JP2507054Y2 - 伝熱管挿入治具 - Google Patents

伝熱管挿入治具

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JP2507054Y2
JP2507054Y2 JP1991054622U JP5462291U JP2507054Y2 JP 2507054 Y2 JP2507054 Y2 JP 2507054Y2 JP 1991054622 U JP1991054622 U JP 1991054622U JP 5462291 U JP5462291 U JP 5462291U JP 2507054 Y2 JP2507054 Y2 JP 2507054Y2
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heat transfer
transfer tube
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JP1991054622U
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隆二 横山
英男 竹見
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日立ビル施設エンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱交換器の伝熱管を交
換する際、作業者が上記の伝熱管を引き寄せる方向に移
動させて該伝熱管を所定の位置に挿入するための治具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は熱交換器の1例を示す。シェル1
内に伝熱管2が収納されている。本例の伝熱管2はU字
形をなしていて、その両端はヘッダー4に連通固定され
ている。熱交管流体は矢印aのごとく供給され、多数の
U字形伝熱管2に分流してシェル1内で熱交換した後に
矢印bのごとく流出する。上記多数の伝熱管2は、その
位置を正確に規制するとともに異常振動や共振を防止す
るため支持板3で中間部を固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のような熱交換器
(図4)を製造する際は、専門工場で専用機を使用して
各構成部材が能率よく組立てられる。しかし製造後に伝
熱管2が腐食したりするとこの伝熱管2を新品と交換し
なければならず、その組み付けに多大の労力と時間とを
要する。製造の際は、予め支持板3に伝熱管2を挿通し
て仮組立した後、これらをシェル1内に収納することも
可能である。また、シェル1の側板を取付固定する前に
シェル内で支持板3と伝熱管とを配置して固定すること
もできる。ところが、修理や整備のために伝熱管2を交
換する際には、支持板3を取外したりシェル1を切断し
たりすることなく伝熱管2を組み付けなければならない
(少なくとも、シェル1の切断を最小限に留めなければ
ならない)。
【0004】そこで伝熱管2を交換のために組み付ける
には、矢印c方向に押し込む工法が用いられる。従来一
般に、一人の作業員がヘッダー4の側から細い長尺の棒
を差しこんで、その先端を伝熱管の中に入れて伝熱管を
誘導しながら、もう一人の作業員が該伝熱管を矢印c方
向に押しこむ。上記の細いとは、伝熱管の内径よりも若
干細い意である。また、本考案においての長尺とは、伝
熱管の長さ程度をいうものとする。このため、伝熱管の
交換組付は少なくとも二人の作業員を必要とし、かつ、
高度の熟練と多大の労力とを必要とする。
【0005】上記の作業を容易ならしめるため、矢印c
方向に押し込む代りに何らかの治具を用いて矢印c方向
に引っ張ることが考えられる。しかし、上述のように伝
熱管を引っ張ろうとしても未だ好適な治具が開発されて
いない。すなわち、通常のチャック器具を用いて伝熱管
の外周を把持すると、支持板3の孔を通過できない。上
記支持板の孔は伝熱管の外径とほぼ等しいので、伝熱管
の外径よりも大きくない治具でないと使用できない。
【0006】一つの考え方としては伝熱管の中にワイヤ
ロープを通して引っ張ることも出来るが、ワイヤロープ
のように自在に屈曲する部材を支持板3の孔に挿通する
ことは容易でない。そこで、伝熱管挿入用の治具は長尺
であって適宜の剛性を有していることが必要となる。さ
らに、シェル1の外側から操作して自由に着脱すること
を要するのは言うまでも無い。
【0007】本考案は上述の事情に鑑みて為されたもの
で、伝熱管の外径よりも細い長尺の、適当な剛性を有す
る治具であって、しかも着脱が容易な伝熱管挿入治具を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの具体的な構成として本考案の伝熱管挿入治具は、伝
熱管の中に挿入し得る形状,寸法の頭部を有し、該伝熱
管とほぼ同じ長さを有する長尺のボルトと、上記のボル
トの杆状部に外嵌された、ゴム弾性を有し平滑な外周面
を有する筒状の拡張部材と、上記のボルトの杆状部に外
嵌されて、該ボルトの頭部と拡張部材との間に介装され
て、小径側を拡張部材に向けた円錐面状の外径を有する
テーパ筒と、前記のボルトに螺合された締込ナットおよ
びダブルナットと、前記の拡張部材と上記のナット部材
との間に介装されている管状のスペーサとを具備してお
り、前記のナット部材を締め込むと前記のゴム弾性を有
する拡張部材が軸心方向に圧縮されて半径方向に膨張
し、伝熱管の内面に面接触して圧着し、前記長尺のボル
トに与えられる引張力を摩擦によって上記伝熱管に伝動
する構造であることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、前記のナット部材を締め
込むと、該ナット部材がスペーサを介して拡張部材をテ
ーパ筒に向けて押圧する。該拡張部材はゴム弾性を有し
ているので、テーパ筒の圧入を受けると半径方向に膨張
する(太さが増大する)。このため、膨張した拡張部材
が伝熱管の内面に面接触し、摩擦力によって軸心方向の
摺動を阻止するので、該伝熱管の内面に圧痕を残すこと
なく前記長尺のボルトに与えられた引張力を伝熱管に伝
動することができる
【0010】
【実施例】図1は本考案に係る伝熱管挿入治具を示す縦
断面図であって、(A)は伝熱管に装着前の状態を示
し、(B)は伝熱管2に装着した状態を示している。5
は長尺のボルトで、その頭部5aは伝熱管の内径よりも
若干小さい外径の円形をなしており、該長尺のボルト5
の長さは上記伝熱管2の長さ(図4参照)とほぼ同じに
設定されている。6は合成ゴム製の円筒状の拡張部材
で、ボルト5の杆状部に挿通されている。11はテーパ
筒であって、円錐面状の外周面と円柱面状の内周面とを
有し、外周面の大径は、伝熱管2の内径よりも若干小さ
い。上記のテーパ筒11は、その小径側を拡張部材6に
向け、大径側をボルト頭部5aに向けて、長尺のボルト
5の杆状部に摺動自在に嵌合されている。
【0011】上記の拡張部材6は、伝熱管に装着する以
前の状態(A図)において、その外径Dを伝熱管2の内
径dよりも若干小さく設定する。上記の拡張部材6に接
しせしめて座金7,スペーサ8,座金9を順次に前記長
尺のボルト5に嵌め合わせ、該長尺のボルト5のオネジ
5bにナット10aを螺着する。10b,10cはダブ
ルナットである。
【0012】図1(A)に示した実施例の拡張部材6を
伝熱管2の開口端に挿入してナット10aを締め込む
と、同図(B)に示したように拡張部材6がテーパ筒1
1の圧入を受けて、その外周面が膨らんで伝熱管2の内
周面に面接触して圧着せしめられる。
【0013】拡張部材6を構成している合成ゴムは鉄鋼
材料に対する摩擦係数が大きいので矢印F方向の大きい
引張力を支持することができる。その上、上記拡張部材
6の外周面が平滑であるから伝熱管2の内面に圧着せし
められても該伝熱管の内面に圧痕を残す虞れが無い。
【0014】また、ナット10bを弛めると拡張部材6
は弾性的に復元して図1(A)の状態となり、伝熱管2
から容易に抜き出すことができる。
【0015】本実施例で設けた座金7は省略することも
可能である。しかし、この座金7をスペーサ8と拡張部
材6との間に介装しておくと、スペーサ8を比較的薄肉
に構成しても拡張部材6に対して大きい接触面が得られ
るので好都合である。上記の座金7をスペーサ8に対し
て溶接すると、該座金7はフランジとなる。このように
構成しておくと、構成部品点数が減少して取り扱い易い
上に、スペーサ8をいっそう薄形にしても端面が変形し
たりしないので好都合である。
【0016】また、前記の座金9も省略し得る構成部材
であるが、この座金9を用いるとスペーサ8を薄形に構
成してもその端面を損耗せしめるおそれが無くなって好
都合である。また、この座金9をバネ座金によって構成
すると、ナット10aの締付力が使用中に自然に弛むお
それが無いので好都合である。
【0017】また、図1に示した構成部材の組立品を複
数組用意しておくと、U字状伝熱管の両端にそれぞれ装
着して引っ張ることができるので好都合である。(図4
参照)本実施例の長尺のボルト5は伝熱管2とほぼ同じ
長さを有しているので、該長尺のボルト5をシェル1に
挿通して、該シェル1の外に位置する作業者が伝熱管を
引き寄せる方向に移動させ、該シェル内に引き入れて挿
入することができる。
【0018】図示の12は細いテープ状のテフロン製の
減摩材で、拡張部材6の内周面に、軸心と平行に貼着し
てある。これによりテーパ筒11が拡張部材6内へスム
ースに圧入される。
【0019】図2は前記と異なる実施例を示す。この実
施例を前記実施例(図1)に比較すると、図1のテーパ
筒11を長尺のボルト5と一体に連設して、皿頭ボルト
状のテーパ部5cを構成してある。さらに、図2の実施
例のテーパ部5cには、テフロンよりなる減摩コーティ
ング12′を設けてある。このように構成すると拡張部
材6の内周面の減摩材12を省略し得るが、上記減摩材
12と併用しても良い。図2の実施例は図1の実施例に
比して構成部品点数が少なくて取扱いが容易である。
【0020】図3はさらに異なる実施例を示す。(A)
は前記実施例における図1(A)に対応する装着前の断
面図であり、図3(B)は図1(B)に対応する装着状
態の断面図である。図3の実施例を図1に比較すると、
図3の拡張部材13は図3(A)に示すように内周面が
テーパになっている。このため図3(B)のようにテー
パ筒11を圧入すると該拡張部材13の外周面が円柱面
に近い形を保ちつつ膨張し、比較的長い区間Lが一様な
圧力で密着する。
【0021】
【考案の効果】本考案の伝熱管挿入治具はボルトおよび
スペーサを備えた長尺の、しかも適宜の剛性を有する治
具であって、かつ、伝熱管の外径よりも細いので支持板
の孔に挿通することが容易であり、その上、伝熱管に対
して迅速,容易に着脱することができる。これにより、
伝熱管を交換するための挿入作業を一人で行い得る。
の上、本考案の治具が伝熱管に圧着される部分はゴム弾
性を有する部材の平滑な面であるから、該伝熱管に圧痕
を残す虞れが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る伝熱管挿入治具の1実施例を示す
断面図であって、(A)は伝熱管を装着する前の状態を
描き、(B)は伝熱管に装着した状態を描いてある。
【図2】上記と異なる実施例の断面図である。
【図3】前記とさらに異なる実施例の断面図を示し、
(A)は装着前の状態を描き、(B)は装着した状態を
描いてある。
【図4】熱交換器の1例を示す、部分破断斜視図であ
る。
【符号の説明】
5…長尺のボルト、5a…頭部、5b…オネジ、6…拡
張部材、7…座金(フランジ)、8…スペーサ、9…座
金、10a…締込ナット、10b,10c…ダブルナッ
ト、11…テーパ筒、12,12′…減摩材、13…拡
張部材。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱管(2)の一端に挿入され、該伝熱
    管の内面に密着して固着される伝熱管挿入作業用の治具
    であって、上記 伝熱管の中に挿入し得る形状,寸法の頭部(5a)
    を有し、該伝熱管とほぼ同じ長さを有する長尺のボルト
    (5)と、 上記長尺のボルトの杆状部に外嵌された、ゴム弾性を有
    し平滑な外周面を有する筒状の拡張部材(6)と、前記長尺 のボルトの杆状部に外嵌され長尺のボルト
    の頭部と拡張部材との間に介装されて、小径側を拡張部
    材に向けた円錐面状の外を有するテーパ筒(11)
    と、 前記長尺のボルトに螺合された締込ナット(10a)お
    よびダブルナット(10b,10c)と、 前記の拡張部材と上記の締付ナットとの間に介装され
    、前記長尺のボルトの杆状部に外嵌されている管状の
    スペーサ(8)とを具備しており、 前記の締込ナットを締め込むと前記のゴム弾性を有し平
    滑な外周面を有する筒状の拡張部材(6)の中に前記の
    テーパ筒(11)が圧入されて、該拡張部材が半径方向
    に膨脹し、伝熱管(2)の内面に面接触して圧着し、前
    記長尺のボルトに与えられる引張力を摩擦によって上記
    伝熱管に伝動する構造であることを特徴とする伝熱管挿
    入治具。
  2. 【請求項2】前記筒状の拡張部材は、円柱面状の外周面
    と円錐面状の内周面とを有するものであることを特徴と
    する、請求項1に記載の伝熱管挿入治具。
  3. 【請求項3】 前記の拡張部材,スペーサ,締込ナッ
    ト,およびダブルナットを備える長尺のボルトは少なく
    とも2本設けられていて、それぞれU字状の伝熱管の両
    端の開口部に装着されるようになっていることを特徴と
    する、請求項1に記載の伝熱管挿入治具。
  4. 【請求項4】 前記のテーパ筒は前記長尺のボルトと一
    体に連設されて、該長尺のボルトが皿頭ボルト状をなし
    ていることを特徴とする、請求項1に記載の伝熱管挿入
    治具。
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JP2016161236A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 三菱日立パワーシステムズ株式会社 伝熱管の応急処置具及び伝熱管の応急処置方法

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