、タンク4内の球通路
9に臨ませられている。
そして11はスイッチ7に設けられたブラケットであ
り、これにタンク4の長手方向の側壁2を収容する空間
10が形成されている。12は螺孔、13はネジ、15は固定部
材であり、凹状に形成され、かつ四つの尖鋭な脚部14を
有している。又17は軸着部であり、この軸着部自体、ブ
ラケット11に設けた取付部材18に、遊びを有して、傾斜
自在に設けられている。又前記スイッチ7は、作動部材
19を有し、同部材19は常時センサ8の基端部20を長手方
向の側壁2に向って押圧しており、このためセンサ8を
球21が押圧せず、即ちセンサ8の上流に球21がない場合
は第5図に示すように、その基端部20は側壁2方向に押
圧され、それによりスイッチ7は図示しないコンピュー
タに対し球の無くなったことを知らせる球切れ信号を送
ることになる。勿論第4図に示すように、センサ8上流
に球が存在する場合はスイッチ7は作動しないようにな
っている。そしてこの装置は前記長手方向の側壁2に移
動自在に設けられている結果次のような利点も有してい
る。即ち球タンク4は、パチンコ機械のメーカーにより
大きさ、長さ、形状が一定せずに形成されているため、
そのメーカーのタンクに合わせて異った、固定装置を有
するスイッチを製造しなければならなかったが、この考
案のスイッチによれば、上記のすべてのタンクに対し、
この考案のスイッチですませることができるのである。
又賞球の放出とタンクに対する補給のタンミングを調
整することができるようになっている。
[考案の効果] この考案は前記のように構成され、スイッチ7のセン
サ8を、タンク4内に、タンク4内の球の通路9に、球
の流れを遮るように、かつセンサ8とタンク4の通口6
との間に、底壁1の余地23を持たしめて臨ませたことに
より、このスイッチ7が球切れ信号を発した際前記余地
23にはまだ球が残っている状態とすることができ、従っ
て入賞球に対し常に、直ちに賞球を放出させることがで
きる。又第10図に示す前記従来例に述べたようなセンサ
8の誤動作をなくすことができる。又タンク内のスイッ
チ47の位置を変化させることにより、タンク内の球の量
を変化させて適量にすることができ、入賞率の変化する
のを防止することができる。又この考案の装置は、タン
ク4に対し固定する場合、ネジ13を回動しても、前記従
来の固定装置と異り、ネジ13の螺進によりタンク4の側
壁2に圧接する四つの尖鋭な脚部14を有する固定部材15
を設けたことにより、スイッチ7にトルクを与えずにす
むため、スイッチが傾斜して固定されて、動作が不良と
なるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の実施例を示し、第1図はパ
チンコ機械における球切れスイッチを固定した球タンク
の平面図、第2図は同側面図、第3図は第1図に示す装
置のIII−III線矢視拡大断面図、第4図は第1図の部分
の拡大詳細図、第5図は第4図と異る状態の、第4図に
相当する図、第6図は従来の同種装置の断面図、第7図
は同第6図に示す装置の、第6図と異なる状態を示す
図、第8図は第6図と異る従来の同種装置の断面図、第
9図は同装置の平面図、第10図は同装置の作動不良の場
合を示す断面図である。 1……底壁 2……長手方向の側壁 3……巾方向の側壁 4……タンク 5……傾斜面 6……通口 7……スイッチ 8……センサ 9……通路 10……空間 11……ブラケット 12……螺孔 13……ネジ 14……脚部 15……固定部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板(1)、長手方向の側壁(2)、巾方
    向の側壁(3)から成るタンク(4)において、前記底
    壁(1)が長手方向において水平に対し傾斜面(5)を
    形成され、該底壁(1)において、前記傾斜面(5)の
    下部でかつ長手方向の端部に通口(6)が形成され、前
    記長手方向の側壁(2)の、長手方向の、端部を除く途
    中にスイッチ(7)が移動自在に固定され、該スイッチ
    (7)の開閉を、球の有無により司るセンサ(8)を、
    前記タンク(4)内の球の通路(9)に球の流れを遮る
    ように、かつ該センサ(8)と前記通口(6)との間
    に、タンク(4)における底壁(1)の余地(23)を持
    たしめて臨ませたことを特徴とするパチンコ機械におけ
    る球切れスイッチを固定した球タンク。
  2. 【請求項2】スイッチ(7)に設けられた、タンク
    (4)の長手方向の側壁(2)を収容する空間(10)を
    形成させたブラケット(11)、該ブラケット(11)に形
    成された螺孔(12)、該螺孔(12)に螺入されたネジ
    (13)、該ネジ(13)に遊嵌合された、凹状に屈曲さ
    れ、前記ネジ(13)の螺進により前記タンク(4)の側
    壁(2)に圧接する四つの尖鋭な脚部(14)を有する固
    定部材(15)から成る、パチンコ機械の球タンクにおけ
    る球切れスイッチの固定装置。
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JPS5611362Y2 (ja) * 1976-07-09 1981-03-14

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